<無料占い> 息子の部活について。 ラピスさんより。

 
 
 今回は、ラピスさん(女性・40代)からのご相談です。「高校生の息子が最近元気が無いので、心配です。どうやら部活でうまくいっていないようです。希望のポジションになれなくて力を発揮できず、モチベーションが上がらないようです。これも実力なのですが、最近は試合で交代させられる事もあり、落ち込んでいるのが伝わります。昨年あたりはむしろ有望な活躍をしていたので安心していたのです。愚かな親心ですが、この局面を切り抜けていくにはどうしたら良いか、アドバイスをしてあげたいので、鑑定をお願いします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「革之升」(革、升へゆく)です。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 次に、「升(地風升)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「升」は「のぼる」と訓読みします。運気上昇の気配です。
 
 地面の下から木(巽は風だけでなく木も象徴します)が生えてくる、のぼってくる、そういうかたちです。
 
占いの言葉は、
 
大いに伸び栄える。
優れたリーダーにしたがってゆけ。
案ずることはない。喜びが訪れるだろう。
南に行くと、吉。
 
というものです。
 
  易では、運気上昇に関する卦は三つあります。「晋」・「漸」・「升」です。
 「晋」は、一気に上昇するけれど、そのぶん安定感に欠けます。
 「漸」は、着実に上昇しますが、勢いが強いわけではありません。
 「升」は、その中間、一番バランスよく運気が上昇する卦です。
 
 この卦は、他者の支え、引き上げがあって運気が上昇する、という運勢です。しかしその前提として、自らの内側に強い意志を持っている必要があります。植物で言えば、地面から芽を出そうとしなければ、世話をする人も水のあげようがないわけです。
 全体的には、最初はやや苦労が多い・進展が見えにくいけれども、ある段階から着実に運気が伸びる、そういう運気です。
 仕事運について言えば、「地面から植物が芽を出す、埋もれていたものが明るいところへ出てくる」というイメージから、新しい計画に着手するには吉と見ます。あるいは、いま現在そのような計画をしているところだ、という状態にあることが多いとされます。
 恋愛・結婚運については、大吉と言われています。女性について占った場合、昔であれば、「玉の輿」と言われるような運気です。ただ、現在の、恋愛結婚中心の結婚観では、そこはやや割り引いて考える必要があると思います。
 何か迷うようなことがある、という局面では、上記の、「南に行くと、吉。」(原文では、「南征吉」)という言葉が重要になってきます。南の方へ行くこと、火や暖かいものに関連すること、明るくて華やかなこと、そういう方向で選択するのが良いと思われます。
 
 
 
 以上のような「革」「升」の卦を踏まえて、ラピスさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで考えてもほぼ同じ解釈になるかと感じられました。説明の都合上、変化の関係としています。
 
 
 
 結論です。
 
 「発想の転換」がお勧めになりそうです。
 息子さんは、指導者から見た場合に「ポジションを変えさせてでも、使いたい選手」とも言えるのではないでしょうか。「有望な選手が、2人いる。両方使いたい。だから、ポジションを変えても対応できるほう(息子さん)に、変わってもらった。」という事情があるということではないかと。「柔軟(器用)で、使い勝手が良い選手」として、評価されているということだと思うのです。
 あるいは、指導者からすると、「去年は希望のポジションをさせてみたが、彼には今年のポジションの方が適性がありそうだ」と見えているのかもしれません。踏ん張りどころということになりますよね。
 落ち込む気持ちはあるかもしれませんが、違うポジションでも、レギュラーなのです。実力もあれば、見捨てられているわけでもありません。そのポジションで結果を出すことができれば、ますます信用が高まります。信用があれば、何かあった時に、元のポジションに復帰できる可能性も高まります。
 将来的に、上のカテゴリでそのスポーツを続ける場合にも、複数ポジションをこなせる選手のほうが、いろいろと可能性が広がるはずです。このポジション変更は、実は大きなチャンスとも捉えることができます。また、そうすべき時なのだと思います。
 まずは、腐らず、努力する姿勢をアピールすることが大切になりそうです。壁を乗り越えれば、一気に良い状態に入ると考えられますので。
 なお、もうひとつの可能性として。「根本的に発想を転換すれば、上向く」という卦を、「部活をやめ、将来のことを考えて行くべき時期だ」と解釈することも、できます。どうしても納得が行かないならば、そのような選択もあると、申し上げます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「革、升へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 考え方を、大きく変えるべきかと見立てました。
 「ポジション落ちした」のではなく、「新しいポジションで、レギュラーとして評価されている」と考えるべきだと思うのです。
 上でも申し上げましたが、「ポジションを変えさせてでも、使いたい選手」であることは、間違いないところなのですから。
 
 現状は、「信用を失っている」「見捨てられている」状態ではありません。堂々たる、レギュラーなのですから。
 ポジションを変わっても、レギュラー。そうそう誰にでもできることではないと思います。信用されているからこそ、ですよね。それだけではなくて、「ここからさらに、信用を高めていける」時期のはずです。
 慣れないポジションでも、頑張っている。その姿勢だけでも、ひとつのアピールポイントになります。
 頑張って、上達して、結果を出せれば、「実力的にも、チームの精神的な柱としても、絶対に欠かせない選手」になれると思うのです。 
 
 これは、チャンスです。落ち込んでいる場合ではありません。
 指導者のおかげで、2つ目のポジションを、試合の場で経験できているのですから。普通の選手は、ひとつこなすだけでも、精一杯です。2つ目をレギュラーとして経験できる選手など、滅多にいないと思います。
 ここで定着できれば、選手としての「幅」が広がります。
 前向きな気持ちになれれば、上達の度合いも大きく変わってきます。すぐに適応できるはずです。
 何よりも、「発想の転換」・「気持ちの切り替え」・「前向きに、そのポジションに取り組んでいく」という発想が、お勧めになるのではないかと見立てます。
 
 
 このような「革」が、やがて「升」へと変化していくと感じられます。
 「升」は、勢いが強すぎもせず弱すぎもせず、バランスよく上昇してゆくという運勢を象徴しています。最高に良い運気の一つと言えます。
 また、「升」は上が「地」で下が「木」(「風」は、「木」も象徴します)というかたちをしています。植物が土の中にあって、やがて芽を出し成長してゆくイメージです。「ひとの助けが得られる」という運気ですが、その助けを得るためには、まずきっかけとして、植物自身が芽を出していかなければなりません。最初は自分の側から努力をしなければならない、ということです。
 
 「壁を突破できれば、すいすいと伸びていく」という盛運です。
 「始めのきっかけは、自分の努力でつかまなくてはいけない」という運勢でもあります。
 いまが、頑張りどころなのだと見立てました。
 必要なのはただひとつ、前向きになることかと。
 ポジション変更があってもレギュラーを張れる実力があるのですから、前向きになりさえすれば、きっと適応できるものと見立てました。
 
 
 なお、最後に。「それでもやる気になれないならば、あるいは、指導者が無茶振りをしているならば」。
 「発想の大転換」(「革」)も、ありかと見立てます。
 「部活をやめ、将来のことを別途考えていく」ということも、決して悪い選択肢ではありませんよね。前向きに取り組む限り、それは、逃げでも何でもありません。
 そういう解釈もありうるということを、申し添えます。
 
 
 

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