<無料占い> 出会い。 さちさんより。

 
 
 今回は、さちさんからの、「8月の末に、都内のサークルに行こうと思っています。そこで理想の人と出会えるか、知りたいです。親しくなったりできるでしょうか?」とのご相談です。
 
 
 得られた卦は、「同人之賁(同人、賁へゆく)」です。
 
 
 まずは「同人(天火同人)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「同人」は、「同人誌」の語源となった卦です。同士を広く求めて実行すればうまくいく、という運勢です。
 
 「同人(天火同人)」は、常に高い所にある天と、常に高みを目指そうとする火を組合わせたかたちであり、両者は親しい関係にあると考えられています。
 それを表すものとして、「同人は親しむなり」という言葉が示されています。
 
「同人」の占いの言葉は、
 
 広く同士を集める。
 そうしてたくましい実行力を持てば、難事業でも成功する。  
 知性(火)と実行力(天)が合わさっているのだ。
 
というものです。
 
 「同人」の卦は、ほかの人と一緒に行動すること。心を一つにすること。心を一つにするからには、その目標は不正であってはならないこと。そして、「実行する」こと。等がポイントとされる運勢です。
 いかにも他の人と仲良くやっていそうな運勢ですが、卦の内部を見ると、実は人間関係がうまくいっていない、という運気が見て取れる運気です。それだからこそ、逆に、協力することの重要性を説いた運勢であるということもできるのです。
 
 
 
 次に、「賁(山火賁)」の卦を検討します。「ひ」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「賁」は、「かざり」「装飾」という意味です。なんの飾り気もないと、やや殺伐としてしまいますが、中身がないのに装飾だけするのは、「虚飾」になってしまいます。適度な装飾・うるおいを心がけましょうという運気です。
 
 「賁(山火賁)」は、山の下に太陽があるかたちです。このかたちについて、「刑罰のような重大事はすべきではない。日常の事務に励もう」という言葉があります。
 
 「賁」の占いの言葉は、
 
 積極的に進めば、小さな吉がある。
 天文の運行に従って時代の変化を察知し、文化を築くべきだ。
 
 というものです。
 
 「賁」は、「噬嗑」の次に配置された卦であり、また、両者はそのかたちも似ています。最上図をご参照いただきたいのですが、この卦は上下のあご(実線)の中に歯(破線)があり、その真ん中にものが挟まっている(実線)というかたちをしています。上の歯に物が挟まっているのが「噬嗑」、下の歯に物が挟まっているのが「賁」です。
 いずれも、歯に物が挟まったような悩み事がある、という運気ですが、「噬嗑」は思い切り噛み砕く方向に考えるのが良いのに対して、「賁」は無理せず、穏やかに対処する方向に考えるのが良いとされています。
 ですから、大きな事業の決断は避けた方が良いのですが、日常の事務に関しては、「小さな吉」なのです。
 また、「賁」は山(門)の内側に火(文明・知性)を宿しているというかたちです。ですから、内々の問題に関しては明晰に判断ができるという運気でもあります。
 恋愛・結婚運としてはあまり良くありません。相手側に、何か隠された事情があるようなケースが多いとされます。
 
 
 
 以上のような「同人」「賁」を踏まえて、さちさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容から、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「その場で決まる」というよりは、「その場で出会った人との関係性が、その後に育っていく」的なイメージかと、感じられました。
 あまり悠長なことを言ってはいられないサークルなのかもしれませんが、「押し過ぎ」や、「『この人しかいない!』と決め打ちしすぎてしまう」ような発想とは、相容れない性格のある卦です。
 「広くバランスよく連絡先をゲットして、その後につなげていく」のが良さそうだと見立てます。
 「理想の人」とまで言えるかは分かりませんが……、その中に「可能性がある」とは感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「同人、賁へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「同人」は、まさに「同人活動」「同人誌」のイメージです。「同じ志を持った人が何人も集まって、みんなで協力して一つの方向に進んでいく」というイメージの運気です。「二人の協力関係」である「比」とは異なります。周囲のみんなを巻き込むように活動するのに向いた運気です。
 内部に対立をはらんでいるという性質を持つこともありますが、「協力して前へ進む」という運気ですので、人間関係に関しては、一般的に吉であると言えます。 
 また、「同人」と言いますと、「内向き、仲間内」的なイメージを想像されるかもしれませんが、実際には少しニュアンスが異なります。
 「地縁・血縁といったムラ社会的な繋がりで固まらずに、外に仲間を探しに行こう」というのが、「同人」の本質です。
 
 「同人」は、「一対一の恋人関係」よりは、「グループ交際」的な発想に向いた運勢です。
 また、「固めすぎてしまう」よりは、「広く捜し求める」のに向いた運勢でもあります。
 
 したがいまして、その場で、「『この人しかいない!』と決め打ちしてしまう」よりは、全体をある程度見て、「まずは数人と友達になっておく、連絡先をゲットする」的な方向で動くのが良いかと見立てました。
 「第一印象でパッとしなかった人が、話してみると案外相性が良かった」的なことがありうる運勢かと見立てます。
 「理想の人」とまで言えるかは分かりませんが、「相性の良い人」を見つけることのできる可能性は、十分にあると感じられます。
 
 
 このような「同人」に内包されているサブの運気が「賁」です。
 「賁」も意識しておくと良さそうだ、というイメージです。
 
 「賁」は、「かざり」という意味を持ちます。「内実」と「装飾」のバランスが重要である、とされる運気です。
 「賁」は、「日常の事務については小さな吉」と言われています。日々の生活、特に家庭に関する運気については良好とされます。
 何かどうもしっくり来ないような問題がある時には、無理せずに穏やかに対処することがお勧めとされています。「一つの結論を決めてそちらに全力を傾ける」のではなく、「なあなあ」にしておくのに向いた運気ということができます。
 
 「バランスが大切」という運勢を象徴する卦です。
 「押し過ぎ」はお勧めできないかもしれません。同時に、「引っ込み思案になりすぎる」ことも、お勧めできないのですが。
 その意味でも、「ここで決め切る!」と力むよりは、気楽に話しかけていって、まずは連絡先をゲットし、「その後に続くきっかけを作っていく」ぐらいの意識で臨むほうが、「間違いが無い」かなと感じられました。
 
 「押し過ぎず、緊張して引っ込むようなことにもならず」、「絞り過ぎず、かといって手を広げ過ぎず」。そうして選んだ数人の中に、「相性が良い」人がいる。
 そのようなイメージかと、見立てます。
 
 
 

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