<無料占い> 仕事。 みかんさんより。

  

 
 
 今回は、みかんさん(女性・50代)からのご相談です。「前回相談しました立ち退きの件に関しては、満足行く形で無事に解決できました。このたびは、息子と私の仕事についてお願いいたします。息子は最近、製造会社の契約期間社員として働いています。時給が良く、各種手当ても得られるので、奨学金の一括返済をすると言っています。でも、『将来はやりたいことがあるので、この会社は三年』と決めています。しっかりとした考え方に我が息子ながら感心してはいるのですが、仕事はハードですし、持病がたまに出たりするので、耐えられるのかが心配です。私については、担当している主任の仕事もできてきたように思いますが、最近批判が耳に入ってくることがありました。万人に良く思われようとはさらさら思いませんが、今後まとめていけるのか、不安になります。今の仕事をしながら、将来の仕事を進めて行くための段取りもしています。私の居場所、仕事。このまま試行錯誤しながら頑張れるでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 息子さんのお仕事について。
 得られた卦は、「臨(地沢臨)」です。最上図、左側をご参照ください。
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 みかんさんのお仕事について。
 得られた卦は、「既済(水火既済)」です。「きせい」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「既済(水火既済)」は、「すでになる」と訓読みします。万事が完成した状態を表しています。
 
 「既済(水火既済)」は、火の上に水があり、燃え盛る火を水で消し終わったことを示すかたちです。「立派な人間は、災厄の予防に努める」という言葉が示されています。
 
 「既済」の卦の占いの言葉は、
 
 少しだけ伸び栄える。
 運勢の完成型であり、現状を維持すれば順調である。
 初めは吉であるが、やがて混乱に転ずるだろう。
 
 というものです。
 
 「既済」の卦は、六本の爻(横線)が、全て理想的な形に配置されている卦です。
 そのため、運勢の完成型であり、万事が完成した状態であるために、「すでになる」=「既済」なのです。この卦は、「泰」とならび、運勢が最高の状態にあることを示しています。
 しかし、『易経』は変化の書。
 今が最高ということは、後の伸びしろが望めないばかりか、むしろこれから運気が悪くなりかねないことを示しています。
 それが、「少しだけ伸び栄える」であり、「現状維持が吉」であり、「混乱のおそれ」であり、「災厄の予防」である、という占いの言葉に表れているのです。
 ですから、この卦が出た時は、「現状維持」・「新規事業には手をつけない」・「油断大敵」の3つを心がけるのがよいとされています。
 恋愛・結婚運も悪くありませんが、長続きさせるためには十分な注意が必要と考えられる運気です。
 
 
 
 以上のような「臨」「既済」の卦を踏まえて、みかんさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 
 
 結論です。
 
 息子さんのお仕事については、「自分が思うとおりに回せていける。ただし、引き際の見極めが大切になりそうだ。」というイメージかと見立てました。
 みかんさんのお仕事については、「現状維持が大切になりそう。好調といえる時期なので、少し傾いたり調子が悪かったりということがあっても、慌てて急な行動をすることは避けるほうが良さそうだ。」というイメージかと、見立てます。
 
 
 
 
 息子さんのお仕事について。 
 得られた卦は、「臨」です。
 
 「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「自分の思ったとおりに、計画通りに、事が進められそうだ」というイメージです。
 しばらくの間、大きな心配は必要ないかと感じられます。
 
 ただ、「臨」の卦には注意点があります。「陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。」という、占いの言葉です。
 この言葉は(、場合によっては実際の「8月~10月」を意味することもありますが)、「『真夏のような力強さ、若さに任せた勢い』で回せて行けるのだけれど、その勢いにはいつか必ず『かげり』が出るものであるから、『衰え』的なものを感じたら、そこで引くべきだ」という考え方を示すものです。
 お話によりますと、息子さんは、「三年」と決めていらっしゃるとのこと。「勢いが続く間だけ続ける、勢いが衰える前にやめる」という、そのご判断も含めて、「吉」かと見立てます。
 
 注意されるべき点は、2つありそうです。
 第一に、「やっぱり、もう一年やろうかな。」という判断を下す場合には、慎重に考える方が良いのではないかと。「三年やって、目標も達成できた。でも、もう少し余裕が欲しいかな。」という判断を下されるのは、それはもちろん決して悪いことではないと思います。ただ、目標達成で一息ついた、そのエアポケットには警戒するほうが良さそうです。
 第二に、「二年半、頑張った。あと半年、あと半年なんだ。だけど最近、しんどくて……」というようなケースも、要注意です。「臨」の「八月」、「勢いの衰え」とは、まさにこのようなイメージで語られる言葉ですので。
 「疲れが出ている、ヒヤリ・ハットがあった……」というお話が息子さんから出た場合には、特に気をつけてさしあげてください。
 「続けるのが厳しい、迷う。」という場合には、無理は禁物かと。「半年休んで、再開する。三年のつもりが、休暇をはさんで四年、五年になった」としても、全く問題はないと見立てます。「自分の判断で、まわしていける」のが「臨」ですので。奨学金の返済も、「絶対に、すぐに、一括で」と、決め付けすぎない方が良いかと。「臨」は、「臨機応変」ですので。
 
 基本的には、旺盛な運気です。
 「吉であるからこそ、引き際だけにご注意を。」と、そのように見立てます。
 
 
 
 みかんさんのお仕事について。
 得られた卦は、「既済」です。
 
 「既済」は、「運勢の完成型」を示します。非常に良い状態ですが、易では「運勢は変化する」と考えていきますので、「いまが完成型」ということは、「今後は伸びしろがない」、「むしろ傾いていきがちだ」という意味合いも持ちます。慎重になる必要があります。
 
 上のように申し上げると、なにやら不吉にも聞こえますが、「既済」は、非常に良い運勢です。良すぎるからこそ、「その維持にはご注意を」というイメージになるとお考えください。
 
 全体的な方向性としては、しばらくの間、「現状維持」がお勧めになるのではないかと見立てました。
 お仕事もうまく行きそうですし、よほどのことがない限り、転職は考えない方が良いのではないかな、というイメージです。
 次のお仕事に向けた準備も、「現状の方針で」進めるのが良いのではないかと。
 
 「急激な大改革」はあまりお勧めできません。
 「既済」の場合、「少し傾いた」というのは、たとえば「100%が90%になった」的なイメージです。ここで、「減ったのが気に食わない!完璧じゃないから気分が悪い!いままで通りじゃなきゃ嫌だ!」と、暴れてもがきまくると、おかしなことになってしまいかねないので、「90%をキープする」、あるいはむしろ、「60%にならないようにする」ような、穏やかな対処をすべきケースとされます。
 「万人に良く思われようとはさらさら思いません」という、みかんさんの姿勢は、「吉」かと感じられます。
 「一人が不平を言っているからといって、その一人のご機嫌を取るために、全体の調和を崩す」ような方向性の方が、危ういかと見立てます。
 
 基本的には、非常に良い状態かと感じられます。
 「しばらくは、現状維持」がお勧めになるかと見立てます。
 
 
 

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