<無料占い> 主人と離婚した方がよいのか。 ゆっきーさんより。

 
 
 今回は、ゆっきーさん(女性・30代)からのご相談です。「自宅兼事務所で、自営業を主人と営んでおります。子供がひとりいます。主人の実家の仕事を引き継いだのですが、それ以来ケンカが絶えません。とにかく主人が保守的で、電話などは転送機能を利用しているのに、私が家の外に出ることを事のほか嫌がります。フリーランスで在宅の仕事を始めたのですが、それに対しても、本業に支障が出るのではないかと懐疑的です。2ヶ月に一度のミーティングで外に出ることさえ、難しい状況です。事務所の仕事にしても家事にしても完璧を要求され、これが30年以上も続くのかと考えると、途方も無い気持ちになります。離婚した方が良いか考えてしまいますし、知りたいです。子供には学校を転向させたくありませんし、私が仕事につけるかも心配ではあります。アドバイスがいただければ、よろしくお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「中孚之大有」(中孚、大有へゆく)です。
 
 
 まずは「中孚(風沢中孚)」の卦を検討します。「ちゅうふ」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「孚」という字は、「まこと」と訓読みします。これは、「信」つまり誠実を意味します。
 
 「中孚(風沢中孚)」は、上にある風が吹きわたり、下にある湖の水を動かす、そのようなかたちをしています。上の者が誠意をもって自ら動き、下の者もそれに感動し、喜んで従う、というかたちです。「恩情をほどこすべきだ」という言葉が示されています。
 
 「中孚」の占いの言葉は、
 中にある二つの陰爻(二本の破線)が、内にある虚心を示す。
 その外側の二本は誠意の充実を表している。
 誠意をもって導くなら、皆喜んで従うであろう。
 誠意をもって行動すれば、(大きな川をわたるような)大事業であっても成功するであろう。
 というものです。
 
 また、この卦は、上下の口が接するような形、たがいに親しむ形をしています。
 そのため、誠実に話し合いをするようなこと、共同で仕事をすること、誠意をもって親友としてつきあうこと、には吉であると言えます。
 仕事運についても同様です。人の和を心がけつつ、誠実に仕事をすれば吉、とされます。
 誠実さが重要である、という運気ですから、失敗した場合、あるいは自らの側に欠点や何らかの非がある場合には、隠さず正直に言うほうが良いという運気でもあります。
 恋愛運については、誠実さ・たがいに親しむと言った意味合いから、良い運気と言えないこともないのですが、「中孚」は、口を接する形であることから、いわば情熱的なキスのようなイメージとしてとらえられることがあります。そのため、むしろ「情熱の行き過ぎに注意」という警告的な意味合いが強くなります。古くは、駆け落ちや情死の危険あり、と言われた卦でもあります。
 
 
 
 次に、「大有(火天大有)」の卦を検討します。「たいゆう」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「大有」は、「大いにたもつ」と訓読みします。
 すべてを包容する、盛運です。また、裕福・円満などを象徴する卦でもあります。
 
 この卦は、天の上に陽があるかたちを象徴しています。
 太陽が中天にあって万物を照らすように、運気が旺盛だということを示しています。
 もっとも、運気が旺盛だからこそ、内包されるつまづき(夬)には注意しなければならない、と言われています。
 
 「大有」の占いの言葉は、
 
 柔軟で穏健なリーダー(五本目の陰)を、上下の積極的な人々(五本ある陽)が支えている。
 剛健(天)で、知性(火)がある。天の時を読み間違えない。
 大いに伸び栄えるであろう。
 
 というものです。
 
 この卦が出た時は、非常に運気がよい時期であることを示します。
 天と火の組み合わせは、もう一つ、「同人」があり、これは「人の和」を示すのですが、「大有」は、太陽が昇っているという時間のめぐりあわせ、つまり「天の時」が良い時期に当たっていることを示しています。時勢のおかげでよい時期に当たっているので、時勢の衰えにも注意しなければならない、そういう状態でもあります。
 また、時勢という勢いに乗った状態なのですから、ある意味で「勢いに流される」のが良い時期です。無駄に意地を張ってはいけません。
 結婚運としては、あまり良くありません。「女性に気が多い」と解釈される運気です。現代的に、かつ女性の側から見るならば、「浮気はしないように、また疑われないように」というイメージです。さらに、「調子に乗って痛い目にあう」ことにだけは注意すべき、という運気ですから、ラブラブな様子をあまり他人に見せつけて反感を買うようなことがないようにご注意ください。
 結婚・恋愛運としてはあまり良くないものの、「大有」そのものの運勢が非常に良いものですから、結論としては悪くない運気とみることができます。
 
 
 
 以上のような「中孚」「大有」の卦を踏まえて、ゆっきーさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「本気の強気で、もう一度話し合いをされてみる」のはいかがでしょう。
 強い怒りを真剣に態度に現せば、理解してもらえるのではないかと感じられました。
 大きな決断は、「それでも全く改まらない」場合に検討されてみてはいかがかと、感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「中孚、大有へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「中孚」」は、「誠実」を象徴します。虚心坦懐、こころからの誠意をもって人と接するのに向いた運気です。したがって、人間関係一般について、非常に良い運勢ということができます。
 特に、誠意を持って「話し合う」ことについては大吉とされます。
 注意すべき点も、その裏返しと言うべきものになります。
 行き過ぎた真心や情熱です。たとえば恋愛であるならば、二人だけ、あるいは自分だけの世界に入りこんでしまい、周囲との調和がとれなくなって破綻するような危険は避けなければいけません。
 
 「本気で話し合う」ことがお勧めになりそうだと感じました。
 きっとお気持ちが通ずるのではないかと見立てます。
 
 「これまでも本気だった。本気だから、ケンカにもなったのだ。」と思われるかもしれません。もちろん、「そうなのだろう」と、私も拝察いたします。
 ただ、今回は、「本気も本気、強気になっての話し合い」が良いのではないかと感じられたのです。
 その理由が、サブの運気である「大有」の持つイメージにあります。
 
 「大有」は、太陽が天の上に燦然と輝いている様子を示すものであり、非常に良い運勢です。
 いわゆる「天の時に当たる」、「ツイている」であるとか、「風が自分向きに吹いている」であるとか、そういうイメージです。まさに天運の良さが現れている卦であるとお考えください。
 
 「大有」は、盛運です。幸先の良さを感じさせる卦です。
 が、今回はそれ以上に、「大有」の持つ「一陰五陽」という特徴がポイントになるのではないかと見立てます。
 最上図をご参照ください。右側の図である「大有」は、「実線(陽)が5本に破線(陰)が1本」というかたちをしています。
 これを「一陰五陽」と言い、「力強い女性」を象徴します。……が、「力強い」という表現は、やや言葉を飾っているところがあります。「猛々しい」であるとか「手に負えない」というレベルの、強いイメージです。
 
 したがいまして、「大有」がサブで「中孚」がメインである今回については、以下のような方針がお勧めになるのではないかと見立てました。
 「激怒の態度を真剣に示した上で、本気の話し合いをする。そうすれば、『大有』と『中孚』の持つ良さが出て、きっと理解してもらえるのではないだろうか。」というイメージです。
 
 
 少し話がズレてしまうかもしれませんが……。ピアノの先生の話を聞いたことがあります。
 自営業のご主人とお子さんがいて、彼女は自宅と外部の教室で、生徒さんを教えているそうです。
 日によっては、外部のレッスンや先生どうしのミーティングのために、帰りが遅くなることがあるとのこと。それでご主人が不機嫌になること度々。
 彼女も、「申し訳ないな」と思うところは、あったそうです。が、仕事への無理解が続いたので、大激怒(「ピアノなんて」という発言が、決定打だったそうです)。一切口をきかない、ご主人の世話を一切しないという対応をすることに決めたのだとか。
 ピアノの先生は、「『優しい』とか『清楚系』と思われがちだが、実は意地と根性の『体育会系』」なのだとか。優しい奥さんしか知らなかったご主人、恐れおののいて詫びを入れ、うまく行くようになったそうです。
 
 保守的なご主人と伺いました。
 やや古い表現ですが、ゆっきーさんには、どこか「良妻賢母」的なところがおありだったのではないでしょうか。それでご主人は、「自分の言う事を、ゆっきーさんは結局は聞いてくれるものだ」と、良く言えば「信じている」……悪く言えば、「優しさにあぐらをかいている」ようなところが、ひょっとしたらあるのではないかと。
 
 そうしたイメージ(憶測)もありまして、「本気の強気で、怒りを示す」ことが必要なのかも知れないと感じられたのです。
 事実、ゆっきーさんは離婚も考えるほどに悩んでいらっしゃるわけです。しかし一方でご主人は、まだ「それほど」とは思っていらっしゃらないのでは?
 「離婚するぐらいに悩んでいるのだ。このまま言う事を聞き入れてくれないなら、本当に離婚だぞ。」ということを、「はっきり理解してもらう」過程を、まずは踏んでみてはいかがかと。
 「中孚」は話し合いに良い運勢です。関係改善のチャンスは、まだ残っているのではないかと感じられます。
 
 「我慢するのが良い」・「離婚が悪い」というわけでは、ありません。
 「今はまだ、どちらとも言いかねる。ご主人が理解できる可能性もあると感じられる。だから、もう一度だけ、チャンスを。本気だということを、理解してもらう。離婚という大きな決断は、その後で検討されてみてはいかがか。」と、そのように、見立てました。
 
 
 

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