<無料占い> 国を変えての転職。 招き猫さんより。

 
 
 今回は、招き猫さん(女性・40代)からのご相談です。「いま在住している地域では、英語以外の語学力を求められることが多く、日系企業から欧米企業に転職したくとも書類選考さえ通りません。『東京に帰れば良い仕事が見つかる』とヘッドハンターからは言われていますが、私の人生には、そのオプションはありません。そこで、以下の3つの選択のいずれかにしようと考えています。①今の地域を諦め、別の国で探す。希望するポジションと給与が欧米企業で手に入るでしょうか。②現在の職場で、新規業務の兼務をしたり、上司に相談をする。③継続して、いま在住する地域で転職活動を続ければ、いつか花開くことがあるでしょうか。この3つの選択で占っていただけますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「革之震」(革、震へゆく)です。
 
 
 まずは「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 次に、「震(震為雷)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「震」は震えること。雷鳴が震いわたっている状態です。恐ろしげだが音ばかり大きくて実害は少ない、というイメージです。
 
 「震(震為雷)」は、上下とも雷というかたちです。「おそろしいけれども用心しておけば大丈夫だ」、という言葉が記されています。
 
 「震」の占いの言葉は、
 
 震は、伸び栄える。
 雷がとどろいている時は恐ろしいが、過ぎ去れば笑顔になる。
 慎み恐れることが重要である。
 恐ろしいことがあっても、ろうばいしないような人間こそ、立派なのだ。
 
 というものです。
 
 「震」の卦は、「伸び栄える」、つまり、仕事等で発奮すると良いことがあるという運勢、サプライズ的な何かがあるという運勢ですが、同時に、音ばかり盛んで実がない、という運気でもあります。
 したがって、軽挙妄動は慎み、落ち着いて行動することが重要です。「悪い結果ではなかったのに期待の方が大きすぎたせいでがっかりする」ようなこともないようにしたい運気です。
 逆に、問題や悩みがあった場合には、思ったよりも深刻ではなかった、ということもありうる運気と言えます。
 あわてず落ち着いて考えましょう。軽挙妄動はかえってダメージを深刻なものにしてしまいかねません。
 
 
 
 以上のような「革」「震」の卦を踏まえて、招き猫さんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで解釈してもほぼ同じかと感じられました。説明の都合上、変化の関係として申し上げます。
 
 
 
 結論です。
 
 その3つの選択肢の中から選ぶのであれば、①ではないかと見立てます。
 ただ、「変化が訪れる」ことは確かですが、「希望するポジションと給与が欧米企業で手に入るか」どうかについては、疑問が残ります。
 決して悪くは無いのですが、「完全に満足行く結果が得られる」かというと、やや難しいかと。
 ③については、少なくともここしばらくは、難しいかと感じられました。②も、大きな変化は望めないかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「革、震へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 このような「革」が、やがて「震」へと変化していくと解釈されます。
 「震」は、「雷」を象徴します。古代中国では、「雷」は「音ばかり大きいが、実害は小さい」ものと考えられていました。そのため、「震」の卦には、二つのイメージがあります。「音が大きい」ことから「世間に大きく知れ渡る」という良い意味と、「騒ぎばかり大きくて成果(影響)がない」という悪い意味です(問題点がある場合には、「大した問題にはならない」という良い意味になります)。
 
 
 この二つの卦と、その関係性から、今回のご相談については以下のように見立てました。
 「変化を望むのであれば、思い切った転換がお勧めとなる(『革』)。大成功の可能性が無いとは言えないが、『あまり大した変化では無かった』という可能性の方が大きいかと思われる(『震』)。それでも、活発な流動性が感じられる(『震』)ので、運勢としては決して悪くない。『現状の行き詰まりよりは良い』程度の結果は、得られるのではないか?」というイメージです。
 
 
 易を離れてみても、そのような見立てになると思われます。
 
 「語学ができなければ、書類選考すら通らない」と伺いました。そのような状況は、今後数年の間、変化しないのではないでしょうか。
 「地元の語学が不要になる」ケースとは、「隣の大国で、経済が大減速する」ケースではないかと。その場合、いまお住まいの地域では、金融業は軒並み大ダメージを受けますよね。どちらにせよ転職は困難では?と思われるのです。
 したがいまして、③は望み薄かと。
 
 ②についても、「確実に認められる」とは限りませんよね。
 語学がネックになるようなことも、無いとは言えないのではないかと。
 ①を検討した上での、「我慢の戦略」としての選択肢ではないかと思うのです。
 
 ①についてですが。
 そちらの地域は、「英語以外の言語」の重要性が、いまお住まいの地域よりは、やや小さいのではないかと。その分だけ、チャンスの芽が皆無とは言えないと思うのです。
 もし、「完全に満足行く結果」が得られなかったとしても、「一歩、キャリアアップ」になるならば、あるいは転職してみる価値もありはしないでしょうか。「その次のチャンス」への足がかりとして。
 
 現状に行き詰まりを感じていらっしゃるならば、大きな転換を図ってみるのも、ひとつの手段ではないかと見立てます。
 「①に挑戦する。どうしてもうまく行きそうにないならば、その時に②を選ぶ」という、二段構えという発想も、あわせて提案いたします。
 
 
 

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