<無料占い> 8月の運勢。 ベルガモットさんより。

 
 
 今回は、ベルガモットさん(女性・40代)からの、「8月の運勢をお願いいたします。仕事は自営、独身です。」とのご相談です。
 
 
 得られた卦は、「咸之賁」(咸、賁へゆく)です。
 
 
 まずは「咸(沢山咸)」の卦を検討します。「かん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「咸(沢山咸)」は、山の上に池があり、下に潤いが及んでいるかたちです。下にある山は上へ向かおうとするもの、上にある池は下に下ろうとするもの。お互いに近づこうとしています。「自らの我意を虚しくして、人の心を受け入れるのが良い」という言葉が示されています。
 
「咸」の占いの言葉は、
 
「咸」とは感ずること。
陰と陽の二つの気が、親しみ合い、助け合うのである。
陽・剛である男が下にあって変わらぬ愛(山)を誓い、
陰・柔である女がそれを受け入れる(沢)。
それゆえに伸び栄える。固い結びつきを続けるならば、吉。
 
というものです。
 
 「咸」の卦は、「感ずる」ということです。心のふれあい、「感応」の意味と、身体的・感覚的なふれあいと、両方を意味します。また、「咸」は、「みな」・「ことごとく」という訓読みもあります。まさに、全人的・全身体的な感覚によるふれあいを意味すると言えます。
 そして、「咸」は「感」であるわけですから、理屈ではうまく説明できないような、直感・感情といったものが大きな要素となってきます。感情的になってしまうが故の過ちもありうるし、また逆に、直感的な選択が正しい結果につながるということもありうるわけです。
 さらに、やや専門的な話になりますが、「咸」の卦の運気に関わる、運気の理想的な流れは、「(天地)否」→「(沢山)咸」→「(雷風)恒」→「地天(泰)」というものです。閉塞→動き出し→継続→安定、という流れです。
 この流れと、「柔が上にあって剛が下にある(その結果お互い求め合って動き出す)」という占いの言葉から、「咸」の卦は、「運気の動き出し」という性質を持つものと考えられます。そのため、遅疑逡巡(ためらってぐずぐずする)のは良くないとも言われています。
 恋愛・結婚運という点では、上記の説明の通り、非常に良い運勢と言えます。もっとも、感覚的なものに流されて間違いを起こしやすい、という運気でもあるので注意が必要と言われています。
 
 
 
 次に、「賁(山火賁)」の卦を検討します。「ひ」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「賁」は、「かざり」「装飾」という意味です。なんの飾り気もないと、やや殺伐としてしまいますが、中身がないのに装飾だけするのは、「虚飾」になってしまいます。適度な装飾・うるおいを心がけましょうという運気です。
 
 「賁(山火賁)」は、山の下に太陽があるかたちです。このかたちについて、「刑罰のような重大事はすべきではない。日常の事務に励もう」という言葉があります。
 
 「賁」の占いの言葉は、
 
 積極的に進めば、小さな吉がある。
 天文の運行に従って時代の変化を察知し、文化を築くべきだ。
 
 というものです。
 
 「賁」は、「噬嗑」の次に配置された卦であり、また、両者はそのかたちも似ています。最上図をご参照いただきたいのですが、この卦は上下のあご(実線)の中に歯(破線)があり、その真ん中にものが挟まっている(実線)というかたちをしています。上の歯に物が挟まっているのが「噬嗑」、下の歯に物が挟まっているのが「賁」です。
 いずれも、歯に物が挟まったような悩み事がある、という運気ですが、「噬嗑」は思い切り噛み砕く方向に考えるのが良いのに対して、「賁」は無理せず、穏やかに対処する方向に考えるのが良いとされています。
 ですから、大きな事業の決断は避けた方が良いのですが、日常の事務に関しては、「小さな吉」なのです。
 また、「賁」は山(門)の内側に火(文明・知性)を宿しているというかたちです。ですから、内々の問題に関しては明晰に判断ができるという運気でもあります。
 恋愛・結婚運としてはあまり良くありません。相手側に、何か隠された事情があるようなケースが多いとされます。
 
 
 
 以上のような「同人」「賁」の卦を踏まえて、ベルガモットさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、期間のあるご相談でもあるため、変化と解釈することもできます。が、ご相談の内容が抽象的であること等を考え合わせますと、「短く区切って具体的に」よりは、「やや抽象的であっても、総合的に」見るほうが良いかと感じられました。したがいまして、内包として解釈しております。
 
 
 
 結論です。
 
 「動き出し」という性質のある一ヶ月になるかと見立てました。
 お仕事方面で、(何か新しいことをする)計画をお持ちの場合、少しずつでも着手してみて良いかと感じられます。恋愛面でも、出会いの可能性があるかと。
 もっとも、「穏やかに/小事に吉/バランス感覚を大事に」という性質も感じられます。
 したがいまして、一気にアクセルを踏み込むには、やや向かないかもしれません。「様子を見ながら、少しずつ」というイメージかと。恋愛でも、「無理をしない」という発想がお勧めになりそうです。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「咸、賁へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「咸」は、「感」とほぼ同じ意味であり、「感覚」「感応」という意味を持ちます。「全人格的なふれあい」であり、「感覚」「直観」を重視すべき時期です。
 また、「きっかけ」「運勢の動き出し」という時期にあたることが多いとされます。
 
 「咸」をひとことで表現するならば、「恋の始まり」です。
 したがいまして、恋愛方面は吉かと見立てます。新しい出会いの可能性があるかと。
 
 お仕事方面も、「何かが動き出す」というイメージです。
 継続されてきたことについて、何か良い兆候が見えるのではないかと見立てます。
 何か新規事業・新機軸と言ったものを始めるにも、最適です。ただ、あくまで「兆候」「動き出し」の運気ですので、一気に成果が現れるであるとか、そういうイメージではないかとも思われます。
 
 
 このような「咸」に内包されているサブの卦が、「賁」です。
 「賁」は、「かざり」という意味を持ちます。「内実」と「装飾」のバランスが重要である、とされる運気です。
 「賁」は、「日常の事務については小さな吉」と言われています。日々の生活、特に家庭に関する運気については良好とされます。
 何かどうもしっくり来ないような問題がある時には、無理せずに穏やかに対処することがお勧めとされています。「一つの結論を決めてそちらに全力を傾ける」のではなく、「なあなあ」にしておくのに向いた運気ということができます。
 
 「賁」は、「バランス重視」です。一気に物事を進めるには向いていません。「様子を見ながら、重心の位置を微調整しながら、前に進む」ような動き方に適しています。
 メインの卦である「咸」と合わせますと、「新規事業等、明るい兆しは見えているけれども、一気にアクセルを踏み込むには、やや早い」というイメージかと。
 恋愛についても同様で、「無理をしない」、「一気に距離を詰めようとしない」という発想がお勧めとなりそうです。
 
 また、「賁」には、「近づく者が、内心を隠している」的なイメージもあります。
 メインが「咸」、「出会い・始まり」であることを考え合わせると、やや注意が必要かもしれません。
 全体として好調で、いろいろと良い方向に回り始めそうなひと月かと見立てます。だからこそ、ほんの少しだけ警戒を。そのようなイメージのひと月になるかと見立てました。
 
 
 

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