<無料占い> 友達。 気弱子さんより。

 
 
 今回は、気弱子さん(女性・30代)からのご相談です。「最近、昔の友達とうまくいきません。私の側から違和感を覚えるからです。そういう友達は、決まって結婚が決まったり幸せになっています。私がまだ幸せじゃないからだと思いますが、嫉妬してしまいます。不倫略奪婚した子に対し、私は友達だから彼女の味方でいようと頑張ってきましたが、急に彼女のワガママな発言に嫌悪感を憶えたりします。不倫ではなく結婚する友達に対しても、今までにされた嫌な事を思い出したり、ワガママと感じたりしてしまいます。今は気持ち距離を置いていますが、数少ない昔の友達ほとんどに対してそういう心境になってしまい、不安です。何が起こってるのでしょうか。人の幸せが祝福できないからなのか、私が今まで我慢しすぎていたのか分かりません。また、いま私が取っている、距離を置くという方法は間違っていますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「巽之臨」(巽、臨へゆく)です。
 
 
 まずは「巽(巽為風)」の卦を検討します。「そん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 この卦は、上下とも風を現し、まさに風を象徴します。
 また、「巽(そん)」は、「遜」に通じ、謙遜・譲ることを示します。
 
 風はものにぶつかれば方向を変え、どのような隙間にも入り込みます。
 そのぶん、何事にも適応でき、柔軟な人間関係を築けますが、優柔不断に陥る危険もあります。
 決断に迷う運気を示しています。すぐれた指導者にしたがうべき、とされてきた卦です。
 
 占いの言葉は、
 
 やや運が開ける。
 進んでことを行えば順調である。
 謙虚に、指導者にしたがうべきだ。
 
 というものです。
 
 この卦は、柔軟に、ことを進めればやや運が開ける運気であることを示しています。
 もっとも、内部に「大過」(不安定な運気)や「睽」(反発しあう運気)を含んでおり、また風に吹かれる卦でもあることから、不安定さ・動揺という運気をも示します。細かいことが気になり、やや神経質になってしまう、そういう運気です。
 新規の事業には良くない、今までの関係を重視すべき、と言われています。ただ、株や商売関係では、大きくはないが利益が出る、とされます。ただ、「風」ですから、動きやすい局面で、その点に関する注意が必要です。
 一般的に言って、「かたちのないもの」については良い運気です。ですから、精神的な活動には良く、また、サービス業等についても吉とみます。
 
 「風」ですから、おおまかにいって、動きが多く安定が難しい、という運気であることが多い卦です。
 そのため、身辺になんらかの異動・変化が起こる可能性があります。また、安定していないのですから、何事についても周囲に相談していくのが良いと言われる卦でもあります。
 婚姻は、「風のように動く」のでまとまりにくく、末を遂げない可能性もある、とされてきた運気です。
 
 
 
 次に、「臨(地沢臨)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 以上のような「巽」「臨」の卦を踏まえて、気弱子さんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容と卦との関係から見て、変化の関係であろうと判断しました。
 
 
 
 結論です。
 
 今の方法は、間違っていないと見立てました。
 もしまた「距離を縮めたい、縮めることができる」と、そのような心境になる時があったら、その時にそうすれば良いかと感じられます。
 「気弱子さんが我慢しすぎていたから」というのと、近いのかもしれませんが……。そういう心境になったとしても、自分を嫌な奴だと思うことは、しなくて良いと思うのです。「ああ、今私はどうも、あの友達のことが好きになれないみたいだ。」と認識して、それでおしまい。「向こうが悪いわけでもなく、私が嫌な人間だというわけでもなく、今は噛み合わない時期だということなのだろう。」で済ましてしまって良いケースではないかなと感じられました。
 その後、その友達と疎遠になっていくことがあっても、仕方無いと思うのです。年をとるごとに、昔の友達が減るのは、自然なことかと。「お互いに、いろいろなものが、変わってくる・違ってくる」以上、付き合えなくなるのは仕方無いと思うのです。その分、別の形で知り合いや友達ができてくることもあるでしょうし。
 もう一つ、幸せな人って、鈍感と言いますか、自分の幸せオーラがきっついことになっているのに、気づきませんよね。(香水をつけすぎの人が、自分では分からないかのように、というイメージでしょうか。)
 それを、「キッツイなあ。勘弁して欲しいなあ。」と思うのは、なにも嫉妬や羨望ではないと思うのです。もちろん、お友達が幸せオーラを振りまいていることも、別に責められるべきことではないとも思います。「幸せな気持ちを、ごく自然に表現しているだけなんだけど、周りにとってはそれがきつい」という、それだけのことかと思いますので。やはり、「どっちが悪い」というわけではなく、「噛み合わない時期だ」ということなのではないかと。そういう発想も、ありではないかと思うのです。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「巽、臨へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「巽」は、上下とも「風」というかたちです。「風」は「動くもの」ですので、「巽」の卦は、良くも悪くも、「動き」「動揺」「不安定」というイメージを持ちます。
 また、「風」は「入り込むもの」というイメージを持ちます。「かたちがない」ので、どこにでも柔軟に入り込みます。それだけに、「だいたいのことはうまくいく」けれど、「やや八方美人的」ですし、自ら道を切り開いて大成功するというところまでは期待できない、というイメージです。(仕事面で、サラリーマンとして出世はできるが、一世一代の大仕事というまでの勢いはない、的なイメージです。)
 また、身辺に何らかの変化・異動が起こるというイメージを持ちます。
 
 「動揺している」けれど、「だいたいのことは、まあうまく行く」という運勢を象徴します。
 今回のご相談については、まさにこれがあてはまるかと感じられました。
 「いろいろ気持ちが揺らぐけれども、まあ、ひどいことにはならない。」のではないかと、見立てました。
 
 
 このような「巽」が、やがて「臨」へと変化していくと解釈されます。
 
 「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「自分の思うように振舞って良し。流れができてくるであろう。」という運勢を象徴します。
 したがいまして、「今の方法は、間違っていない。」と見立てました。
 「後々、関係を改善したくなったら、まさに『臨機応変』。その時に動けば、きっと大丈夫。」であろうとも、見立てます。
 
 
 あとは、上の「結論です。」以下で申し上げたイメージかと。
 「どちらが悪いわけでもなく、今は噛み合わない」ということなのだと思います。
 深刻に考えてご自分を非難される必要は無さそうだと見立てました。
 時が過ぎれば、「臨」、「自然と回っていく、回していける」。そのように、見立てます。
 
 
 

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