<無料占い> 以前の続き。 なつこさんより。

 
 
 今回は、なつこさん(30代)からのご相談です。「再来月に指揮を挙げます。ダブル不倫からの結婚です。ずっと経緯を話していた友達からはやや引かれ、距離を置いています。職場のみんなも特に何も言いませんが、内心は不倫していたんだろうと思っているのでしょう。彼とはラブラブなのですが、何となく、周りからは祝福されていない気がします。彼の元嫁は、別れたくなかったので、彼に毎晩のように電話してうつ病のようになっているようです。再婚のことを彼がその人に伝えているかは分かりません。彼のタイミングに任せています。全てをすっきりさせ、周りから祝福された結婚式をあげたいのですが、かなうでしょうか。このようなかたちの結婚は、祝福されるのが難しいのでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「師之復」(師、復へゆく)です。
 
 
 まずは「師(地水師)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「師」は、「多い」また、「いくさ」という意味です。そして、中国の思想では一般に、「いくさは憂うべきもの」と考えますので、キーワードとしては、この二つの他に「憂い」というものが加わります。
 
 「師」は、地面の下に水があるかたちです。水を必要としている地上に水がないために、大きな争いが起こる、そのようなイメージです。
 そのかたちを解釈する言葉として、「大地は豊かな水をその下にたたえている。それと同様に、立派な人間は、豊かな心をもって人と人とのつながりを大事に養い、いざ争いが起こった時のための準備をしておくべきだ。」と言われています。
 
「師」の占いの言葉は、
 
戦争は大義があるものでなくてはならない。指揮官も立派でなければならない。
多数を率いて正しい戦争をすれば、王者となることができる。
戦争は憂いを伴うものだが、正しい行いならば最終的にはとがめはない。
 
というものです。
 
 この卦は、必ずしも悪い運気ではないのですが、とにかく争い事が起きやすい運勢です。
 適任者を求めること、正しいと思うことは断固として貫くことが重要です。
 人間関係でも不和の多い時期であると予想されます。
 
 
 
 次に、「復(地雷復)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「復」は「かえる」と読みます。復活、復興といった意味です。
   
 「復」の卦は、雷のエネルギーがまだ地中に潜んでいるかたちを示しています。
 また、この卦は、一本の陽が下から徐々に上がろうとするかたちです。
 ですから、この卦のキーワードは、「一陽来復」。春が来るように運気が回復しつつあることを象徴しているわけです。
 無理をせず、いったんエネルギーをためて動き出すとよい、そう言われています。
   
この「復」の占いの言葉は、
   
 陽気が戻ってきて、立ち昇る。伸び栄えるであろう。
 時に合わせて動けば、出るにも帰るにも問題はない。
 友人たちが集まってくる。
 積極的に行動しよう。動こうというのが天の意思だ。
   
というものです。
   
 「復」のキーワードは「一陽来復」。「かえる」ことを重視すべき運気です。
 進退という点では、新たに春が来るように、進むことを良しとしますが、上記のように、いったんエネルギーをためて動き出すのがよいと考えられます。
 また、「かえる」ですから、仕事などでも、以前に手をつけてはいたがやめていたような業務・あるいは以前に就いていた職業への再就職などについては吉とみます。
 交渉事、対人関係では、こちら(雷)が強く出るほうが良いです、相手が優柔不断(地)だ、という局面だからです。
 キーワードは「かえる」ですので、いろいろな物事のやり直しにはうってつけの運気です。今までのことを振り返り、もう一度やるのがよい、そのような運気と言えます。
 
 
 
 以上のような「師」「復」の卦を踏まえて、なつこさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせて、変化の関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「周りの全ての人から祝福される結婚」など、「そもそも存在しないもの」ではないでしょうか。
 それに、他人の心を自分の好む方向に強制することはできないと思うのです。誘導することですら、至難の業ではないでしょうか。
 結婚式に出てくれる人は、きっと祝福してくれるでしょうから、心配されることはないと思います。
 「不倫だったから、祝福してもらえないんだ」とか、そういうことは気になさらず、幸せになることだけを考えるのが良いのではないかと。
 お二人を中心とする家族が幸せになることが主目的であり、それ以上のこと・それ以外のことを求めてしまうのは、リソースの浪費かと感じられます。
 友情や周囲の目といった問題は、時間をかけて少しずつ「回復」して行く問題かと見立てました。お二人や家族が幸せになれば、自然と見方も変わってくるところがあるかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「師、復へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「師」は、端的に言って、「戦争だ!」という運気です。「結論を押し通すまで徹底して争うべきだ」という運気を示すものです。
 「師」の卦が得られた時の心構えとは、まさに戦争の心構えです。具体的には3つ。「仕事を委ねる指揮官には適任者を得ること」「決断は速やかに行うこと」「一度決断したら、最後まで貫き通すこと」です。恋愛・結婚については、「人に任せる仕事」ではありませんので、「決断」と「徹底」がポイントになるかと見立てます。
 
 「戦争」です。
 「戦略目標の達成だけを求めるべき」であり、それを達成してしまえば、「勝利」です。
 他の事は全て余事。そちらに気を取られて本来の目的を達成できなければ、「敗北」です。
 そのような運勢かと見立てます。
 
 「結婚して、幸せになること」こそが目標ではないでしょうか。それを達成することだけが大切かと見立てます。
 「周囲の目」や、「幸福な結婚式」など、余事(欲張りすぎ)です。そちらに気を取られて、肝心のご主人や義理のお子さんに対する意識・お気持ちがやや甘くなるのは、危険かと見立てました。
 
 不倫だからとか初婚だからとか、そのようなこととは関係なく、「周りの全ての人から祝福される結婚」など、「そもそも存在しないもの」ではないでしょうか。
 「新郎新婦のことを諦めてくれない元恋人がいる」、「口にはしなかったけど、新郎新婦にずっと片思いしていた人がいる」。それが友人であることも含め、ザラかと。
 「家族が、あの新郎(新婦)は、絶対にダメだ」と思っているような結婚もあります。「会社が、『この時期に結婚するなんて、何考えてんだ』」と思っているような結婚もあるでしょう。
 「祝福してあげたいんだけど、自分が失恋直後だから、ゴメン、無理」という友人がいるケースもあるでしょうし。
 
 失礼ながら、なつこさんがお友達の結婚式に出席された時、毎回100パーセント祝福できたでしょうか。
 「私はまだ結婚してないのに」とか、「いい男つかまえやがって」とか、「連続で結婚しないでよ、ご祝儀貧乏なんですけど」とか。そういうことを思ったことがおありなら。
 あるいは、周囲のお友達がそう口にしていたことがあったならば。
 「周りの全ての人から祝福される結婚」など、「そもそも存在しないもの」ということになりませんか?(上に挙げたのは、「まだしも、笑っていられる」部類です。)
 
 「祝福して欲しい」と思ったとしても、「祝福しろ」と強制することはできませんし、そうしてもらえるように心を配ったとしても、必ずしも成功するとは限りません。むしろ、至難の業かと。
 気にしだすとキリがないと思うのです。精神的負担が増すばかりで、他に気を配るべきことが疎かになってしまいかねません。いわゆる、リソースの浪費です。「師」の卦が示す運気からすると、これは大変に危険な状況かと。
 結婚式は、つつがなく終えることができれば、それで良いのではないでしょうか。
 出席してくれる人は、祝福してくれる気がある人なわけです。きっと気分良く結婚式を挙げられると思います。
 
 
 このような「師」が、やがて「復」へと変化していくと解釈されます。
 
 「復」の卦のキーワードは、「一陽来復」と「かえる」です。季節で言えば、冬至のイメージです。「これまではどんどん日が短くなっていた。今が一番暗い時期だ。しかしこれからは、ゆっくりとではあるが日が伸びていく。明るくなっていく。」という、「一陽来復」であり、運勢の「復調」、「やり直し」を意味します。
 すぐに絶好調になるとか、運気急上昇であるとか、そういう運勢ではありませんが、じわじわとした復調傾向、光が見え始める、というイメージです。
 
 諸事情により、「周囲の感情がすっきりしていない」ということはあるかもしれません。
 が、それもやがてゆっくりと回復していくかと見立てました。
 
 そのような「復」に向かうための基礎となる現在の運気が「師」かと見立てます。
 「幸せになることだけを意識して、実際に幸せになることができれば」(師)、「周囲の意識も、また元に戻ってくる」(復)のではないかというイメージです。
 「いろいろあったみたいだけど、なつこさんもご主人も、子供さんも幸せそうだから、いいんじゃない?」と言ってくれる人も現れるかと。
 元からのお友達も、「気に食わないところはあるけれど、友達ではあるし」と思っているのではないかと。「なつこさんが幸せになって、周囲を幸せにしている」という状況が出てくれば、きっと少しずつ認めてくれるかと見立てます。
 
 結婚式のことは、あまり気にしすぎないようにされることがお勧めかと。そのように見立てました。
 
 
 

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