<無料占い> 復縁。 ふじこさんより。

 
 
 今回は、ふじこさん(女性)からのご相談です。「半年くらい前に、別れた彼のことが忘れられません。いま、彼は私のことをどう思っているのでしょうか?できるなら復縁したいので、どのようにしたらできるのかも教えてくださいますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「夬之咸」(夬、咸へゆく)です。
 
 
 まずは「夬(沢天夬)」の卦を検討します。「かい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「夬」のかたちは、上が沢、下が天です。天よりも高いような高地にある池に切れ込みを入れれば、水が下に流れてきて、下にいるみんなが潤う、そういうことばが示されています。
 また、この卦は、一番上が陰を示す破線です。陰湿な独裁者に押さえつけられているが、それを下から打倒するようなイメージも持ちます。
 
 「夬」の占いの言葉は、
 
 「夬」とは切り開くことだ。
 毅然とした態度でつまらないトップを打倒すれば、みな幸せになる。
 正しい議論と誠意でもって、仲間を募ろう。
 まず、自分の脇を固めるのを忘れるな。
 断固として行動するのだ。
 
 というものです。
 
 「夬」の卦は、下の立場から見た、いわばクーデター決行のような運勢を示しています。それと同時に、上の立場から読み取れる運勢、クーデターを起こされないように、早めに対策を取るべきだ、という運勢です。
 もう少し普遍化すると、「問題があるならそれを変えるべく断行すべきだ。また、問題があるなら、それが爆発する前に対処すべきだ。」という運勢です。
 そのため、この卦が出た時は、「クーデターを起こす時のように慎重に」・「クーデターを起こされないように穏やかに」と解釈することが多いとされます。
 全体として、無理をしたり、力不足であったりすることが原因で、ものごとがうまくいきにくい、という運気です。
 恋愛・結婚運でも同様です。なかなかうまくいかないと考えられます。
 
 
 
 次に、「咸(沢山咸)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「咸(沢山咸)」は、山の上に池があり、下に潤いが及んでいるかたちです。下にある山は上へ向かおうとするもの、上にある池は下に下ろうとするもの。お互いに近づこうとしています。「自らの我意を虚しくして、人の心を受け入れるのが良い」という言葉が示されています。
 
「咸」の占いの言葉は、
 
「咸」とは感ずること。
陰と陽の二つの気が、親しみ合い、助け合うのである。
陽・剛である男が下にあって変わらぬ愛(山)を誓い、
陰・柔である女がそれを受け入れる(沢)。
それゆえに伸び栄える。固い結びつきを続けるならば、吉。
 
というものです。
 
 「咸」の卦は、「感ずる」ということです。心のふれあい、「感応」の意味と、身体的・感覚的なふれあいと、両方を意味します。また、「咸」は、「みな」・「ことごとく」という訓読みもあります。まさに、全人的・全身体的な感覚によるふれあいを意味すると言えます。
 そして、「咸」は「感」であるわけですから、理屈ではうまく説明できないような、直感・感情といったものが大きな要素となってきます。感情的になってしまうが故の過ちもありうるし、また逆に、直感的な選択が正しい結果につながるということもありうるわけです。
 さらに、やや専門的な話になりますが、「咸」の卦の運気に関わる、運気の理想的な流れは、「(天地)否」→「(沢山)咸」→「(雷風)恒」→「地天(泰)」というものです。閉塞→動き出し→継続→安定、という流れです。
 この流れと、「柔が上にあって剛が下にある(その結果お互い求め合って動き出す)」という占いの言葉から、「咸」の卦は、「運気の動き出し」という性質を持つものと考えられます。そのため、遅疑逡巡(ためらってぐずぐずする)のは良くないとも言われています。
 恋愛・結婚運という点では、上記の説明の通り、非常に良い運勢と言えます。もっとも、感覚的なものに流されて間違いを起こしやすい、という運気でもあるので注意が必要と言われています。
 
 
 
 以上のような「夬」「咸」の卦を踏まえて、ふじこさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質からみて、変化の関係であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 やや難しいかと感じられました。「機が熟していない」、あるいは「エネルギー不足」的な状態かと。
 それでも、復縁を求めて行く場合には、どうしてもまずは、「つながりをとりもどしておくこと」は必須ですよね。意を決して、「何らかの方法で、連絡し合えるような状況になっておく」ことがお勧めになるかと見立てます。
 その上で、「元に戻る」というよりは、「もう一度恋に落ちる」的な状況になることを目指していければあるいは、と見立てました。
 彼はしばらくの間、「受け身」かと。すぐに誠実な恋に戻るのは難しいかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「夬、咸へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「夬」は、「決断」や「クーデター」などを象徴します。
 古代の社会情勢(クーデター・下克上は不道徳とされていた)や、アドバイスをする側の事情(占い師は、責任を取れる立場にないのだから、できるだけ「なあなあ」な物言いをする方が安全だ)といった問題もあるために、「できるだけ穏やかに」と解釈されがちな卦ではありますが、この卦の本質はあくまでも「決断」です。
 全体として、何かうまく行かない状態です。「上からの圧力」的なものがあったり、どうも力不足であったり、そのようなイメージです。
 それに耐えて、大きな決断をすると、運気が変わってくると考えられています。
 
 「夬」ですので、「まずは決断が大切」かと見立てます。
 (伝統的な解釈では、「無理はするな」というほうの意味合いがやや強いのですが、それは「失うものがある」士大夫層を対象としていますので、現代ではやや割り引くべきかと。)
 
 「夬」は、現状やや「勢いやエネルギー不足」、あるいは「気が熟していない」というイメージを持ちますが、復縁を目指すからにはそうは言ってもいられませんよね。
 まずは、「何らか行動を起こす」決断をすることから、と見立てます。
 
 易からは少し離れますが、ある意味当たり前のこととして、「接触が無い人とは、恋に落ちることはありえない」ですよね。
 したがいまして、どうしてもまずは、「つながりを取り戻しておくこと」が必要かと。
 「連絡しあえるような状況を、まずは作っておく」ことがお勧めになるかと見立てます。
 (復縁したいのがバレバレ、ではまずいかもしれませんので、様子見も含めてそこは慎重に(夬)、というイメージですが。)
 
 
 このような「夬」が、やがて「咸」へと変化していくと解釈されます。
 
 「咸」は、「感」とほぼ同じ意味であり、「感覚」「感応」という意味を持ちます。「全人格的なふれあい」であり、「感覚」「直観」を重視すべき時期です。
 また、「きっかけ」「運勢の動き出し」という時期にあたることが多いとされます。
 
 「咸」をひとことで表現するならば、「恋の始まり」です。
 そのため、恋愛関係では吉とされます。
 復縁の可能性、ゼロではないかと。
 
 俗に復縁のことを、「元の鞘に収まる」と申します。
 が、「咸」の卦が得られたことからすると、「元に戻る」というよりは、「新たにもう一度恋に落ちる」的なイメージです。
 目指すべきは、そうした方向性ではないかと。
 したがいまして、ただひたすらに「押しの一手」よりも、何か彼に新鮮な再発見をしてもらえるような、そういう工夫がお勧めになるのではないかと、私は見立てます。
 
 
 彼の気持ちについてですが。
 人間関係については、彼が「沢」のときに、ふじこさんが「天」。その後、ふじこさんが「山」であるかと。
 「沢」は、「笑顔、おしゃべり、軽快さ」などを象徴します。悪く言えば、「浅薄」です。やや受け身気味です。
 これに対して、「天」は、「天・父・能動性・積極性」で、「時としてやや空回り気味」。「山」は、「不動性・突き上げるもの」です。「天」も「山」も男性的なイメージであり、どうやらやはり「ふじこさんが動く」という方向性にならざるを得ないかと。(彼はしばらく、「軽い」というところがありそうです)
 
 全体として、やや難しい時期ではないかと感じられました。
 復縁を目指すためには、「決断」と行動、さらに「工夫」まで必要ではないかと。
 そのように、見立てます。
 
 
 

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