<無料占い> 家を新築したいです。 ももさんより。

 
 
 今回は、ももさん(女性・40代)からのご相談です。「今住んでいる持ち家を売って、別の場所に新築したいと思っています。気に入っている空き地Aがあるのですが、売地ではないし、不動産屋に頼んでも持ち主が分かりません。『いつか売るのでは?』と待っていますが、なかなか。第二候補の売地Bを購入しようか悩んでおります。条件はAが最高なのですが、待ちくたびれました。でも、Bにして後からお気に入りのAが売りに出されたら、後悔しそうで、悩んでいます。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「損之无妄」(損、无妄へゆく)です。
 
 
 まずは「損(山沢損)」の卦を検討します。「そん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「損」というと、なんだか悪い卦のように見えます。
 しかし、これは現代風にいうならば、「ボランティア」に近い意味です。
 「損して得取れ」ということわざと絡めて説明されることもあります。
 
 山のふもとに沢があるかたちです。
 沢が深い(低い)ほど、その分、相対的に山は高くなります。
 
 「損」の占いの言葉は、
 
 自らを下の立場に置き、上の人に奉仕する。
 欲望を抑えて、高い理想を目指す。
 誠意をもって、自ら他者のためにほねおりをすれば大吉である。
 
 というものです。
 
 「損」の卦が出た時は、出費や損耗、あるいはほねおりの多い時期と言えます。しかし、「損して得取れ」。後で好転する兆しが見える、そのような運気と言えます。
 仕事でも同様で、苦労や損失の多い時期です。
 人間関係について言えば、こちらが一歩引き、相手を認めるのがよいでしょう。
 
 
 
 次に、「无妄(天雷无妄)」の卦を検討します。「むぼう」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「无妄」の「无」は「無」、「妄」は「望」を意味します。
 ああしたいこうしたいという希望や予定、へたな工夫や下心を捨てて、自然のなりゆきに身を任せるべきだ、そういう運勢を示しています。
 
 「无妄(天雷无妄)」は、天に雷が鳴り響くかたちを示しており、これは、易学では、「健やかに動く」という大自然の様子を象徴しています。万物はみな自然の大きな流れにしたがうのであり、下手な作為はしないほうがよい、そういう解釈がされています。
 
「无妄」の占いの言葉は、
 
 剛(天)にして動いてやまぬ(雷)。
 无妄は天命に従うので、大いに伸び栄えるであろう。
 策謀を弄してはいけない。
 
 というものです。
 
 「无妄」の運気は、大きな運勢です。専門的な用語でいうと、「中正」が二つあり、正しく対応しているので、理想的な運勢ともいえます。
 というと、非常にすばらしいかのように思えるのですが、上にある占いの言葉は、「運命というもの」「自然というもの」を賛美した言葉なのです。
 これを人間の身に引き直してみると、大自然のもたらす働きは、たとえば四季があって、晴雨があって、生活が成り立つのですが、思わぬ大災害がありうることをも示しています。大災害のような不幸があっても動じないように、そういう戒めをふくんだ運勢です。
 
 そのため、この卦は吉とか凶とか、そのような評価を下しにくい卦です。
 この卦が出た時は、邪念を捨てて無心でいくのがよい、と言われます。
 全体的には受け身の態度が良いとされます。自然発生的な出来事には従っておいて悪いことはない、そのような運勢です。逆に欲を出すのはあまりよくありません。
 思いがけない不幸や、逆に思いがけない幸運があるかも知れず、それはなかなか予想できない。そのような運気でもあります。
 
 
 
 以上のような「損」「无妄」の卦を踏まえて、ももさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「X之Y」という卦が得られた時の、「X」と「Y」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「X」である。この「X」の中に、サブとして、「Y」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「Y」であるが、やがてこれが成長して、全体として「Y」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「X」から「Y」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の関係から見て、変化であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「不動産屋を変える。もしくは不動産屋任せにせず、自分で調べる。」ことをした上で、決断されると良いかと見立てました。
 自然と、納得行く結論が得られるかと見立てます。
 「現状のまま、待っているばかり」ですと、「どうしても不満が蓄積してしまうのではないか」・「結論を出しても、自分の中でスッキリしないものが残ってしまうおそれがあるのではないか」と感じられました。
 家を建て替えるという一大事ですので、やはり、「自分が、納得する」ことが大切になるのではないかと。
 (「土地の持ち主の調べ方」というキーワードでグーグル検索しますと、自分で調べるための方法を知ることができるようです。それほど困難ではなさそうです。)
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「損、无妄へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「損」」の卦は、現代的に表現するならば「ボランティア」です。何かと「しんどい努力が必要になる」とされる時期を象徴します。
 また、「相手次第」という部分もありますので、やはりなかなか大変なイメージもあります。
 自分から行動していく必要がある運気であり、また、自分ひとりの利益を考えていくにはあまり向きません。「急がば回れ」「損して得取れ」的な動き方が要求されるような運気です。
 
 今回のご相談内容は、「ほかの人との関係」という問題ではありません。
 したがいまして、「急がば回れ」・「自分でほねおりをする」というイメージであろうと感じました。
 「不動産屋を変える。もしくは不動産屋任せにせず、自分で調べる。」ことをした上で、決断されると良いかと見立てました。
 
 「A地の持ち主が分からない」とのお話です。
 不動産屋さんが分からないというのは、ちょっとヘンな話では?と思いました。
 「まじめにやってくれていない」とは思いたくないのですが……。あるいは、「不在が続いたまま代替わりして、持ち主の子孫が遠くに出てしまって、音信不通」的な状況ということも、あるかもしれません。
 
 「損」の卦を考えますと、「ここでひと手間、頑張る」ことがお勧めになりそうなイメージです。
 土地の持ち主は、自分でも割りと簡単に調べられるようですので、チャレンジしてみる価値はあるかと。
 「土地の持ち主の調べ方」というキーワードでグーグル検索しますと、いろいろとヒットします。それほど困難ではなさそうです。
 こんなページもありました。 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6078098.html?from=recommend 
 結局は不動産屋さんに任せるのが良いとのことですが、まずそもそも誰が持ち主かがわからないのでは、納得できないですよね。
 
 持ち主が分かれば、不動産屋さんに交渉してもらうこともできます。A地を購入できるかもしれません。
 「持ち主が、音信不通」ということであれば、現状しばらくは、売りに出されることはないかもしれません。「B地を選んでも、後悔することはないのでは?」と思うのです。
 (恐らくは、「そういう土地を、役所あたりが売りに出す」ということは、あまり期待できないかのように思われますので……。 http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/iten/shoyusha.guideline.html の中にある、 http://www.mlit.go.jp/common/001122939.pdf  の、p38~ あたりからの印象です。自信はありません。)
 
 
 「損」は、やがて「无妄」へと変化していくと解釈されます。
 「无妄」は、いわば「大いなる自然」といったイメージの運気です。「豊かな恵みがあるかもしれない。大災害があるかもしれない。何もなく、穏やかな四季が続くかもしれない」といったイメージですので、「何が起こるか分からない。何も起こらないかもしれない。」という、易者泣かせの運気です。
 このような「无妄」の卦が得られたときの心構えは、「やれる準備はしておくこと」と、「なるようになるとおおらかに構えること」の2つです。
 
 「やれる範囲の努力をした後ならば」(損)、「自然に、決まる」(无妄)かと見立てました。
 今回のご相談のポイントは、「納得した上で決めたい」ということではないかと、拝察いたしました。
 家を建て替えるという一大事ですので、やはり、そこが大切になるのではないかと。
 
 
 お役所のややこしいページは、ともかくといたしまして。
 「土地の持ち主を、自分で調べる」こと、それ自体までならば、簡単なようです。その結果次第で、A地が売りに出されそうかどうか、判断が可能になるかと思います。
 「ひと手間、ほねおりをする」ことで、自然に決まるのではないかと見立てました。
 
 
 

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