<無料占い> 元彼。 アップルパイさんより。

 
 
 今回は、アップルパイさん(女性・40代)からのご相談です。「半年以上前に喧嘩別れをして以来、全く交流の無い元彼から、私を懐かしんでいるようなメールが来ました。正直とても好きだった彼だったのですが、気まずい別れ方をして気にはなっていました。友達関係を築くか、または復縁などできたらいいなあなどと考えています。彼は友達関係を望んでいるのでしょうか、それとも何となくメールをしてきただけでしょうか?こちらは無視をした方がいいのでしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「姤之解」(姤、解へゆく)です。
 
 
 まずは「姤(天風姤)」の卦を検討します。「こう」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「姤」は、「邂逅」の「逅」と同じで、「偶然・突然の出会い」という意味です。それも、大勢の男性を手玉に取るような、悪女的な女性との出会い、といったイメージです。(「いい女」とも言えるかもしれません。『ルパン三世』の峰不二子的なイメージと言ってよいかと思います。喩えが古いかもしれませんが。)
 
 「姤(天風姤)」は、天の下に風が吹き渡る、というかたちです。為政者は風のように政令を通達すべきである、という言葉が示されています。
 もっとも、「姤」については、「天」と「風」という他に、六本の線が「一陰五陽」になっている、というかたちに注目すべきとされています。
 全体が陽であったところに、下から一本の陰が入り込んできたというかたちは、多くの男性(陽)をうまく持ち上げ、手玉に取る女性(陰)というイメージである、ということです。
 
「姤」のうらないの言葉は、
 
 「姤」とは、遭遇することである。
 一本の柔が五本の剛に遭遇する。多くの男の中に忽然と一人の女が現れて、魅了する。
 このような女はしたたかもの。妻にすべきではない。長続きしないであろう。
 天地が遭遇すれば、万物がみな美しく育つ。
 「中正」であるリーダーに、剛強なものが出会えば、天下に道が行われる。
 「姤」の意義は重大である。
 
というものです。
 
 「姤」は「突然の出会い」。それも多くの場合、「あまり歓迎できない出会い」です。思いがけない災害やもらい事故に出会ったり、詐欺被害や株価の暴落にあってしまったり。そのような運気です。
 特に、陰が内側に入り込んでいるというかたちですので、うまい話をもって近づいてくる陰湿な人間に注意すべき、他人の口車には乗らないように、といった運気です。
 天の下に風が吹き廻る、どこまでも行くとも言えますが、どこに行くやらわからない、というかたちでもあります。いろいろ迷いが生じやすい時期と考えられます。このような時は基本に返って考えるのが良いと言われています。
 結婚運には良くありません。男性からすれば、女性がしたたかすぎて(あるいは肉食系過ぎて)心身ともに参ってしまう。女性からすると、「男性が多い」というかたちですから、落ち着けないという運気とされてきました。
 もっとも、現代の価値観からは少し考え方を変えるべきかもしれません。積極的に社会に出て、男性を相手に渡り合って経営等をこなす強い女性こそが良いと考えるのであれば、男性からすれば悪い結婚ではないと考えうるからです。
 
 ここまで、「姤」の悪いイメージを中心に述べてきましたが、「姤」にも良いところはあります。
 まず、たとえば、いわゆる客商売と言われる業種や芸能関係を占ってこの卦が出た場合には、魅力的な女性ということで、非常に良い運気といえます。
 さらに、そのような限定的な場面だけでもないのです。「姤」は、「偶然の出会い」。占いの言葉に、「万物がみな美しく育つ」とありますが、この「美しい」は、原文では「章」、つまり「あや」です。異質なものとの偶然の出会いが、思わぬ「あや」となり、運勢が動いて行く。そのような可能性をも含んだ卦でもあるのです。「『姤』の意義は重大である」といわれるゆえんです。
 
 
 
 次に、「解(雷水解)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「解」は、「とける」という意味です。雷(春の訪れ)によって氷がとけるように、苦しみから解消される運気があるという卦です。
 
 「解(雷水解)」は、雷がとどろき雨が降るというかたちです。このかたちについて、「慈愛の心を持つべきだ」という言葉があります。
 
 「解」の占いの言葉は、
 
 困難(水)の中を動いて(雷)ゆき、苦しみを抜け出る。
 平易なことがらを選択しよう。
 困難が解決したら、静かにするのがよい。
   
 というものです。
 
 「解」は、雪解けです。今まで苦労されていた人にとっては、運気の上昇が見込める卦です。
 また、「解」が、「解答」「解決」「理解」という語にも使われるように、問題を抱えていた人にとっては、その問題が解けるという運気です。
 もっとも、春の氷はゆっくりととけていくもの。急激に運気が上昇するというわけではないことに注意が必要です。
 そして、占いの言葉に、「平易なことがらを選択しよう」とありますが、これは、「解、利西南」(「解」の卦は、西南に利がある)という言葉を翻訳したものです。詳しくは後述します。
 また、対人関係については、「あまりに情けをかけすぎるのは、その人が「懈」になってしまうのでよくない」という意味になります。
 恋愛・結婚運については、一般的には悪くないと見ていきますが、まとまるまでは予断を許しませんし、まとまってからも油断すると破綻しかねない、という運気でもあります。
 
 
 
 以上のような「姤」「解」の卦を踏まえて、アップルパイさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、内包関係であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「ただ何となく」だけではなさそうだと見立てます。
 アップルパイさんが復縁や交友関係の復活を望むのであれば、無視をするよりは、返信していくべきでしょう。
 ただ、「『こちらから食いつく』ということのないように」、というイメージです。
 うまく「あしらう」と言うと言葉が悪いかも知れませんが、「彼の側から、復縁や交友関係の復活を望むように『させる』」方向で動くべきかと。
 焦りすぎることも、良くなさそうです。舵取りは少々難しいかも知れないと見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「姤、解へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「姤」のイメージは、上でも申し上げましたように、「全体が陽であったところに、下から一本の陰が入り込んできたというかたち。多くの男性(陽)をうまく持ち上げ、手玉に取る女性(陰)というイメージ。」とされています。
 またあるいは、「邂逅」。つまり、「突然の出会い」です。
 少し言葉が悪いかも知れませんが、「悪女」ですね。「男性を手玉に取る女性」です。
 もう少し現代社会的に解釈しなおすならば、「積極的に、男性と対等に向かい合う女性」です。
 
 そのままの、イメージです。
 こちらから食いつくのではなく、「彼に食いつかせる」ように動いていくことが、お勧めになるかと見立てます。
 
 もちろん、復縁や交友関係の復活を望んでいるのはアップルパイさんの側ですから、メールを無視することはあまりお勧めできないかと。
 返信して、連絡を復活させ、その線を太くしていくべきだとは思うのです。
 それでも、こちらから「食い気味」になることは、お勧めできないというイメージです。
 「女性の側で主導権を取り、状況をコントロールする。男性を掌の上で転がす。」のが、「姤」ですので。
 
 
 このような「姤」に内包されているサブの運気が「解」です。
 「解」も意識しつつ行動すると良さそうだ、というイメージとなります。
 
 「解」は、「春の雪解け」です。長く続いた低調な運気が、ゆっくりと回復してくると思われます。とはいうものの、回復のペースはあくまでもゆっくりしたものですので、無理はいけません。やれそうなこと、簡単な問題から手をつけて行くのが良さそうです。
 
 「焦りは禁物」というイメージです。
 とは言え、あまりにも気が無い様子を見せると、また冷え込みかねません。「解」には、そのようなところ(サボってはいけないという性質)もあります。
 「状況をコントロールすべし」という「姤」とあわせますと、舵取りには少々難しいところもあるかと感じられました。
 
 
 彼の気持ちですが。アップルパイさんが「風」のところ、彼は「天」です。
 「風」は、「如才なさ・動揺」です。「天」は、「積極性・能動性・どうもふわふわしている」です。
 ここから見て、「ただ何となく」というよりは、「何かしら、積極的な意図はありそうだ」と見立てました。
 
 
 復縁や交友関係が復活する可能性は、あると感じられました。
 「うまくあしらう、転がす」ことがお勧めになるかと見立てます。
 
 
 

無料占いのお申し込みは、 こちら からどうぞ

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2016
このエントリーをはてなブックマークに追加