<無料占い> マネージャーとの関係。 suiseiさんより。

 
 
 今回は、suiseiさん(女性・30代)からのご相談です。「会社のマネージャー(上司)との関係について、言葉や気持ちが上手く伝えられず、お互い思いのすれ違い、勘違い、思い込みなどがあると感じ、雲行きが怪しくなってきました。マネージャーとの関係を良好にし、お互いの仕事に支障がなくなるようにしていきたいのですが、これからマネージャーとの関係で気をつける部分はありますでしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「睽之坤」(睽、坤へゆく)です。
 
 
 「睽」は、「そむく」と訓読みします。反発しあうことです。
 
 この卦は、火と沢からできています。
 上にある「火」は燃え上がるもの。下にある「沢」は流れ下るもの。そのために反発し、遠ざかってゆくわけです。「同にして異」ということを考察すべきだ、という言葉が示されています。
 
 占いの言葉は、
 
 火は燃え上がり、沢は流れ下る。嫁と小姑が同居していて考え方が異なる。
 しかし、卦の二本目と五本目が対応している。深いところでは通じ合っているのだ。
 小さい事を行うには吉。
 天地は反しているからこそ、その働きは一体である。男女は異なるからこそ、愛情が通じあう。
 万物は相反する働きを持つことで統一されているのだ。「睽」の働きは重要である。
 
 というものです。
 
 この卦は、「内輪もめ」を象徴しています。なにかにつけてゴタゴタした運気です。また、全体として、物事がいい方向に向かっていたと思ったら、急に悪くなったり、また良くなったりと、運気の変動が激しい時期であることを示しています。
 特に家庭内の不和を象徴し、嫁と小姑にたとえられることがあります。
 しかし、専門的な話になりますが、卦の二本目と五本目が対応しているので、深いところでは通じ合っていると解釈される運気でもあります。
 この卦が出た時は、ごたごたが失敗の決定的要因になりかねないような、大事業はすべきではないとされます。そのかわり、こまごましたこと、ちょっとしたことをやるにはいい運勢だとされています。
 恋愛運については、良くありません。「背きあう」という運気だからです。
 
 
 
 次に、「坤(坤為地)」の卦を検討します。「こん」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「坤」は、柔軟さ・女性性・消極性を象徴します。この卦は、六本すべてが「陰・柔」となっていますから、純粋な「陰・柔」という状態です。静止しながら豊かな力を蓄えている様子です。
 
 「坤(坤為地)」は、上下とも「地」というかたちです。万物を生み育てる豊かさを象徴しています。「乾」とは逆に、静止している様子でもあります。
 このような「坤」のかたちについて、「大地の働き、それが坤である。立派な人間は徳性を厚くし、人々を包容していく」という言葉が示されています。
 
 「坤」の占いの言葉は、
 
 「坤」の生成力は偉大である。その力を受けて万物は生まれるのだ。
 「坤」は大地の象徴である。大地は厚く万物を乗せる。その徳は天の広大さと等しい。
 「坤」の限りない包容力によって万物すべてが伸び栄える。
 「坤」の道は、従順に、堅くわが道を守ること。人に従って目的に達するのだ。
 良い友人に恵まれる。同類に背を向ける時は、友を失うも、よりどころが得られる。
 
 というものです。
 
 「坤」の卦が出た時は、一般的には隠忍自重が良い結果をもたらします。また、先生について勉強をするとか、上司の指示に従って働くということについては、良い運勢です。決断をするようなことには向いていません。「柔」ですから、「優柔不断」で決められないと見るのです。
 仕事運等について言えば、リーダーシップをとるよりは、リーダーを支えて裏方に回る方が良い。
 また、この卦には「西南に朋を得るに利あり……」という占いの言葉があります。これには、「友人と仲良くするのが良い。一方、友人に背を向ければ、配偶者に出会える」であるとか、「簡単なほうを選ぶのも良い。難しい方を選ぶと、孤独になるが結果は出る。これも良い。」とか、「西南方向に移動するなら、大勢で行く方がいいが、東北方向へ行くならば、一人がいい」などのいろいろな意味があり、何か思い当たるところがある場合には参考にできると考えられます。
 恋愛・結婚運で言えば、まとまりにくいとされます。良縁の場合は孤独で困難なものになると考えられています。また、注意すべきこととして、「坤」の場合は、人にだまされるおそれ、という問題があります。
 
 
 
 以上のような「睽」「坤」の卦を踏まえて、suiseiさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせて、内包関係であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 ひとつには、「マネージャーは、敵ではない。仕事の仲間だ。」と思うこと。
 もうひとつには、「鈍感力」と申しましょうか、「『すれ違い』や『勘違い』的なものを気にしない/感じたとしても、見て見ぬふりをする/そんなものは無いものとして振舞う」的な発想をすること。
 以上の2つが、参考になるのではないかと見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「睽、坤へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「睽」は、「家庭内のごたごた」を象徴する運気です。多くは「嫁と姑・小姑」の問題ですが、そうでない場合でも、「内輪もめ」が関係していることが多い運気と言えます。
 上の方にある説明でも申し上げたように、「ケンカはしても、それでも家族」がこの卦のポイントとなります。嫁と姑がゴタゴタしていても、外部に敵ができた場合、夫(息子)のため・家のためとなれば、強烈な共同戦線を張るということは良くありますよね。(会社や政党の派閥争いも同様です。大きな問題・外敵があると団結します。)そのイメージです。
 占いの言葉は、この辺の事情を示しています。「深いところでは通じ合っている」・「同にして異(異にして同)ということを考察すべき」、とはそういうところです。
 
 「(対立することはあっても、)同じ目標に向かう、仕事仲間である」という点を、意識していくことがお勧めではないかと見立てます。
 何か食い違いや誤解があると感じられても、ハートの部分では打ち解ける……あるいは、「打ち解けるつもりがある」ことを示していく。
 「オープンマインド」や「胸襟を開く」と言いましょうか(かえってズレてしまうような気もしますが)。そのような方向性が、参考になるのではないかと感じられました。
 
 
 このような「睽」に内包されているサブの運気が「坤」です。
 「坤」も意識しておくと良さそうだ、というイメージとなります。
 
 「坤」は、「母なる大地」を象徴します。どこまでも広く平らにつづく大地です。そうしたイメージから、「受容性、柔軟さ、分厚く鈍重、動きが少ない…」といった性質がイメージされる運気です。
 
 「坤」にもいろいろな意味がありますが、ここは「鈍感力」かと。「柔軟に、鈍重に、受容する」という発想が、参考になるのではないかと見立てました。
 「あの人とは、どうもしっくり行かないな」と思ってしまいますと、往々にしてその印象が跳ね返りますよね。向こうにも、「なんかこの人とはウマが合わない」と思われてしまうような。
 反射を繰り返す内に感情が増幅してしまうようなことには、警戒しておく必要があるかと。
 「『すれ違い』や『勘違い』的なものを気にしない/感じたとしても、見て見ぬふりをする/そんなものは無いものとして振舞う」、「鈍くなる、分厚くなる、柔軟になる」的な発想はいかがかと、見立てます。
 
 
 「あなたとはウマは合わないかもしれないけれど、それは関係ない話だから、合わなかったとしても仕事の方針はすり合わせよう」と考えて行く人がいます。
 「あなたとはウマが合わないかもしれない。それじゃ困るから、ウマが合わなくなるようなことが無いように配慮していこう」と考えて行く人もいます。
 前者からすると、「いいからやれよ」になり、後者からすると、「なんでそんなにがさつなんだよ」になるような。
 何となく、ですが。「上司のマネージャーさんは前者で、suiseiさんは後者」という状況になっているのかもしれないな、などと感じました。
 外れているかもしれませんが、「そういったところ」のズレ「的なもの」があるかもしれません。
 
 いずれにせよ、「睽」「坤」からしますと、「小異を捨てて大同を取る」、「内に含むよりは、流す」的な発想が、あるいは参考になるかと。
 そのように、見立てました。
 
 
 

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