<無料占い> 9月の運勢。 レモンさんより。

 
 
 今回は、レモンさん(女性・40代)からの、「9月の運勢を見ていただきたいです。」とのご相談です。
 
 
 得られた卦は、「咸之姤」(咸、姤へゆく)です。
 
 
 まずは「咸(沢山咸)」の卦を検討します。「かん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「咸(沢山咸)」は、山の上に池があり、下に潤いが及んでいるかたちです。下にある山は上へ向かおうとするもの、上にある池は下に下ろうとするもの。お互いに近づこうとしています。「自らの我意を虚しくして、人の心を受け入れるのが良い」という言葉が示されています。
 
「咸」の占いの言葉は、
 
「咸」とは感ずること。
陰と陽の二つの気が、親しみ合い、助け合うのである。
陽・剛である男が下にあって変わらぬ愛(山)を誓い、
陰・柔である女がそれを受け入れる(沢)。
それゆえに伸び栄える。固い結びつきを続けるならば、吉。
 
というものです。
 
 「咸」の卦は、「感ずる」ということです。心のふれあい、「感応」の意味と、身体的・感覚的なふれあいと、両方を意味します。また、「咸」は、「みな」・「ことごとく」という訓読みもあります。まさに、全人的・全身体的な感覚によるふれあいを意味すると言えます。
 そして、「咸」は「感」であるわけですから、理屈ではうまく説明できないような、直感・感情といったものが大きな要素となってきます。感情的になってしまうが故の過ちもありうるし、また逆に、直感的な選択が正しい結果につながるということもありうるわけです。
 さらに、やや専門的な話になりますが、「咸」の卦の運気に関わる、運気の理想的な流れは、「(天地)否」→「(沢山)咸」→「(雷風)恒」→「地天(泰)」というものです。閉塞→動き出し→継続→安定、という流れです。
 この流れと、「柔が上にあって剛が下にある(その結果お互い求め合って動き出す)」という占いの言葉から、「咸」の卦は、「運気の動き出し」という性質を持つものと考えられます。そのため、遅疑逡巡(ためらってぐずぐずする)のは良くないとも言われています。
 恋愛・結婚運という点では、上記の説明の通り、非常に良い運勢と言えます。もっとも、感覚的なものに流されて間違いを起こしやすい、という運気でもあるので注意が必要と言われています。
 
 
 
 次に、「姤(天風姤)」の卦を検討します。「こう」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「姤」は、「邂逅」の「逅」と同じで、「偶然・突然の出会い」という意味です。それも、大勢の男性を手玉に取るような、悪女的な女性との出会い、といったイメージです。(「いい女」とも言えるかもしれません。『ルパン三世』の峰不二子的なイメージと言ってよいかと思います。喩えが古いかもしれませんが。)
 
 「姤(天風姤)」は、天の下に風が吹き渡る、というかたちです。為政者は風のように政令を通達すべきである、という言葉が示されています。
 もっとも、「姤」については、「天」と「風」という他に、六本の線が「一陰五陽」になっている、というかたちに注目すべきとされています。
 全体が陽であったところに、下から一本の陰が入り込んできたというかたちは、多くの男性(陽)をうまく持ち上げ、手玉に取る女性(陰)というイメージである、ということです。
 
「姤」のうらないの言葉は、
 
 「姤」とは、遭遇することである。
 一本の柔が五本の剛に遭遇する。多くの男の中に忽然と一人の女が現れて、魅了する。
 このような女はしたたかもの。妻にすべきではない。長続きしないであろう。
 天地が遭遇すれば、万物がみな美しく育つ。
 「中正」であるリーダーに、剛強なものが出会えば、天下に道が行われる。
 「姤」の意義は重大である。
 
というものです。
 
 「姤」は「突然の出会い」。それも多くの場合、「あまり歓迎できない出会い」です。思いがけない災害やもらい事故に出会ったり、詐欺被害や株価の暴落にあってしまったり。そのような運気です。
 特に、陰が内側に入り込んでいるというかたちですので、うまい話をもって近づいてくる陰湿な人間に注意すべき、他人の口車には乗らないように、といった運気です。
 天の下に風が吹き廻る、どこまでも行くとも言えますが、どこに行くやらわからない、というかたちでもあります。いろいろ迷いが生じやすい時期と考えられます。このような時は基本に返って考えるのが良いと言われています。
 結婚運には良くありません。男性からすれば、女性がしたたかすぎて(あるいは肉食系過ぎて)心身ともに参ってしまう。女性からすると、「男性が多い」というかたちですから、落ち着けないという運気とされてきました。
 もっとも、現代の価値観からは少し考え方を変えるべきかもしれません。積極的に社会に出て、男性を相手に渡り合って経営等をこなす強い女性こそが良いと考えるのであれば、男性からすれば悪い結婚ではないと考えうるからです。
 
 ここまで、「姤」の悪いイメージを中心に述べてきましたが、「姤」にも良いところはあります。
 まず、たとえば、いわゆる客商売と言われる業種や芸能関係を占ってこの卦が出た場合には、魅力的な女性ということで、非常に良い運気といえます。
 さらに、そのような限定的な場面だけでもないのです。「姤」は、「偶然の出会い」。占いの言葉に、「万物がみな美しく育つ」とありますが、この「美しい」は、原文では「章」、つまり「あや」です。異質なものとの偶然の出会いが、思わぬ「あや」となり、運勢が動いて行く。そのような可能性をも含んだ卦でもあるのです。「『姤』の意義は重大である」といわれるゆえんです。
 
 
 
 以上のような「咸」「姤」の卦を踏まえて、レモンさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ひと月という期間の関わる占いですので、変化と見ても良いのですが。ひと月という短い期間ですので、内包関係と見てイメージの重なりや深みを意識する方が良いかと解釈しました。
 
 
 
 
 結論です。
 
 「何かが始まるひと月になりそうだ。したたかに、しなやかに取り組むことがお勧めになる」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「咸、姤へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「咸」は、「感」とほぼ同じ意味であり、「感覚」「感応」という意味を持ちます。「全人格的なふれあい」であり、「感覚」「直観」を重視すべき時期です。
 また、「きっかけ」「運勢の動き出し」という時期にあたることが多いとされます。
 
 特に「咸」は、「恋の始まり」と表現されます。
 後述します「姤」も、恋愛(等)のイメージが強い卦ですので、特に恋愛方面では「何かが始まるひと月になるかも」というイメージが生じます。
 恋愛に限らず、全体的に「動き出し」、それも「良いほうへの動き出し」というひと月になるかと見立てました。
 
 
 このような「咸」に内包されているサブの運気が「姤」です。
 「姤」も意識しておくと良さそうだというイメージです。
 
 「姤」のイメージは、上でも申し上げましたように、「全体が陽であったところに、下から一本の陰が入り込んできたというかたち。多くの男性(陽)をうまく持ち上げ、手玉に取る女性(陰)というイメージ。」とされています。
 またあるいは、「邂逅」。つまり、「突然の出会い」です。
 少し言葉が悪いかも知れませんが、「悪女」ですね。「男性を手玉に取る女性」です。
 もう少し現代社会的に解釈しなおすならば、「積極的に、男性と対等に向かい合う女性」です。
 
 「姤」も「邂逅」ですので、「何かとの出会い、動き出し」というイメージを持ちます。
 「咸」とは異なり、「何か良くないものとの出会い」というイメージではあるのですが、これは特に男性から見た場合のイメージ(それも古代的なイメージ)ですので、女性については必ずしも「悪い」とまでは言えないかと思っております。
 何か、「先行き不透明な出会い」と表現しておくべきかと見立てます。
 
 「姤」が得られた時の動き方は、「てのひらの上で転がす」です。
 真正面からぶつかるよりは、譲っておいて誘導する。そういう発想がお勧めになると言われます。
 「しなやかに、したたかに」です。
 
 2つの卦、そのイメージを合わせまして、「何かが始まるひと月になりそうだ。したたかに、しなやかに取り組むことがお勧めになる」と見立てました。
 
 
 
 
 個別の運気について申し上げます。
 
 
 金運
 出費の多いひと月になるかもしれません。「節約」と言うよりは、「上手に使う」ことが求められるかも。
 
 仕事運
 新しく何かが始まるかも知れません。臨機応変を心がけ、真っ先立って功を争うよりは、先頭を譲って風除けになってもらうような動き方がお勧めかも。
 
 恋愛・結婚運、家庭運
 いま彼氏がいらっしゃらないという場合には、「出会いの可能性アリ」かと。ただ、「結婚」や「落ち着いたお付き合い」というよりは、「熱い恋」や「おとなの恋愛」のイメージではあります。
 いま彼氏やご主人がいらっしゃるという場合には、「要注意」的なところがあります。「上手にかわす、あしらう」ような動き方がお勧めかと見立てます。
 
 
 

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