<無料占い> 無題。 ばなさんさんより。

 
 
 今回は、ばなさんさん(女性・30代)からのご相談です。「キャリアアップのため、社内試験を受けました。手応えはありません。合格基準は公表されておらず、点数だけでは判断できません。来月中旬に結果が出ますが、どのような方向にいくでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「小畜之益」(小畜、益へゆく)です。
 
 
 まずは「小畜(風天小畜)」の卦を検討します。「しょうちく」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「小畜」は、小がとどめる、小さくとどめられる、小さく蓄える、小さく養う、といった意味合いです。
 
 この卦は、風が天上に吹いているかたちを表しています。
 まだ雲が来ていない、雨が降らない、そういう様子です。
 雨が降る気配はあるのですが、まだその段階にいたっていない。
 志はあるのだが、それがまだ形になっていない、あるいは他の人に伝わっていない、そのような様子です。
 
 下の三本が天、登ろうとする陽気・剛の気です。
 それに対して、柔軟な風である上の三本がこれを押しとどめている。
 「柔よく剛を制す」の形になっているのです。小が大をとどめているから「小畜」です。
 
 あるいは、この卦は陽(実線)が五本に対し、陰(破線)が一本です。積極的な陽が動こうとするのを、わずか一本でとどめている。少しは抑えられる、小さくとどめられるから、「小畜」です。
 
 「小畜」の占いの言葉は、
 
 志は大いに達成される。
 内側に剛健(天)な力を持ちつつも、外側(風貌)にやわらかさ(風)を持っているからだ。
 ただし、今は、西の空には雨雲があるものの、まだこちらは雨になっていない状態である。
 大きな志がとどめられているのだ。努力が必要である。
 
 というものです。
 
 志(雨の降る気配)はあるのだが、それが具体的な形(雨雲)にはなっていない、陰鬱でイライラするような運気です。このような時は短気をおこしてはいけません。将来は、「志は大いに達成される」ことが示されています。
 今は力を「畜」(たくわえる)時です(畜と蓄はほぼ同義です)。従来の事業を行うのはいいのですが、新たな計画を実行しようとしても挫折しやすい時期と考えられます。
 何かと思うに任せぬ時ですが、コツコツと努力をすれば、やがて運気が開けてくる、そのような運勢であると言えます。
 恋愛・結婚運に関しては、そこまで悪くはないのですが、女性が強すぎるために喧嘩が起る、と言われるような運気です。
 
 
 
 次に、「益(風雷益)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「益」は、「増す」という意味です。これは「損」(ボランティア)の反対で、上に立つ者が下の者に利益を及ぼす、という意味です。
 
 「益」の卦は、上が風、下が雷を象徴しています。風は従うもの、雷は動くもの。下が動けば、上もそれに応ずるという様子を表しています。
 ですから、この卦のかたちを示す言葉は、まさに「疾風迅雷」です。よいものを見たら直ちにそれを学び取り、悪い点があったらすぐに反省すべきである、と言われています。
 
 占いの言葉は、
 
 上が骨を折って下を潤す。上下とも大喜びだ。
 大事業でも成功する。
 盛んな活動力(雷)と順応性(風)があるのだから、とどまることなく突き進む。
 天地の恵みは時の流れに従うのだから、「益」は時宜を得ることが重要だ。
 
 というものです。
 
 この卦は、かなりよい運気を示しています。
 やや専門的になるのですが、この卦は「否」という、非常に悪い運気が動いてこの運気になる、と考えられているので、最悪の状態は抜け出した、と考えられる運気です。
 上の立場にある人の助力が得られるという運気も示されています。また、友人等の手助けを求めるべき、とも言われています。依存してはいけないのですが、人のつながり、きずなの助けを求めるのがよいということです。
 もっとも、この卦は疾風迅雷。運気がいい状態が長期安定するわけではありません。チャンスを見たら、素早くつかまえるべきだと考えられています。
 縁談にはよい運勢です。もっとも、あわただしかったり、あちこちから横やりが入ったりしがちではあります。それでもまとまりやすい、という運勢です。
 
 
 
 以上のような「小畜」「益」の卦を踏まえて、ばなさんさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、「どのような方向に」とのご相談内容ですので、変化と解釈しました。
 
 
 
 
 結論です。
 
 的外れかもしれませんが……「試験そのもの(点数)以外のところ」がポイントになっているかもしれません。
 見通しとしては、悪くなさそうです。「上司との関係」がカギになるかもしれないと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「小畜、益へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「小畜」は、「小さくとどめる」と訓読みしますが、これは、「少ししかとどめられない」という意味でもあります。「雨雲が来ているのに雨が降らない」というイメージもあり、どうにもイライラするような運気です。
 このような「小畜」の卦が出た場合、基本的には「なかなか思うとおりに行かず、苦労する。運気が開けるまでは時間がかかりそうだが、コツコツとした努力を続けられれば、最終的には目標が達成できるであろう。」という運勢であると判断することになります。短気はいけません。
 
 「小畜」の卦からしますと、「現在のところ、何かとやきもきさせられている」というところがおありかもしれません。
 また、「自分の力だけでは、なかなか突破できない」というイメージが感じられます。
 的外れかもしれませんし、少し嫌な話であるかもしれませんが……。「試験そのもの(点数)以外のところ」がポイントになっているかもしれません。
 これまでの仕事に対する評価や上司の「覚え」的なものが、反映するようなところがあったりはしないでしょうか。
 そちらの影響次第ということになりますと、見通しが立ちづらいところがあるのではないかと、思うのです。
 
 
 このような「小畜」が、やがて「益」へと変化していくと解釈されます。
 「益」は、「利益が上がりやすい」「自分からリーダーシップを取って動くと良い」という運気を示します。
 物事全般について、成功しやすい時期であることを示します。特に良いのはお仕事運と、人間関係です。人の繋がりが得られやすいと考えられています。
 もうひとつのポイントとして、「益」は、上が「風」で下が「雷」というかたちをしています。そのため、「益」のキーワードは、「疾風迅雷」です。チャンスと見たら、素早く動く必要があります。
 
 「益」ですので、お仕事運については「見通しが明るい」かと。
 合格の可能性、あるかと見立てます。
 
 この「益」の卦も、「人のつながりに助けられる」という性質を持ちます。もう少し露骨に言いますと、「上からの『引き』がある」的なイメージです。
 「自分の力だけではなかなか厳しい」という「小畜」と考え合わせますと、どうも「上司との関係」がカギになりそうな気がするのです。
 
 もちろん、的外れであるかもしれません。
 受かっていたから上司に感謝とか、落ちていたから上司を恨むとか、そちらの方向に感情を動かすようなことを勧めているわけでもありません。
 
 
 まとめますと……。
 「見通しが立たない状態は、しばらく続くかも知れない。その原因は、試験の点数以外の要素が影響しているからではないかと思われる。『これまでの仕事に対する評価』や『上司の覚え』といった方面で問題がなければ、合格の可能性は高いのではないか。」と見立てます。
 
 
 

無料占いのお申し込みは、 こちら からどうぞ

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2016
このエントリーをはてなブックマークに追加