<無料占い> 恋愛と仕事について。 ベニーさんより。

 
 
 今回は、ベニーさんからのご相談です。「思いを寄せていた人にそっけなくされてしまいショック状態です。仕事も増やされプライベートが充実していません。今後良いことがあるでしょうか。恋愛・仕事を中心にお願いします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「豊之節」(豊、節へゆく)です。
 
 
 まずは「豊(雷火豊)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「豊」の卦は、まさに「豊か」な状態を象徴します。運気が盛んであること、しかし同時に、衰運に向かっていることを示します。
 
 「豊」の卦は、下が火、上が雷というかたちです。太陽が動いている雄大な様子ですので、「豊」なわけです。このかたちについては、明らかな知性(陽)によって、物事(特に訴訟関係)を判断するのによい、という占いの言葉があります。
 
 「豊」の占いの言葉は、
 
 明かな知性によって動くのだから、豊なのだ。
 太陽は中天にいたれば、後は傾いていく。
 これは自然の摂理なのだから、思い煩うべきではない。
 
 というものです。
 
 「豊」の卦が出た時は、「今が一番いい運勢」という状態です。ですから、これから先は、運気があまりよくない状態に入ります。しかし、それでがっかりしてはなりません。あまりくよくよせずに、それを自然のものとして受け入れ、明らかな知性で身を御するとよいことがある、と考えられています。また、良い結果を回収するならばタイミングは今であると言えます。
 
 この卦の前にある卦は、「帰妹」なのですが、これは不倫の恋を象徴する運気です。それを受けての「豊」であるため、もし以前からの、どうもうまくいかない恋愛関係があるような場合には、それを清算するのが良いとされます。
 およそ人間が関わる関係一般についても同様で、昔からの腐れ縁的な人間関係がある場合にはそれに関わらないようにするのが良いとされています。過ちを正すべきだ、という運気です。運気は今が盛りなのですから、いったんまとめて収穫、切るべきところは切るのが良いわけです。
 
 また、この卦は、動くならば早い方がいい、という運気でもあります。上に述べたように、今までが良い運気であったならば、手早くそれを回収して「勝ち逃げ」を目指すべきですし、今までが悪い運気であったならば、「損切り」をして逃げるべきなのです。
 この卦は、下が「火」、上が「雷」です。「火」は知性、「雷」は行動力を示します。ですから、知勇兼備と言われる人であれば、賢明な判断力で即断即決できるので非常に良い運勢であるとも言われます。逆にそうでない状況の場合は、この卦が「明夷」(腹の内を隠してとぼけるべき)と類似であることから、じっと大人しくしているのが良いと言われます。 
 
 
 
 次に、「節(水沢節)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「節」は、もとの意味は「竹のフシ」です。区切りをつけてしめくくる、ということです。
 そこから、「節約する」という意味と、「節度を守る」という意味が生じました。欲を抑えて、苦しみを受け入れるべき、という運気です。
 
 「節(水沢節)」は、上が水、下が沢というかたちです。沼(沢)が水をたたえ、枯渇もせず氾濫もせず、ちょうど良い状態を保っているかたちを示しています。
 このかたちについて、「生活に規律を保つべきだ」という言葉が書かれています。
 
「節」のうらないの言葉は、
「節」は伸び栄える。
平衡感覚を保って、苦しみに耐えるべきだ。
「節」は苦難を喜んで引き受け、自らの節度を保つべきことを示している。
 
というものです。
 
 「節」の卦は、上が水、下が沢ですが、水には「苦難」の意味があり、沢には「喜び」の意味があります。そのため、苦しみを受け入れるべきだ、という意味になります。
 ほどよい所にとどまって、手に入らないものには欲を抱かず、固執しない。情に流されすぎない。そうあるべきだ、という運気です。
 この卦については、分析の視点が二つあります。一つは、最高の運気である「泰」が傾こうとするのを、「節」によってとどめるべきという視点です。もう一つは、水が涸れるような最悪の運気である「困」が変化したものが「節」であり、漏れ出る水を下で支えている、という視点です。
 好調な運気とまでは言えないが、節度を守り、日々を平穏に控えめに過ごせば、だんだんと開けてくる運勢であるといえます。大きな事業には向きませんが、日常的なことをやっていくには良い運気です。
 
 
 
 以上のような「豊」「節」の卦を踏まえて、ベニーさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、2つの卦の性質から見て、内包関係であろうと判断しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「区切り」の時期にあたるのではないかと見立てました。
 ことに恋愛について、「スパッとこちらから見切りをつける」ぐらいの感覚になるほうが良いかもしれません。
 どれほど素敵な人であったとしても、「見る目が無い男性であった」ということで。
 お仕事方面については、「それほど心配ない」と見立てます。
 しばらくは大変かもしれません。しかし、恋愛方面で区切りがつけられれば、捉え方が変化してきそうなイメージです。ふたたび充実してくるのではないかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「豊、節へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「豊」は、「秋の豊かな実り」というイメージを持ちます。物質的にも精神的にも豊かな状態であり、基本的には良い運気です。しかし逆に、「腐った果実を剪定するのに良いタイミングであるから吉」という意味合いを持つ運気でもあります。
 また、「秋の実り」の後に来るのは「厳しい冬」です。「今が一番良い」という状態であって、これ以上を望むのは難しい、という性質も持っています。
 
 「豊」には、二面性があります。
 「今が最高」だからこそ「勝ち逃げ」を目指すというイメージと、「これまで最低」だったけど「今こそ切り替え時」というイメージと、です。
 
 お話を伺った限り、やはり「恋の見切り時」というイメージではないかと感じられます。
 良い意味で言うならば、「素敵な片想いだった。これ以上傷つく前に、思い出だけを胸に去る」。
 悪い意味で言うならば、「脈が無いならば、スパッとこちらから見切りをつける」。「見る目が無い男性など、こちらから願い下げだ」。
 それぐらいのつもりで行動するのがお勧めになる時期かと、見立てます。
 
 
 このような「豊」に内包されているサブの運気が、「節」です。
 「節」の卦は、もともとは竹の「ふし」という意味です。竹は、伸びる時はスイスイと伸びますが、「ふし」で一旦成長を引き締めますよね。そしてまた伸びていく。伸び伸びする時と、引き締める時とを交互に使い分けて、高く伸びることができるわけです。
 したがって、この卦が得られた時の心構えは、「節度」すなわち「メリハリ」です。
 しかし、その意味については、気をつけていただきたいことがあります。
 「節度がない」というと、「お酒の飲み過ぎ」とか、「ギャンブルのやりすぎ」とか、だらしない方面ばかりが想像されますが、それだけではありません。
 逆の状態、「気の遣いすぎ」「働き過ぎ」「頑張り過ぎ」も、メリハリを失っている状態ですので、「節度がない」とされるのです。緩める時は緩めなければならないのです。
 (たとえば、「苦節」という言葉があります。「苦節~年」と言うと、通常は「よく頑張った、えらい」というイメージで捉えられますが、易の用語としては、「そんなに苦しむほど頑張らなくても……」というイメージの言葉とされています。)
 
 この卦も、「節目」を意味します。
 やはり、恋に節目をつけるべき時期ではないかと思われるのです。
 
 
 お話を伺った感触としては、「仕事のお悩みは、やや副次的なものではないかな?」と思われました。
 恋が上手く行かなかった。だから、仕事も上手く行っていないように思える。仕事を増やされてしまっては、「今、最も気になっている」プライベートがどうなるのか……。
 と、そのようなご心配をされているのではないかと。
 
 したがいまして、「お仕事については、それほど心配ない」、「恋愛方面の悩みが去れば、本来の調子に戻ってくる」と見立てます。
 「豊」は、「原因を取り去れば、回復してくる」という卦です。「節」も、「いったん我慢すれば、次には成長局面が来る」という性質を持ちます。
 恋愛のお悩みもあることですし、しばらくは大変かもしれません。しかし、恋愛方面で区切りがつけられれば、お仕事への向き合い方……と言いますか、お仕事の「感じられ方」が変化してきそうなイメージです。
 
 
 「切り替えることができれば、再び充実した日が来る」というのが、私の見立てとなっております。
 参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。
 
 
 

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