<無料占い> 土地の件。 はーとさんより。

 
 
 今回は、はーとさん(女性)からのご相談です。「以前、親がある人から、詐欺のような価格で土地を買う契約をしました。詐欺まがいである事情が分かったのは、完済してからのことです。その後売主は亡くなってしまい、その長男の方は、事情を良く知ってはいますが、弁償するお金は無いと言って何もしてくれないままです。親は争いたくないからこのままでいいと言っていますが、私としてはもやもやします。このまま何もしない方が良いのか、長男の方へ話をするとか、弁護士さんを立てるとかして、何か解決の道があるかどうか、お聞きしたいと思います。」とのご相談内容です。
 
 
 ご理解いただけているところかとは存じますが、やはり専門家に伺うべき問題かとは、存じます。
 ただ、法律家へのアクセスには難しいところがありますし、「仕事になりそうなお話」ということになりますと、専門家が「勝率以上にやる気になってしまう(勝てます!と言って仕事を受けようとする)」ようなところがあるのではないか?……などとも、素人としては勘繰りたくなってしまいます。
 まずは無料法律相談等を上手に利用されるのが良いのではないかな、などと考えます。
 法テラスや市民無料相談会もありますし、近場に大学があるような場合、法学部の学生さんが「無料法律相談サークル」的なものを作っていることがあります。プロではないかもしれませんが、その分だけ「過剰に仕事熱心」というところも無い(無駄に「勝てます」とか「争いましょう」とか言い出すことがない)のかな、などとも「想像」いたします。
 私の記事は、あくまでも「『ひとつの方針』の提示」となっております。当たっている・いないというものとはやや遠いところがあります。
 「それは納得行かない!」とお考えの場合には、投げ捨てていただけますよう、お願い申し上げます。
 
 
 得られた卦は、「困之随」(困、随へゆく)です。
 
 
 まずは「困(沢水困)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「困」は、「くるしむ」という意味です。囲いの中に木があって、伸びようとしても妨げられています。
 
 「困(沢水困)」は、沢(沼や湖)の下に水があるかたちです。本来ならば水をたたえているべき湖が涸れ果てているようすをあらわします。
 このようなかたちについて、「沼に水がない。立派な人は自らの身をなげうって、志を貫くのだ」という言葉が示されています。  
 
「困」の占いの言葉は、
 
「困」は、試練を経て伸び栄える。
 剛が陰に覆われているが、その危難(水)を喜んで受け入れ(沢)よう。  
 苦しみの中に道を失わない者こそ、真に立派な人間だ。  
 変ることなく初志を貫こう。内側に剛健な徳を有しているのだ。大人物には吉なのだ。  
 苦境にある時は、何を言っても弁解としか受け取られない。  
 
というものです。  
 
 「困」の卦は、「升」(運気上昇)だったものが頭打ちになったものであるとか、「節」(沢に豊かに水がある)だったものが節度を失ったものであるとか、「否」(八方ふさがり)から苦闘したけれども力尽きたものである等と考えられています。いずれにせよ困難な運気です。四天王級です。  
 困難を象徴する卦は易にもいくつかありますが、「困」は「沢に水がない」かたちですので、「窮乏」であるとか、「資金・物資の不足」といった、何らかの不足による困難である場合が多いです。今は我慢の時です。
 占いの言葉にあるように、言い訳はあまり良い結果を生みません。何をしても苦しい時期ですが、今までの方針を変えずにしばらく時期を待つしかないという運勢と言えます。  
 恋愛・結婚運についても良くないと解釈されます。
 
 
 
 次に、「随(沢雷随)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「随」は、「したがう」という意味です。何かに従ってゆくと良いことが多いという運勢です。しかし、運勢は自分で切り開くもの。何に従うべきかは、自分で主体的に判断しなければなりません。
 
 「随(沢雷随)」は、雷が沼沢の内側に入り込む、動的なエネルギー(雷)が衰えていく時期を示すかたちです。季節で言うならば秋。「時勢に従って休息すべき」という言葉が示されています。
 
 「随」の占いの言葉は、
 
 剛(雷)が柔(沢)にしたがっている形である。
 剛が動き、柔がそれを喜んで受け入れるのだ。
 このような道に従うならば、逆に人々も喜んで従ってくれるだろう。
 
 というものです。
 
 この卦は、時勢に従い、あるいは人に従うとよいことがある、という運気です。また、変化の時期を象徴し、その変化には積極的に従う(変革の動きに乗る)と良い、という運気です。
 ですから、転職や引っ越しにはよい運勢です。
 季節のイメージは秋と申し上げましたが、時勢に従って、無理をしないほうが良いという意味です。
 もっとも、雷は動的なエネルギーを象徴する卦でもありますので、完全に静養しおとなしくしているというよりは、力をためる充電期間、クマが冬ごもり前に活発に動き回るようなイメージです。
 また、「従う」のが良いのですから、たとえば無能な上司であっても、その指示等には逆らわない方が良いという時期です。自分が雷(動)であり、また能力があることを示唆する運気ですが、それでもあえて穏当に上司に従うことで、自分を含めた運気が開ける、そのような時期です。
 恋愛運について言えば悪くはないのですが、結婚運となると、やや安定していないきらいがあるため、あまり良いとは言えません。また、三角関係や、ストーカー問題などのおそれも考慮すべき運勢と考えられています。
 
 
 
 以上のような「困」「随」の卦を踏まえて、はーとさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、内包関係であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 争い続けるエネルギーを維持するのが「困難」かと見立てます。
 差し引き勘定で、得が出るかと言う点に、難しさがあるかもしれないと感じました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「困、随へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「困」は、「困難」を象徴します。四難卦と言われる、易を代表する「良くない運気」です。かなり厳しい運気と言えます。
 また、「困」の卦が象徴する「困難」は、「何かが不足している」ことが原因であることが多いと考えられています。
 
 「困」の卦は、「何かの不足による困難」をイメージさせる卦です。
 今回の場合、「勝てる見込みの不足」であるとか、「相手の資力の不足」であるとか、そのような解釈も可能だとは思いますが……。
 サブの「随」の卦と考え合わせますと、「怒りのエネルギー」と申しますか、「争い続ける気力」を維持することに不足があるのではないかなと見立てます。
 
 
 サブの運気を示す「随」は、「したがう」という意味です。「何に従っていく・くっついていくべきか、その選択が重要になる」という運気です。
 また、「随」は、「充電期間」というイメージを持つ運気でもあります。消耗するよりは、「ためる」時期です。
 その一方で、「随」には「転換期」の意味もあります。「流れ」がある場合には、「積極的に乗ってよし」とされます。
 
 「随」は、少し元気がないような運気です。また、少し嫌な言葉ですが、「長いものには巻かれろ」的なイメージを持つ卦でもあります。
 争うとなると、かなりの気力を必要としますよね。その点が引っ掛かるのです。
 
 
 勝てるかどうか、分からない問題なのですよね?勝てたとしても、実際に相手にお金が無い場合には、何も取れないと思うのです。
 一方で、争うとなれば、費用と時間は、確実にかかります。
 実際に実入りがあるのか、差し引き勘定の見通しが立つので無い限りは、なかなか難しいのではないかと。
 
 もうひとつ気になるのが、地域性と申しますか……。
 本来、何も問題の無いはずの話なのに、「あそこの家、争ってるらしいよ」という事実や、あるいは噂ですら、信用的なものに響いてくるような。
 そういう難しい土地柄、あったりしますよね……。この点でも、差し引き勘定が必要になることがありうるかと。
 「その点の心配はない」ということならば、気にしなくてもよい問題ではありますが。
 
 
 言葉は悪いのですが、「絶対に、キッチリと、むしってやる」という強い気持ちをまずは持てるかどうか、というところがあるのではないかと。
 その点があいまいである場合には、「エネルギー不足」(随)という点で、「困難」ではないかと。
 そのように、見立てます。
 
 
 

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