<無料占い> 鑑定よろしくお願いします。 さかなさんより。

 
 
 今回は、さかなさん(女性・20代)からのご相談です。「数ヶ月前に元カレと別れました。好きだったけど別れました。原因は、恋愛の考え方の相違です。向こうが、『よく嫉妬してしまう』的な発言をしていたので、とても耐え難く、私から切り出しました。好きという気持ちがあるからか、夢に出てくることもありました。別れてから気持ちが楽になったのは確かですが、次の男性にいけないぐらい、カレのことがよぎります。今、彼はわたしのことをどう思っているのか。また、私はこれから恋愛を前向きにできるのか。占っていただきたいです。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「帰妹之坤」(帰妹、坤へゆく)です。
 
 
 まずは「帰妹(雷沢帰妹)」の卦を検討します。「きまい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「帰妹」は、「若い女性がとつぐ」という意味です。しかし、これはめでたい運勢ではありません。不正常な男女関係を意味します。この卦が出た時には、「いろいろあるけれども、何事につけそのウラにある男女の問題に注意せよ」という運気です。
 
 「帰妹(雷沢帰妹)」は、池の上に雷がとどろき、池を波立て騒がせているかたちです。「一時の現象(一時の恋心)にとらわれることのないように気をつけよう」という言葉が示されています。
 
「帰妹」の占いの言葉は、
 
女性が恋に夢中になると大変なことになる。
女性がとつぐのは人間にとって自然なことだ。
しかし、恋に夢中になっては大変なのだ。
 
というものです。(現代社会に沿うよう、かなり意訳しました。)
 
 「帰妹」の卦は、「男女関係に注意」という運勢です。『易経』の中には、「ストレートにこれ」という運勢を示す卦がいくつかありますが、そのうちの一つです。(他には、逃げろ!の「遯」や、戦争だ!の「師」などがあります)
 男女関係が関係しない場合でも、むき出しの欲望に注意、とされる卦です。
 
 
 
 次に、「坤(坤為地)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「坤」は、柔軟さ・女性性・消極性を象徴します。この卦は、六本すべてが「陰・柔」となっていますから、純粋な「陰・柔」という状態です。静止しながら豊かな力を蓄えている様子です。
 
 「坤(坤為地)」は、上下とも「地」というかたちです。万物を生み育てる豊かさを象徴しています。「乾」とは逆に、静止している様子でもあります。
 このような「坤」のかたちについて、「大地の働き、それが坤である。立派な人間は徳性を厚くし、人々を包容していく」という言葉が示されています。
 
 「坤」の占いの言葉は、
 
 「坤」の生成力は偉大である。その力を受けて万物は生まれるのだ。
 「坤」は大地の象徴である。大地は厚く万物を乗せる。その徳は天の広大さと等しい。
 「坤」の限りない包容力によって万物すべてが伸び栄える。
 「坤」の道は、従順に、堅くわが道を守ること。人に従って目的に達するのだ。
 良い友人に恵まれる。同類に背を向ける時は、友を失うも、よりどころが得られる。
 
 というものです。
 
 「坤」の卦が出た時は、一般的には隠忍自重が良い結果をもたらします。また、先生について勉強をするとか、上司の指示に従って働くということについては、良い運勢です。決断をするようなことには向いていません。「柔」ですから、「優柔不断」で決められないと見るのです。
 仕事運等について言えば、リーダーシップをとるよりは、リーダーを支えて裏方に回る方が良い。
 また、この卦には「西南に朋を得るに利あり……」という占いの言葉があります。これには、「友人と仲良くするのが良い。一方、友人に背を向ければ、配偶者に出会える」であるとか、「簡単なほうを選ぶのも良い。難しい方を選ぶと、孤独になるが結果は出る。これも良い。」とか、「西南方向に移動するなら、大勢で行く方がいいが、東北方向へ行くならば、一人がいい」などのいろいろな意味があり、何か思い当たるところがある場合には参考にできると考えられます。
 恋愛・結婚運で言えば、まとまりにくいとされます。良縁の場合は孤独で困難なものになると考えられています。また、注意すべきこととして、「坤」の場合は、人にだまされるおそれ、という問題があります。
 
 
 
 以上のような「帰妹」「坤」の卦を踏まえて、さかなさんのお話をあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考慮して、変化の関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 まず、「別れて正解」という恋愛であったかと、見立てます。
 彼の気持ちですが、「押し一辺倒」的なところがあるかもしれません。好きなのかもしれませんが、少しきつすぎる、軽々しすぎる、というところがありそうなイメージです。
 無理に次の恋に行かなくても良いかもしれません。「恋愛自体を、ひと休み」という時期かと。
 ご相談に対して、真正面から答える表現とはなっていませんが……今すぐに、「次に前向きにならなきゃ!」と思う必要はないかと見立てました。「その後」のことは、もう少し経ってから考える(あるいは、占いを立てる)のでも良いのかなというイメージが得られました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「帰妹、坤へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「帰妹」は、上の説明では言葉を濁しましたが、一言で言えば「不倫」を象徴します。特に、女性の側から不倫を働きかけて、破綻を生じかねないという運気です。
 かりに不倫でないとしても、「強すぎる思い、行きすぎた情熱、むき出しの欲望」、そういったものが背景にあることを感じさせる運気です。
 
 どうやら、「別れて正解」という恋愛であったかと、見立てます。
 どちらが悪いということではなく、難しい恋愛であるとか、相性が合わなかったであるとか、そういうこともありますよね。
 そういうことだったのかもしれません。
 
 彼の気持ちですが。
 彼とさかなさんの関係は、「雷」と「沢」です。
 「雷」は、「積極性、行動的、素早い動き」などを象徴します。ガンガン前へ出て行くような性質です。悪く言えば、「騒がしさ、軽々しさ」です。
 「沢」は、「口、おしゃべり、楽しみ、軽快さ」などを象徴します。受け身の性質です。悪く言えば、「浅薄」です。
 ここから見て、さかなさんとの関係における彼は、「ついつい押しすぎてしまう」ようなところがあるかと。彼との関係におけるさかなさんは、「彼のそういう態度を引き出してしまう」ようなところがあるかと。
 そういうことかと感じられます。今も同じではないでしょうか。大きく変わるところはないかと見立てます。
 
 
 このような「帰妹」が、やがて「坤」へと変化していくと解釈されます。
 「坤」は、「母なる大地」を象徴します。どこまでも広く平らにつづく大地です。そうしたイメージから、「受容性、柔軟さ、分厚く鈍重、動きが少ない…」といった性質がイメージされる運気です。
 
 「坤」は、「何も無い」というイメージです。「穏やかに柔軟に受け止める」という性質を象徴します。
 こうしたところからみて、「もうしばらくすれば、穏やかな気持ちに戻ることができる」のではないかと。
 いま無理に、「山場、盛り上がり」すなわち「次の恋愛」を目指して行かなくても良いのではないかなというイメージです。
 
 「これから恋に前向きになれるでしょうか」というご相談に対し、「なれるなれないを、いま気にする必要はない」という答え方は、「正面からお答えしていない」、「逃げ」のようなところがあるとは、私も存じております。
 それでもなお、「今しばらくは、恋愛自体をひと休み」という時期なのではないかと。
 そのような見立てを申し上げます。
 
 「恋に前向きになれるでしょうか」というご相談・ご質問については、もう少し経ってから考えるのでも良いのかなと感じました。
 「坤」の卦は、「占いを立てるのは、その時点で」ということを示しているのではないかと、私は見立てます。
 (しばらく経っても疑問が解消されない場合には、再度占いのお申し込みをしていただければ……と存じます。)
 
 
 

無料占いのお申し込みは、 こちら からどうぞ

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2016
このエントリーをはてなブックマークに追加