<無料占い> 10月の運勢。 てんてんさんより。

 
 
 今回は、てんてんさん(女性)からのご相談です。「9月は、仕事が忙しく金運には流れがありました。けれど、恋愛は停滞していたかなというイメージです。10月の運勢について、特に恋愛結婚運、仕事運、金運について、お願いします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「恒之艮」(恒、艮へゆく)です。
 
 
 まずは「恒(雷風恒)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「恒(雷風恒)」は、上が雷、下が風というかたちです。雷は成熟した男性、風は成熟した女性を意味することから、長年連れ添って関係が安定した夫婦のイメージです。このかたちについて、「自分の立場をしっかり定め、方針をぐらつかせない」という言葉があります。
 
「恒」の占いの言葉は、
 
 恒久不変、安定したかたちである。
 それゆえに伸び栄える。とがめもない。
 一貫して道を守る者は順調。
 天地の道も恒久不変、一つが終われば一つが始まる。
 この変化に対応しよう。
 
というものです。
 
 『易経』は変化の書である、と申し上げてきましたが、「恒」については、たとえば、「季節には四季という変化があるが、それでも四季がめぐるという点では不変である」、そういうイメージです。
 全体としては、安定した運気です。今まで通りのことをコツコツやるのが良いとされます。
 安定ですから、逆に言うと急成長は見込めません。もし何か大きなことをしようという場合には、気長に構えてじっくりと進めれば成功すると考えられます。
 この卦は、安定を意味しますから、変化の結果となる之卦(「A之B」のB)である時には非常に良い運勢なのですが、本卦(A)である時には注意しなければなりません。
 本卦にある場合は、安定した運気から、ある意味それに飽きてしまって変化が起こりうる、それもあまり良い変化ではなさそうであるから、従来のやり方を変えない方が良い、という運気になることが多いです。逆に之卦にある時は、吉です。
 仕事運全般で言うと、「恒」ですから、現状維持がよく、転職や新規事業はあまり良くありません。もっとも、「雷」も「風」も動くものですから、動きを止めないこと、努力の継続等が重要となります。
 恋愛・結婚運について言うと、これはいわば熟年夫婦の卦と言われています。安定した家庭関係を象徴するものです。ですから、これから結婚する人や、今結婚している人にとっては非常に良い卦なのですが、これから相手を探して行こうという人にとっては、「運気に動きがない」ということで、「やや時間がかかりそうだ」と見ていくことになります。
 
 
 
 次に、「艮(艮為山)」の卦を検討します。「ごん」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「艮」は、「とどまる」という意味を持ちます。
 沈着冷静、沈思黙考を心がけるべき、という運勢です。
 
 「艮」の卦は、上下とも「山」というかたちです。
 このかたちについて、「連なる山々。山は動かない。自分の立場を考えて、高望みはしないように」という言葉が書かれています。
 
 「艮」の占いの言葉は、
 
 艮は、とどまることである。
 とどまる時にはとどまり、行くべき時には行く。そこを間違えなければ、素晴らしい未来が待っている。
 控えめな態度をとろう。
 
 というものです。
 
「艮」の卦が出た時は、足踏み、運勢が動かない、現状維持の段階です。
 動かない、ということで、進展がないのでがっかりされるかもしれません。
 しかし、専門的になりますが、この卦は「解」(ゆきどけ)の卦に進む運気を内包しています。
 その意味で、足踏みといっても、「蹇」(足をひきずる、ゆきづまる)の卦とは違い、小休止の後に運勢が開けてくる可能性が示唆されています。
 ここは「待ち」の姿勢です。
 この卦が出た時は、人に積極的に会いに行くのはあまり良くないと言われています。協力者が得にくいのです。また、家庭であるとか、仲間がかかわるような事に関しても、外に意識を向けるよりは、まずは内輪の結束を固めるのがよいとされています。
 今結果を出すのは難しいかもしれません。しかし、運勢が開けてくる可能性は見えています。
 ちりも積もれば「山」となる、今は努力の時です。また、この卦はその「山」が重なっています。繰り返すこと、地道で継続的な努力をするのがよいでしょう。
 
 
 
 以上のような「恒」「艮」の卦を踏まえて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ひと月という短い期間の占いですので、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「基本的には、9月の流れが続く。ただ、少し停滞するかもしれない。」というひと月ではないかと、見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「恒、艮へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「恒」は、「つね」という訓読み、「恒星・恒常」といった熟語からも分かるように、安定した、非常に良い運勢を象徴しています。
 「安定」と言っても、不動であるわけではありません。「恒」は、「雷」と「風」で構成されていますが、「雷」も「風」も、動きを象徴するものです。そのため、「恒」が示す「安定」とは、「四季が巡る」というイメージです。春夏秋冬と、「変化・動き」はあります。厳しい季節もあります。しかし、穏やかな季節もあります。「それが繰り返される」という意味で、安定しているということです。
 時として、いろいろな「出入り」や「波風」はあるものの、それでも「収まるところへ収まってゆく」といったイメージです。
 
 「良好な状態を維持する。落ちることなく、推移する。」というイメージを持つ、運気です。
 したがいまして、「基本的には9月の流れが続く」かと見立てます。
 
 
 このような「恒」に内包されているサブの運気が「艮」です。
 「艮」の卦も影響すると言ったイメージで、お考えください。
 
 「艮」は、上下とも「山」、というかたちをしています。
 したがって、この卦のキーワードは、「動かざること山のごとし」です。
 大きな飛躍を期待する人にとっては、運気が「動かない」という足踏み状態ですので、少し残念に感じられることもありますが、落ち着きたい人にとっては、「非常に安定している」という意味になりますので、むしろ良い運気と言うこともできます。
 心構えも非常に分かりやすいです。第一に、「動揺しないこと」です。運気が停滞していますので、動揺するだけくたびれ損なのです。第二に、飛躍は期待できませんので、「地道に努力をすること」がお勧めとなる運気です。
 
 「艮」は、良くも悪くも、「不動」です。
 メインの「恒」とあわせますと、やはり、「9月から変わらない」といった運勢かとは、感じられます。
 
 ただ、「恒」は、「動きや流れもあるけれど、全体として大きな目で見れば、変わらない」というイメージです。
 これに対して「艮」は、「がっちりどっしり、変わらない」というイメージとなります。
 この点を考え合わせますと、特に経済面での「融通、キャッシュフロー」の点で、少し陰りが出てしまうかも……というところは、あるかもしれません。
 
 とは言え、メインは「恒」、「現状の好調が続く」です。
 したがいまして、「そこまで悪いひと月ではない」かと、見立てます。
 
 
 
 個別の運気について、申し上げます。
 
 恋愛・結婚運
 「恒」は、「現時点で配偶者や恋人がいる」人には吉なのですが、「これから恋人を探していく」という場合には、「なかなか変化が起こらない」という意味合いになってしまうところがあります。
 現状の穏やかな人間関係が続く良さはあるのですが、出会いには(、あるいは少なくとも出会ってすぐに発展ということは)、期待できないかもしれません。
 
 仕事運
 9月の状態が維持されるかと見立てます。
 
 金運
 やはり、9月の状態が維持されるかとは見立てます。
 が、上で申し上げましたように、「融通、キャッシュフロー」の点で、少し陰りが出てしまうかも……というところは、あるかもしれません。
 
 
 

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