<無料占い> 10月の運勢。 きのこさんより。

 
 
 今回は、きのこさん(女性・40代)からの、「来月の運勢を占っていただきたいです。」とのご相談です。
 
 
 得られた卦は、「節之渙」(節、渙へゆく)です。
 
 
 まずは「節(水沢節)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「節」は、もとの意味は「竹のフシ」です。区切りをつけてしめくくる、ということです。
 そこから、「節約する」という意味と、「節度を守る」という意味が生じました。欲を抑えて、苦しみを受け入れるべき、という運気です。
 
 「節(水沢節)」は、上が水、下が沢というかたちです。沼(沢)が水をたたえ、枯渇もせず氾濫もせず、ちょうど良い状態を保っているかたちを示しています。
 このかたちについて、「生活に規律を保つべきだ」という言葉が書かれています。
 
「節」のうらないの言葉は、
「節」は伸び栄える。
平衡感覚を保って、苦しみに耐えるべきだ。
「節」は苦難を喜んで引き受け、自らの節度を保つべきことを示している。
 
というものです。
 
 「節」の卦は、上が水、下が沢ですが、水には「苦難」の意味があり、沢には「喜び」の意味があります。そのため、苦しみを受け入れるべきだ、という意味になります。
 ほどよい所にとどまって、手に入らないものには欲を抱かず、固執しない。情に流されすぎない。そうあるべきだ、という運気です。
 この卦については、分析の視点が二つあります。一つは、最高の運気である「泰」が傾こうとするのを、「節」によってとどめるべきという視点です。もう一つは、水が涸れるような最悪の運気である「困」が変化したものが「節」であり、漏れ出る水を下で支えている、という視点です。
 好調な運気とまでは言えないが、節度を守り、日々を平穏に控えめに過ごせば、だんだんと開けてくる運勢であるといえます。大きな事業には向きませんが、日常的なことをやっていくには良い運気です。
 
 
 
 次に、「渙(風水渙)」の卦を検討します。「かん」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「渙」という字は、「散る」という意味です。川が支流に分かれていくようなイメージです。
   
 また、「渙」の卦は、帆を張って船が水上を行くかたちとされています。
 鬱屈したものが散ってゆく、外にエネルギーを発散させ、大事業に乗り出してゆく、そういう運気を示しています。
 
 「渙」の占いの言葉は、
 
 「渙」は、伸び栄える。
 各横線の働きにより、上下が心を一つにして離散を防いでいるのだ。
 この努力を続ければ、すばらしい結果が待っている。
 
 というものです。
 
 「渙」の卦は、「散る」という意味です。悩み事やストレスは発散されていく。一方、人の心が緊張を欠いて離散していく、などの運気を象徴しています。
 大きな動きが起こる可能性もあります。
 仕事運一般に関して言えば、苦しかった場合にはよい方向に向かうけれども、順調だった場合は緊張感の欠如に注意、と言われています。新規事業には悪くありません。
 人間関係や恋愛・結婚運も同様です。これまで苦しかった場合にはその苦しみが発散していく。逆に、良好である場合には、人間関係やご縁が散って行かないように要注意、と見ていくこととなります。
 
 
 
 以上のような「節」「渙」の卦を踏まえて、きのこさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ひと月という期間の短さも考え合わせ、内包関係として解釈しております。
 
 
 
 結論です。
 
 「何らかの節目」のひと月になるのではないかと、見立てました。
 今後、「発散」の方向に向かうので、その準備のために「締めておく」ような動きに適したひと月かと、見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「節、渙へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「節」の卦は、もともとは竹の「ふし」という意味です。竹は、伸びる時はスイスイと伸びますが、「ふし」で一旦成長を引き締めますよね。そしてまた伸びていく。伸び伸びする時と、引き締める時とを交互に使い分けて、高く伸びることができるわけです。
 したがって、この卦が得られた時の心構えは、「節度」すなわち「メリハリ」です。
 しかし、その意味については、気をつけていただきたいことがあります。
 「節度がない」というと、「お酒の飲み過ぎ」とか、「ギャンブルのやりすぎ」とか、だらしない方面ばかりが想像されますが、それだけではありません。
 逆の状態、「気の遣いすぎ」「働き過ぎ」「頑張り過ぎ」も、メリハリを失っている状態ですので、「節度がない」とされるのです。緩める時は緩めなければならないのです。
 (たとえば、「苦節」という言葉があります。「苦節~年」と言うと、通常は「よく頑張った、えらい」というイメージで捉えられますが、易の用語としては、「そんなに苦しむほど頑張らなくても……」というイメージの言葉とされています。)
 
 何らか、「続いてきたことがある」ような場合、それにいったん「区切りをつける」ようなひと月になるのではないかと、見立てます。
 「次のステージへ向かうための準備」という、イメージです。
 苦しいことが続いていた場合には、無理に努力を続けるには向きません。
 
 
 このような「節」に内包されているサブの運気が「渙」です。
 「渙」が、中から生まれ始めている。これから「渙」に向かうのではないか?というイメージとなります。
 
 「渙」の卦は、「散る」という意味です。悩み事やストレスは発散されていく。一方、人の心が緊張を欠いて離散していく、などの運気を象徴しています。
 「順風に帆を張って進む船のかたち」とも言われる卦です。
 大きな動きが起こる可能性もあります。
 
 「渙」は、「発散」です。
 「風に帆を受けて出航する船」や、「ホースの先をつまんで、庭に水を撒くようす」といったイメージの運勢です。
 非常に見通しが良い、爽やかな運勢と言う事ができます。
 
 今後、「渙」の運勢に向かう可能性があるかと見立てます。
 ぱっと明るく、爽やかな運勢です。
 そちらに向かうための「節」です。準備のために「締めておく」ような動きに適したひと月かと、見立てました。
 
 
 
 個別の運気について、申し上げます。
 
 
 金運
 上では「渙」の良い意味を中心に申し上げましたが、「発散」ですので、「散財」の意味もあります。必要な物がある場合には全く問題ないのですが、無駄遣いの危険もありますので、引き締める(「節」)ことを意識されると良いかもしれません。逆に、苦境であった場合には、「ひと段落」というイメージにもなります。
 
 仕事運
 締めの「節」と、変化の「渙」ですので、何らかの異動があるかもしれません。
 
 恋愛・結婚運
 現に恋人、あるいはご主人がいらっしゃる場合には、「気を引き締めてかかるべき」というひと月になるかもしれません。お互いに、浮気注意。「散る」(渙)ことのないように、ですね。
 苦しい恋愛が続いていた場合には、「区切りをつけて、解散(お別れ)する」のに向いたひと月かと。
 恋人やご主人がいらっしゃらない・募集中であるという場合には、「こだわらない」ことがお勧めになるかと。これまでのやり方、イメージ、恋愛観……。そういったものに区切りをつけて、ゼロからパーッと。そういうひと月かと見立てます。
 
 
 

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