<無料占い> 主人の転職。 MANAさんより。

   

 
 
 今回は、MANAさん(女性・50代)からのご相談です。「主人の仕事のことです。今の会社は、得るものはあったけれど低賃金です。そこで主人は、給与アップ等を訴えるか、辞めるか、どちらかにしようと考えています。また、起業を視野に入れ、勉強を始めました。①今の会社に給与アップ等を訴えて、続ける方が良いか。②転職すべきか(転職できるのか)、時期はいつが良いか。③いつか起業できるのか、時期や業種は?といった点について、占いをお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 ①②について。
 得られた卦は、「乾之革」(乾、革へゆく)です。
 
 
 まずは「乾(乾為天)」の卦を検討します。最上図、一番左側をご参照ください。
 
 「乾」は、「健」に通じます。「剛健」であり、積極性を象徴します。この卦は、六本の横線が全て「陽・剛」となっていますから、純粋な「陽・剛」という状態です。ものごとがフル稼働しているような状況です。
 
 「乾(乾為天)」は、上下とも「天」というかたちです。まさに天の働き、また、純粋な陽の気ですから、言わば真夏の太陽のような熱気と力強さを象徴する運気です。
 このような「乾」のかたちについて、「天の運行は剛健・積極。一瞬もその動きを止めない。立派な人間はたゆまず努力するのだ。」という占いの言葉が示されています。
 
 「乾」の占いの言葉は、
 
 「乾」の創造力は偉大である。その力を受けて万物は始まるのだ。
 「乾」は天の道を統御する根元である。
 「乾」の力は何物にも制御されず、動き続け、伸び続けるのだ。
 「乾」の道は時に応じて変化し、万物を生み出し、天地の大いなる調和を保つ。
 「乾」の働きは順調。永遠に続く。
 
 というものです。
 
 「乾」の卦は純粋なる「陽・剛」であり、動いてやまぬ運気を象徴します。ですから、この卦が得られた時には、「正しいありかたで堂々と、積極的に行動する」のが吉となります。
 「乾」は、天。天空ですから、「気に満ちてはいるけれど、形・実態はない」ということになります。ですから、願い事全般について、「形になりにくい、実らせることは難しい」と考えられます。
 それでも願いをかなえようとするのであれば、「乾」の道にのっとることです。堂々と正しいありかたで、力強くたゆまぬ努力を続けるべきです。難しいと言えば難しいのですが、正統な努力を続けるのが良いという運気は、考え方によっては大吉と言えるのではないでしょうか。
 女性から見た結婚運は悪くありません。相手が「天」、すなわち剛にして陽な、男らしい男性と考えられるからです。
 
 
 
 次に、「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、左から二番目をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 ③について。
 得られた卦は、「未済(火水未済)」です。「びせい」と読みます。最上図、一番右側をご参照ください。
 
 この卦は、訓読みすると、「いまだならず」と読めます。「既済」(運勢の完成型)の逆の卦であり、運勢が未完成であることを象徴するものです。今現在は困難・挫折の中にあることを示しています。
 この卦は、「既済」の次に置かれた卦であり、『易経』の最後に置かれている卦です。
 『易経』は「変化の書」。運勢とは、完成して終わるものではないのです。これから変化していく未完成の運気、その象徴たる「未済」こそが、経文の最後に示されているのです。「未済」は、いわば、「易」そのものの象徴と言える運勢なのです。
 
 「未済(火水未済)」は、火が水の上にあるかたちです。上にのぼろうとする火、下に流れようとする水、運気がちぐはぐになっています。このかたちについて、「立派な人間は、このかたちを見て、慎重に物事を区別して、適材を適所におくように心掛けるのだ」という言葉が示されています。
 また、この卦は、「既済」とは逆に、六本の横棒が、全て理想形の反対に配置されています。その故にこそちぐはぐであり、困難も多いのですが、六本の横棒は陰・陽・陰……と、互い違いになっていて、お互いに補い合い、協力しあうかたちとなっています。安定していない、動き行く運気です。そのゆえにこそ、人間の努力によって運気を動かし、切り開いていく可能性が示されているとも言えるのです。
 
 「未済」の占いの言葉は、
 
 「未済」は、運勢が伸び栄える。
 柔の爻(横線)が下から五本目にあって、柔順に、時勢に順応して強行を慎んでいるからだ。
 子狐が河を渡ろうとして、いま一歩のところで尾を濡らしてしまうような運気だ。
 挫折があり、万事順調にはいかない。
 しかし、六本の爻(横線)は、あるべきかたちではないが、応じあっている。
 一致協力して難関を切り抜けるのだ。
 
 というものです。
 
 「未済」の卦は『易経』を象徴するものといってもよく、その意義は上に述べた通りです。
 全体として、今は困難や挫折に直面しているが、だんだんと良い方向に向かっていくという運勢です。
 あせらずこつこつと、永続的な努力を続ければ(続けられれば)、必ず願いはかなうと言われる運気です。
 将来の恋愛・結婚運についてもほぼ同様です。今すぐにどうこう、というものではないが、努力の先にご縁が見えてくる、という運気です。
 
 
 
 以上のような「乾」「革」「未済」の卦を踏まえて、MANAさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせ、変化として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 ①②について。
 「二者択一」ではなく、「やれることは全てやる」のがお勧めになるのではないかと、見立てました。
 転職を考えることは、悪くないかと感じられます。
 が、「辞めてから転職」ではなくて、「まずは探して探して、見つかって(目途が立って)から転職」という流れが良いのではないかと見立てます。「その限りにおいて」、悪くないかと感じました。
 ③について。
 今のところは、まだまだ準備段階のようです。「できない」ということはないと感じられますが、だいぶ先の話かと。時期・業種については、「イメージが得られない」……と言いますか、「占いを立てる側としても、いま決め打ちすべき話ではない」ように思われました。
 
 
 
 
 ①②について。
 得られた卦は、「乾、革へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「乾」は、「天」を象徴します。「陽・剛」のみで構成される運気であることから、陽気で活発、激動の運気ということができます。身の周りに変動が起こりやすい時期です。
 この「乾」は、「天」ですので、「気」でできています。ふわふわして、上に登りやすい。しかし、みっしりとした重みがあるわけではないので、実になりにくい、というイメージもあります。すぐに結果を出すことは、期待できないかもしれません。
 
 「乾」は、「とにかく動くべきだ」という運勢です。
 したがいまして、「申し出るか、辞めるかの二者択一」よりは、「辞めるにせよ辞めないにせよ、申し出る」方が良いのではないかと。
 
 このような「乾」が、やがて「革」へと変化していくと解釈されます。
 「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 「革」が得られましたので、転職については、「悪くない」かと見立てます。
 
 ただし、「乾、革へゆく」という流れの中での、「革」です。
 すなわち、「仕事を辞める(革)」前に、「とにかく動きまくる(乾)」ことが必要になるかと。
 したがいまして、「辞めてから転職」ではなくて、「まずは探して探して、見つかってから転職」という流れが良いのではないかと見立てます。
 転職については「悪くない」というのは、その限りにおいて。
 「辞めてから転職」はお勧めできず、「転職先が見つかって(目途が立って)から辞める」のがお勧めになるかと。
 そのように、見立てました。
 
 
 ③について。
 得られた卦は、「未済」です。
 
 「未済」は、「運勢が未完成の状態にあること」を象徴する運気です。「未完成」ですので、今は苦闘の時期。いろいろなことが食い違い、ちぐはぐになっているような状態ですので、現時点ではあまり良い状態ではありません。厳しいとすら言えます。
 しかし、「未済」は「未完成」だからこそ、同時に、「無限の可能性」を象徴する運気でもあります。「努力を続けることができれば」、願いは必ずかなうとされている運気でもあります。
 
 現状しばらくは、(起業という)「目標達成は、難しい」かと見立てます。
 「いつか、しばらく後の話」としてならば、可能性はあると見立てます。
 
 「それはいつなのか、どのような業種なのか……ということを聞きたいのだ!」とお考えになるかも知れませんが……。
 易占は本来、占いを立てる前に諸事情を詳しく伺う必要があります。
 相談される方の側において、「何となく、起業しようかと考えている」ぐらいの段階ならば、占いに頼るよりも、「楽しい(?)夢を膨らませる」べき時期ではないかと思うのです。
 その過程で、業種については、占いに頼るまでも無く見えてくるかと。時期は、さらにその後の問題かと。
 占いを立てる側としましても、「今の段階で決め打ちするのでは、精度があまりにも低い」上に、言霊信仰ではありませんが、「口にする(文章にする)ことで、おかしな先入観を吹き込むことになるのではないか」という恐れを感じずにはいられません。(「たかが易者の言葉に、影響なんかされないよ」と思われるかもしれません。失礼をお詫びいたします。)
 
 
 以上が、私の見立てとなります。
 参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。
 
 
 

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