<無料占い> 数年後のこと。 a.kさんより。

 
 
 今回は、a.kさんからのご相談です。「いま、自分は代行業の仕事をしています。実務的な資格の勉強をしてはいるのですが、次のステップに進みたいと思い、学校に通いたいと考えているのですが、今の仕事に活かせる難関資格(経済系)か、仕事自体を変えて公務員等を目指すか、迷っています。数年後のために、スキルアップを目指すのが目的です。どう考えるのが良いでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「震之兌」(震、兌へゆく)です。
 
 
 まずは「震(震為雷)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「震」は震えること。雷鳴が震いわたっている状態です。恐ろしげだが音ばかり大きくて実害は少ない、というイメージです。
 
 「震(震為雷)」は、上下とも雷というかたちです。「おそろしいけれども用心しておけば大丈夫だ」、という言葉が記されています。
 
 「震」の占いの言葉は、
 
 震は、伸び栄える。
 雷がとどろいている時は恐ろしいが、過ぎ去れば笑顔になる。
 慎み恐れることが重要である。
 恐ろしいことがあっても、ろうばいしないような人間こそ、立派なのだ。
 
 というものです。
 
 「震」の卦は、「伸び栄える」、つまり、仕事等で発奮すると良いことがあるという運勢、サプライズ的な何かがあるという運勢ですが、同時に、音ばかり盛んで実がない、という運気でもあります。
 したがって、軽挙妄動は慎み、落ち着いて行動することが重要です。「悪い結果ではなかったのに、期待の方が大きすぎたせいでがっかりする」ようなこともないようにしたい運気です。
 逆に、問題や悩みがあった場合には、思ったよりも深刻ではなかった、ということもありうる運気と言えます。
 あわてず落ち着いて考えましょう。軽挙妄動はかえってダメージを深刻なものにしてしまいかねません。
 
 
 
 次に、「兌(兌為沢)」の卦を検討します。「だ」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「兌(兌為沢)」は、上下とも沢というかたちです。「沢」は、口や少女を意味します。少女たちが集まっておしゃべりしているように楽しげなかたちを意味します。
 
 このかたちについて、「友人たちと励まし合い競い合って、向上していこう」という言葉が示されています。
 
「兌」の占いの言葉は、
 
 「兌」は伸び栄える。「よろこび」という意味である。
 外柔内剛の徳性を示している。
 正しい道を行く自然な喜びを貫けば万事順調。
 よろこびの心は、人を励まし、苦難を乗り越えさせるものなのだ。
 
 というものです。
 
 「兌」は、よろこびを意味します。しかし、よろこびに溺れてはいけないわけで、何事にも慎ましさを忘れず、欲望をほどほどにとどめれば、良い結果につながる、という運気です。
 日々の平穏については吉ですが、大きなことをするにはやや勢い不足と考えられます。
 人間関係でも、小さなこと、楽しんで軽い付き合いをするには悪くない卦です。一方、しっかりした人間関係が必要な場合には、慎重にならなければならない運気といえます。注意すべきこととして、「口は災いのもと」にならないように、と言われています。また、相手の人柄について、口ではうまいことを言い、表面の人当たりはいいけれど、虚言癖であったり、やや内実に乏しい人物である可能性があるとされます。
 恋愛関係で言えば、間違いが起きやすい運気であると言われてきました。現代的に言うならば、軽い関係、遊びの恋愛と考えるならばまあそれでも良いのですが、結婚等を考える真剣なおつきあいには向かない運気であるとされます。上記のように、相手側がやや内実の乏しい人物であるという可能性があるからです。
 
 
 
 以上のような「震」「兌」の卦を踏まえて、a.kさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、主に卦の性質から、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「大きな決心を必要としなくて済むほう」が良さそうだと見立てました。
 また、「学校に通う前に、あまりお金や時間がかからない方法で、少し見通しを立ててみる」ことがお勧めになる運勢かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「震、兌へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「震」は、「雷」です。
 「雷」は、「積極性・能動性・素早い動き、大きな音」等を象徴します。悪く言えば、「騒がしさ、落ち着きの無さ」です。
 また、「震」のように、「上三本と下三本が同じかたちをしている卦」は、「二度あることは三度ある」的な運勢を象徴します。「雷」の性質とあわせますと、「失敗しても何度でも挑戦できる」というイメージになります。
 
 サブの運気を示す「兌」は、上下とも「沢」を意味します。
 「沢」は、「少女、笑い、喜び、口、身軽さ」などを象徴しています。悪く言えば、「深みがない、軽薄だ」ということにもなります。
 
 2つの卦は、共に、「軽さ」という点に良さがあり、逆に言いますと「深み、真剣さ」という点に難があります。
 したがいまして、「大きな決意を必要とするような判断には、向かない」というイメージがあるかと、見立てました。
 
 具体的には、2つの意味があるかと。
 ひとつは、ご相談にもありました、「どちらにするか」という問題について。
 どちらを選ぶにせよ、真剣にお悩みになっていらっしゃるとは存じますが、それでも。「大きな決心を必要としなくて済むほう」、「心理的負担の少ない方」が良いのではないかと。
 そのように、見立てました。
 
 もうひとつは、「そもそも、『どちらにするか』という大きな問題を決断するには、まだ時期尚早かもしれない」という意味かと。
 資格の学校に通うとなると、お金も時間もかかりますよね。
 そのような「大きな決断」をする前に、現状は、「気軽な決断」をすべき時期であるかと、感じられたのです。
 
 具体的には、たとえば、各種資格試験の過去問等を、購入されてみてはいかがでしょう。
 公務員試験と、経済系資格試験と。
 すぐには解けなかったとしても。ぱっと見、「行けそうだ」、「とっつきやすそうだ」、「自分には合っている」と感じられるほうを選ぶ。あるいは、「あたりをつける」。
 そのような動き方に適した時期かと、見立てます。
 
 
 

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