<無料占い> 同僚について。 天音さんより。

 
 
 今回は、天音さんからのご相談です。「今勤めている職場は悪くないのですが、同僚に2人ほど、困った人がいます。ひとりからは、上品な嫌がらせをされています。言葉使いも振る舞いも上品ではたから見るとわからないと思います。もうひとりは、ボスキャラです。ニコニコと誰にでも誉め言葉で相手を掴みますが、回りの悪口を吹き込みます。気づいてからはウンザリなのですが、彼女が私の主人を知っていて無下な態度も取れません。どうしたら良いでしょう?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「巽之兌」(巽、兌へゆく)です。
 
 まずは「巽(巽為風)」の卦を検討します。「そん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 この卦は、上下とも風を現し、まさに風を象徴します。
 また、「巽(そん)」は、「遜」に通じ、謙遜・譲ることを示します。
 
 風はものにぶつかれば方向を変え、どのような隙間にも入り込みます。
 そのぶん、何事にも適応でき、柔軟な人間関係を築けますが、優柔不断に陥る危険もあります。
 決断に迷う運気を示しています。すぐれた指導者にしたがうべき、とされてきた卦です。
 
 占いの言葉は、
 
 やや運が開ける。
 進んでことを行えば順調である。
 謙虚に、指導者にしたがうべきだ。
 
 というものです。
 
 この卦は、柔軟に、ことを進めればやや運が開ける運気であることを示しています。
 もっとも、内部に「大過」(不安定な運気)や「睽」(反発しあう運気)を含んでおり、また風に吹かれる卦でもあることから、不安定さ・動揺という運気をも示します。細かいことが気になり、やや神経質になってしまう、そういう運気です。
 新規の事業には良くない、今までの関係を重視すべき、と言われています。ただ、株や商売関係では、大きくはないが利益が出る、とされます。ただ、「風」ですから、動きやすい局面で、その点に関する注意が必要です。
 一般的に言って、「かたちのないもの」については良い運気です。ですから、精神的な活動には良く、また、サービス業等についても吉とみます。
 
 「風」ですから、おおまかにいって、動きが多く安定が難しい、という運気であることが多い卦です。
 そのため、身辺になんらかの異動・変化が起こる可能性があります。また、安定していないのですから、何事についても周囲に相談していくのが良いと言われる卦でもあります。
 婚姻は、「風のように動く」のでまとまりにくく、末を遂げない可能性もある、とされてきた運気です。
 
 
 
 次に、「兌(兌為沢)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「兌(兌為沢)」は、上下とも沢というかたちです。「沢」は、口や少女を意味します。少女たちが集まっておしゃべりしているように楽しげなかたちを意味します。
 
 このかたちについて、「友人たちと励まし合い競い合って、向上していこう」という言葉が示されています。
 
「兌」の占いの言葉は、
 
 「兌」は伸び栄える。「よろこび」という意味である。
 外柔内剛の徳性を示している。
 正しい道を行く自然な喜びを貫けば万事順調。
 よろこびの心は、人を励まし、苦難を乗り越えさせるものなのだ。
 
 というものです。
 
 「兌」は、よろこびを意味します。しかし、よろこびに溺れてはいけないわけで、何事にも慎ましさを忘れず、欲望をほどほどにとどめれば、良い結果につながる、という運気です。
 日々の平穏については吉ですが、大きなことをするにはやや勢い不足と考えられます。
 人間関係でも、小さなこと、楽しんで軽い付き合いをするには悪くない卦です。一方、しっかりした人間関係が必要な場合には、慎重にならなければならない運気といえます。注意すべきこととして、「口は災いのもと」にならないように、と言われています。また、相手の人柄について、口ではうまいことを言い、表面の人当たりはいいけれど、虚言癖であったり、やや内実に乏しい人物である可能性があるとされます。
 恋愛関係で言えば、間違いが起きやすい運気であると言われてきました。現代的に言うならば、軽い関係、遊びの恋愛と考えるならばまあそれでも良いのですが、結婚等を考える真剣なおつきあいには向かない運気であるとされます。上記のように、相手側がやや内実の乏しい人物であるという可能性があるからです。
 
 
 
 以上のような「巽」「兌」の卦を踏まえて、天音さんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質からみて、内包関係であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 嫌がらせをする人については、「そのことを深刻にとらえない」ことがポイントになるかと見立てました。
 職場の雰囲気全般は良いということもありますし、大きな実害が無い場合には、軽視しておく(エスカレートされては困りますので、一面での注視は必要かもしれませんが)ことがお勧めかと。
 ボスキャラの人については、「受け流す」。また、やはり「深刻にとらえない」ということと、「笑顔で」がお勧めかと。
 そのように見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「巽、兌へゆく」です。
 
 メインの「巽」は、上下とも「風」というかたちです。「風」は「動くもの」ですので、「巽」の卦は、良くも悪くも、「動き」「動揺」「不安定」というイメージを持ちます。
 また、「風」は「入り込むもの」というイメージを持ちます。「かたちがない」ので、どこにでも柔軟に入り込みます。それだけに、「だいたいのことはうまくいく」けれど、「やや八方美人的」ですし、自ら道を切り開いて大成功するというところまでは期待できない、というイメージです。(仕事面で、サラリーマンとして出世はできるが、一世一代の大仕事というまでの勢いはない、的なイメージです。)
 また、身辺に何らかの変化・異動が起こるというイメージを持ちます。
 
 サブの「兌」は、上下とも「沢」を意味します。
 「沢」は、「少女、笑い、喜び、口、身軽さ」などを象徴しています。悪く言えば、「深みがない、軽薄だ」ということにもなります。
 
 
 2つの卦が示唆する要素を抽出すると、以下のようになります。
 「巽」……「動揺しない」、「柳に風と受け流す」、「(言葉は悪いですが、)適度に取り入る・迎合する」。
 「兌」……「深刻にとらえない、軽く考える」、「笑顔で」、「気楽に」。
 
 こうした性質を、ふたりの「困ったさん」対策に、取り入れていくことが良いのかなと見立てました。
 
 私からの提案としては。
 嫌がらせをする人については、大きな実害が無い場合には、「その程度のことしかできない人」ということだと思うのです。
 「軽く考える、軽視しておく」(兌)のが良いのではないかと。
 職場の雰囲気全般が良いということもありますし、気にしないのが一番かと見立てます。
 腹が立つのであれば、「軽くあしらう」と言いますか……「相手を、軽い者とみなす」ような発想が、あるいはお勧めになるかもしれません。
 「嫌がらせをしても大丈夫な相手」とは思わせないように振舞う、といったイメージでしょうか。
 
 ボスキャラの人については、「受け流す」(巽)かと。
 ご主人の知り合いで、関係を悪くしたくないということであれば、会話は、にこにこと聞いておく(兌)に限ると思うのです。
 「悪口が多い人」が面倒なのは、自分が悪口を言っておいて、陰では「あの人が言っていた」的な振る舞いをするところかと思うのですが。
 こればかりは、普段の態度で、「そういうことを言いそうなのは、どちらなのか」をはっきりさせておくことかと。悪口は控えておくにこしたことはないですよね。
 それと、やはり全体として、「深刻に考えない」ことかと思うのです。人間関係は、重要な問題ではありますが、「神経をすり減らしたからと言って、良くなるものでもない」というところがあると思いますので。
 
 何か参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。
 
 
 

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