<無料占い> 引越しについて。 ローズさんより。

 
 
 今回は、ローズさん(女性・50代)からの、「引越しをしたいと思います。今年か来年にしたいのですが、時期はどうでしょう?」とのご相談です。
 
 
 得られた卦は、「困之大壮」(困、大壮へゆく)です。
 
 
 まずは「困(沢水困)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「困」は、「くるしむ」という意味です。囲いの中に木があって、伸びようとしても妨げられています。
 
 「困(沢水困)」は、沢(沼や湖)の下に水があるかたちです。本来ならば水をたたえているべき湖が涸れ果てているようすをあらわします。
 このようなかたちについて、「沼に水がない。立派な人は自らの身をなげうって、志を貫くのだ」という言葉が示されています。  
 
「困」の占いの言葉は、
 
「困」は、試練を経て伸び栄える。
 剛が陰に覆われているが、その危難(水)を喜んで受け入れ(沢)よう。  
 苦しみの中に道を失わない者こそ、真に立派な人間だ。  
 変ることなく初志を貫こう。内側に剛健な徳を有しているのだ。大人物には吉なのだ。  
 苦境にある時は、何を言っても弁解としか受け取られない。  
 
というものです。  
 
 「困」の卦は、「升」(運気上昇)だったものが頭打ちになったものであるとか、「節」(沢に豊かに水がある)だったものが節度を失ったものであるとか、「否」(八方ふさがり)から苦闘したけれども力尽きたものである等と考えられています。いずれにせよ困難な運気です。四天王級です。  
 困難を象徴する卦は易にもいくつかありますが、「困」は「沢に水がない」かたちですので、「窮乏」であるとか、「資金・物資の不足」といった、何らかの不足による困難である場合が多いです。今は我慢の時です。
 占いの言葉にあるように、言い訳はあまり良い結果を生みません。何をしても苦しい時期ですが、今までの方針を変えずにしばらく時期を待つしかないという運勢と言えます。  
 恋愛・結婚運についても良くないと解釈されます。
 
 
 次に、「大壮(雷天大壮)」の卦を検討します。「たいそう」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「大壮」は、「おおいにさかんである」と訓読みします。陽気で騒がしい様子を示します。明るいのは良いのですが、やや中身が伴っていない、という運気です。
 
 「大壮(雷天大壮)」は、上が雷、下が天というかたちです。雷鳴が天上にとどろいている、まさに壮大な様子です。「このような時は、礼に外れた行いはしないものだ」という占いの言葉が示されています。
 
 「大壮」の占いの言葉は、
 
 大いなる陽の気が盛んである。
 盛んに活動しているのだ。
 正しく活動してこそ順調にすすむ。
 
 というものです。
 
 「大壮」は、陽気で騒がしく、活動的な運気を示しています。悪い運気ではありません。ただし、調子に乗りすぎないように注意、という運勢です。
 「大壮」は、冒頭の説明がわずかふた文字(「利貞」)という、やや珍しい卦ですが、それもこのことを表しています。
 「利貞」は、「正しくしていれば良い」というような意味です。勢いが盛んなので、脇道にそれたり、誰かに引きずられたり、調子に乗りすぎたり、悪事に走ったり、そういうことだけ気をつけましょう。
 アクセルばかりではなくブレーキも忘れずに、そんな運勢です。
 
 
 
 以上のような「困」「大壮」の卦を踏まえて、ローズさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考えあわせ、変化の関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 私は、「あてもの」系の占いを志向していませんので、ややひるみを覚えるところはあるのですが。
 来年の2~3月が、ひとつの選択としては「あり」なのかなと見立てます。
 今すぐ、というのはあまり良くないかもしれません。「今だ」と自然に思える時期を選ぶのが良いというイメージです。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「困、大壮へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「困」は、「困難」を象徴します。四難卦と言われる、易を代表する「良くない運気」です。かなり厳しい運気と言えます。
 また、「困」の卦が象徴する「困難」は、「何かが不足している」ことが原因であることが多いと考えられています。
 
 まだ少し、エネルギー不足かもしれないと見立てました。
 「今こそ」というタイミングに、なっていない。……そのような段階にあるのかなと感じられます。
 
 
 このような「困」が、やがて「大壮」へと変化していくと解釈されます。
 「大壮」は、「素早い動き」を象徴する「雷」と、「継続して動き続ける」ことを象徴する「天」とで構成されています。
 そのため、非常に積極的で能動的。また、「陽気で騒がしい」という性質を持ちます。勢いの強い、良い運気です。しかし、なかなか中身が伴ってこないという性質、勢いが良いぶんだけ細やかさに欠ける(がさつ)という問題点があります。
 この「大壮」の卦が得られた時の心構えは二つあります。ひとつは、「正しくあること」です。もう一つは、「勢いに乗ること(ただし、調子に乗り過ぎないこと)」となります。
 
 「大壮」は、「思ったように振舞えば、それが自然と好調を呼び込む」という運勢です。
 やはり、自然に、「今だ」と思える時期を選ぶのが良いのではないかと、見立てます。
 
 
 
 私は「あてもの」系の占いを志向しておりませんので、このようなことを申し上げるのにはややひるみを覚えるところもあるのですが。
 変爻の位置からは、1,3,5という3つの数字がイメージされます。
 「一ヵ月後、三ヵ月後、五ヵ月後」でしょうか。
 現在の運気が「困」であることを考えると、変化(3以上)を待つべきというイメージもありますので……。
 今年か来年かと言われれば、来年を推します。
 三ヵ月後、五ヵ月後と言いますと、来年の1月、3月。
 特に「大壮」には、2月~3月のイメージがあります。
 そういった点を考えますと、来年の2~3月が、ひとつの選択としては「あり」なのかなと見立てます。
 
  
 

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