<無料占い> 仕事。 ゆりあさんより。

 
 
 今回は、ゆりあさん(女性・20代)からのご相談です。「やりたい仕事ではないということ、人間関係や仕事ができないことなどがあり、辞めたいです。精神的にも来ています。職歴が短いので、辞めたら見つかるのかも心配です。どうしたら良いですか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「漸之需」(漸、需へゆく)です。
 
 
 まずは「漸(風山漸)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「漸(風山漸)」は、山の上に木があるかたちを示しています。
 山の頂上に生えている木は、地上から見ていると気づけないのですが、実は陽の光を浴びて着実に成長しているものです。「自分の徳を固く守り、周りにもだんだんと好影響を与えよう」という言葉が示されています。
 
 「漸」の占いの言葉は、
 
 女子の婚姻に吉。
 順序正しく、正道を進めば、国家全体を正しくすることさえ可能なのだ。
 とどまるべき時にとどまり(山)、時勢に従う(風)。それゆえ行き詰まることはない。
 
 というものです。
 
 「漸」は、全体として、急激な成長は望めないが、着実な進歩は期待できる、という運勢を示しています。
 これまでは行き詰まっていた、あるいは行き詰まっているかのように進展が見えなかった事業・苦労がだんだんに実を結ぶという結果になることが予想されます。
 何事につけ、手順を踏むのが良いとされる運気です。
 金運・仕事運も同様です。だんだんに良くなってくるという運気です。
 また、「女子の婚姻に吉」という占いの言葉通り、特に女性側から見た場合の結婚運としては、良い運気であるということができます。
 
 
 
 次に、「需(水天需)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「需」は、「待つ」という意味です。
 それも、準備万端を整えた上で、積極的に、期待して待つというものです。
 たとえて言えば、100メートル走で、「位置について、よーい」で腰を上げている状態。
 後は「ドン」が来るのを待つばかり、そのようなイメージです。
 
 卦のかたちでいうと、天の上に雲がもくもくと上がっている状態。
 後は雨が降るのをまつばかり、そういうイメージです。
 
 この「需」の占いの言葉は、
 誠意をもって、じっと待機せよ。そうすれば大成功するであろう。
 あせらずさわがず、はらごしらえするというぐらいの余裕を持て。
 というものです。
 
 「需」の卦が出た時は、いかにも行けそうな状況が整っているという運気です。
 そこをこらえてタイミングを見計らうのが重要、フライングだけはしないように、そういう運勢です。
 (「需」の卦が単独で出た場合に)ポイントとなるのは、下から五本目の実線です。この線は、非常に良い位置に、良い状態で存在しているものですから、じっと待ってタイミングを合わせればうまくいくと考えられるのです。ただし、下から数えて五本目…チャンスまではなかなか遠い、というイメージも含まれているわけです。
 人間関係を見る場合、相手側に聞き入れる気分がないという運気です。やはりしばらく時機を待つのが良いとされています。また、誠実な人であるのに、どうもタイミングが良くない、そのように考えられる運気です。こちらから動いてもうまくいかない運気です。
 恋愛・結婚運としても良くありません。こちらは乗り気であり、話をまとめたいが、相手側が乗り気ではない、という運勢であると考えられています。
 
 
 
 以上のような「漸」「需」の卦を踏まえて、ゆりあさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、内包と判断しました。
 
 
 
 結論です。
 
 卦の性格的には、本来、転職にはあまり向かない運気とされます。
 しかし、「もうやってられない。無理。」ということで、転職を「すでに決断されている」ならば。
 易占は、「決断があった後に、作用する性格のものではない」ですので……。「転職する場合には、どう考えて行くべきか」ということになります。
 その場合には。
 「転職先のめどをつけてから、辞める。それまでは、『もう絶対に辞めてやるんだ』と腹の中で思うことで自分を励ましつつ、粘ってしがみつく」という方向性が良いのではないかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「漸、需へゆく」です。
 
 メインの運気である「漸」のイメージは、「山の頂上に生えている木」です。山の頂上に生えている木は、地上から見上げていると、高いのだか低いのだか、伸びているのだかいないのだか、よくわからないところがあります。しかし、実際にはさんさんと日を浴びて、すくすくと育っているものです。
 これと同様に、「どうも実感としては良く分からないながらも、現実には着実に運気が上昇している」。それが、「漸」です。上昇のペースは非常にゆっくりしていますが、ゆっくりである分だけ堅実で、転んでしまうようなことはありません。気づきにくいのですが、これはなかなか得られない貴重なものです。無理をして今の状態を壊してしまうことだけは避けなければいけません。階段を一歩一歩登っていくように、「物事を段階的に・順々に・一つずつ、片づけていくと良い」という運勢です。
 
 このような「漸」にサブとして内包されている運気が「需」です。
 「需」は、「待つ」という意味です。それも、「できる限りの準備は整えて、いつでも動ける状態にしておきつつも、気持だけは焦らず落ち着くようにして待つ」という意味です。
 たとえるならば、「田んぼに雨が欲しい。西の空には分厚い雨雲が見える。でもまだこっちには来ていない。」そのようなイメージでもあります。非常に気持ちがジリジリしますが、ここは一つ、落ち着くことが必要となります。フライング・暴発だけはいけません。
 
 
 
 「継続性」を尊ぶ「漸」と、「今はその時ではない。待て。」という「需」ですので、卦の性格的には、本来、転職にはあまり向かない運気とされます。
 
 しかし、易占は、「決断する前、迷っている段階」で立てる占いです。「決断した後」であれば、その決断こそが重視されるべきだと考えます。
 したがいまして。
 もし、「もう、やってられない。絶対に辞める!」ということで、転職を「すでに決断されている」場合には。その前提のもとで、「漸之需」を解釈することとなります。
 「転職するならば、どう考えて行くべきか」ということになるわけです。
 
 「漸」ですので、「段取りが重要」と解釈されます。
 したがいまして、「転職先のめどをつけてから、辞めるべきだ」と見立てます。
 それならば、「見つからない」という心配は、不要になりませんか?
 
 また、サブが「需」ということを考えますと。
 「転職するにしても、『その時は、今ではない』」というイメージです。
 時が来るまで、つまり、転職先が見つかるまでは、「辞めるつもりで、準備をしつつ、しかし我慢する」という方向性が良いのではないかと見立てます。
 「もう、絶対に辞める。辞めてやるんだ。」と決断することで。そしてそれを腹の中で思うことで、「もう少しだけ粘る」。そのような方向性はいかがかと、提案いたします。
 
 
 

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