<無料占い> 仕事のこと。 えんさんより。

 
 
 今回は、えんさん(女性)からのご相談です。「仕事のことで、お願いいたします。最近、知り合いから、(これからの未来に大事になってくる事業)ある投資話を紹介されました。とても興味深いのですが、資本金が確保できるのか?また、この話に乗っていったら、どんな展開になっていくのか?が気になっています。よろしくお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 前提として、少しだけ整理させてください。
 
 ①「えんさんのお仕事(おそらくは、会社の経営)」の、未来にとって大事になってくる事業、「関連業種」の事業であって。
 ②えんさん以外の、第三者がその事業を経営するのだけれど、その第三者が資本金を確保できるか、疑問である。
 というお話で、良いでしょうか?
 
 それとも。
 ①えんさんのお仕事とは直接関係ないけれども、未来にとって大事になってくる事業であって。
 (例えば、人類の未来にとって大切な、環境ビジネスなどのイメージです)
 ②資本金とは、「出資金」のこと。えんさんが出資したいと思っている金額、準備すべきお金が間に合うかどうか、疑問である。
 というお話でしょうか?
 
 
 得られた卦からしますと、どちらについても一定の「案」を申し上げることは、できそうです。
 ただ、解釈の仕方が変わってきてしまいますので……。
 いちおう、双方について、申し上げます。
 
 
 
 その上で。
 
 得られた卦は、「離之漸」(離、漸へゆく)です。
 
 
 まずは、「離(離為火)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「離」は、現代の感覚とは逆ですが、「麗(り)」、「くっつく」ことを意味しています。くっついて素直に行動すべきなのですが、その前提としてくっつくべき対象をしっかりと選ぶべきことを象徴しています。
 
 「離」の卦は、上下とも火・太陽を意味しています。火のような情熱・明るい知性を示すかたちです。「知性を磨き、天下を照らすべし」という言葉が示されています。
 
占いの言葉は、
 
 「離」とはくっつくこと。
 日月は天につき、草木は地につく。人は明るい知性によって、正しい道につけば、発展する。
 下から二本目に陰がある。従順さを大事にすることだ。
というものです。
 
 「離」の卦が象徴するのは、「麗」、「くっつく」ことです。
 しかし、何でもかんでもくっつけば良いかというと、そうではありません。
 「離」の卦は上下とも火を意味します。くっつく、着火の対象が不燃物では意味がないし、また、燃やしてはいけないものに火をつけては放火になってしまいます。
 だからこそ明るい知性(火・陽)をもって、燃やすべき情熱の対象をきちんと選んだ上で、燃え上がるべきであるということが示されています。また、火は取り扱いに注意すべきもの。慎みをもって、控えめに扱うのが重要だということです。
 人間関係全体について言うと、冒頭の図を見てもらいたいのですが、自分の心の柔らかい部分(内心)という陰を、硬い殻という二本の陽で挟んでいる形が、上下に向かい合っています。
 お互いに内心を見せない、見せられない、どうも意気投合できない、そういうかたちであると言われています。
 
 
 次に、「漸(風山漸)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「漸(風山漸)」は、山の上に木があるかたちを示しています。
 山の頂上に生えている木は、地上から見ていると気づけないのですが、実は陽の光を浴びて着実に成長しているものです。「自分の徳を固く守り、周りにもだんだんと好影響を与えよう」という言葉が示されています。
 
 「漸」の占いの言葉は、
 
 女子の婚姻に吉。
 順序正しく、正道を進めば、国家全体を正しくすることさえ可能なのだ。
 とどまるべき時にとどまり(山)、時勢に従う(風)。それゆえ行き詰まることはない。
 
 というものです。
 
 「漸」は、全体として、急激な成長は望めないが、着実な進歩は期待できる、という運勢を示しています。
 これまでは行き詰まっていた、あるいは行き詰まっているかのように進展が見えなかった事業・苦労がだんだんに実を結ぶという結果になることが予想されます。
 何事につけ、手順を踏むのが良いとされる運気です。
 金運・仕事運も同様です。だんだんに良くなってくるという運気です。
 また、「女子の婚姻に吉」という占いの言葉通り、特に女性側から見た場合の結婚運としては、良い運気であるということができます。
 
 
 
 以上のような「離」「漸」の卦を踏まえて、えんさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせて、内包関係として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 純粋に、「資本の論理」「お金の理屈」の観点のみから考えて、慎重に判断されるべきかと、見立てます。
 その上で「行ける」と思われる場合には、しばらくの我慢の後、「堅実な結果」が得られるかと。もし、見通しに不安があるならば、投資は控えるほうが良いのではないかと。
 そのように、見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「離、漸へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「離」の卦は、上下とも「火」というかたちをしています。
 「火」は、「情熱」、「知性・理性」、「明るさ」、「くっつく」、「美しさ」等の事象を象徴します。
 そのため、「理性・知性で情熱をコントロールし、何とくっつく(何についていく)かを判断する」ことが重要とされる運気です。気をつけなくてはいけないのが、「炎上」・「情熱の空回り」となります。
 
 このような「離」に内包されているサブの卦が、「漸」です。
 「漸」のイメージは、「山の頂上に生えている木」です。山の頂上に生えている木は、地上から見上げていると、高いのだか低いのだか、伸びているのだかいないのだか、よくわからないところがあります。しかし、実際にはさんさんと日を浴びて、すくすくと育っているものです。
 これと同様に、「どうも実感としては良く分からないながらも、現実には着実に運気が上昇している」。それが、「漸」です。上昇のペースは非常にゆっくりしていますが、ゆっくりである分だけ堅実で、転んでしまうようなことはありません。気づきにくいのですが、これはなかなか得られない貴重なものです。無理をして今の状態を壊してしまうことだけは避けなければいけません。階段を一歩一歩登っていくように、「物事を段階的に・順々に・一つずつ、片づけていくと良い」という運勢です。
 
 
 この二つの卦を併せまして。
 
 「何より大切なのは、理性に基づく冷静な判断である。」(離)
 「『一気に伸びる』とは、考えない方が良い。」(漸)
 そして、その2つの前提が満たされれば、「堅実な結果」(漸)が得られる。
 そのように、見立てます。
 
 
 
 冒頭、2つのケースを想定いたしましたが。
 説明しやすいほうから申し上げます。
 
 ①えんさんのお仕事とは直接関係ないけれども、未来にとって大事になってくる事業であって。
 (例えば、人類の未来にとって大切な、環境ビジネスなどのイメージです)
 ②資本金とは、「出資金」のこと。えんさんが出資したいと思っている金額、準備すべきお金が間に合うかどうか、疑問である。
 というケースですが。
 
 「離」の卦が示す、「冷静な判断」からしますと。
 情緒的な判断は、排除していくべきかと。
 たとえば、「環境」や「人権」は、これからの人類の未来にとって大切になるから、出資する……と言ったような、ウエットな観点は排除すべきかと見立てます。
 「環境ビジネス」や「人権ビジネス」は、「儲かるから」出資する。そのような理由でないならば、控えるべきかと。さらに、「本当に儲かるか」を精査すべきかと。投資は、その上でなさるべきかと見立てます。
 もし、(たとえば)環境ビジネスのようなものに共感を覚えていらっしゃるのであれば……。その場合は、投資ではなく、ささやかでも寄付をする(あるいは、ごく少額の投資をする)方が良いと思います。多額の出資ですと、損をした時に、割り切れなくなると思います。せっかくの共感が、「憎さ百倍」になりかねないかと。
 
 「出資すべきお金を、余裕をもって準備できない」場合にも、投資は控えるべきかと見立てます。
 無理や焦りがありますと、どうしても目が曇りかねません。
 「離」は、「情熱が燃え上がる」ことの危険性をも内包する卦ですので。
 
 
 もう一つのケースについて、申し上げます。
 ①「えんさんのお仕事(おそらくは、会社の経営)」の、未来にとって大事になってくる事業、「関連業種」の事業であって。
 ②えんさん以外の、第三者がその事業を経営するのだけれど、その第三者が資本金を確保できるか、疑問である。
 というケースです。
 
 この場合は、よりシビアに考えるべき案件ですよね。
 「漸」がヒントになるかと感じられました。
 
 「漸」は、上昇機運ではありますが、「晋」(快進撃だが、大コケの危険もあり)や「升」(順調な成長。バランスよし。)とは異なり、「非常にゆっくりした進み方だが、大コケも無い」というイメージです。
 投資で言うならば、「晋」がハイリスクハイリターンであるのに対し、「漸」は、ローリスクローリターンです。
 したがいまして。
 「投資先が資本金を確保できるかどうか分からない状態で、先頭を切ってお金を投資する」ようなやり方とは、「漸」は相性が悪いです。
 「資本の集まり具合を横目で眺めて、先頭集団から少し遅れるようにして、そろそろと注ぎ込む」ようなやり方はいかがかと、提案いたします。
 
 また、メインが「離」ですので、やはり情緒的な判断は禁物かと。
 その(関連)事業は、本当に「これからの未来に大事になってくる」でしょうか?大事になって来るとして、本当に、「投資に対する見返りが確保できる」でしょうか?
 純粋に、「お金の理屈」の観点からのみ、考えるのが良さそうだと見立てます。
 
 
 
 情緒を排して、慎重に判断されるべきかと、見立てます。
 その上で「行ける」と思われる場合には、しばらくの我慢の後、「堅実な結果」が得られるかと(漸)。
 もし、見通しに不安があるならば、投資は控えるほうが良いのではないかと(離)。
 そのように、見立てます。
 
 
 

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