<無料占い> 一緒に住み始める時期について。 わいさんより。

 
 
 今回は、わいさんからのご相談です。「前回の件については、私の勝手な思い込みでした……。すみません。まずは、彼と二人で住むことになりそうです。転職するつもりだった彼ですが、昇進することにもなり、お仕事の方は安定して来ました。私も来年には転職します。彼と二人で住み始めるなら、来年の何月ごろが良いのか、時期を見ていただくことは可能でしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「泰(地天泰)」です。最上図をご参照ください。
 
 「泰」は、「安泰」「泰平」という言葉が示すように、非常に安定した様子を示す字です。安定した繁栄であり、『易経』に記された運気の中では、おそらく、「一番良い運気」「最高の運気」と言ってよいかと思われます。
 
 「泰(地天泰)」は、上に地、下に天というかたちです。普通とは逆のように思われますが、これが良いのです。地は下に向かうもの、天は上へと昇るもの。両者が和合に向かい、混じり合い、万物が生成される、と解釈されるのです。
 このかたちについて、「天地が和合する、これが泰のかたちである。王者はこれを見て、天地の働きにさらに人為を施して、人々を安泰へと導くのだ」という言葉が示されています。
 
 「泰」の占いの言葉は、
 
「泰」は吉。小なるものが去って行き、大なるものがやってくる。
「泰」は、陰(地)の気が下降し、陽(天)の気が上昇するかたちである。
天地が和合して万物を生み育て、上下が和合して心を通わせ合うのだ。
内卦が陽、外卦が陰。内に剛健の気を抱き、外面は柔順な態度を示す。
中枢(内)に立派な人物、周辺(外)にはそれほどでもない人物を配置するかたちでもある。
そのことによって、立派な人物による「道」が発展していくのだ。
 
 というものです。
 
 「泰」は、『易経』の掲げる理想的な運気と言ってよいかと思われます。下にある「天」の気が上昇し、上にある「地」の気が下降してくる。両者が和合して、万物が生成される。「対立物の統一を動的に捉えていく」という、易学上の理想です。(この卦は、易者の看板にもよく描かれています)
 全体としては、非常に良い運気です。しかし、以前から申し上げているように、『易経』は「変化の書」です。運勢は変化するものだ、と考えられていますから、「今が最高」ということは、「これから衰えていく」ということを示唆してもいるのです。
 特に、「泰」は下三本が純陽、上三本が純陰ですので、後になるほど運勢が傾きがちです。そこをできるだけ長く維持できるかどうか、それは人間の努力によるところが大きいと言えます。
 また、「泰」は「一般的には」最高と言ってよい運気であるため、ほかの卦から移ってきて「泰」になる時は特によい運気であると判断できる場合が多いと言えます。
 もっとも、「泰」であれば何いつでも良い、というわけでもありません。相談内容や、卦の変化・来往と言った問題によってはあまり良い運気ではない場合もありますので、注意が必要です。
 
 
 
 以上のような「泰」の卦を踏まえて、わいさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 
 
 結論です。
 
 「2月」というイメージを持つ卦が得られました。
 が、2月に限られるものではありません。「物事がうまく行っているうちに、邪魔が入らないうちに」というイメージかと見立てます。
 「ズルズルと先延ばしにしないことにだけ注意すれば、大丈夫」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「泰」です。
 「泰」の卦は、「安泰」です。非常に安定した、盛運です。
 とは言え、「デンと構えて動かないような安泰」というイメージではありません。活発な動きの中に、安定があるという運気です。
 ヒドイたとえですが、ドレッシングの入れ物のようなイメージの運気です。中身が分離しているドレッシングの入れ物を、上下逆さまにすると、ゆっくりと動き出し、混じりあいますよね。そしておいしいドレッシングになる。
 初めはまるでうまく行かないように見える、厳しい対立があるように見える状態から、自然と運気が動き出し、うまく調和が取れていき、良いものになっていく。そのような、理想的な運勢を象徴しているとお考えください。
 
 最高の運気と言って良い卦です。
 まず基本的に、「引越しのお話しは、吉である」と見立てます。
 
 この「泰」の卦には、「2月」のイメージがあります。
 したがいまして、2月は、吉かと。
 
 とは言いますものの。私の易占は、あてものを志向しておりません。
 したがいまして。「2月」については、「『確かに、自分としてもその頃が良いと思ってたんだ』ということであれば、ぜひ」というぐらいのイメージでお考えいただければ、幸いです。
 
 私の易占は、「泰」卦の性質のほうを、重視いたします。
 「泰」の卦は、「非常に良いのだけれど、峠を越えると傾いていきがちである」という性質を持ちます。
 したがいまして。「あまりズルズルと、先延ばしにすることはお勧めできない」というのが、私の見立てです。
 「物事がうまく行っているうちに」、あるいは、「多少勢い任せでも、早めの段階で『じゃあ、この月にしよう』と決めてしまう」。
 そのような方向性であれば、まず大丈夫かと見立てます。「泰」は、最高の運勢のひとつですので。
 
 
 

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