<無料占い> 転職について。 メイさんより。

 
 
 今回は、メイさん(女性・40代)からのご相談です。「3年間の契約社員として勤務しています。期間があることを知らされたのは、内定後でした。私としては、正社員で長く勤務したいと思っています。年齢的にも、3年後だと、恐らく仕事が無いと思います。次があるなら、期限を待たずにそちらに行きたいのですが、希望の勤務先と巡り合えるのでしょうか?動きやすいのは来年春以降なのですが、時期も分かれば教えてください。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「巽之観」(巽、観へゆく)です。
 
 
 まずは「巽(巽為風)」の卦を検討します。「そん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 この卦は、上下とも風を現し、まさに風を象徴します。
 また、「巽(そん)」は、「遜」に通じ、謙遜・譲ることを示します。
 
 風はものにぶつかれば方向を変え、どのような隙間にも入り込みます。
 そのぶん、何事にも適応でき、柔軟な人間関係を築けますが、優柔不断に陥る危険もあります。
 決断に迷う運気を示しています。すぐれた指導者にしたがうべき、とされてきた卦です。
 
 占いの言葉は、
 
 やや運が開ける。
 進んでことを行えば順調である。
 謙虚に、指導者にしたがうべきだ。
 
 というものです。
 
 この卦は、柔軟に、ことを進めればやや運が開ける運気であることを示しています。
 もっとも、内部に「大過」(不安定な運気)や「睽」(反発しあう運気)を含んでおり、また風に吹かれる卦でもあることから、不安定さ・動揺という運気をも示します。細かいことが気になり、やや神経質になってしまう、そういう運気です。
 新規の事業には良くない、今までの関係を重視すべき、と言われています。ただ、株や商売関係では、大きくはないが利益が出る、とされます。ただ、「風」ですから、動きやすい局面で、その点に関する注意が必要です。
 一般的に言って、「かたちのないもの」については良い運気です。ですから、精神的な活動には良く、また、サービス業等についても吉とみます。
 
 「風」ですから、おおまかにいって、動きが多く安定が難しい、という運気であることが多い卦です。
 そのため、身辺になんらかの異動・変化が起こる可能性があります。また、安定していないのですから、何事についても周囲に相談していくのが良いと言われる卦でもあります。
 婚姻は、「風のように動く」のでまとまりにくく、末を遂げない可能性もある、とされてきた運気です。
 
 
 
 次に、「観(風地観)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「観」は、字の通り、「観察する」ことを意味します。
 
 「臨」のように、上からリーダーシップをとって、ある意味にらみを利かせる、そういうものとは異なり、「一歩引いて、主導権を相手に渡して、静かに観察する」のがよい、とされる卦です。
 
 「観」は、上が風・下が地をあらわします。そのため、地上から吹きわたる風を見るように、あるいは、風が地面のほこりを吹き払った後のように、物事をよく見るのがよい、というかたちを示しています。
 
 「観」の占いの言葉は、
 「観」とは、見ることである。
 柔和(地)にして謙虚(風)な心によってすべてを見るのだ。
 よく見ることによってのっとるべき法則を見出し、それに従って行動するとよい。
というものです。
 
 「観」の卦は、専門的になりますが、「中正」という状態が二つあるので、おおまかに言えば悪くない運勢です。
 また、観察する、静かに様子見をするのがよい、という運勢ですので、一般に、ものごとの精神的な側面については吉とされます。ですから、教育や研究、文筆活動には良い運勢と言えます。一方、物質的な側面、利益を上げようとか、販路を拡大しようという面については凶と見ます。ここでとどまっておかないと、「剥」(ひきずりおろされる)に運気が変化しかねないからです。
 
 
 
 以上のような「巽」「観」の卦を踏まえて、メイさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせて、内包関係であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。 
 
 流動的ではありますが、「何とかなりそうだ」という運勢かと。
 ただ、「落ち着いて、探す」ことがお勧めになるかと見立てました。
 時期については(、私は「あてもの」を志向しておりませんので、あまり深刻にとらえないでいただきたいのですが)、「1、2」というイメージがあります。
 これを1,2ヶ月後と捉えることも可能かとは感じられますが、「観」の卦の持つ落ち着きから考えると、「1~2年後」の方が「ありうる」かと。
 「3年、時間がある」と発想されることがお勧めになるのではないかと、感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「巽、観へゆく」です。
 メインの運気を示す「巽」は、上下とも「風」というかたちです。「風」は「動くもの」ですので、「巽」の卦は、良くも悪くも、「動き」「動揺」「不安定」というイメージを持ちます。
 また、「風」は「入り込むもの」というイメージを持ちます。「かたちがない」ので、どこにでも柔軟に入り込みます。それだけに、「だいたいのことはうまくいく」けれど、「やや八方美人的」ですし、自ら道を切り開いて大成功するというところまでは期待できない、というイメージです。(仕事面で、サラリーマンとして出世はできるが、一世一代の大仕事というまでの勢いはない、的なイメージです。)
 また、身辺に何らかの変化・異動が起こるというイメージを持ちます。
 
 「巽」については、「まあまあうまく行きやすい」というイメージがあります。
 また、「動く」=「身辺に異動の可能性」という性質から、「転職には吉」とされる運勢です。
 流動性もありますが、まずもって、「何とかなりそうだ」という運勢かと見立てます。
 
 このような「巽」に内包されているサブの運勢が「観」です。
 内に「観」的な要素があるものと、感じられました。
 
 「観」は、まさに「観察」です。一歩引いて、物事を冷静に判断するのに向いています。
 一歩引いて、少し周りを眺めてみる。自分を振り返ってみる。その方が結果につながりやすい、「急がば回れ」的なところがあります。
 
 「観」は、静かな運気です。「観察」であり、「調査」です。
 動くには、あまり向きません。ここはじっと腰を落ち着けて、ゆっくりと転職先を探されるのが良いかもしれません。
 
 3年の契約期間があるとの、お話です。
 その期間をフルに活かすのがお勧めになるのではないかと、感じられました。
 「巽」=「動く・流動性」からすると、「いざとなったらスピーディに動く」ことも大切かとは、思います。
 しかし、何事につけ「焦り」が良い結果を生むことは、少ないのではないかと。「観」の卦が得られたことからすると、そのように感じられるのです。
 
 
 私はあてものを志向しておりませんので、「時期」については「話半分」で聞いていただきたいところがありますが。
 変爻(変化する横棒)の位置からしますと、「1、2」というイメージがあります。
 これを、「1、2ヶ月後」と捉えるか、「1、2年後」と捉えるか。そこは問題になるところですが……。
 「観」の卦からすると、やや長めのスパンかと感じられました。
 「1~2年の期間、いつでも動けるようにしつつも、焦ることなく探し続ける」ようなスタンスが良いのではないかと。そのように、見立てます。
 
 
 

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