<無料占い> 子供の進路について。 こまりさんより。

 
 
 今回は、こまりさん(女性・40代)からのご相談です。「子供が、いま3歳です。小学校受験を考えており、そのための教室にも通っております。今後、中学受験向けの私立小学校に通うか、国立小学校に進むか、大学までのエスカレーター小学校(早慶)か、公立小に通うかで迷っています。スタミナはあって、大きな病気をしたことの無い子どもです。わが子はどんな道が良いのか、占っていただきたいです。」とのご相談内容です。
 
 
 4つそれぞれに占いを立てる方法も、あります。
 しかし、迷いを感じていらっしゃるところに、もし、「4つが4つとも良い運勢であったり、逆に悪い運勢であったり。あるいはそれぞれが矛盾を抱えていたり」ということがありますと、「何もお伝えできない」のと同じ結果になりかねないかと感じました。
 したがいまして、「進路を選ぶために、どのような視点によるべきか」という、包括的な目線で占いを立てました。
 そのことを、前提として申し上げます。
 
 
 得られた卦は、「夬之坤」(夬、坤へゆく)です。
 
 
 まずは「夬(沢天夬)」の卦を検討します。「かい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「夬」のかたちは、上が沢、下が天です。天よりも高いような高地にある池に切れ込みを入れれば、水が下に流れてきて、下にいるみんなが潤う、そういうことばが示されています。
 また、この卦は、一番上が陰を示す破線です。陰湿な独裁者に押さえつけられているが、それを下から打倒するようなイメージも持ちます。
 
 「夬」の占いの言葉は、
 
 「夬」とは切り開くことだ。
 毅然とした態度でつまらないトップを打倒すれば、みな幸せになる。
 正しい議論と誠意でもって、仲間を募ろう。
 まず、自分の脇を固めるのを忘れるな。
 断固として行動するのだ。
 
 というものです。
 
 「夬」の卦は、下の立場から見た、いわばクーデター決行のような運勢を示しています。それと同時に、上の立場から読み取れる運勢、クーデターを起こされないように、早めに対策を取るべきだ、という運勢です。
 もう少し普遍化すると、「問題があるならそれを変えるべく断行すべきだ。また、問題があるなら、それが爆発する前に対処すべきだ。」という運勢です。
 そのため、この卦が出た時は、「クーデターを起こす時のように慎重に」・「クーデターを起こされないように穏やかに」と解釈することが多いとされます。
 全体として、無理をしたり、力不足であったりすることが原因で、ものごとがうまくいきにくい、という運気です。
 恋愛・結婚運でも同様です。なかなかうまくいかないと考えられます。
 
 
 
 次に、「坤(坤為地)」の卦を検討します。「こん」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「坤」は、柔軟さ・女性性・消極性を象徴します。この卦は、六本すべてが「陰・柔」となっていますから、純粋な「陰・柔」という状態です。静止しながら豊かな力を蓄えている様子です。
 
 「坤(坤為地)」は、上下とも「地」というかたちです。万物を生み育てる豊かさを象徴しています。「乾」とは逆に、静止している様子でもあります。
 このような「坤」のかたちについて、「大地の働き、それが坤である。立派な人間は徳性を厚くし、人々を包容していく」という言葉が示されています。
 
 「坤」の占いの言葉は、
 
 「坤」の生成力は偉大である。その力を受けて万物は生まれるのだ。
 「坤」は大地の象徴である。大地は厚く万物を乗せる。その徳は天の広大さと等しい。
 「坤」の限りない包容力によって万物すべてが伸び栄える。
 「坤」の道は、従順に、堅くわが道を守ること。人に従って目的に達するのだ。
 良い友人に恵まれる。同類に背を向ける時は、友を失うも、よりどころが得られる。
 
 というものです。
 
 「坤」の卦が出た時は、一般的には隠忍自重が良い結果をもたらします。また、先生について勉強をするとか、上司の指示に従って働くということについては、良い運勢です。決断をするようなことには向いていません。「柔」ですから、「優柔不断」で決められないと見るのです。
 仕事運等について言えば、リーダーシップをとるよりは、リーダーを支えて裏方に回る方が良い。
 また、この卦には「西南に朋を得るに利あり……」という占いの言葉があります。これには、「友人と仲良くするのが良い。一方、友人に背を向ければ、配偶者に出会える」であるとか、「簡単なほうを選ぶのも良い。難しい方を選ぶと、孤独になるが結果は出る。これも良い。」とか、「西南方向に移動するなら、大勢で行く方がいいが、東北方向へ行くならば、一人がいい」などのいろいろな意味があり、何か思い当たるところがある場合には参考にできると考えられます。
 恋愛・結婚運で言えば、まとまりにくいとされます。良縁の場合は孤独で困難なものになると考えられています。また、注意すべきこととして、「坤」の場合は、人にだまされるおそれ、という問題があります。
 
 
 
 以上のような「夬」「坤」の卦を踏まえて、こまりさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせ、変化の関係であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 お子さんはお子さんで、そのうち自分のやりたいことをやるようになるとは思いますけれども。それはそれとして。
 第一の視点として、「お子さんに、何をさせたいか/どういう人生になってもらいたいのか」を、こまりさんの側で、「決め打ち」することかと感じられました。
 第二の視点として、「どのような結果が出ても、柔軟に受け止める」ことかと感じられました。
 「夬」の卦の持つ、「強い」性質からしますと、国立小学校だけは疑問符がつくかなとも感じられました(第一の視点)けれど……。それも、結果そういうことになったならば、「その上でどうするか」を考えていくことこそが大切(第二の視点)になるのではないかと。そのように、見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「夬、坤へゆく」です。
 「夬」は、「決断」や「クーデター」などを象徴します。
 古代の社会情勢(クーデター・下克上は不道徳とされていた)や、アドバイスをする側の事情(占い師は、責任を取れる立場にないのだから、できるだけ「なあなあ」な物言いをする方が安全だ)といった問題もあるために、「できるだけ穏やかに」と解釈されがちな卦ではありますが、この卦の本質はあくまでも「決断」です。
 全体として、何かうまく行かない状態です。「上からの圧力」的なものがあったり、どうも力不足であったり、そのようなイメージです。
 それに耐えて、大きな決断をすると、運気が変わってくると考えられています。
 
 「強気の決断」が求められているようです。
 「どんな道が良いのか」というご相談ですが。「こまりさん(とご主人)が歩ませたい道が、良い道だ」というイメージです。
 したがいまして。まずはそこを固めることがポイントになるかと感じられました。
 
 「いやいや、3歳だし。これからどうなるかなんて、分からないよ。」と言われてしまえば、それは全くその通りかと存じます。
 ただ、現時点では、「こまりさんが決めてしまうべきだ」というイメージかと。
 「決めることで、始まる」かと見立てます。
 
 おおまかなところ、俗に言う「良い大学」への進学を意識されているということで、よろしいでしょうか?
 (そうした意識を良いとか悪いとか、申し上げるつもりはありません。そこは「前提」として受け取りました。)
 その意味では、国立小学校だけは、半端かと。
 「夬」のイメージに、そぐわないように感じられました。
 
 早慶に限らず、私立の一貫校のメリットは、「受験(という、ある意味では不毛なもの)に関わらなくて済む」というところにあるかと。
 小中高12年間、スポーツなり、芸術なり、勉強(受験勉強というよりも、「学問」)なりに打ち込めることが、最大のメリットではないでしょうか。
 あるいは逆に、「何にも打ち込まない」という選択ができることもメリットかと。いわゆる「器ならず」という人間になるための「教養」を身につけるにも、最高かと思われます。
 「受験」や「就職活動」を、「頑張る」と言うと聞こえが良いですけれども。「あくせくする」とも言えるわけで。
 「あくせくすることのない」人間になってほしいならば、このルートではないかと。
 逆に言いますと、失礼ながら、「ご家庭にそこまでの余裕が無い(就職先の準備が、できていない)」場合には、小学校から通うには何かと窮屈さを感じることになるかもしれないと、想像いたします。特に「慶」の場合。
 ただ、こうした事情は、「下種のかんぐり」に過ぎないかもしれません。お教室にご相談されるほうが確実かとは存じます。
 
 そこまで「余裕」はない。あるいは、「そういう人生は、好ましいものとは思えない」。またあるいは、「受験もひとつの勉強であり、それを通じて得られる教養がある。『努力をして壁を乗り越える』という過程にも、価値がある」と、お考えの場合。
 これは、私立の進学系(?)小学校か、公立の小学校かと。
 国立の小学校は、先生が「学者肌」の人であることが多いようです。言ってみれば、私立の一貫小学校と似たスタンス。「受験なんてものにこだわる、ちいさな人間になるな!」的な意識、先生や学校側がお持ちではないかと。
 でも、国立小学校に通う子どもさんの多くは、結局は中学高校と進んだその先で、大学入試を意識せざるを得ないわけで。まさに「一貫していない」部分、どうしてもあるように思われます。
 「あくせくしない」意識を持ったまま、あくせくと受験勉強に励んできた同い年の高校生と同じ土俵に立つことに、なりはしないかと。
 (受かってしまえば、大学では「教養肌」の良さが出てくるとは、思いますけれど。)
 
 公立小学校も、良いと思います。
 受験以外の部分を広く意識するには、最高ではないかと。
 学校では体力や教養を身につけ、勉強に打ち込むのは「家庭」の方針。
 割り切りやすい良さがあるのではないでしょうか。
 
 
 と、ここまでが「夬」の解釈です。
 以下が、「その後」を示す「坤」の解釈となります。
 
 「坤」は、「母なる大地」を象徴します。どこまでも広く平らにつづく大地です。そうしたイメージから、「受容性、柔軟さ、分厚く鈍重、動きが少ない…」といった性質がイメージされる運気です。
 
 どのような結果になっても、「柔らかく、穏やか」に「受け止める」ことが大切になりそうだと感じられました。
 一貫校を目指したけれど、国立小学校になってしまった。……ならば、「教養」の部分はカバーできるのですから、あとは勉強だけすれば良いかと。
 公立小学校に行くことになった。……「勉強」の部分はフリーハンドです。学校側から縛られなくて済む(宿題だの何だの、方向付けをされなくて済む)良さがありますよね。
 全部受かった。良かれと思ってこの学校にしたけれど、合ってないみたいだ。……それを前提に、組み立てなおしはいくらでも効くかと。
 もちろん、志望校に合格して、お子さんにもピッタリであれば、その事実を穏やかに受け入れる。
 と、いったスタンスがお勧めになりそうです。
 
 今回は、「坤」を「夬」からの変化として解釈しましたが。
 「メインが『夬』でサブが『坤』」という解釈もあります。
 
 その場合には。
 特に私立には顕著ですけれど。「建学の精神」的なものに、強いこだわりがありますよね。
 それを「受け入れる」……と申しますか、「前提にする」ことも、大切かと感じられました。
 
 「質実剛健」、「文武両道」をモットーにするような学校もあるかもしれませんし。「自由闊達」を売りにしているところもあるかもしれません。
 外からのイメージで、「受験校」かと思っていたら、ゴリゴリのミッションスクールだった……なんてこともあるかもしれませんし。
 受験の際の心構え(?)などと申し上げてしまうと、易者のくせにあまりにも偉そうですけれど。
 試験の際にも大切になるかと思いますし、さらに「入学後」のことを考える場合には。
 「『受け入れる』(坤)ことのできる校風の学校であること」も、ポイントになるのではないかと。
 そのように、見立てました。
 
 
 

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