<無料占い> 息子(中3)進路について。 るるさんより。

 
 
 今回は、るるさんからのご相談です。「子供の進路先について、とても悩んでいます。通学に一時間半近くかかる都内の私立高校にするか、30分少しかかる県内の共学航行にするか。どちらも上位コースに入ることは難しいのですが、現役で大学進学し、やる気に満ち溢れた生活を送れるように願っています。本人は全く成績が上がらず、学校選択が思うようにならないため、いまどうしたら良いのか何をやるべきかが分からなくなっています。産まれてからずっと、父親のいない環境で育ってきたので、理想や目標となる姿も身近におらず、どのように選択していけば良いのか分からなくなってしまいました。もう時間もなく、焦っています。」とのご相談内容です。
 
 
 あいまいなイメージのまま、2つの学校についてそれぞれ占いを立てるよりも、方針の「たたき台」をひとつ呈示するほうが良いかと感じられました。
 したがいまして、「学校選びの方針は?」という問いによって、占いを立てております。
 
 
 得られた卦は、「観之坤」(観、坤へゆく)です。
 
 
 まずは「観(風地観)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「観」は、字の通り、「観察する」ことを意味します。
 
 「臨」のように、上からリーダーシップをとって、ある意味にらみを利かせる、そういうものとは異なり、「一歩引いて、主導権を相手に渡して、静かに観察する」のがよい、とされる卦です。
 
 「観」は、上が風・下が地をあらわします。そのため、地上から吹きわたる風を見るように、あるいは、風が地面のほこりを吹き払った後のように、物事をよく見るのがよい、というかたちを示しています。
 
 「観」の占いの言葉は、
 「観」とは、見ることである。
 柔和(地)にして謙虚(風)な心によってすべてを見るのだ。
 よく見ることによってのっとるべき法則を見出し、それに従って行動するとよい。
というものです。
 
 「観」の卦は、専門的になりますが、「中正」という状態が二つあるので、おおまかに言えば悪くない運勢です。
 また、観察する、静かに様子見をするのがよい、という運勢ですので、一般に、ものごとの精神的な側面については吉とされます。ですから、教育や研究、文筆活動には良い運勢と言えます。一方、物質的な側面、利益を上げようとか、販路を拡大しようという面については凶と見ます。ここでとどまっておかないと、「剥」(ひきずりおろされる)に運気が変化しかねないからです。
 
 
 
 次に、「坤(坤為地)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「坤」は、柔軟さ・女性性・消極性を象徴します。この卦は、六本すべてが「陰・柔」となっていますから、純粋な「陰・柔」という状態です。静止しながら豊かな力を蓄えている様子です。
 
 「坤(坤為地)」は、上下とも「地」というかたちです。万物を生み育てる豊かさを象徴しています。「乾」とは逆に、静止している様子でもあります。
 このような「坤」のかたちについて、「大地の働き、それが坤である。立派な人間は徳性を厚くし、人々を包容していく」という言葉が示されています。
 
 「坤」の占いの言葉は、
 
 「坤」の生成力は偉大である。その力を受けて万物は生まれるのだ。
 「坤」は大地の象徴である。大地は厚く万物を乗せる。その徳は天の広大さと等しい。
 「坤」の限りない包容力によって万物すべてが伸び栄える。
 「坤」の道は、従順に、堅くわが道を守ること。人に従って目的に達するのだ。
 良い友人に恵まれる。同類に背を向ける時は、友を失うも、よりどころが得られる。
 
 というものです。
 
 「坤」の卦が出た時は、一般的には隠忍自重が良い結果をもたらします。また、先生について勉強をするとか、上司の指示に従って働くということについては、良い運勢です。決断をするようなことには向いていません。「柔」ですから、「優柔不断」で決められないと見るのです。
 仕事運等について言えば、リーダーシップをとるよりは、リーダーを支えて裏方に回る方が良い。
 また、この卦には「西南に朋を得るに利あり……」という占いの言葉があります。これには、「友人と仲良くするのが良い。一方、友人に背を向ければ、配偶者に出会える」であるとか、「簡単なほうを選ぶのも良い。難しい方を選ぶと、孤独になるが結果は出る。これも良い。」とか、「西南方向に移動するなら、大勢で行く方がいいが、東北方向へ行くならば、一人がいい」などのいろいろな意味があり、何か思い当たるところがある場合には参考にできると考えられます。
 恋愛・結婚運で言えば、まとまりにくいとされます。良縁の場合は孤独で困難なものになると考えられています。また、注意すべきこととして、「坤」の場合は、人にだまされるおそれ、という問題があります。
 
 
 
 以上のような「観」「坤」の卦を踏まえて、るるさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から考えて、内包であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「柔軟」に・「鈍感力を持って」、「視点を据えること」と「観察すること」とが、ポイントになるかと見立てます。
 「大学には、行ってもらいたい(行かせたい)」という一点には、揺るぎが無いということでよろしいでしょうか。……別の視点でも良いのですけれど、何かひとつ、選ぶ基準を立てることかと感じられました。
 また、もし、「大学進学」を考えるのであれば、ポイントは2つかと。「実際に、学校の雰囲気を見て決める」ことと、「進学実績」。……それを「観察する」ことかと感じられました。
 今の成績は、あまり気にしない方が良いかと。お金はかかってしまうかも知れませんが、「選べないなら、広げてしまう」発想はいかがかと。良いと思われる学校を、「2つと言わず、いくつか受けておく」ぐらいの、どっしりした「気持ち(だけ)」は持っておくようにすると、動揺が収まるかと見立てます。
 「父親がいない」とのお話ですが。気にしなくて良いかと思います。中3で、将来の職業や「生きざま」を決めている立派な子供さんがいないとは言いませんけれど……。「何となく進学して、大学入試や就職の時までに考える」お子さんの方が多数派ではないでしょうか?
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「観、坤へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「観」は、まさに「観察」です。一歩引いて、物事を冷静に判断するのに向いています。
 一歩引いて、少し周りを眺めてみる。自分を振り返ってみる。その方が結果につながりやすい、「急がば回れ」的なところがあります。
 
 「観」は、静かな卦です。学業については、悪い運勢ではありません。
 あまり焦る必要は無いかと見立てます。
 
 迷ってしまった時には、多様な対処法があるかとは、思いますけれど。
 「観」の卦からすると、「腰を落ち着けて、観察する」ことかと。
 視点がぶれたままですと、落ち着いて眺めることはできませんので、「視点を据え」て「観察する」ことがポイントになるかと見立てました。
 
 先々のこと、あまりにも遠いことに目を向けてしまいますと、なかなか焦点を合わせられなくなってしまう。そういうこと、あると思うのです。
 「どういう人間になって、どういう仕事をして……」というお話は、そうしたことに属する問題かと。
 遠い未来はともかくとして。「大学には、行ってもらいたい(行かせたい)」という一点には揺るぎが無いように、感じられました。
 この一点を、「視点」として据えてみられてはいかがかと。
 別の視点でも良いのです。ただ、高校(高校生活、学校側)に、何を求めるか。選ぶ基準を、ひとつ立てるのが良いのではないかと、見立てます。
 
 視点を立てたら、「観察」です。以下は、大学進学を意識されていることを前提とした提案になりますけれど。
 「実際に一度は、見ておく」こと、お勧めになるかと。学校の方針その他、馬鹿にできないと思います。
 また、「指定校推薦」の枠を含めた、「進学実績」も確認されてみてはいかがかと。入試の偏差値とはまた違った「お得(?)な高校」、あるかもしれません。
 
 
 「観」に内包されているサブの運気が「坤」です。「内なる心構え」として「坤」がお勧めになるというイメージです。
 「坤」は、「母なる大地」を象徴します。どこまでも広く平らにつづく大地です。そうしたイメージから、「受容性、柔軟さ、分厚く鈍重、動きが少ない…」といった性質がイメージされる運気です。
 
 「坤」については、「受け身」、「柔軟性」、「鈍感力」等がポイントになります。
 やはり静かで落ち着いた運勢です。
 
 「どっしりと、事態を受け止める」ようなお気持ちを持たれると、「うまく回る」かと見立てます。
 「どっちにしよう」、「成績が伸びてこない」、「選び方が分からない」、「上位コースは難しい」……。いろいろと悩んでしまうかもしれませんけれど。
 「選べない・決まらない」のであれば、「大学入試を考えた上で、『お買い得』(?)と思われる高校は、2つと言わずいくつでも受験してしまえ」ぐらいの「気持ち」になっておくと、良いかもしれません。受験料の問題がありますので、実際受けるかはまた別の話ですけれど。「いざとなったら、それぐらいのつもりで」という「気持ち」です。
 「どこにするかは、複数受かってから考えたって、間に合うわい」的な「おおらかさ(鈍感力)」で「受け止める」。そのような発想は、いかがかと。
 
 
 「父親がいない」とのお話を伺いました。
 気にしなくて良いかと思います。
 父親がいたとしても。その「お父さん」を目標にするかどうかは、また別の問題かと。病気を治してくれたお医者さんを目標にするお子さん、学校の先生を目標にするお子さん、いつも通りかかる工場が気になっているお子さんに、戦国武将に憧れるお子さん。いろいろあると思います。
 それに。中3で、将来の職業や「生きざま」を決めている立派な子供さんがいないとは言いませんけれど……。
「何となく進学して、大学入試や就職の時までに考える」お子さんの方が、多数派ではないでしょうか?
 
 「坤」です。「神経質になるよりは、鈍感になっておくほうが、うまく回る」イメージ。
 また、「どこまでも変化が無い」のも特徴です。「これまで問題がなかったなら、今後も同様に、特に大きな問題は起きないだろう」という運勢です。
 「派手な運勢」・「あからさまに良いことがやってくる運勢」ではありませんけれど。「穏やかに、いつも通り、何とかなる」のではないかと。
 「気持ちを落ち着けるだけでも、何か方針が見えてきそうだ」と、見立てます。
 
 
 

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