<無料占い> 結婚について。 ゆうさんより。

 
 
 今回は、ゆうさん(女性・20代)からのご相談です。「付き合って6年になる遠距離恋愛の彼がいますが、全く結婚の話が出ません。結婚と言ったわけではありませんが、同棲してみてそれから結婚へという話を聞かされていました。しかし、今年契約社員としての仕事に区切りがついたので、彼の元に行こうとしたところ『まだいいんじゃない?』と言われ、同棲の話もなくなってしまいました。さらに最近は、毎週趣味に没頭しているらしく、お金もたくさんつぎ込んでいるようです。このまま彼と付き合っていて、未来があるか疑問に思えて来ました。先日、彼の住んでいる地域の一社から内定が出たので、どうだろうとメールで相談してみましたが、あまりいいようには思っていないようです。現在求職中なので、仕事が決まればまた新しい環境でスタートすることができます。そこで思い切って彼と別れて、新しい出会いを探したほうが結婚に近いのか、それともこのまま彼とつきあい続けるべきか、迷っています。」とのご相談内容です。
 
 
 今回は、「彼と付き合い続けるとすれば、どうか?」という形で問いを立てました。……と、まずは申し上げます。
 前提としてそれを記した理由については、後述いたします。
 
 
 今回得られた卦は、「蹇之臨」(蹇、臨へゆく)です。
 
 
 まずは「蹇(水山蹇)」の卦を検討します。「けん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「蹇」は、「足をひきずる」という意味です。
 
 危険な大河(水)と険阻な山(山)があるかたちを示しています。
 
占いの言葉は、
 
 ゆくてに危険があるのだから、とどまるべきだ。
 このような時は平易な道を選べ。
 人の話をよく聞いて、慎重に対処の方法を考えなさい。
 「蹇」と時機の関係は重要である。
 
というものです。
 
 「蹇」の卦が出た時は、運勢はよくありません。四天王クラスの運気の悪さです。この卦が出た時は、「自分の力」を見極めて、無理はしないようにすべき、と考えられています。
 とはいえ、専門的な話ですが、二本の中正があるので、運気がめちゃくちゃに乱れているというほどのひどさではありません。天の時にあたらない、というほどではないのです。
 平易な道、やりやすいこと、やれることから手をつけていけば、運気が開けてくる。そういう卦でもあります。
 恋愛・結婚運についても、話があっても進みにくい、そもそも良い話ではない、そのようなイメージです。
 
 
 
 次に、「臨(地沢臨)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 以上のような「蹇」「臨」の卦を踏まえて、ゆうさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで解釈してもほぼ同じケースかと感じられました。変化の関係として、記事を作成しております。
 
 
 
 結論です。
 
 「彼とは少し距離を置き」、「次の出会いを探す」という発想はいかがかと、申し上げます。
 別れても良いかとは思いますが、「こちらの都合で振り回すべきだ」というイメージですので、「待たされるのではなく、こちらが待たせる」。「関係を断つのではなく、棚上げにしておく」。
 そういった発想が良いのではないかと見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「蹇、臨へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「蹇」は、「四難卦」とされています。「厳しい運気の四天王」といった意味あいです。
 もっとも、厳しいながらも、どうにもならないというような運気ではありません。
 専門的な話になりますが、「蹇」(と「屯」)は、「中正」が二本あるため、運気がめちゃくちゃに乱れているというわけではないということ。また、卦の性格が分かりやすく、対策が非常にはっきりしているということ。それらの理由により、「四難」の残りの二つである「習坎」や「困」ほどは厳しくありません。四難卦ではないものの非常に悪い運気とされる、「否」や「明夷」ほど厳しくもないのです。
 「蹇」は、「足に障碍がある」という意味です。また、登山をしているようなイメージです。
 足に障碍がある、あるいは足が疲れ切っているような状態で、山中にある。下には大きな川が流れている。「危険が予想される」という状態ですから、「そちらの方へ進んではいけない」、あるいは「疲れをとるべく、しばらく休息するのが良い」、「動くのであれば、無理をせずゆっくりと」と、という心構えが必要となります。
 「にっちもさっちもいかない」「何をどうすればいいかさえ分からない」というような厳しさはない、ということです。「危険だと分かっている」のだから、「留まる」「控える」「休息する」ようにすれば良いのです。
 
 冒頭で、「『彼と付き合い続けるとすれば、どうか?』という形で問いを立てた」旨を明記したのは、この「蹇」の性格と関わります。
 「蹇」は、「踏みとどまれ、引き返せ」という意味を持ちます。
 したがいまして。「彼と付き合うべきか?」と問うて「蹇」が出た場合には、「しばらく距離を置け、別れろ」という意味合いになります。「彼と別れるべきか?」と問うて「蹇」が出た場合には、「踏みとどまって付き合い続けろ、別れるという考えを思い直せ」という意味合いになります。紛らわしいですので、明記したというわけです。
 
 今回の場合は、「しばらく距離を置くか、別れるかすべきでは?」という意味合いとなります。
 
 ゆうさんの中で、不信感が芽生えていらっしゃる。彼の本気度を、いまひとつ信じがたい。
 そういう状態で、同棲まで持ち込むのは、やはりなかなか難しいのではないでしょうか。
 別れるかどうかはともかくとしまして、しばらく距離を置くべきかと見立てます。ゆうさんの側から積極的になることは、控えるほうが良いのではないかと。
 「ゆうさんの側で必死だから、俺はさぼっても良いや」的な甘え、あるいはより悪質な不誠実さが、今の彼にはあるように思えてなりません。見極めるためにも、冷却期間を置くべきかと。
 
 もちろん別れても良いかとは存じますが、下に述べる「臨」との関係では、もう少し「自分勝手になっても良い」かと見立てます。
 「彼と別れないまま、次の出会いを求める」ような発想はいかがかと。
 
 
 将来の運気を示す「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「臨」は、「自分が主役」という運勢です。
 「振り回されるのではなく、振り回せ」という運勢であり、「そうすることで、自分も周囲もうまく回る」というイメージです。
 
 「ゆうさんの側から、すがりつく」ような動き方は、お勧めできないかと。
 別れるよりも、彼に冷たくして、「すがりついてくるならば、考えて『やっても良い』」(不信感が強いならば、そのまま捨てても良し)。……というぐらいのイメージで、振舞うべきかと。
 もちろんその間、「他の男性に目を向けない」のは、あまりお勧めできません。
 「新しい出会いを探すのが、メイン」。その中で、彼については「ゆうさんの側で、振り回す」。
 それぐらいの積極性を持って振舞うほうが、チャンスが生まれるかと。
 
 「臨」ですので、出会いの可能性は高いかと見立てます。
 ただ、ゆうさんの中で、「出会いが無かったらどうしよう」という心配も、おありかと。
 それならば、「見つかるまでは、彼氏扱いしておいてやる」ぐらいのスタンスで、心の余裕を保つ。
 そうした発想はいかがかと、提案いたします。
 
 
 

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