<無料占い> 職場。 ゆいさんより。

 
 
 今回は、ゆいさん(女性・20代)からのご相談です。「人間関係に悩んでいます。40代の女性にパワハラをされ、精神的にやられています。仕事に行くのが億劫で、つらい気持ちが抑えきれず、休憩中や家で泣いてしまうことが多いです。理解者か分かりませんが、少人数聞いてくれる方はいます。仕事を辞めて転職したほうが幸せになりますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「鼎之升」(鼎、升へゆく)です。
 
 
 まずは「鼎(火風鼎)」の卦を検討します。「てい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「鼎(火風鼎)」は、「かなえ」です。三本脚の器(食器・調理器具)です。
 三本の脚で器を支えるようにみんなの協力を得てことを行えば、大成功するという、よい運勢を示しています。
 
 「鼎(火風鼎)」は、木(風は木も象徴します)の上に火があるかたちです。鼎をつかって調理を行うかたちです。「秩序を整える」という言葉が示されています。
 
 「鼎」の占いの言葉は、
 
 この卦は鼎をかたどっている。大いに伸び栄える。
 木を火にくべて調理を行い、お供えにしたり、みんなをもてなす。
 謙虚(風)で聡明(火)、穏やかなリーダーにまっすぐな部下。
 だからこそ、伸び栄えるのだ。
 
 というものです。
 
 鼎は三本脚の器です。三本の支えがあればどっしりと安定するように、みんなで協力し合えばよい結果が出るということを示しています。
 また、「鼎」は、新しいことをするのには吉、とされています。「鼎」の前に置かれている卦は「革」(革命)であり、その結果を引き継ぐ運気であると考えられています。
 もっとも、ここでいう新しいとは、完全リニューアルではなく、味付けがうまくいかなかった料理について、食器の中にある食材にもう一度火を加え、料理し直すようなイメージです。うまくいかなかったならば、今までの延長の中でマイナーチェンジを加えてみては、という運気です。
 料理のように、人を喜ばせることで自分も喜ぶという運気でもあります。独善はよくありません。ひとのことを考えると良いでしょう。
 恋愛・結婚運は、協力を意味することから、悪くないと考えていきます。しかし、三本脚の器だけに、三角関係のおそれもあります。
 
 
 
 次に、「升(地風升)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「升」は「のぼる」と訓読みします。運気上昇の気配です。
 
 地面の下から木(巽は風だけでなく木も象徴します)が生えてくる、のぼってくる、そういうかたちです。
 
占いの言葉は、
 
大いに伸び栄える。
優れたリーダーにしたがってゆけ。
案ずることはない。喜びが訪れるだろう。
南に行くと、吉。
 
というものです。
 
  易では、運気上昇に関する卦は三つあります。「晋」・「漸」・「升」です。
 「晋」は、一気に上昇するけれど、そのぶん安定感に欠けます。
 「漸」は、着実に上昇しますが、勢いが強いわけではありません。
 「升」は、その中間、一番バランスよく運気が上昇する卦です。
 
 この卦は、他者の支え、引き上げがあって運気が上昇する、という運勢です。しかしその前提として、自らの内側に強い意志を持っている必要があります。植物で言えば、地面から芽を出そうとしなければ、世話をする人も水のあげようがないわけです。
 全体的には、最初はやや苦労が多い・進展が見えにくいけれども、ある段階から着実に運気が伸びる、そういう運気です。
 仕事運について言えば、「地面から植物が芽を出す、埋もれていたものが明るいところへ出てくる」というイメージから、新しい計画に着手するには吉と見ます。あるいは、いま現在そのような計画をしているところだ、という状態にあることが多いとされます。
 恋愛・結婚運については、大吉と言われています。女性について占った場合、昔であれば、「玉の輿」と言われるような運気です。ただ、現在の、恋愛結婚中心の結婚観では、そこはやや割り引いて考える必要があると思います。
 何か迷うようなことがある、という局面では、上記の、「南に行くと、吉。」(原文では、「南征吉」)という言葉が重要になってきます。南の方へ行くこと、火や暖かいものに関連すること、明るくて華やかなこと、そういう方向で選択するのが良いと思われます。
 
 
 
 以上のような「鼎」「升」の卦を踏まえて、ゆいさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで解釈してもほぼ同じケースかと感じられました。内包関係として、記事を作成しております。
 
 
 
 結論です。
 
 転職には、吉かと。
 ただ、「自ら動く」ことを意識し、「行動した上で辞める」方が良いかもしれません。
 「転職するにしても、パワハラを職場に訴えてから」という方向性がお勧めになるのではないかと、見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「鼎、升へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「鼎」は、「かなえ」です。「三本脚の、調理器具 兼 食器」を意味します。
 三本脚ですので、非常に安定しています。また、「支え合う」というイメージですので、周囲の人とは協力しあってうまくやっていけるという運勢を示唆します。だいたいのことについてうまく行きやすいと言うことができます。
 また、「調理」ですので、「ちょっとした味付け・アレンジメント」というイメージを持ちます(「革命」を意味する「革」の卦ほどではありません)。「マイナーチェンジ(小さな改良)をする」「気の持ちようを少しだけ変える」ことに向いている運勢です。
 
 「だいたいうまく行く」という卦ですので、転職については吉かと。
 ただ、「意識を少し変える」必要もあるかもしれないと感じられました。
 その方向性について示唆しているのが、サブの運気である「升」かと。
 
 「升」は、勢いが強すぎもせず弱すぎもせず、バランスよく上昇してゆくという運勢を象徴しています。最高に良い運気の一つと言えます。
 また、「升」は上が「地」で下が「木」(「風」は、「木」も象徴します)というかたちをしています。植物が土の中にあって、やがて芽を出し成長してゆくイメージです。「ひとの助けが得られる」という運気ですが、その助けを得るためには、まずきっかけとして、植物自身が芽を出していかなければなりません。最初は自分の側から努力をしなければならない、ということです。
 
 「升」は、最高の運勢のひとつです。
 「まず、自分が努力する」、「自分から動く」ことで、運勢が開けていくというイメージです。
 
 この「升」の卦からしますと、「泣き寝入りはお勧めできない」という運勢ではないかと感じられるのです。
 「辞めるならば、辞めても良い。転職も、まずまずうまく行くであろう」(鼎)けれども、「まずは、自分から動いていく」(升)ことが必要なのではないか。
 そのように、感じられたのです。
 
 転職するのであれば、今の職場に対する「気兼ね」は、必要ありませんよね。
 「ゆいさんが悪いわけでは無いのに、ゆいさんが辞めなくてはいけない」のは、理不尽ではないかと。
 「パワハラについて、職場に訴える」プロセスを挟むのも、ひとつの方向性としてお勧めになるかと見立てます。
 
 と、言いますのも。
 やはり、「言いなり」で「受け身」の人よりは、「積極的に動く」人の方が、転職市場においても魅力的ではないでしょうか。
 「パワハラを訴えました」という事実は、アピールにはなりにくいですけれども。その過程を経ることで、「自信」や「(転職市場における)魅力」が増すのでは?と感じられるのです。
 
 いずれにしましても、「強気・前向き」は、ひとつのポイントになるかと見立てます。
 転職を考える場合でも、その点を意識されることを、お勧めいたします。
 
 
 

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