<無料占い> 結婚について。 わいさんより。

 
 
 今回は、わいさん(女性・20代)からのご相談です。「状況が変わってしまったので、占いをお願いしたいのです。彼が、実家の家族と暮らさなくてはいけない状況になりました。私達としては、先に入籍してから一緒に住みたいと思っていたのですが、『そうした事情があるから入籍は待って欲しい』と言われてしまいました。彼が私の部屋に来るというかたちも取れますけれど、それは私の両親に反対されました。同棲するならば入籍しなさいという考え方です。彼の『事情』についても、いつまでかかるか分からないところがあり、困っています。別れるつもりはありませんが、これからどうなっていくのか、見ていただけないでしょうか。」
 
 
 得られた卦は、「巽之離」(巽、離へゆく)です。
 
 
 まずは「巽(巽為風)」の卦を検討します。「そん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 この卦は、上下とも風を現し、まさに風を象徴します。
 また、「巽(そん)」は、「遜」に通じ、謙遜・譲ることを示します。
 
 風はものにぶつかれば方向を変え、どのような隙間にも入り込みます。
 そのぶん、何事にも適応でき、柔軟な人間関係を築けますが、優柔不断に陥る危険もあります。
 決断に迷う運気を示しています。すぐれた指導者にしたがうべき、とされてきた卦です。
 
 占いの言葉は、
 
 やや運が開ける。
 進んでことを行えば順調である。
 謙虚に、指導者にしたがうべきだ。
 
 というものです。
 
 この卦は、柔軟に、ことを進めればやや運が開ける運気であることを示しています。
 もっとも、内部に「大過」(不安定な運気)や「睽」(反発しあう運気)を含んでおり、また風に吹かれる卦でもあることから、不安定さ・動揺という運気をも示します。細かいことが気になり、やや神経質になってしまう、そういう運気です。
 新規の事業には良くない、今までの関係を重視すべき、と言われています。ただ、株や商売関係では、大きくはないが利益が出る、とされます。ただ、「風」ですから、動きやすい局面で、その点に関する注意が必要です。
 一般的に言って、「かたちのないもの」については良い運気です。ですから、精神的な活動には良く、また、サービス業等についても吉とみます。
 
 「風」ですから、おおまかにいって、動きが多く安定が難しい、という運気であることが多い卦です。
 そのため、身辺になんらかの異動・変化が起こる可能性があります。また、安定していないのですから、何事についても周囲に相談していくのが良いと言われる卦でもあります。
 婚姻は、「風のように動く」のでまとまりにくく、末を遂げない可能性もある、とされてきた運気です。
 
 
 
 次に、「離(離為火)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「離」は、現代の感覚とは逆ですが、「麗(り)」、「くっつく」ことを意味しています。くっついて素直に行動すべきなのですが、その前提としてくっつくべき対象をしっかりと選ぶべきことを象徴しています。
 
 「離」の卦は、上下とも火・太陽を意味しています。火のような情熱・明るい知性を示すかたちです。「知性を磨き、天下を照らすべし」という言葉が示されています。
 
占いの言葉は、
 
 「離」とはくっつくこと。
 日月は天につき、草木は地につく。人は明るい知性によって、正しい道につけば、発展する。
 下から二本目に陰がある。従順さを大事にすることだ。
というものです。
 
 「離」の卦が象徴するのは、「麗」、「くっつく」ことです。
 しかし、何でもかんでもくっつけば良いかというと、そうではありません。
 「離」の卦は上下とも火を意味します。くっつく、着火の対象が不燃物では意味がないし、また、燃やしてはいけないものに火をつけては放火になってしまいます。
 だからこそ明るい知性(火・陽)をもって、燃やすべき情熱の対象をきちんと選んだ上で、燃え上がるべきであるということが示されています。また、火は取り扱いに注意すべきもの。慎みをもって、控えめに扱うのが重要だということです。
 人間関係全体について言うと、冒頭の図を見てもらいたいのですが、自分の心の柔らかい部分(内心)という陰を、硬い殻という二本の陽で挟んでいる形が、上下に向かい合っています。
 お互いに内心を見せない、見せられない、どうも意気投合できない、そういうかたちであると言われています。
 
 
 
 以上のような「巽」「離」の卦を踏まえて、わいさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、内包関係にあると解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「それほど大きな問題にはならない、パニックになって動揺しなければ大丈夫」かと見立てます。
 「慌てず、落ち着いて考える」ことがポイントになりそうです。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「巽、離へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「巽」は、上下とも「風」というかたちです。「風」は「動くもの」ですので、「巽」の卦は、良くも悪くも、「動き」「動揺」「不安定」というイメージを持ちます。
 また、「風」は「入り込むもの」というイメージを持ちます。「かたちがない」ので、どこにでも柔軟に入り込みます。それだけに、「だいたいのことはうまくいく」けれど、「やや八方美人的」ですし、自ら道を切り開いて大成功するというところまでは期待できない、というイメージです。(仕事面で、サラリーマンとして出世はできるが、一世一代の大仕事というまでの勢いはない、的なイメージです。)
 また、身辺に何らかの変化・異動が起こるというイメージを持ちます。
 
 「身辺に異動あり」という意味では、結婚運には悪くないのですけれど。
 一方で、「風のように不安定」ゆえ、結婚運にはよろしくない、という解釈も成立する。
 それが、「巽」です。
 
 私は「あてもの」を志向しておりません。
 したがいまして、「よろしくない」ということ以上に、「よろしくないと言われているなら、『その点に注意すべき』ということの方をこそ、重視すべきだ」と解釈していきます。
 重視すべきは、「不安定を避ける」こと・「動揺しない」ことかと見立てます。
 別れるつもりがないのであれば、大きな問題にはならないと感じられますので。
 
 このような「巽」の卦に内包されているサブの運気が「離」です。
 「離」は、上下とも「火」というかたちをしています。
 「火」は、「情熱」、「知性・理性」、「明るさ」、「くっつく」、「美しさ」等の事象を象徴します。
 そのため、「理性・知性で情熱をコントロールし、何とくっつく(何についていく)かを判断する」ことが重要とされる運気です。気をつけなくてはいけないのが、「炎上」・「情熱の空回り」となります。
 
 「離」の卦のポイントは、理性・知性。
 したがいまして、「落ち着いて考えれば大丈夫」かと。
 
 
 「不安定を避ける」意味でも、やはり彼を説得して、入籍してしまうことではないでしょうか。
 「彼が、実家に住まなくてはいけない」ことは、「入籍できないこと」の理由にはなりませんよね?
 「入籍」だけは、いつだってやれるわけです。
 加えて。
 かりに、「実家に住まなくてはいけない」……すなわち、「住民票を移せない」としても。「事実上の問題として、彼がどこに住むかは、別問題」ではありませんか?
 「事実上の問題として、彼がどこに住むかまで、『見られる』」としても。たとえば、「週末だけは、わいさんの部屋で過ごす」ことを、非難できるわけがありません。逆に、「週末だけ実家で暮らす彼を、『家族と同居していない』と非難できる」わけもありません。
 
 入籍してしまえば、彼にとってもわいさんにとっても、選択の幅が増えるのではないかと。
 「まずは、入籍してしまう」ことかと。
 そのように、見立てます。
 
 
 

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