<無料占い> 2017年の運勢。 m.nさんより。 

 
 
 今回は、m.nさん(女性・30代)からのご相談です。「今年の運勢は、一年中悪かったです。身の回りで不幸が続き、私自身も嫌なことが起こり、精神的に参ってしまって、すぐ涙が出たり、何もやる気が起こりません。2017年の運勢がとても気になります。私自身の運勢もですが、既婚者ですので、家族全体の運勢も見ていただけたらと思っています。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「節之解」(節、解へゆく)です。
 
 
 「節」は、もとの意味は「竹のフシ」です。区切りをつけてしめくくる、ということです。
 そこから、「節約する」という意味と、「節度を守る」という意味が生じました。欲を抑えて、苦しみを受け入れるべき、という運気です。
 
 「節(水沢節)」は、上が水、下が沢というかたちです。沼(沢)が水をたたえ、枯渇もせず氾濫もせず、ちょうど良い状態を保っているかたちを示しています。
 このかたちについて、「生活に規律を保つべきだ」という言葉が書かれています。
 
「節」のうらないの言葉は、
「節」は伸び栄える。
平衡感覚を保って、苦しみに耐えるべきだ。
「節」は苦難を喜んで引き受け、自らの節度を保つべきことを示している。
 
というものです。
 
 「節」の卦は、上が水、下が沢ですが、水には「苦難」の意味があり、沢には「喜び」の意味があります。そのため、苦しみを受け入れるべきだ、という意味になります。
 ほどよい所にとどまって、手に入らないものには欲を抱かず、固執しない。情に流されすぎない。そうあるべきだ、という運気です。
 この卦については、分析の視点が二つあります。一つは、最高の運気である「泰」が傾こうとするのを、「節」によってとどめるべきという視点です。もう一つは、水が涸れるような最悪の運気である「困」が変化したものが「節」であり、漏れ出る水を下で支えている、という視点です。
 好調な運気とまでは言えないが、節度を守り、日々を平穏に控えめに過ごせば、だんだんと開けてくる運勢であるといえます。大きな事業には向きませんが、日常的なことをやっていくには良い運気です。
 
 
 
 次に、「解(雷水解)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「解」は、「とける」という意味です。雷(春の訪れ)によって氷がとけるように、苦しみから解消される運気があるという卦です。
 
 「解(雷水解)」は、雷がとどろき雨が降るというかたちです。このかたちについて、「慈愛の心を持つべきだ」という言葉があります。
 
 「解」の占いの言葉は、
 
 困難(水)の中を動いて(雷)ゆき、苦しみを抜け出る。
 平易なことがらを選択しよう。
 困難が解決したら、静かにするのがよい。
   
 というものです。
 
 「解」は、雪解けです。今まで苦労されていた人にとっては、運気の上昇が見込める卦です。
 また、「解」が、「解答」「解決」「理解」という語にも使われるように、問題を抱えていた人にとっては、その問題が解けるという運気です。
 もっとも、春の氷はゆっくりととけていくもの。急激に運気が上昇するというわけではないことに注意が必要です。
 そして、占いの言葉に、「平易なことがらを選択しよう」とありますが、これは、「解、利西南」(「解」の卦は、西南に利がある)という言葉を翻訳したものです。
 また、対人関係については、「あまりに情けをかけすぎるのは、その人が「懈」になってしまうのでよくない」という意味になります。
 恋愛・結婚運については、一般的には悪くないと見ていきますが、まとまるまでは予断を許しませんし、まとまってからも油断すると破綻しかねない、という運気でもあります。
 
 
 
 以上のような「節」「解」の卦を踏まえて、m.nさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、変化の関係にあるかと感じられました。
 
 
 
 結論です。
 
 「峠は越した」状態であり、「今後はゆっくり回復傾向」にあるかと見立てます。
 「無理をする必要は無いが、『何もしない』のも良くない」とされる運気です。できること、簡単なことから手をつけていくことが、お勧めとなりそうです。
 また、「悲観的に考えすぎない」ということも、ポイントになるかと。「理屈で片付けられることについてまで、縁起を担ぐ必要は無い」かと感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「節、解へゆく」です。
 
 現在の運気を象徴する「節」」の卦は、もともとは竹の「ふし」という意味です。竹は、伸びる時はスイスイと伸びますが、「ふし」で一旦成長を引き締めますよね。そしてまた伸びていく。伸び伸びする時と、引き締める時とを交互に使い分けて、高く伸びることができるわけです。
 したがって、この卦が得られた時の心構えは、「節度」すなわち「メリハリ」です。
 しかし、その意味については、気をつけていただきたいことがあります。
 「節度がない」というと、「お酒の飲み過ぎ」とか、「ギャンブルのやりすぎ」とか、だらしない方面ばかりが想像されますが、それだけではありません。
 逆の状態、「気の遣いすぎ」「働き過ぎ」「頑張り過ぎ」も、メリハリを失っている状態ですので、「節度がない」とされるのです。緩める時は緩めなければならないのです。
 (たとえば、「苦節」という言葉があります。「苦節~年」と言うと、通常は「よく頑張った、えらい」というイメージで捉えられますが、易の用語としては、「そんなに苦しむほど頑張らなくても……」というイメージの言葉とされています。)
 
 
 第一に、「節目」という運気ですので、「これまでの状態が、一段落する」……すなわち、「最悪の状況は脱した」という状態にあるのではないかと、見立てます。
 
 第二に、「節」の卦は、「何事につけ、『~しすぎる』のは良くない」という運勢を象徴します。
 上にも書きましたように、「真面目すぎる」であるとか、「考えすぎる」、「慎重になりすぎる」……と言った、「美点になりうるようなもの」であっても、「やりすぎ」は良くないとされます。
 
 「悲観的に考えすぎない」ことも、ポイントになりそうです。
 私も昨年、身内に不幸があり、また入院した家族も出ました。
 しかし、「年齢を考えれば、ありうること」でもありました。
 悲しくないわけはありません。
 身の回りに不幸があったことを悲しむ、m.nさんのお気持ちを貶めるつもりもありません。
 しかし、こればかりは、「自然の摂理」というところもあるのではないかと。
 同年輩の方であっても、そういう話が出始める時期でもあります。
 
 そうした時期に、自分にも嫌な事があると、どうにも参ってしまう……ということ、あるかとは存じます。
 けれども。「悲しみすぎ、自分を痛めつけすぎ」てしまっても、切ないばかり。
 感情は、とらえどころがないゆえに、どこまでも揺らいでしまうところがあります。
 それだけに、「とらえどころがある」ところ、「形をあたえられる」ところ、「言葉や理屈で説明できる」部分は、そうした「理屈」の枠に押し込め、形を与えるべきではないかと思うのです。
 悲しみや不安が小さくなり、「傷つきすぎている」状態から復帰できるかと見立てます。
 
 「運勢が悪い」という発想も、時として救いにもなりますけれど。
 場合によっては、不安感を増幅する効果ばかりを呼ぶこともあるのではないかと。
 「病気」や「寿命」と言ったものは、「自然の摂理」という言葉、あるいは理屈で、説明がつく部分に属するのではないかと。
 「必要以上に縁起をかつぎ、自分を痛めつける」ことは、「節」の卦が示す道とそぐわないかと、見立てます。
 
 
 「節」はやがて「解」に変化していくと解釈されます。
 「解」は、「春の雪解け」です。長く続いた低調な運気が、ゆっくりと回復してくると思われます。とはいうものの、回復のペースはあくまでもゆっくりしたものですので、無理はいけません。やれそうなこと、簡単な問題から手をつけて行くのが良さそうです。
 
 運気は回復傾向かと見立てました。
 m.nさんの運気が回復傾向であるということは、周囲に不幸があるということも無いかと。
 ご家族含め、「良い方向に向かう」のではないかと見立てます。
 
 ただし、注意点が2つ。
 ひとつは、「氷が解けるような、ゆっくりした回復傾向」ですので、「無理は禁物」です。
 もうひとつは、「『解』が『懈(おこたる)』になってはいけない」という性質です。「何もやる気が起きない」というお話を伺いましたが、まずは「楽しいこと、簡単にできること」から手をつけるべきかと。
 少しずつ元気を取り戻していくことが、お勧めになるかと見立てます。
 
 
 

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