<無料占い> 以前より。 なつこさんより。

 
 
 今回は、なつこさんからのご相談です。「以前より、ご相談させていただいております。彼と彼の連れ子と暮らし始めました。やはり気をつかってしまいます。子どもはあと3年で大学に行くので、そうしたら家を出て行くだろうし、早くそうならないかと思ってしまいます。かわいいけれど気をつかってしまい、キツイのです。彼と2人の時間もほしいです。私の願いはかないますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「損之離」(損、離へゆく)です。
 
 
 まずは「損(山沢損)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「損」というと、なんだか悪い卦のように見えます。
 しかし、これは現代風にいうならば、「ボランティア」に近い意味です。
 「損して得取れ」ということわざと絡めて説明されることもあります。
 
 山のふもとに沢があるかたちです。
 沢が深い(低い)ほど、その分、相対的に山は高くなります。
 
 「損」の占いの言葉は、
 
 自らを下の立場に置き、上の人に奉仕する。
 欲望を抑えて、高い理想を目指す。
 誠意をもって、自ら他者のためにほねおりをすれば大吉である。
 
 というものです。
 
 「損」の卦が出た時は、出費や損耗、あるいはほねおりの多い時期と言えます。しかし、「損して得取れ」。後で好転する兆しが見える、そのような運気と言えます。
 仕事でも同様で、苦労や損失の多い時期です。
 人間関係について言えば、こちらが一歩引き、相手を認めるのがよいでしょう。
 
 
 
 次に、「離(離為火)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「離」は、現代の感覚とは逆ですが、「麗(り)」、「くっつく」ことを意味しています。くっついて素直に行動すべきなのですが、その前提としてくっつくべき対象をしっかりと選ぶべきことを象徴しています。
 
 「離」の卦は、上下とも火・太陽を意味しています。火のような情熱・明るい知性を示すかたちです。「知性を磨き、天下を照らすべし」という言葉が示されています。
 
占いの言葉は、
 
 「離」とはくっつくこと。
 日月は天につき、草木は地につく。人は明るい知性によって、正しい道につけば、発展する。
 下から二本目に陰がある。従順さを大事にすることだ。
というものです。
 
 「離」の卦が象徴するのは、「麗」、「くっつく」ことです。
 しかし、何でもかんでもくっつけば良いかというと、そうではありません。
 「離」の卦は上下とも火を意味します。くっつく、着火の対象が不燃物では意味がないし、また、燃やしてはいけないものに火をつけては放火になってしまいます。
 だからこそ明るい知性(火・陽)をもって、燃やすべき情熱の対象をきちんと選んだ上で、燃え上がるべきであるということが示されています。また、火は取り扱いに注意すべきもの。慎みをもって、控えめに扱うのが重要だということです。
 人間関係全体について言うと、冒頭の図を見てもらいたいのですが、自分の心の柔らかい部分(内心)という陰を、硬い殻という二本の陽で挟んでいる形が、上下に向かい合っています。
 お互いに内心を見せない、見せられない、どうも意気投合できない、そういうかたちであると言われています。
 
 
 
 以上のような「損」「離」の卦を踏まえて、なつこさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の関係性から見て、内包関係にあると解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 彼と2人の時間を作れる可能性は、あると見立てます。
 が、「あるかないか」というより、「なつこさんが努力して作るかどうか」にかかっているかと。
 ただし、彼の子供さんを邪険にするような方向性は、厳に慎まれる方が良さそうです。
 彼の子供さんとは、もう少しフランクと言いますか、「理」の関係を築いていく方が良いかもしれません。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「損、離へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「損」の卦は、、現代的に表現するならば「ボランティア」です。何かと「しんどい努力が必要になる」とされる時期を象徴します。
 また、「相手次第」という部分もありますので、やはりなかなか大変なイメージもあります。
 自分から行動していく必要がある運気であり、また、自分ひとりの利益を考えていくにはあまり向きません。「急がば回れ」「損して得取れ」的な動き方が要求されるような運気です。
 
 「苦労は多い」というイメージです。が、「だから望みはかなわない」という運勢ではありません。
 「しんどいけれど、頑張れば望みはかなう」という意味合いを持ちます。
 
 したがいまして、彼と2人の時間を作れる可能性は、あると見立てます。
 が、「あるかないか」というより、「なつこさんが努力して作るかどうか」にかかっているかと。
 
 その時間をどう作るか、希望をどうかなえるか。
 その方向性についてのヒントが、「離」に現れているかと見立てます。
 
 「離」は、上下とも「火」というかたちをしています。
 「火」は、「情熱」、「知性・理性」、「明るさ」、「くっつく」、「美しさ」等の事象を象徴します。
 そのため、「理性・知性で情熱をコントロールし、何とくっつく(何についていく)かを判断する」ことが重要とされる運気です。気をつけなくてはいけないのが、「炎上」・「情熱の空回り」となります。
 
 「離」の卦の特徴は、何と言っても「理性」です。
 慎むべきは、「情熱の炎上」です。
 
 こういうことを申し上げて、良いものかどうか迷うのですけれど。
 男性は、女性の、「女性性」……言葉を飾らずに言えば、「女であること」や「女の業」のようなものに対して、恐怖心を抱いています。
 
 その存在を知らずに来た男性は、そうしたものに出会うと、ショックを覚えます。で、女性と別れます。
 知っている男性は、「そういうのは分かるけれど、隠せ。取り繕え。表に出さないでくれ。」と思います。表に出されると、やはり別れを考えるようになりがちです。
 
 女性からすると、「なんと勝手なことを言うのか!」と思われてしまうかもしれません。
 が、男性はどこかで女性に「かわいらしさ」や「母性」を求めてしまうところがあります。
 「女性としては、『私はあなたの母親じゃない』と主張したいであろう」ということを、重々理解している男性であっても。「母性やかわいらしさといったポーズは、見せてほしい」のです。
 
 したがいまして。
 なつこさんが、「女性として、彼と2人の時間を作りたい」、「女性として、どうしても彼の息子に対して、隔意を覚える」ということがあるとしましても。
 その時間を作るために、「息子さんを邪魔にするような方向で策略をめぐらす」ことだけは、慎まれる方が良いかと見立てます。
 彼にしてみれば、自分の息子。それを邪魔にする態度に、恐怖心を抱かずにはいられないと思うのです。
 「理性」で向き合い、「情熱の炎上」を避けるべしとする、それが「離」の道……というわけです。
 
 「気をつかう」よりは、「理」で接する方が良いかと見立てます。
 正直に、「私は新婚で、彼とデートしたい。だから今度の休日は、2人で出かけたい。」であるとか、「今度の週末は、出かけてくれないか」と頼むであるとか。
 そうした、フランクな接し方が、ひとつの方向性としてありうるのではないかと感じられるのです。
 ……息子さんも男性ですので、「『女性性』を感じさせずに説得する必要がある」ところが、なかなか大変かとは、感じられるのですけれども。
 そうした「苦労の多さ」が、「損」の卦に現れているのではないかと。
 
 「労力はかかるけれど、目標が達成できないわけではない」という運勢かと見立てました。
 
 
 

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