<無料占い> 主人と転職。 MANAさんより。

 
 
 今回は、MANAさん(女性・50代)からのご相談です。「昨年末、主人は仕事を辞めました。いま新たに会社を受けています。その会社には、受かるでしょうか。ダメだった場合、いつ頃転職先が決まりますか?前回の占いでは、1~2月ということになるかと思うのですが……。これが最後の転職になりますか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「賁之革」(賁、革へゆく)です。
 
 
 まずは「賁(山火賁)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「賁」は、「かざり」「装飾」という意味です。なんの飾り気もないと、やや殺伐としてしまいますが、中身がないのに装飾だけするのは、「虚飾」になってしまいます。適度な装飾・うるおいを心がけましょうという運気です。
 
 「賁(山火賁)」は、山の下に太陽があるかたちです。このかたちについて、「刑罰のような重大事はすべきではない。日常の事務に励もう」という言葉があります。
 
 「賁」の占いの言葉は、
 
 積極的に進めば、小さな吉がある。
 天文の運行に従って時代の変化を察知し、文化を築くべきだ。
 
 というものです。
 
 「賁」は、「噬嗑」の次に配置された卦であり、また、両者はそのかたちも似ています。最上図をご参照いただきたいのですが、この卦は上下のあご(実線)の中に歯(破線)があり、その真ん中にものが挟まっている(実線)というかたちをしています。上の歯に物が挟まっているのが「噬嗑」、下の歯に物が挟まっているのが「賁」です。
 いずれも、歯に物が挟まったような悩み事がある、という運気ですが、「噬嗑」は思い切り噛み砕く方向に考えるのが良いのに対して、「賁」は無理せず、穏やかに対処する方向に考えるのが良いとされています。
 ですから、大きな事業の決断は避けた方が良いのですが、日常の事務に関しては、「小さな吉」なのです。
 また、「賁」は山(門)の内側に火(文明・知性)を宿しているというかたちです。ですから、内々の問題に関しては明晰に判断ができるという運気でもあります。
 恋愛・結婚運としてはあまり良くありません。相手側に、何か隠された事情があるようなケースが多いとされます。
 
 
 
 次に、「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 以上のような「賁」「革」の卦を踏まえて、MANAさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせ、内包として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 今受けている会社については、やや難しいかもしれません。
 が、大きな心配は不要かと。
 長い目で見た場合、転職については、今後もあるかもしれません。しかしやはり、「大きな心配は不要」であり、ご主人を追い込むことだけは、「お勧めできない」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「賁、革へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「賁」は、かざり」という意味を持ちます。「内実」と「装飾」のバランスが重要である、とされる運気です。
 「賁」は、「日常の事務については小さな吉」と言われています。日々の生活、特に家庭に関する運気については良好とされます。
 何かどうもしっくり来ないような問題がある時には、無理せずに穏やかに対処することがお勧めとされています。「一つの結論を決めてそちらに全力を傾ける」のではなく、「なあなあ」にしておくのに向いた運気ということができます。
 
 「賁」には、「色ならば、純白を良しとする」ような性質を持ちます。転職で言うならば、「一心不乱、そこだけを目指してきた」ようなケースでは、吉かと思われます。
 また一方で、「装飾」の意味を持ちます。その点では、何か「できること」や「資格」のようなものを数多くお持ちの場合には、有利に働くかと感じられます。
 しかし、そうした事情が無い場合には、少し難しいかもしれません。
 
 が、「賁」は穏やかな運勢です。
 「大きく困る」ようなことは、あまりないかと見立てます。
 「穏やかに、落ち着いて、冷静に」考えることがお勧めになるかと見立てました。
 
 
 このような「賁」に内包されているサブの運気が「革」です。
 「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 「革」そのものは、転職には吉です。
 しかしサブにあるということは、「将来的に……」であるとか、そちらのニュアンスがあるかと。
 今後とも、転職の可能性はあるかもしれません。
 
 が、メインは「賁」。
 やはり大きな心配は、あまりないかと見立てます。
 
 ご主人は、50歳を過ぎて、しばしば転職されていても、なお次のお仕事先を見つけることができる方。
 めったにない話かと思うのです。まずは安心すべきではないかと。
 メインは「賁」です。「おだやかに、温厚に」。体調のこともあるのですから、無理なく勤められるところを探し当てるまでは、焦るべきでは無いように思います。
 「追い込んで、焦らせて、無理な職場に勤める」ようなことになっては、元も子もありません。
 「喧嘩腰になるのではなくて、ゆっくりと話し合ってみる」ようなスタンスがお勧めではないかと見立てます。
 
 
 

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