<無料占い> 転職運の鑑定依頼。 りんごさんより。

 
 
 今回は、りんごさん(女性・20代)からのご相談です。「現在の会社に入社して、約2年が経ちます。昨年は故人の目標も達成し、上司・社長から良い評価をいただいたのですが、会社が赤字なので今年も給料が上がらないことが決まりました。入社時からの不満でもあり、もう限界です。現在、転職活動を始めているのですが、あと2ヶ月で次の仕事が決まるか、鑑定をお願いできないでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「益之小畜」(益、小畜へゆく)です。
 
 
 まずは「益(風雷益)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「益」は、「増す」という意味です。これは「損」(ボランティア)の反対で、上に立つ者が下の者に利益を及ぼす、という意味です。
 
 「益」の卦は、上が風、下が雷を象徴しています。風は従うもの、雷は動くもの。下が動けば、上もそれに応ずるという様子を表しています。
 ですから、この卦のかたちを示す言葉は、まさに「疾風迅雷」です。よいものを見たら直ちにそれを学び取り、悪い点があったらすぐに反省すべきである、と言われています。
 
 占いの言葉は、
 
 上が骨を折って下を潤す。上下とも大喜びだ。
 大事業でも成功する。
 盛んな活動力(雷)と順応性(風)があるのだから、とどまることなく突き進む。
 天地の恵みは時の流れに従うのだから、「益」は時宜を得ることが重要だ。
 
 というものです。
 
 この卦は、かなりよい運気を示しています。
 やや専門的になるのですが、この卦は「否」という、非常に悪い運気が動いてこの運気になる、と考えられているので、最悪の状態は抜け出した、と考えられる運気です。
 上の立場にある人の助力が得られるという運気も示されています。また、友人等の手助けを求めるべき、とも言われています。依存してはいけないのですが、人のつながり、きずなの助けを求めるのがよいということです。
 もっとも、この卦は疾風迅雷。運気がいい状態が長期安定するわけではありません。チャンスを見たら、素早くつかまえるべきだと考えられています。
 縁談にはよい運勢です。もっとも、あわただしかったり、あちこちから横やりが入ったりしがちではあります。それでもまとまりやすい、という運勢です。
 
 
 
 次に、「小畜(風天小畜)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「小畜」は、小がとどめる、小さくとどめられる、小さく蓄える、小さく養う、といった意味合いです。
 
 この卦は、風が天上に吹いているかたちを表しています。
 まだ雲が来ていない、雨が降らない、そういう様子です。
 雨が降る気配はあるのですが、まだその段階にいたっていない。
 志はあるのだが、それがまだ形になっていない、あるいは他の人に伝わっていない、そのような様子です。
 
 下の三本が天、登ろうとする陽気・剛の気です。
 それに対して、柔軟な風である上の三本がこれを押しとどめている。
 「柔よく剛を制す」の形になっているのです。小が大をとどめているから「小畜」です。
 
 あるいは、この卦は陽(実線)が五本に対し、陰(破線)が一本です。積極的な陽が動こうとするのを、わずか一本でとどめている。少しは抑えられる、小さくとどめられるから、「小畜」です。
 
 「小畜」の占いの言葉は、
 
 志は大いに達成される。
 内側に剛健(天)な力を持ちつつも、外側(風貌)にやわらかさ(風)を持っているからだ。
 ただし、今は、西の空には雨雲があるものの、まだこちらは雨になっていない状態である。
 大きな志がとどめられているのだ。努力が必要である。
 
 というものです。
 
 志(雨の降る気配)はあるのだが、それが具体的な形(雨雲)にはなっていない、陰鬱でイライラするような運気です。このような時は短気をおこしてはいけません。将来は、「志は大いに達成される」ことが示されています。
 今は力を「畜」(たくわえる)時です(畜と蓄はほぼ同義です)。従来の事業を行うのはいいのですが、新たな計画を実行しようとしても挫折しやすい時期と考えられます。
 何かと思うに任せぬ時ですが、コツコツと努力をすれば、やがて運気が開けてくる、そのような運勢であると言えます。
 恋愛・結婚運に関しては、そこまで悪くはないのですが、女性が強すぎるために喧嘩が起る、と言われるような運気です。
 
 
 
 以上のような「益」「小畜」の卦を踏まえて、りんごさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から、内包関係として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 やや矛盾をはらんだ表現になるのですが、「手早く動いて良し、ただし焦るべからず」というイメージとなります。
 私は「あてもの」を志向しておりませんので、時期については難しいところもあるのですけれど、一応のイメージとしまして。「8月、12月/2ヵ月後、3ヵ月後」に可能性ありかと、見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「益、小畜へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「益」は、「利益が上がりやすい」「自分からリーダーシップを取って動くと良い」という運気を示します。
 物事全般について、成功しやすい時期であることを示します。特に良いのはお仕事運と、人間関係です。人の繋がりが得られやすいと考えられています。
 もうひとつのポイントとして、「益」は、上が「風」で下が「雷」というかたちをしています。そのため、「益」のキーワードは、「疾風迅雷」です。チャンスと見たら、素早く動く必要があります。
 
 これに対してサブの運気を示す「小畜」は、「小さくとどめる」と訓読みしますが、これは、「少ししかとどめられない」という意味でもあります。「雨雲が来ているのに雨が降らない」というイメージもあり、どうにもイライラするような運気です。
 このような「小畜」の卦が出た場合、基本的には「なかなか思うとおりに行かず、苦労する。運気が開けるまでは時間がかかりそうだが、コツコツとした努力を続けられれば、最終的には目標が達成できるであろう。」という運勢であると判断することになります。短気はいけません。
 
 
 2つの卦の性質に、矛盾があるようにも感じられましたけれど、統合して解釈するのであれば。
 「基本的には、うまく行きやすい話だ。良い転職ができると思われる。早く決まることについても、かなり期待できる」(益)けれども、「焦りは禁物だ」(小畜)というイメージではないかと。
 
 したがいまして、いろいろな意味で区切りも良く、気分も良く決められそうな「2ヶ月後」ではありますけれど。
 その数字にこだわりすぎるのは、「焦り」を呼ぶので、あまり良くないのではないかと。
 そのように、感じられました。
 メインが「益」ですので、「早い段階で、良い転職ができそう」だからこそ「焦り過ぎだけには要注意」であろうと、見立てます。
 
 
 ご希望の、「2ヶ月以内にどうか?」というご相談ですけれど。
 私は「あてもの」を志向しておりませんので、その点につきましてはどうしても精度が甘いというところがあります。
 
 その上で、ですが。
 「益」には8月、「小畜」には12月のイメージがあります。
 また、変爻(最上図の、左右の図で横棒が変化している部分)が、下から2本目・3本目ですので、「2ヵ月後・3ヵ月後」のイメージがあります。
 
 したがいまして、ご希望の「2ヶ月」についても、「可能性あり」と見立てます。
 
 
 

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