<無料占い> 別れ。 あきさんより。

 
 
 今回は、あきさんからの、「彼氏と別れようかと思っています。『この時期だと仕事が忙しいから、別れても寂しくないよ』など、ダメージの少ない別れの時期を教えてください。」とのご相談です。
 
 
 得られた卦は、「蠱之臨」(蠱、臨へゆく)です。
 
 
 まずは「蠱(山風蠱)」の卦を検討します。「こ」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「蠱(山風蠱)」の字は、皿に虫が湧いている様子です。腐敗と混乱を意味します。
 
 この卦は、山の下に風、つまり、「おろし」のような、厳しい状態を示すかたちです。
 あるいは、動きのないもの(山)に、陰湿なもの(風)が入りこんで、中に虫がわいている、という形です。
 
占いの言葉は、
 
 山は高くなろうとし、風は吹き下ろそうとする。上下の心が離れて行っている。
 部下はただうなずくばかり(風・八方美人)で、上司は動こうとしない(山)。
 今は腐敗混乱の時期だ。しかしやがては大いに伸び栄える。
 腐敗が極まれば、そこから新しいものがうまれるのだ。
 積極的な精神で事に当ろう。
 ただし、なぜこうなったかはよく考えるべきである。
 
というものです。
 
 「蠱」の卦は、「泰」(最高の運気)から動いてきてこの運気になることが多いとされる運気です。最高の運気に慣れ親しみ、努力や心配りを怠った結果、虫が湧くような陰湿な状況に陥ってしまう、そのような運気です。人間関係でも、ともすれば陰湿な葛藤が起こりがちです。
 このような時は、腐った物を処分するように、一念発起するのが良いと考えられます。ただ、一念発起と言っても、全く新しいことをするには向きません。イメージとしては、古いものを捨てる、といったところです。
 まずはきちんとこれまでの状況を見直し、積極的に自己改革です。運気としては虫がわいているような不快な状況ですから、困難は続きますが、努力を続ける中、ある段階で不意に好転する、そのような傾向がみられる運気でもあります。
 
 
 
 次に、「臨(地沢臨)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 以上のような「蠱」「臨」の卦を踏まえて、あきさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで判断してもほぼ同じケースかと感じられました。説明のしやすさを意識して、内包関係として解釈しております。
 
 
 
 結論です。
 
 「さっと別れる」のが良さそうだと、見立てます。
 「ご自身が、『ここまでだろうなあ』・『今が別れ時だなあ』と感じられた時が別れ時」であり、ダメージも少ないというイメージです。
 「この3ヶ月」が、時期であろうかとも感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「蠱、臨へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「蠱」は、「お皿に虫が湧いている」ような、あまり気分の良くない運気です。
 「蠱」は、「以前の良い状態」や、あるいは(良いことではなくとも)「以前に起こったこと」を、すっぱりと切り捨てずにいたために、残ったものが淀んでしまっている、というような状況を示唆します。
 胸焼けがするような、胃が酸っぱいような、嫌な気分になりがちな時期ですが、救いもあります。「虫が湧いてしまった食べ物は、もったいなく思えても、きっぱり捨てる。」それができれば、気分はスッキリします。運気は良い方向に向かうでしょう。 
 
 「気分の悪い恋愛をされている」と申し上げているわけでは、ありません。
 ただ、「別れると決めたからには、スパッと別れてしまったほうが、次への再スタートが切りやすくなるのでは?」というイメージであろうかと、申し上げます。
 
 サブの運気を示す「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「臨」については、「自分が主役」という表現が、最も適切かもしれません。
 「今が別れ時だ」、「もう、これまでだ」と、ご自身が感じられた時こそが、別れ時。
 「即、行動に移すのが吉」かと見立てます。「自然とうまく回るので、ダメージも少なかろう」というイメージです。
 
 
 「あてもの」は、あまり得意ではありませんけれども、いちおう。
 「蠱」には1月、「臨」には2月のイメージがあります。
 また、変爻(変化する横棒)を見ますと、「ここ3ヶ月か、半年後」のイメージが得られます。
 上で申し上げた、「蠱」「臨」の卦の性質からの見立てを考え合わせますと、「この3ヶ月」はひとつの時期ではないかと。そのようにも、感じられました。
 
 
 

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