<無料占い> 息子の結婚。 はるさんより。

 
 
 今回は、はるさん(女性・40代)からのご相談です。「息子が結婚したいと連れて来た彼女は、シングルマザーでした。私も夫も、『息子が選んだなら』と受け入れました。彼女も子供のなついてくれ、可愛いのですが、彼女の母親だけが結婚に反対しています。彼女の母親はスナックのママをしており、夜中に彼女と子供を起こしてお客の送迎をさせるなど、非常識なことをしています。その他いろいろと、彼女を奴隷のように扱う母親に不安を覚えます。それでも結婚したいという息子が何度出向いても門前払い、結婚の挨拶に行くと伝えても、出席しないからと言っています。他の親族はみな結婚に賛成で、母親が来なくても挨拶を受け入れますとは言ってくれていますが、このまま結婚させて良いのか不安で。占いよろしくお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「大壮之蒙」(大壮、蒙へゆく)です。
 
 
 まずは「大壮(雷天大壮)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「大壮」は、「おおいにさかんである」と訓読みします。陽気で騒がしい様子を示します。明るいのは良いのですが、やや中身が伴っていない、という運気です。
 
 「大壮(雷天大壮)」は、上が雷、下が天というかたちです。雷鳴が天上にとどろいている、まさに壮大な様子です。「このような時は、礼に外れた行いはしないものだ」という占いの言葉が示されています。
 
 「大壮」の占いの言葉は、
 
 大いなる陽の気が盛んである。
 盛んに活動しているのだ。
 正しく活動してこそ順調にすすむ。
 
 というものです。
 
 「大壮」は、陽気で騒がしく、活動的な運気を示しています。悪い運気ではありません。ただし、調子に乗りすぎないように注意、という運勢です。
 「大壮」は、冒頭の説明がわずかふた文字(「利貞」)という、やや珍しい卦ですが、それもこのことを表しています。
 「利貞」は、「正しくしていれば良い」というような意味です。勢いが盛んなので、脇道にそれたり、誰かに引きずられたり、調子に乗りすぎたり、悪事に走ったり、そういうことだけ気をつけましょう。
 アクセルばかりではなくブレーキも忘れずに、そんな運勢です。
 
 
 
 次に、「蒙(山水蒙)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「蒙」は、「くらい」、「無知である」、という意味です。
 
 悪い意味のようですが、実際は、人間で言えば幼児の状態、無限の可能性があるともいえます。ただし、無知な幼児なわけですから、正しい方法で慎重にことを運ばなければならないという運勢です。
 
 「蒙(山水蒙)」は、山の下に危険な川があるかたちです。あるいは、山の下に湧水があるというかたちとされます。泉が大河になるように努力をし、また山のように揺るがぬ姿勢を貫くべきだ、という言葉が示されています。
 
「蒙」の占いの言葉は、
 
 山と川という危険がある。
 正しい導きによって、時機を見て動くなら、やがて大いに伸び栄えるであろう。
 ただし今は童子の状態。心から教えを願おう。先生の方から教えるのではないのだ。
 占いをする時は、同じことを二度三度と占ってはいけない。それは易を冒瀆するものなのだ。
 
というものです。
 
 全体としては、現在のところはまだくらい、決して悪い運勢ではないのですが、時期が悪いとされます。運気は漸進的、つまり進んではいるのですが、当事者としてはどうも進んでいないように思う、そのような時期です。すぐに結果が出るという時期ではありません。
 今は苦労が多く、何らかの対策をとり、慎重に物事を進めるべきと言われています。
 また、童子のように、虚心になってひとに助言を求めるのがよいとされます。
 恋愛・結婚運も良くありません。暗く、先が見えないのです。とは言え、今から彼氏を探すというケースの場合は、悪いとまでは言えません。「これからだ」「どうなるかまだ分からない」というイメージですので。
 
 
 
 以上のような「大壮」「蒙」の卦を踏まえて、はるさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 基本的には、大丈夫かと見立てます。
 ただ、彼女の「自主性」には、当座期待しない方が良いかもしれません。「みかんさんご自身の娘さんとして、それも、自主的な判断をまだ任せるべきではない少女のように」、遇するぐらいの心構えが、あるいはお勧めになるかと見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「大壮、蒙へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「大壮」は、「素早い動き」を象徴する「雷」と、「継続して動き続ける」ことを象徴する「天」とで構成されています。
 そのため、非常に積極的で能動的。また、「陽気で騒がしい」という性質を持ちます。勢いの強い、良い運気です。しかし、なかなか中身が伴ってこないという性質、勢いが良いぶんだけ細やかさに欠ける(がさつ)という問題点があります。
 この「大壮」の卦が得られた時の心構えは二つあります。ひとつは、「正しくあること」です。もう一つは、「勢いに乗ること(ただし、調子に乗り過ぎないこと)」となります。
 
 「基本的には、思った通りに話を押し進めて良し」かと見立てます。
 警戒は、必要かとは存じますけれど(「油断せず、彼女の母親の動向には注意を払っておくべき」ぐらいの意味合いです)。
 
 みかんさん、あるいは息子さんが、リーダーシップを取って、「引っ張って行く」必要がありそうです。
 彼女や、彼女の母親に対する配慮は、「二の次」にすべきかと感じられました。
 
 
 「彼女の意図を無視してでも」という、その理由ですけれども。
 内包されているサブの運気が「蒙」であることに由来します。
 
 「蒙」は、「くらい」という意味ですが、これは、「幼児のように、『物事に明るくない』」というイメージですので、「無限の可能性がある」という意味でもあります。
 この卦に付されている占いの言葉は、大きく分けると二種類です。「これから先生について物事を習おうとする幼児の心掛け」と、「幼児に物を教えていく親や先生の心掛け」と。その二つをたとえとして、運気についての説明をしているのが、「蒙」です。
 
 「蒙」の卦が得られた時は、ふたつのうちのどちらかです。
 すなわち、「教えを請う幼児のように、謙譲な態度を取る」か、「幼児を教える親や教師のように、自分が良かれと思う方向に、相手を強く導く」か。
 今回は、後者であろうかと。
 
 彼女のお母様ですけれど。女性がひとり、経営者として奮闘していれば、それは「強い女性」になるかと。娘さんやお孫さんを使ってでも仕事をし、そして一家を支えていこうとされていることも、一面の事実ではあるかと思うのです。
 しかしその結果として、彼女のお母様は一種の独裁者となり、彼女は、みかんさん言うところの「奴隷のように」なってしまっている。
 彼女は、自分で判断する機会を奪われ続け、その意志を持てないように「教育」されてしまっているところがあるのではないかと。
 
 言ってみれば、「子供」としての地位に押し込められてしまっているのではないでしょうか。
 後々は、自分の責任で決断してもらうようにするとしても、現状あまり彼女に「自由な」判断をさせることは危険かもしれません。彼女の母親の影響から、まだ脱しきれていないかと。
 
 「蒙」は、「親が幼児に対するように」とされる卦です。
 「みかんさんご自身の娘さんとして、それも、自主的な判断をまだ任せるべきではない少女のように」遇するぐらいの心構えが、あるいはお勧めになるかと見立てました。
 
 息子さんとみかんさんは、「礼儀や筋を通して」、「紳士的に」話を進めようとされているかと拝察いたします。それはもちろん、すばらしいことなのですけれども。
 基本的な姿勢としては、「強引に、何が何でも話をまとめる。息子さん(とみかんさん)が、彼女をひっぱっていく。お母さんの影響力から、彼女を引き離す」ようなスタンスが、お勧めになるかと見立てました。
 それができるならば「大壮」、「思ったとおりに行く」のではないかと。
 そのように、見立てます。
 
 
 

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