<無料占い> お仕事について。 ノノさんより。

 
 
 今回は、ノノさんからのご相談です。「前回の相談の後、友達からの仕事の紹介がトントン拍子に進みまして、現在働き始めて2ヶ月になります。受付の仕事は全くの初めてで、覚えることがたくさんあり、また人間関係が今までとは違い、とても厳しいです。部署は違いますが友達もいますし、生活のためと割り切っているので、続ける気持ちで毎日がんばっています。前にみていただいたとき、腰を据えて長く働けるところが見つかりますとの結果をいただきましたが、いまのお仕事でしょうか。人間関係がとても悪く、職員の出入りが激しい職場です。友達と定年まで頑張ろうといっていますが、ストレスのたまりやすい性分なので少し不安はあります。仕事を覚えるという点での不安もあります。小さなミスでも、かなり嫌味を言われて萎縮してしまい、忙しくなると焦って間違う悪循環。このさき、今の職場で安定した仕事ができるか、またこの仕事以外に何かあるのでしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「艮之坤」(艮、坤へゆく)です。
 
 
 まずは「艮(艮為山)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 
 「艮」は、「とどまる」という意味を持ちます。
 沈着冷静、沈思黙考を心がけるべき、という運勢です。
 
 「艮」の卦は、上下とも「山」というかたちです。
 このかたちについて、「連なる山々。山は動かない。自分の立場を考えて、高望みはしないように」という言葉が書かれています。
 
 「艮」の占いの言葉は、
 
 艮は、とどまることである。
 とどまる時にはとどまり、行くべき時には行く。そこを間違えなければ、素晴らしい未来が待っている。
 控えめな態度をとろう。
 
 というものです。
 
「艮」の卦が出た時は、足踏み、運勢が動かない、現状維持の段階です。
 動かない、ということで、進展がないのでがっかりされるかもしれません。
 しかし、専門的になりますが、この卦は「解」(ゆきどけ)の卦に進む運気を内包しています。
 その意味で、足踏みといっても、「蹇」(足をひきずる、ゆきづまる)の卦とは違い、小休止の後に運勢が開けてくる可能性が示唆されています。
 ここは「待ち」の姿勢です。
 この卦が出た時は、人に積極的に会いに行くのはあまり良くないと言われています。協力者が得にくいのです。また、家庭であるとか、仲間がかかわるような事に関しても、外に意識を向けるよりは、まずは内輪の結束を固めるのがよいとされています。
 今結果を出すのは難しいかもしれません。しかし、運勢が開けてくる可能性は見えています。
 ちりも積もれば「山」となる、今は努力の時です。また、この卦はその「山」が重なっています。繰り返すこと、地道で継続的な努力をするのがよいでしょう。
 
 
 
 次に、「坤(坤為地)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「坤」は、柔軟さ・女性性・消極性を象徴します。この卦は、六本すべてが「陰・柔」となっていますから、純粋な「陰・柔」という状態です。静止しながら豊かな力を蓄えている様子です。
 
 「坤(坤為地)」は、上下とも「地」というかたちです。万物を生み育てる豊かさを象徴しています。「乾」とは逆に、静止している様子でもあります。
 このような「坤」のかたちについて、「大地の働き、それが坤である。立派な人間は徳性を厚くし、人々を包容していく」という言葉が示されています。
 
 「坤」の占いの言葉は、
 
 「坤」の生成力は偉大である。その力を受けて万物は生まれるのだ。
 「坤」は大地の象徴である。大地は厚く万物を乗せる。その徳は天の広大さと等しい。
 「坤」の限りない包容力によって万物すべてが伸び栄える。
 「坤」の道は、従順に、堅くわが道を守ること。人に従って目的に達するのだ。
 良い友人に恵まれる。同類に背を向ける時は、友を失うも、よりどころが得られる。
 
 というものです。
 
 「坤」の卦が出た時は、一般的には隠忍自重が良い結果をもたらします。また、先生について勉強をするとか、上司の指示に従って働くということについては、良い運勢です。決断をするようなことには向いていません。「柔」ですから、「優柔不断」で決められないと見るのです。
 仕事運等について言えば、リーダーシップをとるよりは、リーダーを支えて裏方に回る方が良い。
 また、この卦には「西南に朋を得るに利あり……」という占いの言葉があります。これには、「友人と仲良くするのが良い。一方、友人に背を向ければ、配偶者に出会える」であるとか、「簡単なほうを選ぶのも良い。難しい方を選ぶと、孤独になるが結果は出る。これも良い。」とか、「西南方向に移動するなら、大勢で行く方がいいが、東北方向へ行くならば、一人がいい」などのいろいろな意味があり、何か思い当たるところがある場合には参考にできると考えられます。
 恋愛・結婚運で言えば、まとまりにくいとされます。良縁の場合は孤独で困難なものになると考えられています。また、注意すべきこととして、「坤」の場合は、人にだまされるおそれ、という問題があります。
 
 
 
 以上のような「艮」「坤」の卦を踏まえて、ノノさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容から、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 今の職場が、「長く勤められる」また「長く勤めるべき」職場かと感じられます。
 「鈍感力」を発揮されることがお勧めかと。
 嫌味を言われても、クビにされるわけではありません。「言わせておけ、知ったことか」ぐらいの開き直りを心中に持っておくことがお勧めになるかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「艮、坤へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「艮」は、上下とも「山」、というかたちをしています。
 したがって、この卦のキーワードは、「動かざること山のごとし」です。
 
 「動かず、勤められる」職場かと見立てます。
 また同時に、「動くべきではない」という意味合いもあります。長く勤めるべき職場であるかとも、感じられました。
 
 
 このような「艮」に内包されているサブの運気が「坤」です。
 心構えとして「坤」を持っておくと良さそうだというイメージです。
 
 「坤」は、「母なる大地」を象徴します。どこまでも広く平らにつづく大地です。そうしたイメージから、「受容性、柔軟さ、分厚く鈍重、動きが少ない…」といった性質がイメージされる運気です。
 
 いろいろな意味合いがありますけれども。
 こと今回のご相談については、「鈍重」・「柔軟な受け止め」、すなわち「鈍感力」がカギになるかと見立てます。
 
 嫌味を言われても、クビにされるわけではありません。
 「言わせておけ、知ったことか」ぐらいの開き直りを心中に持っておくことがお勧めになるかと見立てます。
 
 人間関係が悪く、人の出入りが激しい職場。
 で、あるならば。「しがみつけば、ベテラン」です。「動かしにくい、貴重な人材」になっていくことができます。
 今が辛抱のしどころかと。
 
 辛抱と申しましたけれど。
 「坤」の卦が得られた今回のケースでは、そのような殊勝さは必要ありません。
 「厚かましく」「鈍感さを発揮して」、「居座る」ぐらいのつもりで振る舞われることが、お勧めになるかと感じられます。
 
 紹介してくださったお友達がいらっしゃるとのお話です。
 やめてしまっては、お友達にも申しわけないですよね。
 「励ましあって、嫌味を聞き流し、しぶとく居座る」。そうしているうちに、「長く、安定して勤め続けることができる」かと。
 そのように、見立てます。
 
 
 

無料占いのお申し込みは、 こちら からどうぞ

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2017
このエントリーをはてなブックマークに追加