<無料占い> 彼の気持ち。 こばやしさんより。

 
 
 今回は、こばやしさんからのご相談です。「いま、友達以上な関係の男性がいて、なんとなく付き合ってるような感じになってて、仲良かったんですけど最近なんだかそっけないし、だんだん飽きてるのかなと。私がはっきり『つきあって』と言わなかったから今みたいになってしまったのかなあと哀しいし寂しいです。彼の気持ちが知りたいです。私のことどう思ってるんでしょうか?今後発展する可能性はあるでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「屯之咸」(屯、咸へゆく)です。
 
 
 まずは「屯(水雷屯)」の卦を検討します。「ちゅん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「屯」は、「とどこおる」「行き悩む」という意味です。悩みの多い時期を象徴する運勢です。
 
 「屯(水雷屯)」は、上は雲、下は雷というかたちです。雲が垂れこめ、雷も鳴っているのだが、恵みの雨はまだ降らない、そういうかたちです。「大きな志を持て」という言葉が示されています。
 
「屯」の占いの言葉は、
 
 苦難の時(水)である。しかし新しい運勢を切り開くべく活発に動く(雷)。
 やがて運勢は開けるであろう。
 焦って暴走してはいけない。最初に建てた計画を貫こう。
 というものです。
 
 「屯」の卦が出た時は、運勢は良くありません。悩み多く、行き詰まっている時期を象徴しています。『易経』の中でも、運勢の悪さでは四天王にあたります。
 この「屯」は、大きな希望があるけれども、苦しみもまた多い、という運勢です。
 また、産みの苦しみ、なにか事を起こそうとする時に伴う苦しみを象徴するものです。例えば起業であるとか、就職活動(社会へ出ていく時)ですね。
 結婚運では、「それほど良い相手ではない(期待外れ)」という運気であるとされてきました。
 
 
 
 次に、「咸(沢山咸)」の卦を検討します。「かん」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「咸(沢山咸)」は、山の上に池があり、下に潤いが及んでいるかたちです。下にある山は上へ向かおうとするもの、上にある池は下に下ろうとするもの。お互いに近づこうとしています。「自らの我意を虚しくして、人の心を受け入れるのが良い」という言葉が示されています。
 
「咸」の占いの言葉は、
 
「咸」とは感ずること。
陰と陽の二つの気が、親しみ合い、助け合うのである。
陽・剛である男が下にあって変わらぬ愛(山)を誓い、
陰・柔である女がそれを受け入れる(沢)。
それゆえに伸び栄える。固い結びつきを続けるならば、吉。
 
というものです。
 
 「咸」の卦は、「感ずる」ということです。心のふれあい、「感応」の意味と、身体的・感覚的なふれあいと、両方を意味します。また、「咸」は、「みな」・「ことごとく」という訓読みもあります。まさに、全人的・全身体的な感覚によるふれあいを意味すると言えます。
 そして、「咸」は「感」であるわけですから、理屈ではうまく説明できないような、直感・感情といったものが大きな要素となってきます。感情的になってしまうが故の過ちもありうるし、また逆に、直感的な選択が正しい結果につながるということもありうるわけです。
 さらに、やや専門的な話になりますが、「咸」の卦の運気に関わる、運気の理想的な流れは、「(天地)否」→「(沢山)咸」→「(雷風)恒」→「地天(泰)」というものです。閉塞→動き出し→継続→安定、という流れです。
 この流れと、「柔が上にあって剛が下にある(その結果お互い求め合って動き出す)」という占いの言葉から、「咸」の卦は、「運気の動き出し」という性質を持つものと考えられます。そのため、遅疑逡巡(ためらってぐずぐずする)のは良くないとも言われています。
 恋愛・結婚運という点では、上記の説明の通り、非常に良い運勢と言えます。もっとも、感覚的なものに流されて間違いを起こしやすい、という運気でもあるので注意が必要と言われています。
 
 
 
 以上のような「屯」「咸」の卦を踏まえて、こばやしさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から見て、変化の関係であろうと判断しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「倦怠期(最近そっけないし、飽きてるのかな)」というわけではなく、「そもそも、まだ恋が始まっていない(始まったばかり)」という状況にあるかと見立てます。
 現状を「友達」であると認識し、「恋に向かう」・「彼と恋をする」・「彼を落とす」……という方向に動くことが、あるいはお勧めになるかもしれません。
 「これから恋が始まる」という運勢ですので。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「屯、咸へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「屯」は、一言で言えば「産みの苦しみ」です。大きな希望を持って事を為そうとするからこそ、それに伴って大きな悩みが生ずる、という運気です。
 
 (「屯」は、「四難卦」と言われています。「悪い運気の四天王」という意味です。ただ、四難卦の中でも、(「蹇」と)「屯」は、それほど悪い運気ではないと私は考えています。
 専門的になりますが、(「蹇」も)「屯」も、「中正」が二本あるため、運気がめちゃくちゃに乱れているというわけではないということ。また、卦の性格が分かりやすく、対策が非常にはっきりしているということ。それらの理由により、「四難」の残りの二つである「習坎」や「困」、あるいは四難卦ではないものの、悪い運気とされる「否」や「明夷」ほどは厳しくないと思われるのです。)
 
 「屯」の性格は、はっきりしています。したがって、「覚悟を持って進むならば」、必ずしも悪いとまでは言えないのです。
 
 
 このような「屯」が、やがて「咸」へと変化していくと解釈されます。
 「咸」は、「感」とほぼ同じ意味であり、「感覚」「感応」という意味を持ちます。「全人格的なふれあい」であり、「感覚」「直観」を重視すべき時期です。
 また、「きっかけ」「運勢の動き出し」という時期にあたることが多いとされます。ひと言で言うならば「恋の始まり」です。
 
 
 
 2つの卦と、その推移を見るに。
 「産みの苦しみ」から「恋の始まり」へ。……という、流れかと。
 
 つまり、現在の状況は、「まだ恋は始まっていない(始まったばかり)」ということかと。
 「倦怠期以前の段階」かと見立てます。
 
 「友達以上」とのご相談も、そのことを示しているかと。まだ、恋人ではないわけです。
 これから恋をしていく、恋を仕掛けていく。
 そういう意識を持って行動されることが、お勧めになるかもしれません。
 
 彼の気持ちについては、「考えすぎ」で「受け身」です。
 悪いわけではないのですが、積極性や情熱という点で、少し「温度が低い」ようなイメージ。
 「水」に縁がある運気ですので、「状況に流されている」と言うこともできようかと。
 「流れてくるように水路を導く」、「自分の方を見てくれるように、状況を作っていく」という動き方ができれば、自然と好転してくるかと。
 
 「今後発展する可能性があるのでしょうか」とのご相談ですけれど。
 これは、「大いにある」かと。
 何と言っても、「将来の可能性」として得られた卦が「咸」。そのものずばり、「恋の始まり」ですので。
 
 繰り返しになりますけれども。
 「まだ始まっていない、これから恋になるのだ(恋にするのだ)」。そのような運勢かと、見立てます。
 
 
 

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