<無料占い> 何年もオン/オフの関係にある腐れ縁について悩んでいます。ALさんより。

 
 
 今回は、ALさん(30代・女性)からのご相談です。「何年もオン/オフの関係にある腐れ縁について悩んでいます。先日もまたお別れを言ってしまいました。関係・状況の背景としては、6~7年腐れ縁にある相手がいて、私はいいかげん結論を出したいと思っています。自分の気持ちにもしっかり見切りをつけるなり、次に進みたい。相手に私と結婚する意志も願望も無いなら、キッパリと見切りをつけたい……といったところです。私の言い分と、私の目から見た彼ですが。『基本的には真面目で誠実。気まぐれではないが、つかみどころがない。ものすごくプライドが高く、相手に追われる恋愛しかしてこなかった様子。私のほうも同じなので、いまいち相手が求めていることが理解できず、相性の悪さを感じる。私が怒りに任せて罵倒しても、罵倒し返してくるようなことはない。ひどく傷つけても、愛してると言ってくれる。遠距離恋愛で、相手は一年のうち200日以上も海外に行く職業。数年前、一緒に暮らしたいと言われたことがあったが、結婚しないとそれは無理だと言ったら、いまは結婚願望が無いと言われた。その後別れたが、やり直したいと言ってきた。私は他の人とデートすることもあり、相手もそれには気づいている様子。いろいろと将来について匂わす発言をしてくるが、はっきりしたことを言わない。意地を張って2,3年会っていない。それでもいまだによりを戻したがる相手の本音が理解できない。別れを切り出すのは、いつも私。』といった状況です。本人には見えないところについて、お知恵を貸していただきたくお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「夬之臨」(夬、臨へゆく)です。
 
 
 まずは「夬(沢天夬)」の卦を検討します。「かい」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「夬」のかたちは、上が沢、下が天です。天よりも高いような高地にある池に切れ込みを入れれば、水が下に流れてきて、下にいるみんなが潤う、そういうことばが示されています。
 また、この卦は、一番上が陰を示す破線です。陰湿な独裁者に押さえつけられているが、それを下から打倒するようなイメージも持ちます。
 
 「夬」の占いの言葉は、
 
 「夬」とは切り開くことだ。
 毅然とした態度でつまらないトップを打倒すれば、みな幸せになる。
 正しい議論と誠意でもって、仲間を募ろう。
 まず、自分の脇を固めるのを忘れるな。
 断固として行動するのだ。
 
 というものです。
 
 「夬」の卦は、下の立場から見た、いわばクーデター決行のような運勢を示しています。それと同時に、上の立場から読み取れる運勢、クーデターを起こされないように、早めに対策を取るべきだ、という運勢です。
 もう少し普遍化すると、「問題があるならそれを変えるべく断行すべきだ。また、問題があるなら、それが爆発する前に対処すべきだ。」という運勢です。
 そのため、この卦が出た時は、「クーデターを起こす時のように慎重に」・「クーデターを起こされないように穏やかに」と解釈することが多いとされます。
 全体として、無理をしたり、力不足であったりすることが原因で、ものごとがうまくいきにくい、という運気です。
 恋愛・結婚運でも同様です。なかなかうまくいかないと考えられます。
 
 
 
 次に、「臨(地沢臨)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 以上のような「夬」「臨」の卦を踏まえて、ALさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで判断してもほぼ同じかと感じられました。原則にしたがい、内包関係として解釈しております。
 
 
 
 結論です。
 
 「腹を括る」、「ベットする(賭ける)」という感覚が、大切になるかもしれません。
 付き合うのであれば、「彼がどうなのか」「彼にどうして欲しいか」を窺うのではなく、「自分はどうするか・どうしたいのか」「彼をどう動かすか」という意識を持つことが、お勧めになるかもしれません。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「夬、臨へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「夬」は、「決断」や「クーデター」などを象徴します。
 古代の社会情勢(クーデター・下克上は不道徳とされていた)や、アドバイスをする側の事情(占い師は、責任を取れる立場にないのだから、できるだけ「なあなあ」な物言いをするほうが安全だ)といった問題もあるために、「できるだけ穏やかに」と解釈されがちな卦ではありますが、この卦の本質はあくまでも「決断」です。
 全体として、何かうまく行かない状態です。「上からの圧力」的なものがあったり、どうも力不足であったり、そのようなイメージです。
 それに耐えて、大きな決断をすると、運気が変わってくると考えられています。
 
 これに対し、サブの運気を示すのが、「臨」です。
 「臨」の意識を持って「夬」するのが良い。またあるいは、「夬」することによって「臨」へと動く。……と、解釈されます。前者が内包関係、後者が変化の関係というわけです。
 
 「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「臨」の卦については、芝居がかっている上に青臭いですけれど、「人生という舞台の主役は、自分自身なのだ」という言葉がピッタリ当てはまります。
 積極的に、主体的に動くことがお勧めとなります。
 
 
 
 2つの卦を、あわせますと。
 「『自分はどうしたいのか』という意思によって、動かしていける運勢(臨)」なのだから、「どうしたいか」について「決断すべきだ(夬)」。「彼がどうなのか」を窺うのではなくて、「自分がどうしたいか」を見詰めるべきだ。
 ……といった、運勢かと見立てます。
 
 
 「夬」は「決断」。
 したがいまして、発想としては、「イエス/ノーの二択」、「デジタル」、「フローチャート」がお勧めになるかと。
 結婚したいのか、一生独身でいるつもりなのか。まずは、その点の決断です。
 結婚するとして、彼に「する」かどうかの決断です。
 「彼以外は考えられない」あるいは「彼が、手持ちの駒では一番だと思う」かどうか、です。
 
 「彼に結婚の意思があるかどうか、分からない/本音が分からない」のが悩みの種ということですけれど。
 それは無視して、構いません。デジタルな判断をする際には、ノイズに過ぎませんので。
 ALさんが彼と結婚したいならば、「彼が結婚を希望していなくとも、彼の本音がどこにあろうとも、結婚に向けて動き出す(引きずり回す)」ことです。そうすべきであり、またそれができるのが「臨」です。
 
 「腹を括る」「賭ける」という発想が、お勧めになるかもしれません。
 「賭けたからには、ふざけた結論は許さない」という気魄をお持ちください。「自分から降りる」のも無しです。
 「付き合いたいと彼が言っている。それに乗った」ならば、「別れるという結論は、彼にも自分にも許さない。必ず結婚にまで持ち込む」ことかと。
 
 
 結論を強制するつもりは、ありません。
 「夬之臨」の卦からして、そのような発想が「お勧めであるかもしれない」、そのような発想が「ひとつの視点として、ありうる」。
 それが、私の見立てです。
 
 
 
 お友達に頼んで易に問うた、と伺いました。そちらのご相談については、3つ留保を付け加えた上で、申し上げます。
 ①易には、「同じ問いを二回以上立ててはいけない」というルールがありますので、この記事を作成すること自体が、問題となり得ます。
 ただ、このルールは、「2回以上問いたくなるのは、自分の中で結論が決まっているからでしょう?ならば問う必要はありませんよね?」という趣旨に基づくものです(「告白がうまく行くか」と占って、「凶」と出たからもう一度占おうとするのは、「運勢に関係なく、告白するつもりがある」ケースだ。占う意味がない。……という意味合いです)。
 解釈が分からないという、今回のご相談については、あるいは占いを立てることも認められるかと。その判断の上で作成した記事です。
 ②易占は、「卦を得て」、「その卦を解釈する」という一連の作用から成り立っています。それぞれを別人が担当するのは、「違う」かなと。
 ③したがいまして、「以下に申し上げる内容は、私の意見(見立て)ではない」旨、強調いたします。
 
 その上で、ですが。
 得られたのが「咸の四爻」であったと。(咸、蹇へゆく)
 詳しい説明は省きますが、私がその卦を得たならば。
 「咸」は、「恋の始まり」であり、「自分の感覚・感性を重視すべき」というのが基本。
 「蹇」は、「先へ進めば危険があるが、退いて戻るならば吉」というのが基本。
 もっとも重要な占いの言葉(爻辞)については、「自分の考えをしっかり持つことが大切だ」という意味合いが一番強く、「だからふらふらせず、じっとしていなさい」という意味合いが第二義。
 もう一つ意識すべき爻辞については、「進むのは良くない。退いて守れば、協力者も得られ、問題なし」という意味合い。
 
 結論としては、「一番大切なのは、ご自分の意思・感性」ではあるけれど、進むよりは退く方が「無難」(大怪我は無い)かと感じられる。
 ……と、解釈するかと思います。
 
 繰り返しますが、これは私の意見(見立て)では、ありません。
 
 
 

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