<無料占い> ネットで無料占い(仕事運について) あんしんさんより。

 
 
 今回は、あんしんさん(男性・40代)からのご相談です。「個人事業をしていて、地道に宣伝活動をしているのですが、なかなか軌道に乗れずにいます。努力が足りないのかと自分を責めることもあります(あまり自分を責めることはしたくないのですが)。好きな仕事なので、辞めたくはないのですが、いつになったら軌道に乗ることができるかを知りたいです。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「井之恒」(井、恒へゆく)です。
 
 
 まずは「井(水風井)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「井」は、まさに井戸のことです。井戸はなくてはならないものであり、誰にでも恩恵を与えるものであり、動かず黙っているものです。手入れが必要なものでもあります。
 
 「井(水風井)」は、水の下に木がある、また、下の三本の線(風)は出入りする、という意味があることから、井戸の中に、出入りするつるべ(桶みたいなものです)がある、というかたちとされます。  
 さらに、この卦は、つるべについている縄が途中で切れてしまっているかたちも示しており、そこに警告の意味があると考えられています。
 
「井(水風井)」のうらないの言葉は、
 
井戸は移動させることはできない。尽きることも、溢れることもなく、誰にでも恩恵を与える。
しかし、すぐに水をくめそうだからといって、つるべを壊してはいけない。
それでは井戸を役立てられないので、凶。
 
というものです。
   
 まとめますと、水の、万物をうるおすというすばらしさと、同時に、それは最後までやりとげなければ意味がない(途中で落としたり壊してはいけない)ということとを、象徴した卦といえます。  
 「井」の卦が出た時の運勢ですが、水をくみ上げるように、苦労や努力が必要だ、これが基本的な考え方です。また、水をくみ上げるときに同じ動きを何度もするように、いつも通りのことを以前と同じようにやることが大事です。へたに変えると、かえって悪化することがあります。  
 また、井戸の水は上に行くほど澄んでいることから、後になるほどだんだんと物事がうまくいくので、あせらないことが大事であるとされます。
 恋愛・結婚運も同様です。なかなか進展せず、苦労しそうな運気です。
 
 
 
 次に、「恒(雷風恒)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「恒(雷風恒)」は、上が雷、下が風というかたちです。雷は成熟した男性、風は成熟した女性を意味することから、長年連れ添って関係が安定した夫婦のイメージです。このかたちについて、「自分の立場をしっかり定め、方針をぐらつかせない」という言葉があります。
 
「恒」の占いの言葉は、
 
 恒久不変、安定したかたちである。
 それゆえに伸び栄える。とがめもない。
 一貫して道を守る者は順調。
 天地の道も恒久不変、一つが終われば一つが始まる。
 この変化に対応しよう。
 
というものです。
 
 『易経』は変化の書である、と申し上げてきましたが、「恒」については、たとえば、「季節には四季という変化があるが、それでも四季がめぐるという点では不変である」、そういうイメージです。
 全体としては、安定した運気です。今まで通りのことをコツコツやるのが良いとされます。
 安定ですから、逆に言うと急成長は見込めません。もし何か大きなことをしようという場合には、気長に構えてじっくりと進めれば成功すると考えられます。
 この卦は、安定を意味しますから、変化の結果となる之卦(「A之B」のB)である時には非常に良い運勢なのですが、本卦(A)である時には注意しなければなりません。
 本卦にある場合は、安定した運気から、ある意味それに飽きてしまって変化が起こりうる、それもあまり良い変化ではなさそうであるから、従来のやり方を変えない方が良い、という運気になることが多いです。逆に之卦にある時は、吉です。
 仕事運全般で言うと、「恒」ですから、現状維持がよく、転職や新規事業はあまり良くありません。もっとも、「雷」も「風」も動くものですから、動きを止めないこと、努力の継続等が重要となります。
 恋愛・結婚運について言うと、これはいわば熟年夫婦の卦と言われています。安定した家庭関係を象徴するものです。ですから、これから結婚する人や、今結婚している人にとっては非常に良い卦なのですが、これから相手を探して行こうという人にとっては、「運気に動きがない」ということで、「やや時間がかかりそうだ」と見ていくことになります。
 
 
 
 以上のような「井」「恒」の卦を踏まえて、あんしんさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容、また卦の関係から見て、変化であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「続けていられるうちは、まだ『負け』ではない」。そして、「やがて、安定経営の時が訪れるであろう」という運勢かと見立てます。
 変化の時期としては、3つの解釈が成り立つかと。
 ひとつが、「4~5年」。ふたつめの解釈として、「潮目が変われば、早い」。みっつめの解釈として、「一番苦しいところを抜けた時」です。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「井、恒へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「井」は、まさに「井戸」を象徴します。「誰にでも水を供給する(利他的な気持ち)」・「井戸は動かないのだから、水を得るためには自分が出向かなければならない(自発的な努力)」・「水を得るためには、つるべを引き上げなければならないように、継続的な努力が必要となる」という運気です。
 特徴としては、「苦労が多い」「最後までやりとげる必要がある」という点が挙げられます。「毎日毎日、ほんとうに結果が出るのか?と疑問に思いながら努力をする日々が続くが、実は少しずつ前へ進んでいるので、途中で諦めないことが大切になる」という運勢を示します。
 また、井戸の水は、上へ行くほど澄んでいます。そのため、「後になるほど運気が良い」と考えられています。
 
 個人事業、厳しいことがたくさんあるかと拝察いたします。
 ただ、「続けていられるうちは、まだ負けではない」。「自分が折れない限りは、続けていける」。そういうところがあるのが、個人事業かと。
 「井」の卦は、そうした性質を象徴します。
 
 「自分を責めたくは無い」とのお言葉、まさにそのとおりかと存じます。
 結果がうまくいかなかったとて、自分を責める必要は無いと、私も考えております。
 それどころか、まだ失敗したわけでもないのですから。
 続けていられるということは、端的に、「まだ負けていない」ということではないでしょうか。納得できるまでは、続けられるのが良いかと感じられます。
 
 
 このような「井」の卦が、やがて「恒」へと変化していくと解釈されます。
 「恒」は、「つね」という訓読み、「恒星・恒常」といった熟語からも分かるように、安定した、非常に良い運勢を象徴しています。
 「安定」と言っても、不動であるわけではありません。「恒」は、「雷」と「風」で構成されていますが、「雷」も「風」も、動きを象徴するものです。そのため、「恒」が示す「安定」とは、「四季が巡る」というイメージです。春夏秋冬と、「変化・動き」はあります。厳しい季節もあります。しかし、穏やかな季節もあります。「それが繰り返される」という意味で、安定しているということです。
 時として、いろいろな「出入り」や「波風」はあるものの、それでも「収まるところへ収まってゆく」といったイメージです。
 
 いわゆる、「高値安定」のイメージと申し上げるべき卦です。
 「苦労(井)の先に、安定経営(恒)が訪れる」という運気かと見立てます。
 やはり、「どうにも続けられない!」ということにならない限りは、納得できるまで粘ってみるのが良いのではないかと感じられました。
 
 
 最上図をご参照ください。下から四本目と五本目が変化しています。ここに変化の時期があると、易占では考えていきます。
 その解釈としては、3つ。
 
 まず、単純に「4~5」と見る考え方です。
 「始めてから4~5年」、あるいは「井」の運気に入ってから4~5年ではないかと。
 
 第二に、「下から4本目」は、「ひとつの節目が過ぎた直後」というイメージを持ちます。
 この「節目」が、「風」ですので……。「動揺、進退・出入り、決断できない」というイメージ。またあるいは「木」といったイメージもあります。
 不安定なだけに、一気に来ることもあるのが「風」ですので、「動きをつかむ柔軟さと同時に、『動揺しない心』が大切」という難しさがありますけれど。
 いずれにしましても、何か「節目・潮目」のようなものがあるイメージです。それが変われば、一気に好転するかと解釈されます。
 
 第三に、「下から5本目」は、「その運気がもっともよく現れている時」というイメージを持ちます。
 したがいまして、「井」の運気が極まっている時・最盛期にこそ、「恒」への変化がある……というイメージ。
 
 
 第二・第三のイメージからもやはり、「続けられるうちは、あるいは、納得できるまでは」続けるべきで、「その後に安定経営の時が訪れる」のではないかと見立てます。
 
 
 易占は、本来ならば対面で、しっかりお話を伺ってから立てる必要があります。
 どうしても射程が絞れず、曖昧な表現にならざるを得ないことについては、忸怩たるものを覚えますけれど。
 それでもなお、参考になるところがこの記事にありましたならば、幸いに存じます。
 
 
 

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