<無料占い> 友人の不正。 あかねさんより。

 
 
 今回は、あかねさんからのご相談です。「仲良くしている会社の同期が、少額ですが不正を働いています。打ち明けられただけに、苦しくなっています。もし会社に言いつけたら文書懲戒になるぐらいの不正です。彼女は頭が良く、善悪の判断もできるのですが、ケチからくる、『ちょっとくらいいいじゃん』という気持ちからやってしまったようです。ただ唖然とし、注意どころか反応もできませんでした。彼女はばれずに会社生活をうまくやっていけるでしょうか。ばれてはほしくないけれど、注意はしたいです。恥ずかしいことだとわかってもらえるでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「節(水沢節)」です。最上図をご参照ください。
 
 
 「節」は、もとの意味は「竹のフシ」です。区切りをつけてしめくくる、ということです。
 そこから、「節約する」という意味と、「節度を守る」という意味が生じました。欲を抑えて、苦しみを受け入れるべき、という運気です。
 
 「節(水沢節)」は、上が水、下が沢というかたちです。沼(沢)が水をたたえ、枯渇もせず氾濫もせず、ちょうど良い状態を保っているかたちを示しています。
 このかたちについて、「生活に規律を保つべきだ」という言葉が書かれています。
 
「節」のうらないの言葉は、
「節」は伸び栄える。
平衡感覚を保って、苦しみに耐えるべきだ。
「節」は苦難を喜んで引き受け、自らの節度を保つべきことを示している。
 
というものです。
 
 「節」の卦は、上が水、下が沢ですが、水には「苦難」の意味があり、沢には「喜び」の意味があります。そのため、苦しみを受け入れるべきだ、という意味になります。
 ほどよい所にとどまって、手に入らないものには欲を抱かず、固執しない。情に流されすぎない。そうあるべきだ、という運気です。
 この卦については、分析の視点が二つあります。一つは、最高の運気である「泰」が傾こうとするのを、「節」によってとどめるべきという視点です。もう一つは、水が涸れるような最悪の運気である「困」が変化したものが「節」であり、漏れ出る水を下で支えている、という視点です。
 好調な運気とまでは言えないが、節度を守り、日々を平穏に控えめに過ごせば、だんだんと開けてくる運勢であるといえます。大きな事業には向きませんが、日常的なことをやっていくには良い運気です。
 
 
 
 以上のような「節」の卦を踏まえて、あかねさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 1 基本的には、忘れる。
 2 もし何かの折に、もう一度その話題になった時には、「ばれたら割りに合わないから」やめなよと、軽く説得する。
 3 お友達が改めないようであれば、もう気に病むことをやめる。
 という、三段構えはいかがかと申し上げます。全体として、「あかねさんが気に病むことはない」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「節」です。
 「節」の卦は、もともとは竹の「ふし」という意味です。竹は、伸びる時はスイスイと伸びますが、「ふし」で一旦成長を引き締めますよね。そしてまた伸びていく。伸び伸びする時と、引き締める時とを交互に使い分けて、高く伸びることができるわけです。
 したがって、この卦が得られた時の心構えは、「節度」すなわち「メリハリ」です。
 しかし、その意味については、気をつけていただきたいことがあります。
 「節度がない」というと、「お酒の飲み過ぎ」とか、「ギャンブルのやりすぎ」とか、だらしない方面ばかりが想像されますが、それだけではありません。
 逆の状態、「気の遣いすぎ」「働き過ぎ」「頑張り過ぎ」も、メリハリを失っている状態ですので、「節度がない」とされるのです。緩める時は緩めなければならないのです。
 (たとえば、「苦節」という言葉があります。「苦節~年」と言うと、通常は「よく頑張った、えらい」というイメージで捉えられますが、易の用語としては、「そんなに苦しむほど頑張らなくても……」というイメージの言葉とされています。)
 
 
 「何ごとも、ほどほどに」であるとか、「バランスの良い立ち位置というものを意識すべきだ」であるとか。
 そのようなイメージを持つ卦です。
 
 仲の良いお友達のこと、心配かとは存じますけれど。
 おとなどうしの友人関係でもあります。
 「そこは、自分で気づくべきところでしょ」というスタンスが、「バランスの良い立ち位置」ではないでしょうか。
 
 友達がいがない、と思われるのであれば。
 一度は、説得してみることかと。
 それでも、「道徳論をふりかざす」のでは、お互いにやりきれない思いをするかと感じられますので。「相手の土俵に乗った説得」をされてみてはいかがかと。
 お友達は、「ケチ」……つまり、「損得勘定」からそのような行いをされているのですから、同じ「損得勘定」の立場からひと言申し上げるべきかと。
 「ばれたら割に合わないよ、小さな得をしたつもりが、大損になっちゃう」と言ってあげれば良いのではないでしょうか。
 
 「あまり熱心に説得する」ようなこと、また、「あえてこちらから説得する」ようなことは、控えるべきかと感じられました。
 ばれた時に密告を疑われるようなことになったら、これまたやりきれません。
 「節」は、「良いことをする場合であっても、やり過ぎは良くない。ほどほどが一番」というイメージを持つ卦ですので。
 
 
 また、「節」が得られた今回の件については、お友達は「水」であかねさんが「沢」という関係にあると解釈されます。
 「水」は、「思慮深さ」を意味しますが、「悪知恵」でもあります。「沢」は、「軽薄」という悪さはありますが、「軽妙」という良さがあります。
 やはり、あまり深刻になるべきではないように感じられました。
 さらりととらえる、深く関わるべきではない……ように思われます。
 
 
 基本的には、聞かなかったつもりで、忘れるべきではないでしょうか。
 おとなの行動です。自分で改めてくれることを期待されてはいかがでしょう。
 注意をするとしても、一度だけ。それで改めないようであれば、後はいわゆる自己責任。
 ばれたとしても、変わらず友達でありつづければ良いのですし。
 
 友達のことを心配するにしても、「しすぎるのは、良くない」のが「節」の卦です。
 全体として、「あかねさんが気に病むことはない」、「気に病まないほうが良い」かと見立てます。
 
 
 

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