<無料占い> 誕生卦について。 望さんより。

 
 
 
 
 今回は、望さん(女性・40代)からのご相談です。「マヤ暦と易経を日々の生活に取り入れて、もっと賢く人生を歩みたいと思っております。自分の目的と使命とはいったい何なのか、誕生卦についてじっくり向き合ってみようと思い、いろいろなサイトで卦の意味などを調べていました。結果、『誕生卦は雷山小過』、『鏡の向こうは風沢中孚』、『応答卦は天水訟』と出ました。どの解説を見ても、それぞれの卦に良い意味合い(可能性)を見出すことができず、自分の人生の目的はいったい何なのかわからなくなるばかりです。『私は低姿勢で目立たず、自分を抑えて控え目に、人に真心をもって決して裏切ることなく生きていれば幸せになれる』ということなのでしょうか。『ものすごく地味で人生の楽しみというか仕事の成功(収入)も大きなものを得られず、積極的になれば失敗する』というような、やりがいのない日々を連想してしまいます。どうにか光を感じるような、自分の卦を好きになって生きて行きたいです。アドバイスよろしくお願いいたします。」とのご相談内容です。
 
 
 今回は、こちらで卦を立てるのではなく、望さんが気になさっている卦について申し上げるというかたちにさせてください。
 
 
 
 
 第一としまして。
 いきなり全否定のようにも聞こえてしまうかも知れませんけれど……。
 
 私は、「誕生卦」という考え方をいたしません。
 そのような考え方を否定するつもりはないのですけれど。
 易占の捉えかたについての、私の考え方を申し上げます。
 
 私は、易は「個別の問題ごとに占いを立てるもの」と考えております。
 「生年月日や時刻によって決まる運勢」の有無については、否定も肯定もできません。「そういうものも、あるかもしれない」と申し上げるにとどめます。
 が、易占(少なくとも、私が立てる易占)は、「そういうところを見ていくタイプの占いではない」と。そのように考えております。
 
 たとえば、「『いま現在』恋愛に悩んでいる」から、「その『個別の案件』をどう解決しようか、何か良い方向性はないだろうか」。
 それを探るのが易占だと、私は考えております。
 
 「私の生年月日は○○で、その時の星周りが××だ」から、「私は一生、~~という傾向の恋愛をする」ので、「その傾向を上手に活かして、あるいは注意しながら恋愛をしよう」……という発想法の占いでは「ない」ということです。
 
 
 
 
 第二としまして。
 「『誕生卦』という考え方はさておくとして」、ご相談内容に挙げられた卦について、私なりの解釈を申し上げます。 
 
 
 まず、卦の解釈にはいろいろありますけれど。
 私は、「道学(儒教)一辺倒」よりは、やや「道家(老荘思想)」に寄せた解釈をしております。
 
 「低姿勢で、目立たないようにしましょう」という言葉が得られたとしまして。
 「道学(儒教)的に」この言葉を解釈しますと。「それが道徳的だから、それが人の正しいあり方だから、そうすべきです。そうすることで、人は幸せになれるのです」と考えていくことになります。(やや極端に流れている点があることは、お含み置きいただきたくお願い申し上げます)
 「道家(老荘思想)的に」この言葉を解釈しますと。「低姿勢で目立たないようにしていれば、消耗が少ない。ここで力を溜めて、次の飛躍に期待しよう」と考えていくイメージです。あるいはより機略的に、「ここはあえて、他のヤツを先頭に立てて風除けに使おう。先行するヤツから学べるところを学び取り、疲労するのを待った上で、一気に抜き去るのだ」と考えていくイメージです。(これもやや極端に流れていますけれど)
 
 
 「天水訟」は、「妥協」です。
 「妥協」は「一方的に譲る」という意味ではありません。
 「『主張を全て押し通す』ことは、非常に難しい(ある意味、当たり前です)のだから、『譲るべきところ、譲っても良いところは譲ろう』」という意味あいになります。
 「譲れるところは譲る。そのぶんだけ、『絶対に押し通したい主張』を見極め、絞り、確実に成果として持ち帰るべきだ。そのために何が必要かを考えよう」という意味です。
 
 「中孚」も、「そういうあり方が人として幸せになる道だ」という意味合いではなくて、「駆け引き上手になるよりは、誠実で正直に接するほうが『うまくいく』(かもしれません)よ?」といった意味合いです。
 誕生卦という考え方をしない私が、仮に占いを立ててこの卦が得られたとしたならば。
 「いま現在」、「あなたとご相談にあった彼氏という、お二人の関係においてのみ」、「それがあてはまる/そういう方向性が良い」のではありませんか?……と申し上げていくことになります。
 また、「バカ正直になりすぎて、あるいは熱くなりすぎて、たとえばお金を貢ぐような騙され方をしないように注意が必要かも知れません」と申し上げるかと思います。
 
 
 ご相談内容のイメージは、「金運・仕事運」メインのようですので、そちらにあわせて3つの卦を解釈いたします。
 「誕生卦」を解釈しているわけではないことはご理解いただきたく、お願い申し上げます。
 
 「低姿勢で目立たず、自分を抑えて控え目に、人に真心をもって決して裏切ることなく生きていれば幸せになれる」、あるいは、「ものすごく地味で人生の楽しみというか仕事の成功(収入)も大きなものを得られず、積極的になれば失敗する」とは、私は解釈いたしません。
 
 「『いろいろな話に飛びついては消耗する』ようなことには注意すべきだ。『力をためる』ことを意識されると良いのでは?(小過)」
 「ある意味でお調子者というか、軽いノリで接してうまいこと人間関係をつなごうとするのは難しいようだ。『予想(期待ではありません。予想です)を裏切らない』・『計算が立つ人物になる』ような動き方が良いのでは?ただし、『バカ正直に利用される』ようなことがないようにする注意は必要かもしれない(中孚)」
 「目標や、力の入れ所は絞るのが良さそうだ。全てを手に入れようと考えるよりは、どこまでは確実に得られるかを意識すると良いかもしれない(訟)」
 
 そのように、見立てます。
 
 
 

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