<無料占い> 今後の家族のあり方について。 ぽにょさんより。

 
 
 今回は、ぽにょさん(女性・30代)からのご相談です。「夫婦共に九州の出身ですが、主人の仕事の関係で、ずっと関東で生活してきました。子供も2人恵まれました。いつか九州に帰り、家を建て落ち着きたいという希望を持っていますが、仕事の関係でそのまま生活しています。最近、主人と今後について話しあいました。上の子が高校生になる数年後のタイミングで九州に家を建て、生活拠点を移すのはどうかという話です。この場合、転勤の可能性がある主人は単身赴任になると思います。私も帰りたいので嬉しかったのですが、子供が高校を県外受験することになります。下の子はその頃小学校の高学年。転校させて良いものかどうか迷います。それにそもそも、主人を単身赴任させて家族が離れて良いものかということ自体、迷ってしまいます。主人には親戚が少ないので、いずれ両親の介護問題も出てきますし、私の両親も九州に帰れば喜ぶと思います。しかしやはり単身赴任の問題と、転校・県外受験の問題。つまり、子供のことが頭をよぎります。すぐに引っ越すことも考えたのですが、やはり単身赴任になることは同じ。いろいろな可能性があり、何がどうなるかもわからなくなって、迷ってしまっているように感じています。この先、家族としてどのようなあり方でいれば良いのか、占っていただけますでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「観之艮」(観、艮へゆく)です。
 
 
 まずは「観(風地観)」の卦を検討します。最上図左側をご参照ください。
 
 「観」は、字の通り、「観察する」ことを意味します。
 
 「臨」のように、上からリーダーシップをとって、ある意味にらみを利かせる、そういうものとは異なり、「一歩引いて、主導権を相手に渡して、静かに観察する」のがよい、とされる卦です。
 
 「観」は、上が風・下が地をあらわします。そのため、地上から吹きわたる風を見るように、あるいは、風が地面のほこりを吹き払った後のように、物事をよく見るのがよい、というかたちを示しています。
 
 「観」の占いの言葉は、
 「観」とは、見ることである。
 柔和(地)にして謙虚(風)な心によってすべてを見るのだ。
 よく見ることによってのっとるべき法則を見出し、それに従って行動するとよい。
というものです。
 
 「観」の卦は、専門的になりますが、「中正」という状態が二つあるので、おおまかに言えば悪くない運勢です。
 また、観察する、静かに様子見をするのがよい、という運勢ですので、一般に、ものごとの精神的な側面については吉とされます。ですから、教育や研究、文筆活動には良い運勢と言えます。一方、物質的な側面、利益を上げようとか、販路を拡大しようという面については凶と見ます。ここでとどまっておかないと、「剥」(ひきずりおろされる)に運気が変化しかねないからです。
 
 
 
 次に、「艮(艮為山)」の卦を検討します。「ごん」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「艮」は、「とどまる」という意味を持ちます。
 沈着冷静、沈思黙考を心がけるべき、という運勢です。
 
 「艮」の卦は、上下とも「山」というかたちです。
 このかたちについて、「連なる山々。山は動かない。自分の立場を考えて、高望みはしないように」という言葉が書かれています。
 
 「艮」の占いの言葉は、
 
 艮は、とどまることである。
 とどまる時にはとどまり、行くべき時には行く。そこを間違えなければ、素晴らしい未来が待っている。
 控えめな態度をとろう。
 
 というものです。
 
「艮」の卦が出た時は、足踏み、運勢が動かない、現状維持の段階です。
 動かない、ということで、進展がないのでがっかりされるかもしれません。
 しかし、専門的になりますが、この卦は「解」(ゆきどけ)の卦に進む運気を内包しています。
 その意味で、足踏みといっても、「蹇」(足をひきずる、ゆきづまる)の卦とは違い、小休止の後に運勢が開けてくる可能性が示唆されています。
 ここは「待ち」の姿勢です。
 この卦が出た時は、人に積極的に会いに行くのはあまり良くないと言われています。協力者が得にくいのです。また、家庭であるとか、仲間がかかわるような事に関しても、外に意識を向けるよりは、まずは内輪の結束を固めるのがよいとされています。
 今結果を出すのは難しいかもしれません。しかし、運勢が開けてくる可能性は見えています。
 ちりも積もれば「山」となる、今は努力の時です。また、この卦はその「山」が重なっています。繰り返すこと、地道で継続的な努力をするのがよいでしょう。
 
 
 
 以上のような「観」「艮」の卦を踏まえて、ぽにょさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、卦の性質から考えて、内包であろうと解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「動かない条件」から順次、「静かに見つめる」ような方向性がお勧めになるかもしれません。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「観、艮へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「観」は、まさに「観察」です。一歩引いて、物事を冷静に判断するのに向いています。
 一歩引いて、少し周りを眺めてみる。自分を振り返ってみる。その方が結果につながりやすい、「急がば回れ」的なところがあります。
 
 サブの運気を示す「艮」は、上下とも「山」、というかたちをしています。
 したがって、この卦のキーワードは、「動かざること山のごとし」です。
 
 
 ふたつを合わせますと。
 「動かないもの」(艮)を「観察せよ」。
 ……そのような方向性が、指針になるかもしれないと感じられました。
 
 
 動かない条件として、「いつか、必ず九州には帰りたい」。「ご主人は、転勤の多い仕事だ」というところがあるかと存じます。
 ご両親の介護等、まだ動いてこない(と思われる)問題は、いったん外してみてはいかがでしょう。
 
 「転勤が多い」ということは、必然的に、「単身赴任をする」か、「家族みんなで引っ越す」か。
 そのいずれかですよね?
 この部分について、「心静かに、じっと考える」のが良いかもしれません。
 
 「家族みんなで引っ越す」場合には、お子さんがおいくつであっても、「転校」と「受験」の問題はついて回るかと思います。
 「単身赴任」の場合には、「お父さん不在の影響が気になる」というところでしょうか。
 そうしますと、この問題は、実は「九州に限らない」問題であるように思われます。
 「家族は一緒にあるべきと考える」か、「単身赴任もやむなし。転校と受験のほうが問題だ」と考えるか。ここについて結論が出せれば、九州へのお引越しも、「そのひとつのヴァリエーション」として整理できるのではないかと。
 
 簡単には決められない問題ですし、部外者が口を出して良い問題ではないとも思いますけれど。
 「転校」と「受験」の問題、あるいはその影響について、調べたり人の話を聞いたりして、「ぽにょさんなりのお考えをまとめる」ことから始められてはいかがでしょう。
 それとは別に、「単身赴任があった場合の、お父さん不在の影響」についても、同様に調べたり話を聞いたりして、「お考えをまとめる」。
 ふたつを比べてみて、「ぽにょさん(とご主人)として、どちらは許容できるか」を、大まかにでも決められるのはいかがかと。
 
 「転校・受験の問題は影響が小さそうだ。それよりも家族が一緒にいるほうが大切だ」ということであれば、九州に帰る(家族の本拠地を決める)のは「家族が成長しきった後」、「父親不在の影響を受けなくなる後」という決め方になるかもしれません。(一例です。他の決め方も、もちろんあるかと存じます)
 下のお子さんも安定する年齢になってから(それを小学生と考えるか中学生と考えるか、あるいは高校卒業までと考えるかは、ぽにょさん次第かと思われますが)……ということになるのでは?と思うのです。
 
 「いや、単身赴任のほうが、影響は小さそうだ。転校や受験のほうが、負担が大きい」ということであれば、「単身赴任覚悟でも、九州への引越しという結論は、決めることができる。あとは主にタイミングを考えて行く」だけという発想になるかもしれません(やはり一例です)。
 上のお子さんの高校受験時、あるいは下のお子さんの高校受験時(……ほか、こちらも下のお子さんの高校卒業時)にという考え方もあるかと思うのです。
 
 
 かえって錯綜した記事を書いてしまったかもしれません。
 「観之艮」の卦から申し上げたいこととしましては、「動き回る条件を、複数同時に処理しようとすると、迷ってしまうのではありませんか?」というところです。
 「動かない条件を見極める」。次に、「流動的な条件をひとつ選び、じっと見詰め、自分なりの『判断基準』を打ち立てる」。
 そういった順番で考えてみるのはいかがかと、提案いたします。
 
 
 

無料占いのお申し込みは、 こちら からどうぞ

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2017
このエントリーをはてなブックマークに追加