<無料占い> 鑑定お願いします。 はるさめさんより。

 
 
 今回は、はるさめさん(女性・30代)からのご相談です。「気になる彼のことで悩んでいます。年齢は4つ下、音楽の仕事をしています。普通の会社員ではないし、正直不安定な職種だと思います。たまにしか会いませんが、一緒にいるとすごく楽しくて、いつの間にか好きになっていました。年齢を考えて、次に付き合う人とは結婚を考えたいと思っているのですが、彼のことがなかなか諦められなくて、告白しようか迷っています。ただ、告白してもしうまく行った場合、やはり彼の仕事を不安に思ってしまうのかな、とか勝手な妄想をしてしまったりします。もっと現実的になって、結婚を見据えた人を探したほうが良いのか、今の気持ちを大事にして良いのか、占ってもらえませんか?」とのご相談内容です。
 
 
 まずは「艮(艮為山)」の卦を検討します。「ごん」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「艮」は、「とどまる」という意味を持ちます。
 沈着冷静、沈思黙考を心がけるべき、という運勢です。
 
 「艮」の卦は、上下とも「山」というかたちです。
 このかたちについて、「連なる山々。山は動かない。自分の立場を考えて、高望みはしないように」という言葉が書かれています。
 
 「艮」の占いの言葉は、
 
 艮は、とどまることである。
 とどまる時にはとどまり、行くべき時には行く。そこを間違えなければ、素晴らしい未来が待っている。
 控えめな態度をとろう。
 
 というものです。
 
「艮」の卦が出た時は、足踏み、運勢が動かない、現状維持の段階です。
 動かない、ということで、進展がないのでがっかりされるかもしれません。
 しかし、専門的になりますが、この卦は「解」(ゆきどけ)の卦に進む運気を内包しています。
 その意味で、足踏みといっても、「蹇」(足をひきずる、ゆきづまる)の卦とは違い、小休止の後に運勢が開けてくる可能性が示唆されています。
 ここは「待ち」の姿勢です。
 この卦が出た時は、人に積極的に会いに行くのはあまり良くないと言われています。協力者が得にくいのです。また、家庭であるとか、仲間がかかわるような事に関しても、外に意識を向けるよりは、まずは内輪の結束を固めるのがよいとされています。
 今結果を出すのは難しいかもしれません。しかし、運勢が開けてくる可能性は見えています。
 ちりも積もれば「山」となる、今は努力の時です。また、この卦はその「山」が重なっています。繰り返すこと、地道で継続的な努力をするのがよいでしょう。
 
 
 
 次に、「離(離為火)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「離」は、現代の感覚とは逆ですが、「麗(り)」、「くっつく」ことを意味しています。くっついて素直に行動すべきなのですが、その前提としてくっつくべき対象をしっかりと選ぶべきことを象徴しています。
 
 「離」の卦は、上下とも火・太陽を意味しています。火のような情熱・明るい知性を示すかたちです。「知性を磨き、天下を照らすべし」という言葉が示されています。
 
占いの言葉は、
 
 「離」とはくっつくこと。
 日月は天につき、草木は地につく。人は明るい知性によって、正しい道につけば、発展する。
 下から二本目に陰がある。従順さを大事にすることだ。
というものです。
 
 「離」の卦が象徴するのは、「麗」、「くっつく」ことです。
 しかし、何でもかんでもくっつけば良いかというと、そうではありません。
 「離」の卦は上下とも火を意味します。くっつく、着火の対象が不燃物では意味がないし、また、燃やしてはいけないものに火をつけては放火になってしまいます。
 だからこそ明るい知性(火・陽)をもって、燃やすべき情熱の対象をきちんと選んだ上で、燃え上がるべきであるということが示されています。また、火は取り扱いに注意すべきもの。慎みをもって、控えめに扱うのが重要だということです。
 人間関係全体について言うと、冒頭の図を見てもらいたいのですが、自分の心の柔らかい部分(内心)という陰を、硬い殻という二本の陽で挟んでいる形が、上下に向かい合っています。
 お互いに内心を見せない、見せられない、どうも意気投合できない、そういうかたちであると言われています。
 
 
 
 以上のような「艮」「離」の卦を踏まえて、はるさめさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を踏まえ、内包関係として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「彼に告白する」方向性で良いかと見立てます。
 どのような結論を取るにしても、「計算づくで」という発想をお持ちになっておくことが、あるいはお勧めになるかもしれません。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「艮、離へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「艮」は、上下とも「山」、というかたちをしています。
 したがって、この卦のキーワードは、「動かざること山のごとし」です。
 大きな飛躍を期待する人にとっては、運気が「動かない」という足踏み状態ですので、少し残念に感じられることもありますが、落ち着きたい人にとっては、「非常に安定している」という意味になりますので、むしろ良い運気と言うこともできます。
 心構えも非常に分かりやすいです。第一に、「動揺しないこと」です。運気が停滞していますので、動揺するだけくたびれ損なのです。第二に、飛躍は期待できませんので、「地道に努力をすること」がお勧めとなる運気です。
 
 このような「艮」に内包されているサブの運気が「離」です。
 「離」の卦は、上下とも「火」というかたちをしています。
 「火」は、「情熱」、「知性・理性」、「明るさ」、「くっつく」、「美しさ」等の事象を象徴します。
 そのため、「理性・知性で情熱をコントロールし、何とくっつく(何についていく)かを判断する」ことが重要とされる運気です。気をつけなくてはいけないのが、「炎上」・「情熱の空回り」となります。
 
 
 2つをあわせますと、「基本は不動心、それを支えるのは冷静な計算」ということになるかと思います。
 
 「音楽関係のお仕事」とのお話です。
 普通に考えれば、「安定してない」ということになりますけれど。
 
 本当に安定していないのか。
 フローの収入は少ないかも知れないけれど、財産という点ではどうなのか。
 はるさめさんの生活にとって本当に必要な収入はいくらなのか。
 他の「安定しているお仕事」は、実際に安定しているのか(将来的にも)。
 そういうお仕事の男性と「お付き合いし、結婚に至る」可能性はあるのか。
 
 あると申し上げているわけでも、ないと申し上げているわけでもありません。
 希望的観測も悲観的観測も排除して、もろもろを計算立ててみてはいかがでしょう。どちらの結論を選ぶにせよ、「不安」は小さくなるのではないかと見立てます。
   
 
 

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