<無料占い> 中学校受験をするかしないかについて。 英怜奈さんより。

 
 
 今回は、英怜奈さんからのご相談です。「私立小学校に通っている子供がいます。相手の父兄によって態度や対応を変えるなど、学校側の対応に納得が行かないことがあり、私自身もママさんたちとなじめず居心地悪く感じています。そこで子供には中学受験をさせたいのですが、本人は嫌がっています。本人にとって一番良い進路を選びたいと思っているのですが、私が我慢して中学校に上がらせるか、子供を納得させて中学受験をさせるか。どちらが子供にとって最善の道になるでしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「革之明夷」(革、明夷へゆく)です。
 
 
 まずは「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 次に、「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 以上のような「革」「明夷」の卦を踏まえて、英怜奈さんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回はご相談内容を考え合わせ、内包関係として解釈しております。
 
 
 
 結論です。
 
 受験する方向で良いと見立てます。
 が、やや「機略的」になる必要があるかもしれません。「塾に通わせて、勉強や成績が上がる喜びを覚えてもらって、受験に興味を持たせる」ような方向性があるいはお勧めかと感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「革、明夷へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 「革」の卦が得られたことからしますと、「環境を変える」ほうが良いのではないかと感じられました。
 
 それ以上に、易を離れたところとしまして。
 「教育とは、たとえそれが『よいもの』であるとしても、一種の洗脳である」……とまで言ってしまってはドギツイかもしれませんけれど。
 よほどしっかりしたお子さんでない限りは、小学生ぐらいまでは、「お父さん・お母さんが方向性を決めて良い、決めるべきだ」というところ、あると思うのです。
 中学校に上がりますと、やはりいろいろ「難しい年頃」にもなってきますし、そこで学校が「頼りにならない」、「信用できない」のは少々。
 そうしたところは、お子さんには分からないところだとも思いますし。
 
 このような「革」に内包されているサブの運気が「明夷」です。
 「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 
 「何か『考え』があっても、秘密裏に動くべき」とされる運勢です。
 
 どう言いましょう、現在の環境では「受験することがバレたら、いろいろめんどうなことになる」ようなところ、ありませんか?
 学校やママ友さんには、「どうするかはハッキリ決めていないけど、まあ勉強はさせておいて損は無いから」ぐらいのノリで。
 お子さんに対しては、「習い事」「お稽古事」的……とまで言ってはいけないかもしれませんけれど。とりあえず通わせて、「受験してみようかなと思わせる」「そのように差し向ける」ような方向性が、あるいはお勧めになるかと。
 
 学校選びについても、「明夷」ですので、「表には見えてきにくい部分も含めて意識しておく」ことがポイントになるかもしれません。
 「全然違う学校なのに、雰囲気がやけに似ている」的なことも、時によってはあるかもしれませんので。
 ……「嫌な話はするものではない」とも思うのですが、「『明夷』には、そういう『逃げにくさ』を象徴するところもある」ということは、易の観点からはやはり申し上げる必要があるかと判断しました。
 
 
 余計な差し出口、お許しください。
 結論としては、「英怜奈さんのお考えを押し通してよし」かと見立てます。
 
 
 

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