<無料占い> 初めまして。 Minaさんより。

 
 
 今回は、Minaさん(女性・30代)からのご相談です。「私には、不倫ですがつきあっている彼がいます。半年前までは仲も良く、毎日会い、愛されていると実感していました。しかし、彼の奥さんに怪しまれてから私は不安で彼を責め続けました。すると彼から、『好きだけど気持ちが変わった』と言われてしまいました。その意味も分からず、聞くこともできていません。今は『気持ちが戻るか分からない』と言われています。それでも月に一度、一時間程度ですが会いにきてくれます。でも冷たいです。連絡もほとんどなく、休みの日も教えてくれない。どうしたらいいのか分からず、占いをしてもらいたいと思いました。彼に昔のように愛された意志、追いかけられたいのです。彼の気持ちは戻りますか?」とのご相談内容です。
 
 
 易占は、「道徳的な占い」を標榜しています。
 従いまして、易者の立場によっては、「不倫は道徳的に悪いことだから、占いません」という人もいます。
 私はそこまで明確な立場をとっているわけではありませんが、「不倫がうまく行くことは少なく、関係者皆さん大変な思いをすることが多い」ので、「あまりお勧めしない」という立場を取ることが多いです。
 ご依頼の趣旨に逆らってまで自説を押し付けるつもりはありませんが、どうしてもやや「及び腰」な記事になってしまっていることはご了承いただきたく、お願い申し上げます。
 
 
 得られた卦は、「謙(地山謙)」です。最上図をご参照ください。
 
 「謙」は、「謙遜」、「へりくだる」ことを意味します。  
 自慢したくなる気持ちを抑えてへりくだるとよい、という運気です。  
 
 「謙(地山謙)」は、上が地、下が山というかたちを示しています。高い山が、低い所にある地の下に身を置くようにへりくだっているかたちです。  
 貧富の格差をなくすようにこころがけるとよい、という為政者向けの言葉が占いの言葉として示されています。
 
「謙」の占いの言葉は、
 
「謙」は、伸び栄える。  
驕慢を憎んで謙虚を好むのが人の道だ。   
謙遜ならば上にあって光り輝き、下にあっても侮られない。   
謙であれば終わりを全うできるのだ。  
 
というものです。
 
 この卦が出た時は、謙遜、へりくだる心を忘れないことが基本となります。  
 自分の我を張り、押し出していくのは慎んだ方が良い、という運勢です。  
 もっとも、「謙遜」は卑屈になるのとは違います。自分が大事だと考えることはしっかりと守りつつも、人間関係において相手を尊敬する気持ちを持つ、ということです。  
 結婚運については、「良縁であるがまとまりにくい」とされる運気です。あるいは、のちのち結婚につながるような出会いはすでにあるのだが、すぐに結婚に向かうような関係にはない、という運気です。   
 男性の場合は、女性関係に注意と言われる卦でもあります。
 
 
 
 以上のような「謙」の卦を踏まえて、Minaさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 現況、やや難しい状態にあるかもしれません。
 「押して、言い過ぎた結果として、引かれてしまった」ことは考える必要があるかもしれません。
 「もっと会いに来てほしい」「最近、ひどい」……そういった恨み言を言われてしまっては、彼としても「うんざり」ということになりかねないかと。
 もう少し彼の立場に配慮すると申しますか、言葉は悪いですけれど、「もう少し、彼にとって都合の良い女性になる」ような方向で動く方が良いのかも知れないと感じられました。「押して駄目なら引いてみな」的発想と申しましょうか。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「謙」です。
 「謙」の卦は、まさに「謙遜」。「へりくだること」「相手を尊重する気持ち」を示します。
 上の説明でも、「自分の我を張り、押し出していくのは慎んだほうが良い」という表現を使っていますが、これだけではやや誤解を生むところもありうる表現ではあります。
 「謙」の卦については、注意事項として必ず申し上げなくてはならないポイントがあります。それは、「謙」は、「卑下」とは異なるということです。「自分を不当に貶めることで、相対的に相手を高い立場として扱う」ことは、「謙」ではありません。  
 相手を尊重するその前提として、自分も尊重する。自分にとって大事なこと・譲れないこと等を固く守るからこそ、相手の大事なものへの配慮もできる。それが「謙」です。
 また、「謙」の卦は、「今すぐ結果にはならないけれど、『後々結果として実を結ぶであろうもの』は、すでに手に持っている」ような運勢であるとも言われます。
 
 
 「謙遜」……「相手を思いやる気持ち」ですね。
 何も、「自分を犠牲にする」というばかりの意味ではありません。
 中国の思想はどこか「利益を常に意識している」ようなところがありますので。
 「自分にとって利益になるようにするために、そしてそれが相手にとっても利益になるようにするために、一歩引いてみる」ような動き方を象徴します。
 喩えとして適切かは分かりませんけれど。
 セールスをする人は、丁寧に敬語を使って、お客さんの要望に答えますよね。それはお客さんはもちろん、セールスをする人にとっても利益になるからです。ぶっきらぼうに傲慢にしゃべるのではなく、「謙遜」を示す……そのようなイメージでしょうか。
 
 したがいまして。
 彼の奥様にばれてしまった、会いにきてくれない。だからといって、そこで「責める」のでは、彼に嫌われるばかりかと。
 
 彼の事情をくんだ上で、「これまで通りとはいかないまでも、その中での最善」をどう引き出していくかを考えるほうが良いのではないでしょうか。
 いったんは、一歩引く。「そこから再度、積み上げなおし」をするためにも。
 
 彼に「会いたいなあ」と思わせるために、彼が「押す」スペースを作るために、一歩引く。
 そのような動き方はいかがかと、提案いたします。
 
 
 なお、蛇足になるかとも存じますが。
 易者としましては、「不倫を勧める」ことにはなかなか抵抗を覚えます。
 彼との関係の清算も、選択肢のひとつとして持っておかれるのも、悪いことではないかと。
 そのように、付言させてください。
 
 
 

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