<無料占い> 息子の中学受験について。 のりこさんより。

 
 
 今回は、のりこさんからのご相談です。「小学校高学年の子供を中学受験させるかどうか、考えています。成績はクラス上位、公文教室に通っております。受験をするとなれば、それ専門の塾に通わせなければと思っていて、いちおう丹生塾テストを受けたところ、かなり良い成績で合格しました。塾側も乗り気のようです。公文の先生は、『このまま行けば、地元でトップの公立高校を狙える』とおっしゃっていますが、私共は地元の中学に通わせることに迷いがあります。もう少し自分を伸ばせる環境の中学に行かせたほうが良いのかもしれないと思っています。ただ、過酷な受験勉強が息子にどう影響するかも心配です。乗り越えられるかどうか……。息子は、『賢い中学に行くのも良いけど、友達と別れるのもつらい』と言っており、過激な勉強をしなくてもよい国公立附属中学も魅力に感じております。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「予之恒」(予、恒へゆく)です。
 
 
 まずは「予(雷地予)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「予」は、「あらかじめ」と訓読みします。物事には準備や警戒が重要だ、という運勢です。
 また「たのしむ」という意味があります。心に余裕を持つことが大事であり、また逆に、気を緩め過ぎてはいけないということが示されています。
 
 「予」の卦は、上が雷、下が地です。雷が地上にとどろくかたちを象徴しています。
 大きな音から音楽が生まれたように、心に余裕を持つべきだ、という言葉が記されています。
 
「予」の占いの言葉です。
 
一つの陽に残りが応ずる。時のめぐりに従って動けば吉。
時のめぐりに従って動くから、天地も日月も、四季も動いていくのだ。
このような、予のもつ、「時」にかかわる意義は重要である。
 
 というものです。
 
 「予」の卦が出た時は、「あらかじめ」の準備が大事です。また、「楽しむ」という意味からは、人を楽しませ、自分は楽しみに溺れないように、という心構えが吉を呼ぶと考えられています。
 また、雷は音ばかり大きいものの、実害が生ずる範囲がピンポイントであることから、音ばかりで実がないというイメージを持たれていました。「予」の卦が出た時は、そのようなことがないように心掛けるのもよいとされます。
 「予」の卦が出た時は、雷が地上を震わすに従って、土の中から生き物が顔を出すように、人が世の中に出てくる運気があるとされます。しかし、雷はもともと音ばかり大きいもの。チャンスはあっても慎重にふるまうことが重要です。運気は上昇傾向ですが、不安定なもの、「時機を逸しない」ことが重要です。
 「予」は、恋愛・結婚運については、かなり良い運気です。「たのしむ」という側面があるため、こころ楽しい恋愛や結婚には良いのです。もっとも、「たのしみに溺れ」がちな運気でもありますので、場合によっては注意しなければなりません。
 
 
 
 次に、「恒(雷風恒)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「恒(雷風恒)」は、上が雷、下が風というかたちです。雷は成熟した男性、風は成熟した女性を意味することから、長年連れ添って関係が安定した夫婦のイメージです。このかたちについて、「自分の立場をしっかり定め、方針をぐらつかせない」という言葉があります。
 
「恒」の占いの言葉は、
 
 恒久不変、安定したかたちである。
 それゆえに伸び栄える。とがめもない。
 一貫して道を守る者は順調。
 天地の道も恒久不変、一つが終われば一つが始まる。
 この変化に対応しよう。
 
というものです。
 
 『易経』は変化の書である、と申し上げてきましたが、「恒」については、たとえば、「季節には四季という変化があるが、それでも四季がめぐるという点では不変である」、そういうイメージです。
 全体としては、安定した運気です。今まで通りのことをコツコツやるのが良いとされます。
 安定ですから、逆に言うと急成長は見込めません。もし何か大きなことをしようという場合には、気長に構えてじっくりと進めれば成功すると考えられます。
 この卦は、安定を意味しますから、変化の結果となる之卦(「A之B」のB)である時には非常に良い運勢なのですが、本卦(A)である時には注意しなければなりません。
 本卦にある場合は、安定した運気から、ある意味それに飽きてしまって変化が起こりうる、それもあまり良い変化ではなさそうであるから、従来のやり方を変えない方が良い、という運気になることが多いです。逆に之卦にある時は、吉です。
 仕事運全般で言うと、「恒」ですから、現状維持がよく、転職や新規事業はあまり良くありません。もっとも、「雷」も「風」も動くものですから、動きを止めないこと、努力の継続等が重要となります。
 恋愛・結婚運について言うと、これはいわば熟年夫婦の卦と言われています。安定した家庭関係を象徴するものです。ですから、これから結婚する人や、今結婚している人にとっては非常に良い卦なのですが、これから相手を探して行こうという人にとっては、「運気に動きがない」ということで、「やや時間がかかりそうだ」と見ていくことになります。
 
 
 
 以上のような「予」「恒」の卦を踏まえて、のりこさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで解釈してもほぼ同じかと感じられました。説明の都合上、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「大きな心配は必要無さそうだ、『高め安定』であろう」という運勢です。
 最終的にどこを受けるかは、またひとつの問題ですけれども。
 勉強の過程においては、(少なくとも6年生になるまでは)「楽しさ」や「ペース配分」を意識しておくのが良さそうです。
 「リズムができれば、それに乗っていける」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「予、恒へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「予」は、重層的なイメージを持つ卦です。
 しかし、そのイメージをまとめますと、「あらかじめ・楽しむ・楽しませる(楽しみに溺れない)」と言う3つの性質となります。
 
 「あらかじめ」ですので、「計画性」、「ペース配分」が大切になるかもしれません。
 また「楽しい」という気持ちを忘れないように……という意識も必要になりそうです。
 
 
 サブの運気を示す「恒」は、「つね」という訓読み、「恒星・恒常」といった熟語からも分かるように、安定した、非常に良い運勢を象徴しています。
 「安定」と言っても、不動であるわけではありません。「恒」は、「雷」と「風」で構成されていますが、「雷」も「風」も、動きを象徴するものです。そのため、「恒」が示す「安定」とは、「四季が巡る」というイメージです。春夏秋冬と、「変化・動き」はあります。厳しい季節もあります。しかし、穏やかな季節もあります。「それが繰り返される」という意味で、安定しているということです。
 時として、いろいろな「出入り」や「波風」はあるものの、それでも「収まるところへ収まってゆく」といったイメージです。
 
 受験勉強となれば、各地の「賢いお子さん」が集まってくることも確かですけれど。
 「苦痛に思わず、一定のペースで続けられれば」(予)、その中に入ったとしても、自然に「高めのところで安定する」だろうというイメージです。
 大きな心配は必要無いかと思われます。
 
 最初からハイペースで過酷な競争に飛び込んでしまうのでは、「計画性」の「予」卦と相性が悪いかもしれません。
 「楽しい」と思える状態が一番「身につく、記憶に残る」ものではないでしょうか。それが積み重なってリズムになることで、「恒」卦の示す状況に入っていけるのではないかと見立てました。
 
 私立にするか、国公立一貫にするか……は、ひとつの迷いどころかもしれませんけれど。
 直前とは言わぬまでも、6年生の半ばぐらいまでは「どちらを目指すにしても、やることはそう大きくは変わらない」のではないかと。
 公立中学から高校を目指す場合においても、塾で習ったことは役に立つと思いますし。
 「友達と別れる」件については、あまり気にしなくても良いかと感じられます。塾に行けば塾の友達、学校が変わればそちらの友達……と、新しい出会いはいつだって訪れるものではないでしょうか。
 
 「過酷」になりすぎないよう、子供さんに勉強を「楽しませる」(「予」卦)観点を意識しておけば、きっと大丈夫。安定してくる(「恒」)。
 そのように、見立てます。
 塾に通ってみても良いのではないかと感じられました。
 
 
 

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