カテゴリー別アーカイブ: 占い(学業)

<無料占い> 息子の中学受験について。 のりこさんより。

 
 
 今回は、のりこさんからのご相談です。「小学校高学年の子供を中学受験させるかどうか、考えています。成績はクラス上位、公文教室に通っております。受験をするとなれば、それ専門の塾に通わせなければと思っていて、いちおう丹生塾テストを受けたところ、かなり良い成績で合格しました。塾側も乗り気のようです。公文の先生は、『このまま行けば、地元でトップの公立高校を狙える』とおっしゃっていますが、私共は地元の中学に通わせることに迷いがあります。もう少し自分を伸ばせる環境の中学に行かせたほうが良いのかもしれないと思っています。ただ、過酷な受験勉強が息子にどう影響するかも心配です。乗り越えられるかどうか……。息子は、『賢い中学に行くのも良いけど、友達と別れるのもつらい』と言っており、過激な勉強をしなくてもよい国公立附属中学も魅力に感じております。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「予之恒」(予、恒へゆく)です。
 
 
 まずは「予(雷地予)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「予」は、「あらかじめ」と訓読みします。物事には準備や警戒が重要だ、という運勢です。
 また「たのしむ」という意味があります。心に余裕を持つことが大事であり、また逆に、気を緩め過ぎてはいけないということが示されています。
 
 「予」の卦は、上が雷、下が地です。雷が地上にとどろくかたちを象徴しています。
 大きな音から音楽が生まれたように、心に余裕を持つべきだ、という言葉が記されています。
 
「予」の占いの言葉です。
 
一つの陽に残りが応ずる。時のめぐりに従って動けば吉。
時のめぐりに従って動くから、天地も日月も、四季も動いていくのだ。
このような、予のもつ、「時」にかかわる意義は重要である。
 
 というものです。
 
 「予」の卦が出た時は、「あらかじめ」の準備が大事です。また、「楽しむ」という意味からは、人を楽しませ、自分は楽しみに溺れないように、という心構えが吉を呼ぶと考えられています。
 また、雷は音ばかり大きいものの、実害が生ずる範囲がピンポイントであることから、音ばかりで実がないというイメージを持たれていました。「予」の卦が出た時は、そのようなことがないように心掛けるのもよいとされます。
 「予」の卦が出た時は、雷が地上を震わすに従って、土の中から生き物が顔を出すように、人が世の中に出てくる運気があるとされます。しかし、雷はもともと音ばかり大きいもの。チャンスはあっても慎重にふるまうことが重要です。運気は上昇傾向ですが、不安定なもの、「時機を逸しない」ことが重要です。
 「予」は、恋愛・結婚運については、かなり良い運気です。「たのしむ」という側面があるため、こころ楽しい恋愛や結婚には良いのです。もっとも、「たのしみに溺れ」がちな運気でもありますので、場合によっては注意しなければなりません。
 
 
 
 次に、「恒(雷風恒)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「恒(雷風恒)」は、上が雷、下が風というかたちです。雷は成熟した男性、風は成熟した女性を意味することから、長年連れ添って関係が安定した夫婦のイメージです。このかたちについて、「自分の立場をしっかり定め、方針をぐらつかせない」という言葉があります。
 
「恒」の占いの言葉は、
 
 恒久不変、安定したかたちである。
 それゆえに伸び栄える。とがめもない。
 一貫して道を守る者は順調。
 天地の道も恒久不変、一つが終われば一つが始まる。
 この変化に対応しよう。
 
というものです。
 
 『易経』は変化の書である、と申し上げてきましたが、「恒」については、たとえば、「季節には四季という変化があるが、それでも四季がめぐるという点では不変である」、そういうイメージです。
 全体としては、安定した運気です。今まで通りのことをコツコツやるのが良いとされます。
 安定ですから、逆に言うと急成長は見込めません。もし何か大きなことをしようという場合には、気長に構えてじっくりと進めれば成功すると考えられます。
 この卦は、安定を意味しますから、変化の結果となる之卦(「A之B」のB)である時には非常に良い運勢なのですが、本卦(A)である時には注意しなければなりません。
 本卦にある場合は、安定した運気から、ある意味それに飽きてしまって変化が起こりうる、それもあまり良い変化ではなさそうであるから、従来のやり方を変えない方が良い、という運気になることが多いです。逆に之卦にある時は、吉です。
 仕事運全般で言うと、「恒」ですから、現状維持がよく、転職や新規事業はあまり良くありません。もっとも、「雷」も「風」も動くものですから、動きを止めないこと、努力の継続等が重要となります。
 恋愛・結婚運について言うと、これはいわば熟年夫婦の卦と言われています。安定した家庭関係を象徴するものです。ですから、これから結婚する人や、今結婚している人にとっては非常に良い卦なのですが、これから相手を探して行こうという人にとっては、「運気に動きがない」ということで、「やや時間がかかりそうだ」と見ていくことになります。
 
 
 
 以上のような「予」「恒」の卦を踏まえて、のりこさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、どちらで解釈してもほぼ同じかと感じられました。説明の都合上、内包関係と解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「大きな心配は必要無さそうだ、『高め安定』であろう」という運勢です。
 最終的にどこを受けるかは、またひとつの問題ですけれども。
 勉強の過程においては、(少なくとも6年生になるまでは)「楽しさ」や「ペース配分」を意識しておくのが良さそうです。
 「リズムができれば、それに乗っていける」かと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「予、恒へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「予」は、重層的なイメージを持つ卦です。
 しかし、そのイメージをまとめますと、「あらかじめ・楽しむ・楽しませる(楽しみに溺れない)」と言う3つの性質となります。
 
 「あらかじめ」ですので、「計画性」、「ペース配分」が大切になるかもしれません。
 また「楽しい」という気持ちを忘れないように……という意識も必要になりそうです。
 
 
 サブの運気を示す「恒」は、「つね」という訓読み、「恒星・恒常」といった熟語からも分かるように、安定した、非常に良い運勢を象徴しています。
 「安定」と言っても、不動であるわけではありません。「恒」は、「雷」と「風」で構成されていますが、「雷」も「風」も、動きを象徴するものです。そのため、「恒」が示す「安定」とは、「四季が巡る」というイメージです。春夏秋冬と、「変化・動き」はあります。厳しい季節もあります。しかし、穏やかな季節もあります。「それが繰り返される」という意味で、安定しているということです。
 時として、いろいろな「出入り」や「波風」はあるものの、それでも「収まるところへ収まってゆく」といったイメージです。
 
 受験勉強となれば、各地の「賢いお子さん」が集まってくることも確かですけれど。
 「苦痛に思わず、一定のペースで続けられれば」(予)、その中に入ったとしても、自然に「高めのところで安定する」だろうというイメージです。
 大きな心配は必要無いかと思われます。
 
 最初からハイペースで過酷な競争に飛び込んでしまうのでは、「計画性」の「予」卦と相性が悪いかもしれません。
 「楽しい」と思える状態が一番「身につく、記憶に残る」ものではないでしょうか。それが積み重なってリズムになることで、「恒」卦の示す状況に入っていけるのではないかと見立てました。
 
 私立にするか、国公立一貫にするか……は、ひとつの迷いどころかもしれませんけれど。
 直前とは言わぬまでも、6年生の半ばぐらいまでは「どちらを目指すにしても、やることはそう大きくは変わらない」のではないかと。
 公立中学から高校を目指す場合においても、塾で習ったことは役に立つと思いますし。
 「友達と別れる」件については、あまり気にしなくても良いかと感じられます。塾に行けば塾の友達、学校が変わればそちらの友達……と、新しい出会いはいつだって訪れるものではないでしょうか。
 
 「過酷」になりすぎないよう、子供さんに勉強を「楽しませる」(「予」卦)観点を意識しておけば、きっと大丈夫。安定してくる(「恒」)。
 そのように、見立てます。
 塾に通ってみても良いのではないかと感じられました。
 
 
 

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<無料占い> 中学校受験をするかしないかについて。 英怜奈さんより。

 
 
 今回は、英怜奈さんからのご相談です。「私立小学校に通っている子供がいます。相手の父兄によって態度や対応を変えるなど、学校側の対応に納得が行かないことがあり、私自身もママさんたちとなじめず居心地悪く感じています。そこで子供には中学受験をさせたいのですが、本人は嫌がっています。本人にとって一番良い進路を選びたいと思っているのですが、私が我慢して中学校に上がらせるか、子供を納得させて中学受験をさせるか。どちらが子供にとって最善の道になるでしょうか?」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「革之明夷」(革、明夷へゆく)です。
 
 
 まずは「革(沢火革)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「革」は、「あらためる」と訓読みします。「革命」「変革」の意味です。
 
 「革(沢火革)」は、上が沢、下が火というかたちです。水と火が争っているので、その争いを解決するべき時であることを示しています。「改革の際には時期を定めよ」という言葉があります。
 
「革」の占いの言葉は、
 
十分時期が熟してから行うべきだ。
水と火が攻め合う、二人の女性がいがみあう形を、喜びに変えるのが「革」だ。
「革」が必然的に行われたなら、未来は開ける
革命には、時機を見定めることが重要である。
 
というものです。
 
 「革」は、上は沢・下は火というかたちですが、沢は「若い女性」、火は「沢よりは年長の女性」をも意味します。火と水、同居している女性同士、そういった争い・矛盾を解決するために「改革」「革命」が必要だ、そういう運気です。
 何事にも意識改革、これまでのやりかたを改めるべきこと、行動も考え方も積極的であるべきで、ただし時機は充分に見計らって行うべきことを示しています。
 仕事運についても、「革」ですから、今までのやり方を変えるには良い運気です。業種転換・配置転換・取引先を変える…といったことについては、大体において良い運勢と見ることができます。
 恋愛運については、特に男性については、あまり良くないと言われています。ただ、「関係が新たな局面を迎える」という意味ですので、場合ごとに検討が必要であると言えると思います。
 
 
 
 次に、「明夷(地火明夷)」の卦を検討します。「めいい」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「明夷」は、「賢明なものが敗れる」という意味です。立派であるがゆえに、周りから叩かれかねない。ここは「能ある鷹は爪を隠す」でいくべきだ、という運勢です。
 
 「明夷(地火明夷)」は、地面の下に太陽があるかたちです。暗黒支配、あるいは有能な部下を上司が押さえつけている、そういうかたちをしめしています。
 「このような時は世間から隠れるべきだ。経済的に苦しいこともあろう、世間から非難されることもあろう。気にすることはない」ということばが示されています。
 
 「明夷」の占いの言葉は、
 
 太陽が地中に隠れた状態。
 このような時は、能力を内に隠して、外面は柔和にいくべきだ。
 文王・箕子といった偉人も、そうして対処したのである。
 
 というものです。
 
 「明夷」の卦が出た時は、「自分は賢明なのだが、そのせいでかえって世間に受け入れられない」という状態です。
 逃げ出そうと思っても逃げ出せません。ではどうすればよいか。「隠れる」「隠す」のです。周りに合わせてしのぐのです。そういう運勢を示すものです。
 ふつうのやり方が通用しにくい時で、「持てる者の悩み」がある時です。たとえばお金持ちであるなら、強盗対策として、あえて地味な生活をする、そのようなやり方をすべき時と言えます。
 恋愛・結婚運については良くありません。自分の美点を隠さなければうまく付き合えない相手ということですから、良い関係とは言い難いのです。
 
 
 
 以上のような「革」「明夷」の卦を踏まえて、英怜奈さんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回はご相談内容を考え合わせ、内包関係として解釈しております。
 
 
 
 結論です。
 
 受験する方向で良いと見立てます。
 が、やや「機略的」になる必要があるかもしれません。「塾に通わせて、勉強や成績が上がる喜びを覚えてもらって、受験に興味を持たせる」ような方向性があるいはお勧めかと感じられました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「革、明夷へゆく」です。
 
 メインの運気を示す「革」は、まさに「革命」です。
 これまでのやり方が限界に来ているので、それを改めていくことが求められる、という運気です。
 なお、「革」は、改めると言っても、「新たに作る」よりは「古いものを捨てる」というイメージの方が強く現れます。
 
 「革」の卦が得られたことからしますと、「環境を変える」ほうが良いのではないかと感じられました。
 
 それ以上に、易を離れたところとしまして。
 「教育とは、たとえそれが『よいもの』であるとしても、一種の洗脳である」……とまで言ってしまってはドギツイかもしれませんけれど。
 よほどしっかりしたお子さんでない限りは、小学生ぐらいまでは、「お父さん・お母さんが方向性を決めて良い、決めるべきだ」というところ、あると思うのです。
 中学校に上がりますと、やはりいろいろ「難しい年頃」にもなってきますし、そこで学校が「頼りにならない」、「信用できない」のは少々。
 そうしたところは、お子さんには分からないところだとも思いますし。
 
 このような「革」に内包されているサブの運気が「明夷」です。
 「明夷」の卦のイメージは、はるか古代、殷の紂王にまつわる話を想像すると、非常に分かりやすくなります。
 紂王は、暴君でした。運動神経抜群・頭脳明晰。何百年も続いた安定した王朝の、正統の王でした。その故にこそ逆に、暴力的な政治をした彼を止めることは誰にもできませんでした。頭脳明晰ですので、反乱計画すら立てられません。二人の叔父が賢臣として仕えていましたが、紂王を変えることはできず、一人は生きたまま人体解剖され、一人は狂人のふりをするしかありませんでした。また、殷の隣にあった周の国の立派な王様(文王)も彼に睨まれ、10年間牢屋にぶちこまれました。「正しくしていても難しい」とは、このような事情を踏まえたものです。
 
 「何か『考え』があっても、秘密裏に動くべき」とされる運勢です。
 
 どう言いましょう、現在の環境では「受験することがバレたら、いろいろめんどうなことになる」ようなところ、ありませんか?
 学校やママ友さんには、「どうするかはハッキリ決めていないけど、まあ勉強はさせておいて損は無いから」ぐらいのノリで。
 お子さんに対しては、「習い事」「お稽古事」的……とまで言ってはいけないかもしれませんけれど。とりあえず通わせて、「受験してみようかなと思わせる」「そのように差し向ける」ような方向性が、あるいはお勧めになるかと。
 
 学校選びについても、「明夷」ですので、「表には見えてきにくい部分も含めて意識しておく」ことがポイントになるかもしれません。
 「全然違う学校なのに、雰囲気がやけに似ている」的なことも、時によってはあるかもしれませんので。
 ……「嫌な話はするものではない」とも思うのですが、「『明夷』には、そういう『逃げにくさ』を象徴するところもある」ということは、易の観点からはやはり申し上げる必要があるかと判断しました。
 
 
 余計な差し出口、お許しください。
 結論としては、「英怜奈さんのお考えを押し通してよし」かと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 将来。 キムラさんより。

 
 
 今回は、キムラさん(男性・20代)からのご相談です。「僕は大学の6年生です。あと1年で卒業です。僕は小さい頃から、頭ごなしに親から勉強を教えられたりしてきました。成績は伸びましたが、すべきこと全てを父親から指示されてきたので、いまだに自分から何かをすることが苦手です。もともとこういう性格だったから親も手をかけなくてはいけなかったのかなという自覚はあります。でも、『親からしろと言われたことばかりする』のは苦痛でした。叩かれたこともあります。そのトラウマなのか、いま大学の研究室に行くのが苦痛なんです。そこに行くと、実験のやり方など、先生からの指示があまりにも父を連想させられ、つい休んでしまいます。2週間ぐらい休んでいます。やっと最終年を迎えても、こんな気持ちでは卒業も難しく思えて、わらにもすがる気持ちです。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「兌(兌為沢)」です。「だ」と読みます。最上図をご参照ください。
 
 「兌(兌為沢)」は、上下とも沢というかたちです。「沢」は、口や少女を意味します。少女たちが集まっておしゃべりしているように楽しげなかたちを意味します。
 
 このかたちについて、「友人たちと励まし合い競い合って、向上していこう」という言葉が示されています。
 
「兌」の占いの言葉は、
 
 「兌」は伸び栄える。「よろこび」という意味である。
 外柔内剛の徳性を示している。
 正しい道を行く自然な喜びを貫けば万事順調。
 よろこびの心は、人を励まし、苦難を乗り越えさせるものなのだ。
 
 というものです。
 
 「兌」は、よろこびを意味します。しかし、よろこびに溺れてはいけないわけで、何事にも慎ましさを忘れず、欲望をほどほどにとどめれば、良い結果につながる、という運気です。
 日々の平穏については吉ですが、大きなことをするにはやや勢い不足と考えられます。
 人間関係でも、小さなこと、楽しんで軽い付き合いをするには悪くない卦です。一方、しっかりした人間関係が必要な場合には、慎重にならなければならない運気といえます。注意すべきこととして、「口は災いのもと」にならないように、と言われています。また、相手の人柄について、口ではうまいことを言い、表面の人当たりはいいけれど、虚言癖であったり、やや内実に乏しい人物である可能性があるとされます。
 恋愛関係で言えば、間違いが起きやすい運気であると言われてきました。現代的に言うならば、軽い関係、遊びの恋愛と考えるならばまあそれでも良いのですが、結婚等を考える真剣なおつきあいには向かない運気であるとされます。上記のように、相手側がやや内実の乏しい人物であるという可能性があるからです。
 
 
 
 以上のような「兌」の卦を踏まえて、キムラさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 3つの方針を、提案いたします。
 ひとつは、「深刻に考えないこと」あるいは「良い意味に捉えること」。
 ふたつめは、「休学」あるいは「気軽に相談を受けに行く」です。
 みっつめは、「くだらないことから始めること」はいかがでしょう。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「兌」です。
 
 「兌」は、上下とも「沢」を意味します。
 「沢」は、「少女、笑い、喜び、口、身軽さ」などを象徴しています。悪く言えば、「深みがない、軽薄だ」ということにもなります。
 
 
 この「兌」は、良くも悪くも「軽く、浅い」というイメージを象徴します。
 そこから、私が思いついた方針は3つ。
 
 まず、「深刻に考えないこと」かと。
 物は考えようです。
 たとえば「指示待ち人間」という言葉は、悪い意味に用いられがちですけれど。
 「言われたことを、その通りに遂行する」ことができる人って、なかなかいません。それも貴重な能力です。
 ご自身を責めるのではなく、「褒めてあげる」ような発想、決して悪くありません。
 
 「将来、自分はどのような道を歩むべきか」を真面目に考える必要も、無いとは言いませんけれど。
 状況が切羽詰まり、動いてくれば、流されるようにしてそれに乗れるのが私達人間だろうと思います。
 特にキムラさんは、「問題状況が設定されれば、その解決策を探るにおいては滅法強い」人のはずですので。
 心配する必要は皆無かと。
 
 
 第二に、「休学」あるいは「気軽に相談を受けに行く」です。
 6年目で、最終学年。ならば、単位もかなり取っていらっしゃるのですよね?
 いろいろと、一般の学部とは違う難しさもあるかとは思いますけれど……。それでもたとえば、最終学年で病気する方もいらっしゃるわけです。復帰された例もあるのではありませんか?
 いろいろな意味でお世話になりづらいかもしれませんが、「保健管理センター」的なところに顔を出してみるのはいかがでしょう。似たようなケースの参考例を教えてくれるかもしれません。
 気楽に考え、「恥はかきすて」です(と言うか、恥にもならないと思います)。
 
 「浅く広く」は、案外バカにならない発想です。
 「世間の広さを知れ」などとオッサンが大上段から申しますと、これはもう最低の説教になってしまいますけれども。
 キムラさんはおそらく、そうとうの「優れもの」でいらっしゃるのではないかと。少し外を見わたすだけで「ご自分の良さ/優れたところ」を再発見できると思うのです。
 
 大学の教授と言われる人々は、「優れもの」の中の「優れもの」でありつつ、「変わり者」の中の「変わり者」。
 研究室に所属する仲間の学生さん達も、「優れもの」にして「変わり者」だろうと思うのです。
 そうした仲間を見てしまうと、なんだか自分がダメ人間、社会不適合者みたいに思えてしまうかもしれませんけれど。
 もはやお互い、比較や競争をすべきレベルの人々ではありませんよね?社会としても、かなりの特殊社会ですし。適合しきれないのはある意味で健全かもしれません。
 
 と、感情面で自分をごまかせたとしても。
 苦痛なものは苦痛ですよね。行きたくないものは行きたくない。
 とは言え、教授や准教授の先生もつらい(?)だろうとは思うのです。自分の研究室から、何か「実績」(のようなもの?)を出さなくてはいけないわけですよね?論文書いたりとか。
 だから学生さんには、「私の研究のために働け!下実験をやるんだ!」とまあ、そういうことにもなるわけで。
 そういうところが、自分の都合を押し付けてきた(ように、少なくともキムラさんにはそう見えてきた)お父様と重なるのではないかなあと。
 
 もうこれは、アルバイトや塾のようなものと割り切ってみてはいかがでしょう。
 「真面目な学問研究の場」、「我が人生をかけるべき職場」……というのではなく、「あと1年だけお世話になる、とりあえずのバイト先」「大学受験のために通う、厳しい塾」のようなもの。
 「もうここには世話にならねえや(卒業後もいろいろあるとは思いますが、まあそういう気持ちで)」と思えれば、割り切りもつけやすいのではないでしょうか。
 学生さん仲間にも、おそらくはそういう気持ち、あるのでは?
 研究室に残りたい人は、つらい丁稚奉公にも耐え、人間関係に耐え……かもしれません。でも、「どうせ卒業後、研究職になるわけでもないし」と思っている学生さん達は、合コンでもしながら気楽に単位を取りに来ているのではないかと。キムラさんが前者と同じような「まじめさ」を持つ必要は、無いように思うのです。
 
 
 つまりは、「自分のメイン」を「研究室に求めない」ということです。
 そこで、第三の提案ですけれども。
 「何でも良いから、始めてみる」のはいかがでしょう。
 
 本来であれば、「将来の自分のために、いま為すべきことを考えなくては。だから研究室に軸足を置いておかなくては。」と考えていくのが、良いのかもしれませんけれど。
 「いまは苦痛がひどくて、それを考えていられない」でしょうし、「焦らなくとも、追い詰められてからでも間に合わせるだけの事務処理能力を持っている」でしょうから……。
 あえて「研究や、将来に関係すること以外」のことを始めてみては? 
 
 「自分からでは、何もできない」と、そこにお悩みということです。
 ならば、「くだらないこと」から、あるいは「ハードルが激低なこと」から。ちょっとでもやってみたいと思ったことを。
 ただし、「さぼる」のは無しです。何でも良いから、「やる」こと。
 「何かをやる」こと・「自分で自分を縛る」ことです。
 
 「近所の居酒屋制覇」とか、そんなのでも良いと思います。
 ただし、毎晩(あるいは規則的に)あちこちに通うこと。健康やお金が気になるなら、「喫茶店制覇」とか。
 楽器を始めるとか、自転車で動くとか。それどころか「着ぐるみ着て踊る」とか。そんなレベルが良いと思うのです。
 
 そちらがメインになれば、「研究室」を意識の上で「おざなり」なものにできないでしょうか(「なおざり」はアウトですけれど)。
 「行かなくちゃ行けないけれど、そこが全てではない」と思えれば、苦痛も小さくなると思うのです。我慢もできるのではないでしょうか。
 あと1年、最後の1年です。せっかくですし、楽しく過ごすほうが良いと思うのです。何か楽しみ(兌)を見出せれば、研究室とも折り合いをつけられるし、卒業なんてきっと簡単に行くと思いますよ!
 
 
 
 勝手なことを申し上げているように思われますでしょうか。
 「気に食わない、納得が行かない」場合には、「兌」のイメージをご自身で解釈されてみるのも悪くないと思います。
 あるいは、1~64の数字から「1つ、もしくは2つ」を選んでみてください。そしてhttp://mi-ka-ku.net/ekinituite/hakkerikujuushike/のページから、その数字の卦を選び、右の検索ボックスに入れてみるのも良いかと思います。何かヒントが見つかるかもしれませんので。
 
 
 

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<無料占い> 子どもの進学について。 さわのさんより。

 
 
 今回は、さわのさん(女性・40代)からのご相談です。「中高一貫校の3年生になる息子がいます。一貫校ですので、高校受験の勉強はしていませんし、塾通いもしていません。中学の範囲は、学校のほうで終えています。その息子ですが、高校を外部受験したいと言っています。本人の希望は私立・公立ともにトップクラスの学校です。少々中だるみ気味だったことを考えると好ましい変化なのですが、学校の勉強(高校の範囲に入ります)と両立できるかが不安です。チャレンジさせるべきか非常に迷っています。どんなことでも構いませんので、指針をいただけたらと思っております。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「臨(地沢臨)」です。最上図をご参照ください。
 
 「臨」は、「臨む」、つまり、見ることです。
 より詳しく言いますと、上から下のものを見下ろす、上から支配と保護を及ぼす、そのような運気です。「君臨」・「神降臨」という言葉がありますが、その「臨」です。
 ただじっと観察するわけではなく、能動的に見ていることでもあります。
   
 また、この卦は、岸(地)に立って沼沢(沢)に臨む、というかたちを象徴しています。
 やはり上から下を見るわけですね。
 六本の線のうち、下の2本が陽を示し、陽がだんだんと上がってきている様子を示しています。
 
 占いの言葉は、
 
 剛・陽の気がしだいに盛んになり、上下とも喜ぶ。
 天の道にかなって、大いに栄える。
 変わらぬ心を持っていれば、万事順調。
 しかし、もの盛んなれば必ず衰う。
 陽気が衰退する八月(太陽暦ならば8月末~10月初頭)には凶に転ずる。
 
 というものです。
 
 「臨」の卦は、陽の気が成長している途上にある、と解釈されます。
 「坤」(全て陰)→「復」(一陽来復、下一本だけが陽)→「臨」(下二本が陽)→「泰」(下三本が陽、最高の運気)……という流れです。ですから、このままいけば「泰」、最高の運気になって行く、と考えられている運気です。もっとも、「泰」以降、だんだん運気が衰えていく、その動きもまた必然的で止められないものと言えます。ですから、占いの言葉にも戒めが記されているわけです。
 
 「臨」は、「見る」という意味ですが、易にはもう一つ、「観」という「見る」の卦があります。
 「臨」と「観」の違いですが、前者には「上から下を見る」、また、「積極的に参加していく」ニュアンスがあります。(例えば神降臨、と言う言葉を使う時は、神が人に干渉している・影響力を及ぼしていますよね?)一方、後者は、「下から上を見る」、また、「一歩引いて、傍観者的な立場をとる」というニュアンスがあります。
 したがって、「臨」の卦が出た時には、積極的に行動を起こすのが良い運気です。
 
 「臨」の卦は「復」(一陽来復)から来て「泰」(安泰)に行く、良い運気です。
 もっとも、「臨」の卦の内部には、「震」(から騒ぎ)の要素が含まれています。すなわち、運気が良く、積極的になるのが良いといっても、調子に乗ると大変なことになりかねない、そのような運勢でもあるわけです。つまり、「うまい話には気をつけろ」という時期であると言うことができます。
 運気が良いからこそ、気を引き締めて、本業に邁進しましょう、ということですね。
 人間関係一般を見るときには、こちらを「沢」、相手を「地」と見ます。「地」は、誠実で柔軟、懐が広いのですが、優柔不断。「沢」は少女を象徴し、軽快な人柄、明るくおしゃべりだが、失礼ながらやや軽薄かも、と考えていきます。
 恋愛運についても、「臨」ですので、やや好調とみることができます。ただ、「臨」は、上で申し上げたように、自分から行動を起こして行くことが重要になります。
 
 
 
 以上のような「臨」の卦を踏まえて、さわのさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 「息子さんの意志を尊重して良し」と見立てます。
 そのまま成績が上がって合格水準に達すれば何もいうことはありませんし。
 合格水準に達しなかったとしても、中学の範囲の復習にはなります。中学と高校の範囲には、重なっているところも多々ありますし。
 あるいは勉強の意欲が増すだけでも、後々への影響が大きく違ってくると見立てます。
 実際に受験するかどうかは、冬に決めれば良いことでもありますので。
 どのようなことであれ、「頑張れることを見つけられた」ということに意味がある。「臨」の卦からは、そのように見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「臨」です。
  「臨」は、勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「臨」の卦については、芝居がかっている上に青臭いですけれど、「人生という舞台の主役は、自分自身なのだ」という言葉がピッタリ当てはまります。
 
 「思ったように動いて良し」です。
 特に、若い方が「自分から何かをしようと思い立った」ことには、それだけでも大きな意味があると思います。
 やればやっただけ、一気に伸びる年頃でもありますし、ぐんぐん成績が上がるということ、十分ありうるかと。
 やる気が出ている状態であれば、両立は十分可能かと見立てます。
 
 かりに、「そこまでにはならなかった」としても、勉強の意欲が増したことは確かです。後々への影響が大きく違ってくるかと。
 実際に受験するかどうかは、直前に決めれば良いことでもあります。「そのつもりで、期間を区切って頑張ってみる」こと、悪くないと見立てます。
 
 「臨」については、「しばらくすると息切れする」という性質があるとされます。
 若い頃はそういうものだと思いますので、これも心配はご無用かと。
 たとえ三日坊主でも、「三日はやった」、そのことに意味があるかと。
 「自発的に動く」ことの意義と、その好影響が示唆されるのが、「臨」の卦ですので。
 
 
 

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<無料占い> 塾の選択。 アイカさんより。

 
 
 今回は、アイカさんからのご相談です。「子の塾選びに迷っています。近々入室テストがあるのですが、候補はふたつ。ひとつはハイレベルな子だけを厳選している塾。一度入塾テストに落ちており、再チャレンジです。ひとつは上から下までまんべんなく生徒がいる大手塾。誰でも入塾できます。ちゃんと勉強してクラスが上がれば、進学先は同じレベルにも行ける感じです。前回はひとつめの塾にもう少しで受かりそうでしたので、通るまで家庭教師とかを使って頑張るべきなのか、二つ目の塾で地道に頑張るべきなのか、迷っています。」とのご相談内容です。
 
 
 今回のご相談については、二つそれぞれを占う前に、「方針はどうするのが良いか」という問い方で占いを立てました。
 その時点で、「私なりの見立て」が固まりましたので、その後あえて二つ別々に占うことはしませんでした。
 ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
 
 
 得られた卦は、「漸(風山漸)」です。最上図をご参照ください。
 
 「漸(風山漸)」は、山の上に木があるかたちを示しています。
 山の頂上に生えている木は、地上から見ていると気づけないのですが、実は陽の光を浴びて着実に成長しているものです。「自分の徳を固く守り、周りにもだんだんと好影響を与えよう」という言葉が示されています。
 
 「漸」の占いの言葉は、
 
 女子の婚姻に吉。
 順序正しく、正道を進めば、国家全体を正しくすることさえ可能なのだ。
 とどまるべき時にとどまり(山)、時勢に従う(風)。それゆえ行き詰まることはない。
 
 というものです。
 
 「漸」は、全体として、急激な成長は望めないが、着実な進歩は期待できる、という運勢を示しています。
 これまでは行き詰まっていた、あるいは行き詰まっているかのように進展が見えなかった事業・苦労がだんだんに実を結ぶという結果になることが予想されます。
 何事につけ、手順を踏むのが良いとされる運気です。
 金運・仕事運も同様です。だんだんに良くなってくるという運気です。
 また、「女子の婚姻に吉」という占いの言葉通り、特に女性側から見た場合の結婚運としては、良い運気であるということができます。
 
 
 
 以上のような「漸」の卦を踏まえて、アイカさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 「ふたつめの塾の方が良いのではないか」と見立てました。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「漸」です。
 
 「漸」のイメージは、「山の頂上に生えている木」です。山の頂上に生えている木は、地上から見上げていると、高いのだか低いのだか、伸びているのだかいないのだか、よくわからないところがあります。しかし、実際にはさんさんと日を浴びて、すくすくと育っているものです。
 これと同様に、「どうも実感としては良く分からないながらも、現実には着実に運気が上昇している」。それが、「漸」です。上昇のペースは非常にゆっくりしていますが、ゆっくりである分だけ堅実で、転んでしまうようなことはありません。気づきにくいのですが、これはなかなか得られない貴重なものです。無理をして今の状態を壊してしまうことだけは避けなければいけません。階段を一歩一歩登っていくように、「物事を段階的に・順々に・一つずつ、片づけていくと良い」という運勢です。
 
 
 「背伸びをして、一気に進む」よりは、「地道に一歩ずつ進む」方が良いというイメージを象徴する卦です。
 なんだか地味にも聞こえますけれど、この卦は「危なげの無さ」という点では易を代表する卦です。かなりの盛運を象徴しています。
 
 この「漸」から、ふたつめの塾の方が良いのでは無いかと見立てました。
 以下は、その視点から立てた、(易からはやや離れた)ひとつの「意見」です。
 
 まず、俗に言う「鶏口牛後」です。
 塾講師のアルバイトをしていて得た経験なのですけれども、同じくらいにできるお子さんが2人、良いクラスの下の方と、普通クラスの上の方とに分かれることがあります。時間がたつと、普通クラスの上の方に入ったお子さんの方が成績が良くなること、多かったです。
 上のクラスに入ったお子さんが、ペースについていけない、消化しきれない。また、本来ならばかなり「できる」お子さんで、楽しく自信を持って勉強できていたはずなのに、その点でつらい思いをするようになってしまう。……と言ったケース、しばしば見受けられました。
 一方、惜しくも下のクラスに入ったお子さんには、「不得意なところにしっかり時間をかけられる」という強みがありました。
 
 また、これはお子さんの年代にもよるのですけれど。
 体力にばらつきがある小学生、部活や学校行事の縛りが厳しい中学生の生徒さんは特に、「塾の勉強にガチガチに専念するわけにもいかない」ところ、ありはしないでしょうか。
 内容がキツイ塾ですと、そうして休んだ回、あるいは少し疎かになってしまった回を、後からフォローするのはかなり大変になるかと。休んだ回が、そのまま後々まで「穴」になってしまうおそれがありはしないでしょうか。
 
 
 以上が、「漸」の卦からの見立てとなっております。 
 参考になるところがありましたならば、幸いに存じます。
 
 
 

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<無料占い> 高校受験。 わんだーさんより。

       

 
 
 今回は、わんだーさんからのご相談です。「子供の高校受験についてです。第一志望は公立A高校、模試の成績は上がって来ていますが、合格ラインには届いていません。ランクを落とした公立B高校については、合格ラインにあります。滑り止めの私立C高校には合格しました。本人はどうしてもAに行きたい意思が固く、受けたいと。場合によってはCに通う覚悟ができているようです。私はBを勧めたいと思っています。①Aを受けて、受かる見込みはありますか?②Bと私立C、どちらが子供にむいているでしょう?」とのご相談内容です。
 
 
 お急ぎと伺いました。卦の数も多く、全て記載すると一万字を越えてしまい冗長になりますので、卦の「一般的な解釈」については省略させてください。
 
 
 結論です。
 
 ①受かるかどうかについては、まさに五分五分かと。が、純粋に卦の解釈から申し上げるならば、「それでも受けるべき」かと見立てます。
 ②Bについては、「楽しく過ごせそうだが、ゆるゆるの高校生活になってしまうかもしれない」かと。私立のCについては、「いろいろと小さなストレスはあるかもしれないけれど、先の見通しは明るい」かと。そのように、見立てます。
 
 
 
 
 「Aを受けた場合どうなるか」という問いを立てました。
 得られた卦は、「噬嗑(ぜいこう)」です。
 
 「噬嗑」は、「歯の間にものが挟まったような、『はかどらない』状態。どのような結論を選ぶにせよ、ハッキリとした決断をすることが求められる。」という運気を示します。
 
 運気としては、やや厳しいところがあります。
 それを打開するための方策として、「妥協」よりは「決行」を選ぶ方が良いとされるのが「噬嗑」です。
 
 思い切ってAを受ける方が良いのではないかと見立てます。
 
 理由は2つあります。
 ひとつは、Bに受かったとして、息子さんが本当に満足できるかという点です。
 もうひとつは、受験である以上、Bにしても「勝負ごと」です。「もしものこと」を考えたくはないですけれども。それならば、「勝負をかける」ことにも意味はあるかと。
 「噬嗑」ですので、入試を「粉砕」できる可能性、あるかと見立てます。いわゆる五分五分かと。
 
 
 B高校に通った場合について。
 得られた卦は、「兌」です。
 
 「兌」は、上下とも「沢」を意味します。
 「沢」は、「少女、笑い、喜び、口、身軽さ」などを象徴しています。悪く言えば、「深みがない、軽薄だ」ということにもなります。
 
 明るく、楽しく、軽快な運勢です。悪く言えば、軽薄です。
 「楽しく過ごせそうだが、ゆるゆるの高校生活になってしまうかもしれない」かと。あるいは逆に、「多少ゆるいかもしれないけれど、楽しく過ごせる」かと。
 
 
 私立C高校について。
 得られた卦は、「渙、睽へゆく」です。
 
 「渙」は、「発散」です。
 「風に帆を受けて出航する船」や、「ホースの先をつまんで、庭に水を撒くようす」といったイメージの運勢です。
 非常に見通しが良い、爽やかな運勢と言う事ができます。
 
 「睽」は、「家庭内のごたごた」を象徴する運気です。多くは「嫁と姑・小姑」の問題ですが、そうでない場合でも、「内輪もめ」が関係していることが多い運気と言えます。
 上の方にある説明でも申し上げたように、「ケンカはしても、それでも家族」がこの卦のポイントとなります。嫁と姑がゴタゴタしていても、外部に敵ができた場合、夫(息子)のため・家のためとなれば、強烈な共同戦線を張るということは良くありますよね。(会社や政党の派閥争いも同様です。大きな問題・外敵があると団結します。)そのイメージです。
 占いの言葉は、この辺の事情を示しています。「深いところでは通じ合っている」・「同にして異(異にして同)ということを考察すべき」、とはそういうところです。
 
 この二つの卦については、「渙」が主で「睽」が従です。
 従いまして、B高校の占いのように、「明るいけど軽薄」か「軽薄だけど明るい」か、といった揺らぎは生じないかと見立てます。
 「小さなストレスはあるかもしれない」けれど「先の見通しは明るい」と見立てました。
 
 
 とは申せ、BとCについては、詳細を伺っておりません。
 BとC、それぞれ地元の評判があるかと存じます。
 いろいろな意味合いにおいて、明らかにBがCよりも勝っているのであれば、Bを受けるという選択もあるかとは存じます。が、私立高校はいろいろと「熱心」であることも多いかと。
 いずれにしましても、上で申し上げたのは、あくまでも卦の解釈です。それでも参考になるところがありますならば、幸いに存じます。
 
 
 

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<無料占い> 早速の占い、ありがとうございます。 あかねさんより。

   

 
 
 今回は、あかねさんからのご相談です。「この間の続きです。併願校としてC校、D校を考えております。Cは、Bより少し難易度が下がる男子校です。自由な校風ですが、大学進学を考える場合、塾などに通う必要があります。通学時間は1時間強。Dは、Bより少し難易度が下がる共学です。かなりの管理型で、塾通いをする余裕は時間的にありません。通学時間は1時間。まだ一年先のことですが、進学先別のコースを塾で選ぶ時期ですので、迷っております。」とのご相談内容です。
 
 
 C校について。
 得られた卦は、「恒(雷風恒)」です。最上図、左側をご参照ください。
 
 「恒(雷風恒)」は、上が雷、下が風というかたちです。雷は成熟した男性、風は成熟した女性を意味することから、長年連れ添って関係が安定した夫婦のイメージです。このかたちについて、「自分の立場をしっかり定め、方針をぐらつかせない」という言葉があります。
 
「恒」の占いの言葉は、
 
 恒久不変、安定したかたちである。
 それゆえに伸び栄える。とがめもない。
 一貫して道を守る者は順調。
 天地の道も恒久不変、一つが終われば一つが始まる。
 この変化に対応しよう。
 
というものです。
 
 『易経』は変化の書である、と申し上げてきましたが、「恒」については、たとえば、「季節には四季という変化があるが、それでも四季がめぐるという点では不変である」、そういうイメージです。
 全体としては、安定した運気です。今まで通りのことをコツコツやるのが良いとされます。
 安定ですから、逆に言うと急成長は見込めません。もし何か大きなことをしようという場合には、気長に構えてじっくりと進めれば成功すると考えられます。
 この卦は、安定を意味しますから、変化の結果となる之卦(「A之B」のB)である時には非常に良い運勢なのですが、本卦(A)である時には注意しなければなりません。
 本卦にある場合は、安定した運気から、ある意味それに飽きてしまって変化が起こりうる、それもあまり良い変化ではなさそうであるから、従来のやり方を変えない方が良い、という運気になることが多いです。逆に之卦にある時は、吉です。
 仕事運全般で言うと、「恒」ですから、現状維持がよく、転職や新規事業はあまり良くありません。もっとも、「雷」も「風」も動くものですから、動きを止めないこと、努力の継続等が重要となります。
 恋愛・結婚運について言うと、これはいわば熟年夫婦の卦と言われています。安定した家庭関係を象徴するものです。ですから、これから結婚する人や、今結婚している人にとっては非常に良い卦なのですが、これから相手を探して行こうという人にとっては、「運気に動きがない」ということで、「やや時間がかかりそうだ」と見ていくことになります。
 
 
 
 D校について。
 得られた卦は、「旅(火山旅)」です。最上図、右側をご参照ください。
 
 「旅」は「たび」です。これは、現在のような楽しい旅行ではなく、古代の「たび」ですから、むしろ放浪・流浪といった厳しい状態のイメージです。
 
 「旅(火山旅)」は、山の上に火が出ているかたちです。困難を示しています。自戒を心がけ、刑事事件はすばやく解決すべき、という言葉があります。
     
 また、「山」は「門」をも意味します。松明(火)を持って、門から出て行く。そのため、「旅」のイメージとなります。
 
「旅」の占いの言葉は、
沈着(山)にふるまって、知性(火)を失わない、そのため、やや運勢が開ける。  
この態度を固く維持していこう。
といったものです。
 
 「旅」の卦は、困難な運勢を示します。物の乏しいこと、安定を得難いことを象徴する運気です。
 「豊」(豊かかな実りという一番いい時期)を過ぎて、困難な局面にさしかかったという運気の流れです。   
 しかし、「旅」の卦は、そのような困難を克服するために、旅に出るような運勢でもあります。つらい上に先が見えにくいのですが、それでも希望を持って前へ進み出した、そのような運気であるわけです。
 
 この卦が出た時は、黙々と歩く旅人のように、地味に努力を重ねる、物事を淡々と処理することが重要です。また、事故や山賊に注意しなければならない危険な旅路を行くように、用心すること・慢心しないこと、等の心構えが必要です。    
 宗教や学問といった、精神的に孤独な作業については吉とされますが、願い事はかなえるのが難しいと言われています。    
 仕事運については、新規事業にはあまり向きません。従来の仕事を淡々とこなす方が良さそうです。  
 恋愛運は、特に女性の場合、さびしげに見られてあまり良くないと捉えます。また、「旅」だけに、いわゆる行きずりの関係が生じやすく、それが良い方向にはつながらない、という運気です。 
 
 
 
 以上のような「恒」「旅」の卦を踏まえて、あかねさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 
 結論です。
 
 C校については、「安定」というイメージです。若者言葉で言う「○○安定」的な意味合いです。「間違いがない・満足度が高そう」と申すべきでしょうか。
 D校については、「大変そう」というイメージ。ただ、学業という観点からは、悪くありません。
 易からは離れますが。「学校別のコース」は気にしすぎなくても大丈夫かと感じられます。どこを受けるにしても、土台となる勉強は同じかと。特に、「一番キツイところ」で勉強しておけば、後からアジャストすることも可能ではないでしょうか。
 
 
 
 
 C校について。
 得られた卦は、「恒」です。
 
 「恒」は、、「つね」という訓読み、「恒星・恒常」といった熟語からも分かるように、安定した、非常に良い運勢を象徴しています。
 「安定」と言っても、不動であるわけではありません。「恒」は、「雷」と「風」で構成されていますが、「雷」も「風」も、動きを象徴するものです。そのため、「恒」が示す「安定」とは、「四季が巡る」というイメージです。春夏秋冬と、「変化・動き」はあります。厳しい季節もあります。しかし、穏やかな季節もあります。「それが繰り返される」という意味で、安定しているということです。
 時として、いろいろな「出入り」や「波風」はあるものの、それでも「収まるところへ収まってゆく」といったイメージです。
 
 こうした「恒」からしますと、「C校での高校生活は、まずまず期待・予想通り」になるのではないかと見立てます。
 悪く言えば、「予想外に良いということも、起こりにくい」というイメージなのですけれど。
 しかし「恒」そのものがかなり良い運勢ですので、心配不要かと。
 
 
 D校について。
 得られた卦は、「旅」です。
 「旅」は、「孤独な旅路」を象徴します。基本的には厳しい運気と言えます。
 しかし、じっくり取り組むようなお仕事、芸術・学問関係には良いとされます。
 
 「しんどい高校生活」になるのでは?というイメージです。
 ただし、「学業については、悪くない。むしろ良いぐらいかもしれない」かと。
 
 
 純粋に、卦・運気の観点から言いますと。
 B(臨)=C(恒)≧D(旅)>>A
 ……と言った、イメージ。まさに「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ではありますけれど。
 
 
 上に申し上げたことでもあり、易から離れる内容でもありますけれど。
 「コース別」は、あまり気にしなくても大丈夫ではないでしょうか。
 第一志望の、難しいところを受けるつもりで勉強していれば、後から志望を変えてもアジャストは可能かと。
 全体として、「現状、大きな心配は不要」かと感じられました。
 
 
 

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<無料占い> 進路について。 アーネストさんより。

 
 
 今回は、アーネストさん(男性・高3)からのご相談です。「コンピュータ関係に興味があり、そういう勉強ができる大学を受験します。倍率がとても高いこの大学に無事入学できるでしょうか。もし合格したとして、興味があるとは言えほとんどパソコンを使ったことがない状態で、講義についていけるでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「師之泰」(師、泰へゆく)です。
 
 
 まずは「師(地水師)」の卦を検討します。最上図、左側をご参照ください。
 
 「師」は、「多い」また、「いくさ」という意味です。そして、中国の思想では一般に、「いくさは憂うべきもの」と考えますので、キーワードとしては、この二つの他に「憂い」というものが加わります。
 
 「師」は、地面の下に水があるかたちです。水を必要としている地上に水がないために、大きな争いが起こる、そのようなイメージです。
 そのかたちを解釈する言葉として、「大地は豊かな水をその下にたたえている。それと同様に、立派な人間は、豊かな心をもって人と人とのつながりを大事に養い、いざ争いが起こった時のための準備をしておくべきだ。」と言われています。
 
「師」の占いの言葉は、
 
戦争は大義があるものでなくてはならない。指揮官も立派でなければならない。
多数を率いて正しい戦争をすれば、王者となることができる。
戦争は憂いを伴うものだが、正しい行いならば最終的にはとがめはない。
 
というものです。
 
 この卦は、必ずしも悪い運気ではないのですが、とにかく争い事が起きやすい運勢です。
 適任者を求めること、正しいと思うことは断固として貫くことが重要です。
 人間関係でも不和の多い時期であると予想されます。
 
 
 
 次に、「泰(地天泰)」の卦を検討します。最上図、右側をご参照ください。
 
 「泰」は、「安泰」「泰平」という言葉が示すように、非常に安定した様子を示す字です。安定した繁栄であり、『易経』に記された運気の中では、おそらく、「一番良い運気」「最高の運気」と言ってよいかと思われます。
 
 「泰(地天泰)」は、上に地、下に天というかたちです。普通とは逆のように思われますが、これが良いのです。地は下に向かうもの、天は上へと昇るもの。両者が和合に向かい、混じり合い、万物が生成される、と解釈されるのです。
 このかたちについて、「天地が和合する、これが泰のかたちである。王者はこれを見て、天地の働きにさらに人為を施して、人々を安泰へと導くのだ」という言葉が示されています。
 
 「泰」の占いの言葉は、
 
「泰」は吉。小なるものが去って行き、大なるものがやってくる。
「泰」は、陰(地)の気が下降し、陽(天)の気が上昇するかたちである。
天地が和合して万物を生み育て、上下が和合して心を通わせ合うのだ。
内卦が陽、外卦が陰。内に剛健の気を抱き、外面は柔順な態度を示す。
中枢(内)に立派な人物、周辺(外)にはそれほどでもない人物を配置するかたちでもある。
そのことによって、立派な人物による「道」が発展していくのだ。
 
 というものです。
 
 「泰」は、『易経』の掲げる理想的な運気と言ってよいかと思われます。下にある「天」の気が上昇し、上にある「地」の気が下降してくる。両者が和合して、万物が生成される。「対立物の統一を動的に捉えていく」という、易学上の理想です。(この卦は、易者の看板にもよく描かれています)
 全体としては、非常に良い運気です。しかし、以前から申し上げているように、『易経』は「変化の書」です。運勢は変化するものだ、と考えられていますから、「今が最高」ということは、「これから衰えていく」ということを示唆してもいるのです。
 特に、「泰」は下三本が純陽、上三本が純陰ですので、後になるほど運勢が傾きがちです。そこをできるだけ長く維持できるかどうか、それは人間の努力によるところが大きいと言えます。
 また、「泰」は「一般的には」最高と言ってよい運気であるため、ほかの卦から移ってきて「泰」になる時は特によい運気であると判断できる場合が多いと言えます。
 もっとも、「泰」であれば何いつでも良い、というわけでもありません。相談内容や、卦の変化・来往と言った問題によってはあまり良い運気ではない場合もありますので、注意が必要です。
 
 
 
 以上のような「師」「泰」の卦を踏まえて、アーネストさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を意識して、変化の関係として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 受験については、「勝負だ!」と申し上げます。
 その後については、「自分から取り組んでいく活発さと積極性があれば、大吉」かと見立てます。
 試験については、「勝負!」と申し上げました。……気休めに属する部分もありますけれど、「その後が大吉」というところからしますと、決して悪いイメージではありません。合格の可能性、あるかと見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「師、泰へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「師」は、、端的に言って、「戦争だ!」という運気です。「結論を押し通すまで徹底して争うべきだ」という運気を示すものです。
 「師」の卦が得られた時の心構えとは、まさに戦争の心構えです。具体的には3つ。「仕事を委ねる指揮官には適任者を得ること」「決断は速やかに行うこと」「一度決断したら、最後まで貫き通すこと」です。
 
 今回は人任せにするお話ではありませんので、「決断」と「最後まで戦う意志」とが大切になります。
 まさに「勝負事」、最後まで諦めず、しがみつくことが何よりも大切。
 勝機はその中にあるかと見立てます。
 
 
 このような「師」がやがて「泰」へと変化していくと解釈されます。
 「泰」の卦は、「安泰」です。非常に安定した、盛運です。
 とは言え、「デンと構えて動かないような安泰」というイメージではありません。活発な動きの中に、安定があるという運気です。
 ヒドイたとえですが、ドレッシングの入れ物のようなイメージの運気です。中身が分離しているドレッシングの入れ物を、上下逆さまにすると、ゆっくりと動き出し、混じりあいますよね。そしておいしいドレッシングになる。
 初めはまるでうまく行かないように見える、厳しい対立があるように見える状態から、自然と運気が動き出し、うまく調和が取れていき、良いものになっていく。そのような、理想的な運勢を象徴しているとお考えください。
 
 「動いているうちに、自然と理想の状態に近づいていく」という運勢です。
 いまは何も分からなくとも、目標に向かって積極的に動き続けて行けば、「自然と、目指すべき状態に到達できる」というイメージ。
 受験が終わったら、すぐにでも始めることが大切になりそうですけれど……将来的なこと、講義についていけるかという点については、大きな心配はいらないかと見立てます。
 
 
 「泰」は、易でも一、二を争う盛運です。
 試験については「師」、つまりは「勝負だ!」というイメージであるかと感じられるのですが、それでも。
 将来が「泰」、「大吉・盛運」であることを考えると、決して悪いイメージではありません。合格の可能性、あるかと見立てます。
 
 
 

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<無料占い> 息子の志望校。 るーちぇさんより。

 
 
 今回は、るーちぇさんからのご相談です。「公立高校の願書を提出しました。もうすぐ志願変更の期限が来ます。塾の先生からは、今の志望校はギリギリだと言われました。もしものことを考えておくようにとのことでしたが、本人は滑り止めの私立高校(父の母校)にはあまり乗り気では無く、併願するのに仕方なくと言ったところです。どうしても公立に行きたいと言っており、安全を考えるならば公立のランクを下げることになりますが、そこも行きたいところでは無いようです。成績は徐々に上がってきていますが、ギリギリなので親としてもどうしたら良いか分かりません。私は第一希望を受けるのが良いと思うのですが、主人はランクを下げる方が良いと考えています。本人の目標は大学進学なので、ランクを下げるとそれは見込めない学校になります。周りに流されやすい子だということも心配です。このまま勝負をかけて良いのか悩んでおります。」とのご相談内容です。
 
 
 得られた卦は、「无妄之既済」(无妄、既済へゆく)です。
 
 
 まずは「无妄(天雷无妄)」の卦を検討します。「むぼう」と読みます。最上図、左側をご参照ください。
 
 「无妄」の「无」は「無」、「妄」は「望」を意味します。
 ああしたいこうしたいという希望や予定、へたな工夫や下心を捨てて、自然のなりゆきに身を任せるべきだ、そういう運勢を示しています。
 
 「无妄(天雷无妄)」は、天に雷が鳴り響くかたちを示しており、これは、易学では、「健やかに動く」という大自然の様子を象徴しています。万物はみな自然の大きな流れにしたがうのであり、下手な作為はしないほうがよい、そういう解釈がされています。
 
「无妄」の占いの言葉は、
 
 剛(天)にして動いてやまぬ(雷)。
 无妄は天命に従うので、大いに伸び栄えるであろう。
 策謀を弄してはいけない。
 
 というものです。
 
 「无妄」の運気は、大きな運勢です。専門的な用語でいうと、「中正」が二つあり、正しく対応しているので、理想的な運勢ともいえます。
 というと、非常にすばらしいかのように思えるのですが、上にある占いの言葉は、「運命というもの」「自然というもの」を賛美した言葉なのです。
 これを人間の身に引き直してみると、大自然のもたらす働きは、たとえば四季があって、晴雨があって、生活が成り立つのですが、思わぬ大災害がありうることをも示しています。大災害のような不幸があっても動じないように、そういう戒めをふくんだ運勢です。
 
 そのため、この卦は吉とか凶とか、そのような評価を下しにくい卦です。
 この卦が出た時は、邪念を捨てて無心でいくのがよい、と言われます。
 全体的には受け身の態度が良いとされます。自然発生的な出来事には従っておいて悪いことはない、そのような運勢です。逆に欲を出すのはあまりよくありません。
 思いがけない不幸や、逆に思いがけない幸運があるかも知れず、それはなかなか予想できない。そのような運気でもあります。
 
 
 
 次に、「既済(水火既済)」の卦を検討します。「きせい」と読みます。最上図、右側をご参照ください。
 
 「既済(水火既済)」は、「すでになる」と訓読みします。万事が完成した状態を表しています。
 
 「既済(水火既済)」は、火の上に水があり、燃え盛る火を水で消し終わったことを示すかたちです。「立派な人間は、災厄の予防に努める」という言葉が示されています。
 
 「既済」の卦の占いの言葉は、
 
 少しだけ伸び栄える。
 運勢の完成型であり、現状を維持すれば順調である。
 初めは吉であるが、やがて混乱に転ずるだろう。
 
 というものです。
 
 「既済」の卦は、六本の爻(横線)が、全て理想的な形に配置されている卦です。
 そのため、運勢の完成型であり、万事が完成した状態であるために、「すでになる」=「既済」なのです。この卦は、「泰」とならび、運勢が最高の状態にあることを示しています。
 しかし、『易経』は変化の書。
 今が最高ということは、後の伸びしろが望めないばかりか、むしろこれから運気が悪くなりかねないことを示しています。
 それが、「少しだけ伸び栄える」であり、「現状維持が吉」であり、「混乱のおそれ」であり、「災厄の予防」である、という占いの言葉に表れているのです。
 ですから、この卦が出た時は、「現状維持」・「新規事業には手をつけない」・「油断大敵」の3つを心がけるのがよいとされています。
 恋愛・結婚運も悪くありませんが、長続きさせるためには十分な注意が必要と考えられる運気です。 
 
 
 
 以上のような「无妄」「既済」の卦を踏まえて、るーちぇさんのお話とあわせて、運勢を判断します。
 「A之B」という卦が得られた時の、「A」と「B」の関係については、以下のように解釈されます。
 現在、メインとして表に出ている運気は「A」である。この「A」の中に、サブとして、「B」が内包されている。今は内部にあって表に出ていない「B」であるが、やがてこれが成長して、全体として「B」がメインとなり、表に出てくる可能性がある。その結果、運気が「A」から「B」へと変化するということができる。
 すなわち、主に内包関係と見るか、主に変化の関係と見るか、基本的な意味合いは同じですが、どちらを重視して解釈すべきかという点は問題となります。
 今回は、ご相談内容を考え合わせ、変化の関係として解釈しました。
 
 
 
 結論です。
 
 「勝負事ゆえ、結果がどう転ぶかは分からない」。そして、「将来的には、成功の可能性が感じられる」。ならば、「先々を見据えた選択をするのが良いのでは?」というイメージです。
 「第一志望に挑戦するのが良い」かと、見立てます。
 
 
 
 
 今回得られた卦は、「无妄、既済へゆく」です。
 
 現在の運気を示す「无妄」は、いわば「大いなる自然」といったイメージの運気です。「豊かな恵みがあるかもしれない。大災害があるかもしれない。何もなく、穏やかな四季が続くかもしれない」といったイメージですので、「何が起こるか分からない。何も起こらないかもしれない。」という、易者泣かせの運気です。
 このような「无妄」の卦が得られたときの心構えは、「やれる準備はしておくこと」と、「なるようになるとおおらかに構えること」の2つです。
 
 このような「无妄」が、やがて「既済」へと変化していくと解釈されます。
 「既済」は、「運勢の完成型」を示します。非常に良い状態ですが、易では「運勢は変化する」と考えていきますので、「いまが完成型」ということは、「今後は伸びしろがない」、「むしろ傾いていきがちだ」という意味合いも持ちます。慎重になる必要があります。
 もっとも、「これから後は傾きがちだから要警戒、気を緩めるな」というほうばかりが強調されすぎるきらいもあります。
 「既済」は、はっきりと盛運です。また、今回は「変化して『既済』になる」というケースですので、「これから後」の部分を、あまり意識する必要がありません。
 
 
 以上の2つの卦の性質と関係から、冒頭のような結論を導きました。
 「勝負事ゆえ、結果がどう転ぶかは分からない」。そして、「将来的には、成功の可能性が感じられる」。ならば、「先々を見据えた選択をするのが良いのでは?」というイメージです。
 
 受ける可能性のある学校は、3校。
 ならば当然、受かる可能性がある学校も、3校。
 
 ひとつは、本命。将来の目標を考える上でも、ベスト。
 もうひとつは、滑り止め。将来の目標を考える上では、「可能性を繫ぐ」ことができる。
 もうひとつも、いわば滑り止め。将来の目標を考える上では、「可能性を繫ぐ」ことが難しくなる。
 
 ご相談を伺ったかぎりでは、ランクの低い公立高校を受けることについて、「意義」を感じていらっしゃらないのではないかと。
 ならば「第一志望に挑戦するのが良い」かと、見立てます。
 
 受験には、2つの性格があるかと思うのです。
 ひとつは、「日々の勉強の結果、そのあらわれ」。もうひとつは、「勝負事」。3年後の大学受験でも、そこは変わらないかと。
 ならば、「勝負する」経験をされること自体にも、意味があるのではないかと。
 
 
 易占の結果に過ぎません。たかが占い、まさに「当たるも八卦当たらぬも八卦」です。
 それでも参考になるところがありますならば、幸いに存じます。
 
 
 

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<無料占い> 受験について。 あかねさんより。

   

 
 
 今回は、あかねさんからのご相談です。「来年、子どもが受験です。志望校選択についてアドバイスをいただけますか?A校:新しくできる学校。進学実績は不明。通学時間は30分。B校:高進学率で勇名な学校。通学時間は1時間半。外部テストではA判定なので、今のところはどちらにも合格の可能性はあると思われます。夫は伝統校のBを、本人は新しくてクラスの人数が少ないAを希望しています。少人数制の教育には私も多少魅力を感じていますが、進学実績がまだないので、ちょっと不安です。大学受験を最終目標と考えた場合、どちらを選択するのが良いでしょうか。」とのご相談内容です。
 
 
 卦が3つあり、記事が長くなりますので、「卦の一般論」については、省略させてください。
 右の検索ボックスに「沢水困」、「天山遯」、「地沢臨」と入力していただきますと、一般論を検索できます。
 
 
 結論です。
 
 卦の解釈としては、A校には良いイメージが無く、B校はかなり良いというイメージです。
 
 
 
 
 A校について。
 得られた卦は、「困、遯へゆく」です。
 メインが「困(沢水困)」、サブが「遯(天山遯)」という意味合いです。
 
 「困」は、「困難」を象徴します。四難卦と言われる、易を代表する「良くない運気」です。かなり厳しい運気と言えます。
 また、「困」の卦が象徴する「困難」は、「何かが不足している」ことが原因であることが多いと考えられています。
 
 「遯」は、「逃げろ!」という意味です。イメージとしては、津波や馬賊の襲来です。
 いろいろと、「言いたいこと・やりたいこと」、「心残り」、「人情・外聞」などがあるかもしれませんが、そんなことを考慮している場面ではありません。逃げなくてはなりません。そのような運勢です。
 
 
 2つをあわせますと、「『逃げ』を意識することが良さそうだ。いろいろと『足りない』ために、困難がありそうだから。」というイメージかと。
 あくまでも「占い」に過ぎませんけれども。
 
 新しい学校には、もちろん良いところもあるかとは存じます。「一期生として、伝統を一から作り上げる」そのパイオニアになる経験も、大きな意義かと。
 しかし、学校側に「校風/ノウハウ」の蓄積が「足りない」というところが、あるかもしれません。
 進学を考える場合、それは非効率やストレスになるかもしれないと感じられました。
 
 
 B校について。
 得られた卦は、「臨」です。
 
 勢いのある良い運気です。イメージは、「君臨」です。「自分から積極的に、リーダーシップをとる(流れを決めてゆく)」のが良い、とされます。
 勢いのままにまとめやすいと言える運気です。多少強引でも行動していけば、周りもそれに合わせて動いていく、というイメージです。
 また、「臨」には、字の如く「臨機応変」のイメージもあります。積極的に動いていけば、後はどうにかアドリブで回していけそうだ、というイメージなのです。
 
 「いろいろと不安や疑問もあるかもしれない。しかし受かってしまえば、臨機応変に打開できるし、自分の行動次第で思うような学校生活が送れそうだ」と見立てます。
 俗に言う伝統校・進学校は、「校風が自由」なところが多いかと。その点では決してA校に劣るものではないのでは?と拝察いたします。
 
 
 2つを比べますと、「A校の卦があまりに悪く、B校の卦があまりに良すぎる」かと。
 易占の観点からは、B校に軍配が上がるかと見立てます。
 
 
 

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